赤ちゃんにアイスをあげる時期
赤ちゃんにアイスはいつからOK?簡単手作りレシピも紹介
赤ちゃんにアイスはいつからあげてもいいのでしょうか?0歳はやっぱりダメ?じゃあ何歳からならいいのでしょうか?ここでは大人も子供も大好きなアイスクリームを赤ちゃんにあげる際の注意点をご紹介します。赤ちゃんの初めてのアイスにピッタリな手作りレシピもぜひお試しください!
赤ちゃんに冷たいアイスクリーム、いつからあげるのが正解?!
大人も大好きなアイスクリーム、暑い季節になると赤ちゃんにも食べさせてあげたくなるママも多いのではないでしょうか?また、赤ちゃんにはまだ控えた方がいいかな?と思いつつ、ママやパパ、そしてなによりお兄ちゃんやお姉ちゃんが食べているアイスに赤ちゃんが興味津々なんて場面もあるでしょう。
しかしまだまだ与える食べ物に気を付けてあげたい赤ちゃんに、市販で売られているアイスクリームをあげても大丈夫なのでしょうか?!
ここでは新米ママが知っておきたい・赤ちゃんにアイスクリームをあげる際の注意点やポイントをご紹介します。
ママの疑問1.アイスクリームは何歳からあげるべき?
暑い季節になると皆さんもアイスを嬉しそうに頬張るお子さんを見かけたことがあると思います。しかし生後1歳半くらいまでの赤ちゃんに与える食べ物には、ママは敏感になってしまいますよね?!では、口溶けも良く食べやすいアイスクリームですが、実際には何歳くらいから与えることができるのでしょうか。
答え:離乳食を完了する1歳になった頃から
アイスクリームを少量ずつ与えるのであれば、離乳食が完了する1歳頃からが適当だと言われています。赤ちゃんの離乳食は生後5~6カ月で始まり1歳になる頃に完了するのが一般的です。その頃からわずかな量を舐めさせてあげる程度ならば体に大きな負担はかかりません。
また一般で売られている市販のアイスクリームの場合、様々な原料やアイス自体の冷たさで赤ちゃんの内臓がビックリしてしまいます。どうしても不安なママさんは、赤ちゃんが大人と同じご飯を食べ慣れるまで待つか、赤ちゃん用のアイスを手作りすることをおすすめします。
- 12ヶ月の赤ちゃんの身長や体重や睡眠時間、離乳食など食生活など生活リズムを解説します。発育に良いおもちゃや絵本なども紹介するので積極的にコミュニケーションを取ると赤ちゃんも可愛い笑顔を見せてくれますよ。
ママの疑問2.アイスクリームを与える際の注意点は?
市販のアイスクリームを赤ちゃんにあげる際には、いくつか注意しておかなければいけないポイントがあります。アイスに限らず市販の食べ物を初めて赤ちゃんが食べる際には、大人の厳しい目をもって気を付けてあげなくてはいけません。
注意1.アレルギーが出やすい「乳製品」「卵」
まだまだ未知の食べ物が多い赤ちゃんにとって気になるのが食べ物によるアレルギーです。特にアイスクリームの主成分である「乳製品」「卵」はアレルギーが出やすい食べ物。なんでも美味しく食べられる赤ちゃんでも牛乳は年齢や成長に合わせてゆっくり与えていくものです。したがって乳製品が含まれているアイスクリームも、わずかな量を少しずつ慎重に与える必要があります。
また月齢の赤ちゃんはアイスクリームを舐めることはできますが、お腹に入っても消化しきれずに嘔吐や下痢を引き起こしてしまうことがあるので離乳食が完了するまではアイスクリームを与えるのは待った方が良いかもしれません。
また赤ちゃんにアレルギーが出やすい卵も入っているアイスクリームは、卵料理を食べ始める時期に合わせて与える方がママも赤ちゃんも安心です。
注意2.糖分によって虫歯の原因に
アイスクリームには糖分も沢山含まれています。まだまだ弱い赤ちゃんの乳歯に糖分が付着していると大人の永久歯よりも溶けやすいので注意が必要です。赤ちゃんに甘いものを与えないように気を付けているママさんも多いかと思いますが、サラッと食べられるアイスクリームにも糖分はたっぷり含まれているので与えたあとのケアをしっかりとしてあげましょう。
注意3.体がビックリ!冷たさがお腹に伝わる量はNG
大人には美味しくて爽快な冷たいアイスクリームですが、まだまだ繊細な胃腸の赤ちゃんにとってはアイスクリームの冷たさでもお腹がビックリしてしまいます。アイスクリームをあげる際には冷たさがダイレクトにお腹に伝わるような量ではなく、赤ちゃんの口の中ですぐに溶けるくらいの少量を口に入れてあげるようにしましょう。
注意4.与え過ぎは偏食の原因に!
赤ちゃんのうちから甘い物や濃い味付けの物に慣れてしまうと、早いうちから偏食が始まってしまう場合があります。アイスクリームを赤ちゃんにあげる際には、与える量やタイミングなどを工夫しましょう。
ママの疑問3.アイスクリームをあげるベストなタイミングは?
毎日のようにアイスクリームを赤ちゃんに与えるよりも、「ここぞ!」というベストなタイミングがあるのでママも知っておくと役に立ちますよ。
1.具合が悪くて食欲がない時
赤ちゃんの具合が悪くて食欲がない時こそアイスクリームの登場です。口どけも良くて栄養価も高いので、どうしても普段のごはんを受け付けない時などは少しの量を口に運んであげましょう。
2.粉薬を飲ませる時
赤ちゃんに粉薬を飲ませたい時にもアイスクリームが大活躍してくれます。赤ちゃんにとって粉薬をそのまま飲んだりオブラートに包んだものを飲み込むのは大変です。そんな時に粉薬をアイスクリームにかけて一緒に食べさせてあげると、赤ちゃんも嫌がらずにごっくんすることができます。
やっぱり手作りが一番安心!簡単・アイスクリームレシピ
市販のアイスクリームはやっぱり心配…そんなママは赤ちゃんが食べ慣れている物を使ってアイスクリームを手作りしちゃいましょう。とっても簡単なレシピなので忙しいママさんにもおすすめです。赤ちゃんのアイスクリームデビューはママの手作りで決まりですね!
1.ヨーグルトを使ったバナナアイスクリーム
材料:バナナ、プレーンヨーグルト
バナナをスプーンやフォークで潰してペースト状にして、プレーンヨーグルトと混ぜ合わせて凍らせます。食べる前にもう一度なめらかになるように押しつぶして凍らせた後のシャリシャリ感を取り除いてあげると口当たりが良くなりますよ。ヨーグルトは砂糖などが入っていないプレーンを使用しましょう。
2.粉ミルクアイス
材料:粉ミルクを調乳したもの、冷蔵庫OKなカップ
普段から赤ちゃんにあげている粉ミルクならばママも安心して使うことができますよね?調乳した粉ミルクを少量ずつカップに入れて冷蔵庫で凍らせるだけ!余計なお買い物をしなくてもパパッと作れてしまう時短アイスクリームのできあがりです。
赤ちゃんも大好きアイスクリームは正しいあげ方をマスターして!
赤ちゃんが口にする食べ物はママや家族が気を付けてあげなくてはいけません。小さな子供からお年寄りまで大好きなアイスクリームも、赤ちゃんに与える際には「いつからあげてもOKなのか」「あげる量」「あげるタイミング」などをしっかりと考慮してから食べさせてあげてくださいね。