末っ子長男の性格や育て方の注意

末っ子長男の性格とは?わがままな子にしない育て方

末っ子長男は可愛い!でも、甘やかすと将来困るのは本人です!末っ子長男の性格や価値観の特徴、末っ子長男が将来困らないようにする育て方を、実際に末っ子長男を育てたママがアドバイス!末っ子長男を出産予定の方必見ですし、末っ子長男を育児中の方は「あるある」と頷くことばかりです。

末っ子長男の性格とは?わがままな子にしない育て方

末っ子長男はどんな大人になる?「みんなで溺愛」は後悔の原因に…

末っ子長男とは、上に姉しかいないため、末っ子なのに長男である子供のことです。

姉は小さな弟を人形遊びの延長のようにお世話したがり、可愛がってくれるでしょうし、親にとっても初めての男の子ですから、可愛くないはずがありません。

姉が怒れば親が守り、親が怒れば姉が守る。いつも誰かに守られて愛情たっぷりに育つ末っ子長男。
第一子として生まれた筆者のような立場から見ると羨ましい限りですが、この先どんな風に大きくなると思いますか?甘えん坊な大人?それともある一定の年齢になったら突然しっかりした大人になるのでしょうか?

可愛い末っ子長男に、あなたはどんな大人になって欲しいですか?
末っ子長男に多いとされる性格や価値観を紹介します。筆者も末っ子長男を育てている身ですので、「あるある」と頷く話ばかりです。

そして、末っ子長男が将来困らない大人になるための育て方を考えていきましょう。

末っ子長男の性格傾向

末っ子長男の性格を一言でいうと「良くも悪くもマイペース」。誰からも溺愛されて育った末っ子長男は、誰かのペースに自分のペースを合わせる必要がありません。

それに付け加えて「この人の面倒を見ないと!」と相手に思わせる天才でもあり、かなりの甘え上手です。これを世渡りに活かせると親としては憎らしくも、安心なのですが、実際はどうでしょうか?

末っ子長男の長所(よいところ)

弟を抱きしめているお姉ちゃん

基本的にはおっとりとした甘えん坊です。少年のような純粋な心を持ったまま成長します。人当たりがとても柔らかく、そのうえ女の人の性質を熟知しているので、モテる人が多いです。

男の方が優れているとか、男の方が上だという考え方がなく、女性に対するコミュニケーションスキルが高い人でもあります。

話し方が柔らかいので相手から、優しい人、穏やかな人という印象を持たれることが多いでしょう。

我が家の末っ子長男あるある【長所編】

乱暴な行動や言葉遣いとは無縁です

うちは2歳年上の姉1人、現在3歳の末っ子長男です。「末っ子長男は優しい」と言いますが、本当にそうだと思います。育てていく環境で良い意味で角が丸くなっていく気がします。


家では、姉と一緒におままごとを嫌がらずにやりますし、園でも女の子と遊ぶことも多いようです。もちろん男の子とも遊びますが、そこまでやんちゃをすることもなく、先生からも「いつもニコニコ楽しそうにみんなと遊べています」と言われます。


ひな子(専業主婦・20代)

意外に要領が良いかも?

現在、小学校2年生の末っ子長男を育てています。親戚の集まりなど大勢の人が集まる場所では、やや姉の影に隠れるような面もありますが、学校では活発なごく普通の男の子です。


でも、あまり大人から怒られるようなことはしませんし、「まずいな」と察知するのが上手いのか、私や姉の怒りに本格的に火が付く前に謝ります(苦笑)。無意識なのか、父親の前では、微妙に態度が違うような気もするのですが、結局要領が良いんでしょうね。


裕子(パート・30代)

末っ子長男の短所(悪いところ)

お姉ちゃんに抱きついてる末っ子長男

基本的に人をリードするよりも誰かについて行くことを好みます。だから、物事を最後までやり遂げることが苦手です。リーダー的な存在を目指すこともありませんし、もしリーダーになったとしても、力で押さえつけたり、威張って命令してやらせる方法は好みません。

一方で、否定されたり怒られたりすると、可哀相なほど落ち込んでしまいます。ガラにもなく威張ったり怒ったりしたあとも、自己嫌悪から相手と同じように落ち込んでしまいます。

我が家の末っ子長男あるある【短所編】

人任せにしない!のんびり屋すぎる!

我が家は末っ子長男姉2人という状況ですが、私がフルタイムで働いていることもあり、そこまで甘やかしているつもりはありませんでした。「3人ともお手伝いもよくしてくれる」と思っていたのです。あの時までは!


末っ子長男が小学校5年生の時、旅行に行くので荷物は各自で詰めるようにと伝えていました。旅行当日の朝、全員そろってさあ出発となったところ、長男が「おれの荷物は?」と聞いてきたのです。


彼は自分の荷物を詰めていませんでした。そして、話の流れで分担しているはずの家事も、時々さぼり、代わりに姉がやっていることが判明。本人は、「姉の代わりに自分がやることもある!」と主張していましたが、旅行の荷物を誰かが詰めてくれると思っていたあたりからして、信用できません。


七海(営業職・30代)

先輩のお姉さま方から人気らしいが…

親の私がいうのもなんですが、うちの末っ子長男は、昔から姉の友人をはじめとしたお姉さま方から人気がありました。親の欲目もありますが、確かに可愛い顔はしています。


ただ、昔から何事においてもそうなのですが、主体性や物事への情熱があまり感じられないのです。


恋愛においてもそれは同様のようで、高校生となった末っ子長男には、1歳年上の彼女がいます。
姉からこっそり情報を仕入れているのですが、彼は向こうから好きと言われたから付き合っているらしく、姉に話を振られても非常に淡々とした様子なのだとか。

照れ隠しもあるのかもしれませんが、なんだか複雑な気持ちになりました。もうすぐ進路希望調査を書くことになっているのですが、「適当に大学に行こう」としか考えていない気もしますし、なんだかこの子の将来が心配です。


智子(専業主婦・40代)

末っ子長男の価値観

かゆいところに手が届く、至れり尽くせりの毎日を送ることが多い末っ子長男。気楽だけどなんだかペット的な立ち位置?永遠の弟ポジション?確かに楽と言えば楽なんだけど、たまには男として立てて欲しい気も…。

そんな贅沢なジレンマを持って生きる天性の甘えん坊が末っ子長男です。女心がよく分かっているとか、女の子にモテるなどと評されることも多いのですが、本人はいたって自然体。女心を熟知しているというより、女の生態の裏表を熟知しているんです。

姉を見て得られる教訓~女には勝てない?

生まれたときから女性に囲まれて過ごしてきた末っ子長男。当然、女の裏の顔と表の顔もよく知っています。

例えば、家ではすっぴんにジャージ。髪はボサボサ。眉毛もなければ恥じらいもないような姿で行動することも多いのですが、一歩外に出ると髪はアイロンでつやつやサラサラ。化粧もしっかり、服装もぬかりなく、頭のてっぺんからつま先まで気合を入れるお姉さんの存在は、末っ子長男から女性への幻想を奪ってしまいます。

そんな姉のパシリや手下となりコマのような扱いを受け、理不尽な八つ当たりに耐え、ひとたびヒステリーを起こせば必ず巻き添えにされる末っ子長男。

でも、人形のようにかわいがってくれたり、いじめっこから守ってくれたり、お菓子をくれたりと、お姉ちゃんなりの愛情で自分を可愛がってくれていることもちゃんと理解しています。

だから末っ子長男には「姉ちゃんにはかなわない」と刷り込まれているんです。末っ子長男にとって女性とは、守るものではなく自分を守ってくれる生き物なんですね。

溺愛のし過ぎに注意~やってもらって当たり前

道路で駄々をこねて座って泣いてる男の子

末っ子長男は、常に身の回りに常に自分の世話をしてくれる人がいる環境で育つことが多いので、傲慢な考え方をするわけではなくても、ごく自然に「やってもらって当たり前」に育ってしまう傾向があります。

末っ子長男にとっては、世話をやかれるのは当たり前。だから甘やかしてくれる人が大好きです。自分の家に帰れば世話を焼いてくれる人はいるのですが、どうしてもお姉さんには頭が上がらない。だから外では、特に恋人の前では、威張ってみたり、自分を男として立てて欲しがったりします。

先ほど、「末っ子長男は女性の気持ちがわかるのでモテる」と話しましたが、結婚相手としてはあまり人気がありません。最も、これは「小姑がいるのが嫌だ」という女性の心理も関係しているでしょう。

末っ子長男の育て方~将来困らない子供にするために!

末っ子長男は、赤ちゃん時代、幼児期、学童期でも、すごく可愛いんです。甘えん坊で、泣き虫で、ママやお姉さんからすると、キュンとくるつぼを押さえている魔性の生き物です。

でも、男の子が小さくて可愛い時期は、ほんの一瞬です。あなたが末っ子長男を守ってあげられる期間なんて少しの間しかありません。

こんなに可愛い末っ子長男もいつか大人になります。いよいよ社会人になったとき、今までさんざん世話を焼いておいて、「これからは自分のことは自分でしてね」と言われて、末っ子長男は適応できるでしょうか?

そんなふうに突然突き放されても、可哀相なのは彼自身です。だから、今が肝心です。

小さいうちから甘やかしすぎない

親も、お姉ちゃんも、いつまでも末っ子長男の世話をすることはできません。野菜が嫌い。運動が嫌い。寒いのも熱いのも嫌い。病院が嫌い。歯医者なんて大嫌い。小さいうちはなんとかなりますが、大人になったらそれじゃ困ります。

いつか心を鬼にしないと、最後に困るのは末っ子長男本人です。
いつか大人になったときいろんな困難に直面する末っ子長男に、乗り越える力をプレゼントしてあげませんか?

物心ついてから、親やまわりが態度を変えるのは非常に大変です。昨日まで「良いよ」と答えてくれていたことが、今日からは「ダメ」に変わる。親も辛いですし、本人はそれ以上に混乱し、傷付きます。

だからこそ小さいころからしっかり自分の中でルールや基準を設けて、甘やかしすぎないように気をつけましょう。小さい時からしっかり躾けられていれば、それが当たり前になります。

お手伝いを頼んで責任感を育てる

お手伝いで庭の花に水をやってる男の子

末っ子長男の気質の元になっているもの、それは「当事者意識の希薄さ」です。当事者意識とは、物事の関係者だという自覚や意識のこと。

当事者意識が欠ける3つの原因

1.自己正当化

自分が可愛い、だから傷つくのはイヤ。「自分には関係ない」というスタンスで少し遠いところにいないと、いざと言うとき逃げられない!という逃げの気持ち。責任逃れ。一言で言うと「自分のせいじゃない」。

2.楽天主義

人任せにして責任逃れ。何とかなると思う気持ち。実際は何とかなるのではなく、誰かが何とかしてきただけ。本当はただの現実逃避。

3.無力感

自分にはできないという気持ち。何もやったことがないのだから、できないのはある意味当たり前。圧倒的な経験不足。

当事者意識をやらせるためには、やり遂げること

何かに直面したとき代わりにやってくれる誰かの存在が、末っ子長男から成長するチャンスを奪っています。当事者意識を養うためには何かをやらせること、最後まで1人でやらせることが必要です。

責任感を持たせること。やり遂げること。これによって誰かが何とかしてくれるという先伸ばしの精神を打ち砕いてくれます。

でも、いきなり「あれやりなさい」「これやりなさい」ではなかなかやる気が出ないのが甘えん坊の末っ子長男。そんなときは上手く乗せたらいいんです。

あなたがやってくれないとみんなが困る。
お母さん(お姉ちゃん)にはできないからやって欲しい。

あなたの家の末っ子長男の心に響く口説き文句は何でしょうか。小さなことにも責任感を持たせましょう。たくさん誉めて、おだてて、伸ばしてあげてください。

末っ子長男に計画性を持たせる方法

お姉ちゃんと一緒に遊具に乗って遊んでいる弟

計画性を持たせるために必要なことは、まず計画がスムーズに進行するように道筋を立てることです。
最初は周りの人が計画を立ててあげてください。

ある程度、計画通りに物事を進めることに慣れてきたら、今度は自分で計画を立てさせてみましょう。

今度の日曜日の過ごし方。何時に起きて、お昼までは何をして遊んで、ご飯の後はどこに遊びに行く。
遊園地での過ごし方。最初はどれに乗って、次はどれに乗る。最初は楽しい計画で大丈夫です。

面倒なことがイヤ。失敗するのがイヤ。それが末っ子長男の特徴。だから、最初からスムーズになんていきません。失敗してもいいよ。と優しい気持ちになり、かなり長い目で見守ってあげること。計画通りにやり遂げた後の充実感を味合わせてあげてください。

末っ子長男を偏愛した私に天罰が下った話

末っ子長男のかわいさは私もよく分かります。「将来の夢は立派なマザコンを育てること!」と公言してはばからなかった私に天罰が下ったのは、長男が中学生になってからでした。

甘やかすだけ甘やかした結果、自分の足の爪も自分で切れない息子にしてしまいました。すっかり毛深くなって、足の指にまで毛が生えている、靴のサイズ27センチの息子の足の爪を定期的に切らなければならないという罰を、私は今受けています。

この罰がいつか、何の罪もないお嫁さんに引き継がれていくのかと思うと大変申し訳ない気持ちになるのです。だから、末っ子長男を溺愛中の方には、目を覚ましてほしい!

溺愛という名の偏愛は、末っ子長男が生きていくうえで大きな障害となります。だから、今から接し方を変えましょう。

あなたや身内の皆さんだけが可愛いと思う末っ子長男ではなく、世の誰からも愛される末っ子長男へレベルアップさせてあげてください。

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