断乳後の圧抜き方法

断乳後のおっぱいを圧抜きする方法

断乳後の圧抜きでおっぱいの張りを楽にしましょう!断乳中や断乳時のおっぱいの張りは悩ましく、痛みが伴うこともあります。そんな時は、服を脱ぐ必要も、道具も必要ない圧抜きが効果的です。圧抜きの方法、適切な頻度やタイミングをご紹介します。次の授乳のためにも、おっぱいケアは重要です!

断乳後のおっぱいを圧抜きする方法

断乳後のおっぱいを圧抜きする方法

仕事復帰や保育園への入園を機に、断乳しようと考えているママも多いでしょう。しかし、出産してから休むことなくママの体で作られていた母乳は、急に止まるわけではありません。断乳にしても卒乳にしても、赤ちゃんが母乳を飲まなくなってつらいのが「おっぱいの張り」です。

そんなおっぱいの張りに効果的なのが「圧抜き」です。圧抜きをすれば、パンパンに張った乳房の痛みを楽にすることができます。

今回は、圧抜きの方法やポイントを詳しくご紹介します。さらに、おっぱいの張りを抑えるために気を付けたいことや、おっぱいの張りや痛みが強い時の対処法もまとめてみました。

断乳時のおっぱいケアは、トラブル回避のためにも必要不可欠!圧抜きの方法をマスターし、スムーズな断乳を目指しましょう。

断乳時のおっぱいケアは最重要!ケアの方法としないリスク
断乳時のおっぱいケアは最重要!ケアの方法としないリスク

圧抜きって何?

胸の上に手をのせる女性

圧抜きは、乳房を少しだけ刺激して張りを抑える方法です。特別な技術や道具は必要ありません。服を着たまま時間をかけずに、おっぱいの張りを楽にできます。

断乳をすると、今まで赤ちゃんが飲んでいた母乳が乳房に溜まってしまいます。溜まった母乳は搾り出せば楽になりますが、断乳後に搾乳をしすぎるのは逆効果。搾れば搾るほど、もっと母乳が必要だと体が勘違いし、新たな母乳が作られてしまいます。

しかし、おっぱいの張りは痛みを伴うばかりか乳腺炎の原因になる恐れもあります。そこで、取り入れたいのが「圧抜き」です。

圧抜きは搾乳とは別もの!母乳は搾りません

圧抜きは、母乳を搾ってスッキリさせることが目的ではありません。乳房の血流を良くし、張りを和らげることが目的です。ただし、母乳が漏れて服を濡らしてしまう恐れがありますので、タオルや母乳パッドを当てておくと安心です。

圧抜きはどんな時に便利?

特に仕事復帰をしたママは、搾乳をしたくてもできない時があります。そんな時にも圧抜きは便利です。

服を脱いだり、特別な道具を用意する必要もないので、仕事中のちょっとした休憩時間におっぱいの張りを抑えられます。また、夜間におっぱいが張った時にも、圧抜きをすると、張りや痛みを感じずに寝付くことができます。

圧抜きの方法とポイント

おっぱいの張りを楽にする圧抜きの方法をご紹介します。断乳を考えている方は、圧抜きのやり方も覚えておきましょう。

圧抜きの方法

胸を指先で軽く押す女性

圧抜きはとっても簡単です。服の上から行うことができますが、母乳で濡れてしまうことがあるため、タオルや母乳パッドを当てておきましょう。

圧抜きの具体的な方法

  • 乳輪の周りを指先で軽く押します。
  • 数回に分けて360度まんべんなく圧迫します。
  • 次に、左右の乳房の付け根の外側を、両手の親指と人差し指で挟むようにして持ち、中央に向かって3回ほど軽く圧迫します。

途中で母乳が出てくることもありますが、出す量は多くても30~50ml程度(おちょこ1杯)にします。楽になるからと母乳を出しすぎないよう注意しましょう。少し楽になったと感じる程度でやめるのがポイントです。

圧抜きの頻度とタイミングは?

圧抜きの頻度は?

圧抜きは、おっぱいが張ってつらい・痛いと感じた時に1日1~3回を目安に、3時間以上間隔を空けて行います。

圧抜きは、断乳時に必ず行うべきものではありません。また、やればやるほど良いというわけでもありません。おっぱいが張っても、それほどつらくない・痛くない場合は、母乳の生成を抑えるためにも圧抜きはしないようにしましょう。

圧抜きをしても張りが良くならない時や、余計に痛みを感じる時、逆に母乳が出すぎてしまう時は母乳外来に相談しましょう。

圧抜きをする時の注意点

  • 圧抜きをやりすぎない
  • 強く押しすぎない
  • 乳首を刺激したり、肌をこすらない

圧抜きをするとパンパンだった乳房が楽になりますが、やりすぎは禁物。圧抜きをしすぎたり、しごくように強く刺激すると、逆に母乳の分泌を増やしてしまいます。

また、乳輪周辺の肌は柔らかくデリケート。肌トラブルを起こしてしまいますので、こすらないように注意しましょう。

おっぱいの張りを抑えるために気を付けたいこと

圧抜きをしながらスムーズに断乳するためにも、母乳の出が良くなるようなことはできるだけ控えましょう。おっぱいの張りを抑えるために気を付けたい生活習慣をご紹介します。

お風呂は湯船に入らずシャワーで

シャワーを浴びる女性

湯船で体を温めると、血液の循環が良くなり、母乳の分泌が促進されてしまいます。特に断乳して1週間は、シャワーを浴びる程度にしましょう。また、お風呂の後はおっぱいを冷やすようにします。

高カロリーの食事を避ける

母乳の生成にエネルギーを使う授乳中は、通常よりも多くのカロリーを摂る必要がありますが、断乳後は、摂取カロリーを通常に戻していきます。また、甘いものや脂っこい食べ物は、おっぱいが詰まる乳腺炎の原因になるため、食べ過ぎには注意が必要です。

水分を多く摂り過ぎない

母乳の生成には水分が必要不可欠。授乳中は多くの水分が必要でしたが、断乳後に水分を摂りすぎると、おっぱいが張る原因となります。もちろん、必要な水分は摂取する必要がありますが、甘いジュース類は避け、水分が欲しい時は水やお茶を飲むようにしましょう。

乳頭への刺激を避ける

乳頭への刺激は、母乳を生成するホルモンの分泌を増やします。断乳後は、赤ちゃんがおっぱいに頬を寄せてきたり、触れてくることがあります。少しであれば問題ありませんが、触り続けるのは乳頭への刺激や習慣になりやすいため、やめさせるようにしましょう。

おっぱいの張りや痛みが強い時の対処法

断乳後は、おっぱいの張りや痛みがつきものです。そこで、おっぱいの張りや痛みが強い時の対処法をご紹介します。もちろん、セルフケアではどうにもならないという時は、出産した産婦人科や母乳外来に相談しましょう。

おっぱいを冷やす

おっぱいを冷やす

パンパンに張ったおっぱいは、冷やすと楽になります。冷湿布や熱冷ましのシートは便利ですが、すぐに温まってしまうので、保冷剤やビニール袋に入れた氷をタオルにくるんで冷やすと良いでしょう。それでも熱が出たり、強い痛みがある時には病院を受診しましょう。

母乳外来に相談

母乳外来とは?

卒乳・断乳を決めたら、母乳外来に相談しておくと安心です。「母乳外来」は、母乳に関する相談や助産師による乳房ケアが受けられる専門外来。病院の産婦人科や助産院にも多く開設されています。

母乳外来では、断乳のスケジュールや方法について相談できる他、施設によっては、指導をかねておっぱいマッサージなどのケアをしてもらうこともできます。専門家による施術を受けた後は、おっぱいの張りや痛みも楽になります。

母乳外来とは?母乳育児の味方「母乳外来」の費用と利用方法
母乳外来とは?母乳育児の味方「母乳外来」の費用と利用方法

プロの施術を受ければ安心です

断乳後は、正しいケアをしていれば1ヶ月から1ヶ月半で母乳が出なくなります。断乳後、時間がたっても母乳が出つづける場合は、母乳外来で適切なケアを受けましょう。セルフケアも有効ですが、逆に症状を悪化させることのないよう注意が必要です。

おっぱいが痛い、すっきりしない、しこりがあるといった断乳後のトラブルを防ぐためにも、乳房に溜まった古い母乳を搾りきってもらうことが大切です。しっかりと施術を受ければ、次の子が生まれた時の授乳にも影響が出にくく、将来的にも安心です。

健康上の理由で断乳が必要な場合は、乳汁分泌を抑制する薬を産婦人科で処方してもらうこともできます。

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