つわり中は、よく炭酸水・炭酸飲料を飲んでいました
気持ち悪くて食べ物や飲み物が喉を通らないつわり中でも、炭酸水なら大丈夫という声は多いです。炭酸水はシュワシュワした清涼感がつわりの気持ち悪さを抑えてくれ、喉ごしを爽やかにしてくれるので、つわり中で食べられない・飲めないで苦しんでいる妊婦さんに人気なのです。炭酸水で栄養が摂れるわけではありませんが、「飲める」ことだけでもすごいです。
つわり中の妊婦に人気の炭酸水・炭酸飲料
寄せられた体験談から人気の炭酸水・炭酸飲料を見ていきましょう。炭酸水を飲むとげっぷが出やすくなるので胃が軽く感じられます。つわりのむかむかした気持ち悪さを和らげてくれる炭酸水は、つわりに苦しむ妊婦さんの救世主と言っていいでしょう。
- 三ツ矢サイダー
- ウィルキンソン
- スプライト
- ジンジャーエール
- キリンレモン
- CCレモン
- キレートレモン
- ファンタグレープ
- MATCH(マッチ)
- グレープフルーツジュースの炭酸割
コーラはダメ?
厚生労働省から、カフェインはお腹の赤ちゃんへの影響が考えられることから控えた方が望ましいという通達がありますが、妊婦だから、カフェインを含んでいるコーラは絶対に飲んではいけない訳ではありません。妊婦が一日に摂っても良いとされるカフェインの量は300mg程度ですから、カフェインが含まれないコーラなら、飲みすぎない程度に摂ってもかまわないでしょう。
コカ・コーラ社から、カフェインが含まれない「コカ・コーラ ゼロフリー」が発売されています。この商品は妊婦さん向けの飲料ではないのですが、カフェインが含まれないことからつわりで食べ物飲み物がのどを通りにくい妊婦さんにもファンが多いです。コーラが大好きな妊婦さんは、控えめに控えめに飲むようにしてください。
つわり中の妊婦が炭酸水を飲むときはカロリーにも注意
厚生労働省では、普段より必要とする一日あたりのエネルギー量(カロリー量)を、妊娠初期はプラス50、妊娠中期はプラス250、妊娠後期はプラス450kcalと推奨しています。たとえば三ツ矢サイダーのカロリー量は100mlあたり42kcalですから、500ml入りボトルの総カロリーは210kcal。妊娠初期に500ml入り三ツ矢サイダーを1本飲むと、プラスの推奨量を大きく超えてしまう計算になります。
つわり中の妊婦が炭酸水を飲むときは、できるだけカロリーが少ないもの、カロリーがないものを選ぶようにするといいです。あまり気にし過ぎるのもストレスの原因になるのでよくありませんが、太り過ぎるといいことはありません。
カロリー高めの炭酸水が飲みたい時は、飲む量を少なくするといいでしょう。つわり中で食べ物飲み物を受け付けない妊婦さんにとって、唯一口にできるのが炭酸水という妊婦さんなら、飲まずにはいられないです。炭酸水・炭酸飲料は、飲みすぎなければいい話です。
飲み過ぎに注意!つわり中に飲む炭酸水の体験談
ここからは、つわり中にいつも炭酸水を飲んでいた妊婦さんの体験談をご紹介していきます。つわりでむかむかしていても喉を通るのが炭酸水だけというなら、飲まないより飲んだ方がいいでしょう。一時的であってもつわり中の苦しみを和らげてくれるのですから、飲みすぎないように注意して、つわりの苦しさを減らしてください。
むかつきを抑えてくれた
かおん(30代)
何も食べられなくなるほど酷くはないものの、軽度のつわりを妊娠初期に経験しました。常に車酔いしているような、ムカムカする感じがずっとあったので、何でもいいからスッキリするものが欲しい、と感じていました。
水では物足りないし、お茶は何故かムカムカ感を増大させてしまいます。なので、この時期は炭酸水ばかり飲んでいました。甘みの一切無い、ただの炭酸水です。それも、炭酸強めのものを好みました。
口の中でしゅわっとはじける感じが、心なしかつわりによる胸のむかつきを軽減してくれました。甘みなど余計な味は必要としていなかったので、水分補給もできて無味無臭、加えて気分もスッキリできる炭酸水はうってつけでした。
ただ、一気に飲み過ぎたりすると、ゲップが出てしまい辛くなるので、少しずつ飲むように心がけていました。
飲みやすかった
ぺんぎん(30代後半)
私は二度の妊娠を経験しているのですが、その中でも辛かったのが吐きつわりの時です。この時はあまり食べ物が食べられず困っていたのですが、つわり中でも炭酸飲料、特にサイダーをよく飲んでいました。
サイダーの香りはさわやかな感じだったので、においで気持ち悪くなることがなく、とても飲みやすかったです。そのためサイダーを選んで飲んでいました。炭酸飲料を飲むと一時的につわりが楽になったので、妊娠初期には度々飲んでいました。
炭酸飲料を飲むときに気を付けていたことは、とにかく飲みすぎないということです。炭酸飲料にはかなりたくさんの砂糖が入っているので、飲みすぎると赤ちゃんには良くないと思いました。なので、ほどほどの量を飲むようにしていました。
ウィルキンソン
kakko(31歳)
つわり中は麦茶を飲むだけで気分が悪くなっていましたが、何故か炭酸飲料だけは飲めました。飲むとスッキリして、つわりがラクになるので水分補給はもっぱら炭酸飲料。1日中、コーラや三ツ矢サイダーなどを飲み続けていました。
しかし、炭酸飲料には角砂糖に換算すると驚くほどの量の糖分が含まれていると知って驚愕!このままでは糖分の取り過ぎで妊娠糖尿病になってしまうかもしれないと焦った私は、無糖の炭酸水を飲むことにしました。
硬水の物は飲みにくく感じたので、軟水の炭酸水「ウィルキンソン」を好んで飲んでいました。ウィルキンソンは、癖もなくて飲みやすいので食事中でも楽しめました。味に飽きた時はレモンを絞るなどして、味の変化を楽しんでいました。
後味が良いスプライト
りぼん(40歳)
色んな炭酸を試してみましたが、一番飲んだのはスプライトです。他の炭酸飲料は甘すぎて口内や胃が気持ち悪くてダメだったんですが、スプライトだけは後味がスッキリとしてつわりをほんの少し軽減してくれたんです。でも、それも一時ですぐに悪阻が戻って来た感じでしたが、一時でも楽になりたかったので飲んでいました。
気を付けていたことは特にないのですが、あえて言うなら大きなペットボトルを買わずに小さな物を買っていたことです。一気には飲めないけど1時間おきには飲んでいたこともあったので、その度にキャップを開けていたら炭酸が抜けちゃうからです。
数回飲んでなくなるくらいの量の物をスーパーで安く購入していました。それと、コップ一杯一気に口にすると胃が急激に膨らみ苦しさが付いてくるので、一杯の炭酸も一口ずつゆっくりと飲んでいました。
キリンレモン
かえ(24歳)
つわり中によく飲んでいた炭酸はキリンレモンです。炭酸が飲みたくなって飲んでいたのですが、甘めの炭酸だと後味に甘いのがずっと残って、逆に気持ち悪くなることもあったので、レモンだとさっぱりとして良かったのでキリンレモンにしていました。
コーラなどでも良かったのですが、カフェインが入っているので、控えていました。炭酸を飲むとつわりは楽になりました。つわりがひどい時はなかなか食べられなかったので、炭酸で少しでも栄養をとっていたりしました。先生にも水分はとってね、と言われていたので。
あと何か食べたあとに炭酸を飲むと、吐かなくなったりもしました。吐いたあとに炭酸を飲むとすっきりしたので、よく飲んでいました。ただ、つわりがあまり酷くないときは、カロリーなどに気を付けていました。
飲むとスッキリする
なつみ(30歳前半)
私がつわり中に飲んでいた炭酸飲料は炭酸水です。炭酸水は水を炭酸にしただけなので、甘さがなくスッキリします。カロリーもないので糖分を取りすぎずに済みます。
つわり中はとにかく口にしたものは吐いてしまっていて、水も全て吐いていました。他の炭酸飲料はベタベタと引っかかる様な感じで不快感がありましたが、炭酸水だけは大丈夫でした。炭酸水を飲むと、しばらくは不快感もなくなり吐き気も収まりました。特に強炭酸はスッキリしました。
気をつけていたのは、少しずつこまめに飲むという事です。一気に飲むと不快感があり逆効果でした。少しずつ長く飲んでいるのが一番楽に過ごせました。この方法を見つけてから、炭酸水をストックしてつわりを乗り切りました。
三ツ矢サイダー
ミツキ(30歳)
私は食べつわりの肥満体型だったので、食べ過ぎてしまうと出産の時など糖尿の危険もあったので、すぐに炭酸飲料に頼りました。
元からコーラが好きで飲んでいたんですが、調べたら糖分も多く、カフェインも含まれているとかで、すぐに三ツ矢サイダーに切り替えました。基本1日1本消費ペースで一番つらい時を乗り越えました。
食べつわりだったので、錯覚でも胃が満たされた感覚があったりすると楽になりました。食べつわりが少し落ち着くと、2日で1本消費ペースに減っていきました。
ただ、むやみに飲み過ぎてしまうとガスが胃の中で溜まってしまい、横になるのも辛くなってしまうこともありました。なので、私は、基本的に食後に飲むようにしていました。
レモン風味がいい
りっちゃん(28歳)
私はつわりが辛かった時によく炭酸水を飲んでいました。お腹がすくと気持ち悪くなってしまう食べづわりがあったので、体重管理のこともあり、食べ物でつわりをごまかすより、炭酸を飲んでお腹を満たしつつ、つわりの軽減をしていました。
つわりで受け付けなくなったジュースなどの飲み物もあったので、炭酸水にはかなり助けられました。つわりの間は炭酸水が手放せなかったので、炭酸水に飽きたらレモン風味の炭酸水を買ってみたりしましたが、選ぶときにできるだけ無糖のものを選ぶように心掛けていました。
ソーダやコーラなどは糖分が多いので、たまに飲む分には良いかもしれませんが、そればかりになってしまうのは、体重管理や妊娠高血圧症の予防の面でも良くないと思います。
ファンタグレープ
まーぽん(27歳)
私がつわりの時に飲んでいた炭酸飲料はファンタのグレープ味でした。元々、妊娠する前からファンタのグレープ味が大好きで馴染みがあったことと、つわりのときに他の炭酸飲料と比べてみて飲みやすかったので選びました。
私の場合は、匂いつわりと吐きつわりが混ざったようなつわりだったので、いつも喉がイガイガして気持ちが悪かったです。しかし、ファンタを飲むとシュワシュワと泡が爽快で、気持ちが悪いのが大分落ち着きます。
いつも買ってきたら冷蔵にすぐ入れて、冷たければ冷たいほど飲みやすかったです。つわりのときは、げっぷもよく出ていたのですが、出しにくい時もあったので、炭酸飲料を飲んでわざとげっぷを出すようにしていた時期もありました。
炭酸飲料を飲む時に気をつけていたことは、糖分をあまり取らないように言われていたので飲みすぎには注意していました。
本当はコーラが大好きだけど
はるそう(30代前半)
妊娠する前は、炭酸飲料はあまり飲まなかったのですが、つわり中に炭酸を飲みたくなるようになりました。本当は、コーラや、サイダーが飲みたかったのですが、糖分やカフェインが気になったので、ただの炭酸水を飲むようになりました。
最初、味がない感じに慣れなかったのですが、だんだんおいしく感じるようになりました。炭酸水であれば、特にメーカーなどのこだわりはありませんでした。炭酸水を飲むと、刺激で気分的にすっきりして、つわりが楽になったように感じました。
妊娠後期は、胃が押し上げられて辛かったのですが、その時も、炭酸飲料を飲むとすっきりしました。炭酸飲料は、甘いものが多いので、当分が入っているものは控えていました。
本当はコーラが好きなのですが、カフェインも気になったのであまり飲まないようにしていました。
MATCH(マッチ)のグレープフルーツ味
みき(24歳)
つわり中にはよく炭酸飲料が飲みたくなっていました。私は、MATCHのグレープフルーツ味を好んで飲んでいました。微炭酸だし、ビタミンB6とビタミンB12が入っていたので、つわりが軽減するかと思って飲んでいました。
炭酸飲料なので飲んでげっぷを出すことで、胃のむかつきが取れていました。お腹も満腹感があったので食べられなくても水分を摂ることができました。グレープフルーツ味は、すっきりとした甘さとさっぱり感があったのでMATCHはとてもよかったです。
炭酸飲料を飲むことで少しはつわりが楽になっていたと思います。水よりはげっぷが出やすいし、味もあったので飲みやすさも感じていました。炭酸飲料を毎日飲むのは、体に悪そうだし冷たいとお腹が冷えてしまって張ってくるので週に3回ほどにしていました。
お腹が冷えてしまわないように、常温で飲むようにして、ゆっくりと飲みました。また、一つでは飽きてしまうので、たまには違う炭酸飲料に変えたりして味変していました。
グレープフルーツジュースの炭酸割
まあこ(28歳)
妊娠2ヶ月頃から少しずつつわりが始まりました。つわりが始まってからは、普段飲んでいた水やお茶が気持ち悪くてあまり飲めなくなってしまい、炭酸水だとシュワシュワとして胃がむかむかするのが少しマシになりスッとするのでよく飲んでいました。
妊娠前は無糖の炭酸水をたまに飲んでいたのですが、つわりが始まってからは特に酸っぱいもの・さっぱりしたものが欲しくなりCCレモンやキレートレモンがお気に入りで柑橘系の炭酸飲料を色々と飲んでいました。
レモン系を選んでいたのは、ビタミンCなどが含まれている方が少しでも栄養をとれて良いかと思ったからです。ただ、炭酸飲料には糖分がたくさん含まれているそうなので、摂り過ぎにならないように気を付け、市販のジュースを更に無糖の炭酸水で割って薄めて飲むようにしていました。
妊娠するまでは特に好きではなかったグレープフルーツジュースが大好きになり、グレープフルーツの香りを嗅ぐとつわりの気持ち悪さが少し楽になったので、これも市販のグレープフルーツ100%のものを炭酸水で割って飲んでいました。色々と味を変えられることで飽きずに飲めたのが良かったです。
CCレモン
ゆぴまる(28歳)
CCレモンをよく飲んでいました。理由は、柑橘系がよかったことがひとつ。CCレモンにはビタミンCが入っていると書いてあったから選びました。
私も含め、妊婦さんは、炭酸飲料を飲んだからつわりが楽になるということは基本的にないと思います。つわり中は、食べられるものや飲めるものが限られてしまう中、炭酸飲料ならおいしく飲める、という感覚で、炭酸飲料を手に取る妊婦さんが多いのだと思っています。
気をつけていたことは、健診の2、3日前から飲む量をいつもより控えていました。体重測定や尿検査でひっかかりたくないからです。対人の仕事をしていたので、仕事中は飲むのを控えることが多かったです。ゲップが出たら申し訳ないし、恥ずかしいからです。
ジンジャーエール
ともち(29歳)
第一子妊娠中、つわりが酷く食べられなかったものもたくさんありました。水分もお茶や水はぜんぜんダメで、水分補給のかわりに氷を口に含んでいました。あるとき、インターネットの口コミにジンジャーエールがいいと書き込まれているのをみて、なんとなく飲めそうな気がしたので夫に買ってきてもらいました。
さっそく一口飲んでびっくり、すごくおいしく感じました。それまでは何を飲んでも3口目くらいで気持ち悪くなって戻してしまっていたのに、ジンジャーエールはコップ1杯軽々飲めました。
ジンジャーエールを飲むと水分補給にもなって、なんとなくつわりも楽になるように感じて、そこからはつわりが終わるまで冷蔵庫に常備していました。ただお砂糖たっぷりなので、夜は控えるようにしていました。
ジンジャーエール
なな(40代前半)
産婦人科で勧められたジンジャーエールを飲んでいました。先生に吐き気がひどい時には、ジンジャーエールが効果があるから、つわりにもいいかもしれないと教えてもらったからです。
ものすごく辛い時に少しずつ飲んでいました。辛いので、つわりの気持ち悪さが和らいで口の中がすっきりとします。美味しいというよりは、吐き気を少しの間忘れることができるので、つわりが楽になりました。つわりの時以外には飲んだことはありません。
飲み過ぎると胸焼けがして吐き気がするので、口に含む程度にちょっとずつ飲むようにしていました。栓を開けた時の炭酸のように、きついほうが口の中がさわやかになり良かったです。飲み終えるとまたつわりは戻ってきます。時間をかけて飲むのがポイントです。