転勤とともに妊娠発覚した体験談

転勤辞令とともに妊娠発覚!転妻からママになる不安と幸せ

転勤辞令が出たと同時に、妊娠が発覚した筆者の体験談をお話します。転勤族の妻、転妻として人生を楽しんでいた私ですが、はじめての妊娠と遠方への引っ越しが重なった時は、出産や育児への不安、つわりなどの体調不良もあり、情緒不安定になりました。でも、今は転妻で良かったと思っています!

転勤辞令とともに妊娠発覚!転妻からママになる不安と幸せ

転勤族の妻として夫婦で楽しく暮らす日々

夫は数年に1度転勤がある会社で勤めており、私はいわゆる転勤族の妻、通称「転妻(てんつま)」です。

私はいろいろな土地を旅することがとても好きなので、転勤すること事態はまったく嫌ではありませんでした。

むしろ、「人生でたくさんの場所に住むことが出来きて、ラッキー!」と思いながら、夫婦二人での生活を楽しんでいたのです。

転勤辞令後、第一子の妊娠が発覚!

妊娠検査薬

しかし、赤ちゃんを授かったときだけは話が別でした。
夫に転勤の辞令が出たのですが、今度の転勤先は飛行機で行く必要があるほどの遠方。
引っ越し準備をそろそろ本格化しないといけないなと思った頃、生理がきていないことに気が付きました。検査薬で調べてみると、やはり陽性!

「このタイミングで!この距離の引っ越しを前に!?」

とさすがにうろたえてしまいました。

初診の予約を入れようとした病院での言葉

初めての妊娠はいろいろと不安になりやすいもの。
妊娠しているのは間違いないだろうけど、「早く病院に行きたい」と私は思いました。

そのため、近くの産婦人科に電話で予約を入れた際、あと10日ほどで引っ越しをするので、紹介状をくださいと伝えました。

しかし、返ってきたのは

「それであれば、引っ越しをしてから病院に行った方が良いのでは?」

という言葉でした。

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その担当者は、

  • 妊娠週数を考えると、病院に来ても今は何もすることが出来ない。
  • 心拍が確認できるのはまだ先なので、それまで通うことになる。
  • 引っ越しをしてからでも遅くないし、手続きも楽。

と教えてくれました。きっと親切心からの言葉なのだと思います。しかし、当時の私には「今来ても意味がない」と聞こえてしまいました。

妊娠とはどのようなものなのか分からないなか、知らない土地に引っ越しをするのはやはり不安。
病院を受診して少しでも安心したかったのですが、この出来事でなんだか心が折れてしまいました。

はじめての妊娠。引っ越しや飛行機は大丈夫なの?

引っ越しの荷造りをしないといけないのですが、精神的には不安でいっぱいです。

  • 重たい荷物を持っても大丈夫なのかな。
  • 妊娠中に、飛行機って乗ってもお腹の子に影響はないの?

など、色々な不安が頭の中をぐるぐる駆け回ってしまいます。

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結局、荷造りは夫にも協力してもらい、あとは引っ越し業者さんにお願いし、私は一人部屋の片隅でうずくまっていました。

引っ越し先へ移動の最中もずっと寝ていて、いつもなら楽しむ旅路も、気が重いだけでした。

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転勤地でまっさきに病院へ!

婦人科の診察を受ける女性

搬入当日、荷物は夫に任せて、私は一人で産婦人科に行きました。
とにかく早く病院に行き、赤ちゃんがお腹の中で元気にしているかを確認したい。安心したい気持ちでした。

初めてエコーで赤ちゃんの姿を確認したときは感動しましたし、心からホッとしました。
しかし、また新たな不安が押し寄せてきたのです。

引っ越して来た先は初めての場所で、頼れる人が一人もおらず、自分の体調も優れない。
土地勘もまったくない。実家は車だと8時間はかかってしまうところです。

「荷物の荷解きもしなければならない」とプレッシャーを感じながら、いつもならワクワクする新たな土地での生活に対して、ネガティブな感情ばかりが押し寄せてきます。

食べづわりで荷ほどきもできずに涙が溢れる日々

病院を受診した数日後、お腹がすくと気持ち悪くなる症状があらわれるようになりました。いわゆる「食べづわり」です。

荷造りを夫にほとんどほとんどやらせてしまったので、荷ほどきぐらいは自分でしなくては!
そう思ったのですが、とにかく体がだるく、すぐに気持ち悪くなります。

夫は新しい職場での挨拶まわりや慣れない環境で疲れているはず。だから早く家の中を、居心地の良い場所にしたい。それなのに、まるで進まない荷ほどき。

今までこんなことなかったのに…。身体が辛い。自分が情けない。こんなことで、見知らぬ土地で子育てなんてできるのか。昼間、自宅で一人になると、涙が溢れてしまうことがありました。

知り合いがいない土地での1番の理解者は夫

妊娠中は、ホルモンバランスの変化もあり、情緒不安定になることもある。後からそう聞き、納得しました。いつもは「明るい」「前向き」と表現されることが多い性格なのに、あのころは何事も悪い方に考えていたように思います。

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どんなときも優しく支えてくれる夫

新しい職場で慣れない中、疲れているはずなのに、夫は私ができなかった荷ほどきを率先してやってくれました。つわりが治まっても、体調の良くない日はやはりあります。そんなときも家事をたくさん手伝ってくれました。

最初は「ごめんね、なにもできなくて」と申し訳なさばかりが先立ちましたが、夫が「お腹で赤ちゃんを育てているんだから、それだけですごいよ」「家のことはできる方がやればいいんだよ」と言ってくれて、しだいに甘えられるようになりました。

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「転妻は辛い」から「この人と結婚して良かった」へ

実は情緒不安定になっていた頃は、「転勤族の妻じゃなかったら、こんなに辛くないのに」と思っている部分もありました。

子供が産まれたら、転勤の負担が増すだろうと思い、それも憂鬱の原因でした。そういう人生を選択したのは自分なのに、わかって結婚したのに「こんなハズじゃなかった。こんなことになるなんて」という気持ちも正直ありました。

でも、妊娠中の夫の言動によって「この人と結婚してよかった」と思い直しました。あのまま感情的になって、ひどい言葉をぶつけずに良かったと思います。

里帰り出産をすすめてくれてありがとう

里帰り出産で赤ちゃんを抱く実家の母

出産については、夫と話し合いのすえ、私の地元で「里帰り出産」をすることに決めました。

私は夫と子供が新生児の時に会えないのが寂しく感じ、「里帰り出産をしない」と考えていたのですが、夫は私の産後の負担を考えて、里帰りをすすめてくれたのです。

私の実家へ移動するのにもかなりの時間がかかるので、立ち合い出産はできません。
以前、なにかの拍子に「立ち会い出産をしてみたい」と言っていた夫でしたが、この時は何も言いませんでした。きっと本当は残念だけど、私のために言い出さなかったのだと思います。

その後、無事長女を出産しましたが、相当なわがままを夫の会社が許してくれたにも関わらず、やはり間に合わず、出産翌日のご対面となりました。

転勤族だからこその幸せ

転勤妻としての妊娠出産は、想像以上に大変でした。妊娠中はただでさえナーバスになるのに、引っ越しや慣れない土地での生活は、それだけで精神的に負担になります。
また、実家が近くにないと、子育てがはじまってからもなかなか息抜きの機会が持てません。

しかし、子供とおでかけすると少しずつ知り合いも増えますし、なによりどこの土地に引っ越しても、家族一緒なら楽しいことは限りなくあります!

子供が大きくなれば、「単身赴任」という選択肢もあるのかもしれません。しかし、私はできるだけ家族みんなで生活していきたいと考えています。

子供が悲しい思いをしないように、どんなときも夫と一緒にたくさんの愛情を注いで、楽しい家庭を築いていくつもりです!

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