産後ハイの原因・予防法

産後ハイの行動パターンを要チェック!眠れないママは注意

産後ハイの症状、やってしまいがちな言動をチェックしよう。出産はやはり特別な出来事ですから、赤ちゃんが産まれて数日は、あまり眠れない新米ママも珍しくありません。しかし、その後も眠れず、テンションが高く、かえって行動的になるようなら要注意です!産後ハイの原因や予防法を解説します。

産後ハイの行動パターンを要チェック!眠れないママは注意

産後ハイとは?

産後ハイは、「産後」と「ハイテンション」をあわせた造語です。産後ハイとは、言葉の通り、女性が出産した直後にハイテンションな状態になってしまうことです。

産後ハイの症状や産後ハイになっている期間には、個人差があります。出産直後から産後ハイになり、2~3ヶ月産後ハイの状態が続く人もいます。中には、産後1年間も、産後ハイが続いてしまう人もいます。

産後ハイの困った点は、自分自身では産後ハイの状態になっているということに、気付かないでいる人が多いということです。

「第一子ハイ」とも呼ばれる「産後ハイ」

ハイテンションで部屋の中でジャンプしてる女性

産後ハイの中でも特に注意が必要なのが、「第一子ハイ」です。「第一子ハイ」とは、第一子を出産したばかりの女性がハイテンションになることです。

子供の誕生は、何人目であってもとても感動的なことではありますが、やはり第一子が誕生した時の喜びは、非常に大きなものです。

初めての子供の誕生に感動するあまりに、色々な方にハイテンションな出産報告メールを送ってしまうと、迷惑がられることがありますので注意しましょう。

相手が出産経験のある方だと、ご自身も経験があるのである程度は理解してもらえるかもしれませんが、相手が未婚の方や出産経験のない方だと産後ハイという状態がわかりませんので、理解してもらえない可能性が高いです。

産後ハイになってない?6つのチェック項目

産後ハイの時にどのような状態になるかは、人により少しずつ異なりますが、産後ハイの女性に多い症状や言動をご紹介していきます。

産後ハイで怖いのは、自分では自覚症状がない人もいるということです。ご自分の行動と当てはまることがないかチェックしてみましょう。

1.眠れない

出産後は身体が疲れきっているにも関わらず、眠れなくなってしまう女性は少なくありません。これは出産という大仕事を終えて、脳が興奮状態にあるからです。

それでも通常は疲れがたまってくると、2~3日で眠れるようになりますが、それ以降も不眠状態が続いている人は産後ハイになっている可能性があります。寝不足は思考力を低下させ、感情のコントロールを難しくします。このまま眠れない日々が続くと普段ならしないような言動をとってしまうリスクも高くなります。

産後は、体が疲れていますので、本来なら十分に睡眠をとって体を回復させなければいけない時期です。場合によっては医師から睡眠薬などを処方してもらう必要もあるでしょう。

2.赤ちゃんに変な名前を付けようとする

子供にキラキラネームをつけようとしてる母親

産後ハイになってしまったために、赤ちゃんに変な名前(キラキラネームなど)を付けようとすることがあります。

妊娠中のマタニティハイのときも名付けには注意が必要ですが、産後は赤ちゃんが生後14日以内に出生届を提出しなくてはいけません。産後ハイの名付けは、時間もないため、より一層危険度が高いでしょう。

名前は赤ちゃんにとって一生付き合っていく大切なものです。名付けは、妊娠中から候補を絞っておき、ママやパパ以外の人にも意見を聞いてみてください。

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3.出産のエピソード披露

産後ハイの人がしてしまうことが多い行動に、色々な人に「出産のエピソードを披露してしまう」というものがあります。

出産には、みなさん一人一人ドラマがあります。産後ハイ状態だと、自分の出産がいかに大変だったかという話を他の人に話したい気持ちになってしまうのでしょう。

ただ、妊娠を希望しているのに子供に恵まれない方にとっては、出産の体験談を聞くのは辛く感じてしまいます。また、独身の方にとっては、出産エピソードは全く興味がないものと心得てください。

4.出産を周りに勧める

無事出産を終えた女性は、赤ちゃんを産んだという幸福感に包まれていますので、周りの女性にも「子供は絶対産んだ方がいいよ!」と出産を勧めてしまう場合があります。

もちろん悪意はなく、純粋にそのような気持ちになっているがゆえの発言でしょうが、子供を産む・産まないについては本来とてもデリケートな問題です。そうした発言に傷つく人もいるはずですから、不要な発言は控えましょう。

普段は理解している人でも、つい口が滑ってしまうのが産後ハイの怖いところです。

5.赤ちゃんの写真を必要以上に送る

携帯でSNSをやりまくってる女性

産後ハイの方がしがちなのが、色々な人に赤ちゃんの写真をメールやラインなどで送るということです。

赤ちゃんの写真は、出産報告メールやLINEに1枚だけ載せれば十分です。その後、毎日何通もの写真付きメールやラインを友人に送る必要はなく、相手に不快な思いをさせたり、「子供産んで性格が変わった」と今後の付き合いを見直される可能性もあります。

6.行動的になる

産後ハイの人の中には、やたらと行動的になる人がいます。
出産後は、体はかなり疲れているはずなのに、ゆっくりと寝ていることができず、家事をしたり、外出しようとしてしまいます。

産院から指導がありますが、出産後しばらくは家事や家族にお任せするようにして、できるだけ体を休めることが大切になります。出産直後に無理に動いてしまうと、将来、体に何らかの不調がみられる可能性もあります。

家族から休むように言われた時には、おとなしく家族の言うことに従いましょう。

産後ハイの原因

産後は、自分でも気付かないうちにハイ状態になっていることがあります。産後ハイになる原因は、色々なことが考えられますが、人によっては複数の原因が重なって産後ハイになる場合もあるでしょう。

ホルモンバランスの変化

気分が落ち込んで膝を抱えている女性

産後ハイの原因の一つは、妊娠・出産によるホルモンバランスの変化です。
妊娠するとプロゲステロンやエストロゲンという女性ホルモンの分泌が増えます。出産すると、プロゲステロンやエストロゲンは急激に減ってゆき、母乳を出すのに必要なプロラクチンやオキシトシンというホルモンの分泌量が増えていきます。

出産後は、ホルモンのバランスが急激に変化することで、産後ハイになってしまうことがあります。産後ハイという状態までは行かなくても、妊娠中~産後にかけてはなんとなく気持ちの浮き沈みが少し激しいと感じる方は多いです。

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出産による疲労

出産は、思っている以上に女性の体を疲弊させます。徹夜明けはハイテンションになると言いますが、産後ハイにも同様のことがいえます。

本来はゆっくり休むべきときに休めず、それが普通の状態になってしまうと、肉体的疲労を精神力で乗り越えようとして、産後ハイになってしまうのです。

産後ハイの予防法

産後ハイ状態の時に、変な行動をして、すごく後悔したということにならないように、産後ハイにならないように予防しておきましょう。

体を休める

ソファーで横になって休んでる母親

出産後は、とにかく体を休めることが大切です。家事は、旦那さんや手伝いに来てくれている家族、産後ヘルパーさんなどにお願いして、赤ちゃんのお世話だけに集中するようにしてください。

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ゆっくり休むことで、産後ハイになるのを防ぐとともに、体が元の状態により早く戻るように促すことができます。

睡眠をよくとる

出産後は、産後ハイにならないために、睡眠をよくとることが大切です。
新生児の間は、授乳間隔が短いので夜も数時間おきにおきる必要があります。新生児をお世話しているママは、まとまった睡眠をとることができませんので、昼間・夜間問わずに小まめに睡眠をとる必要があります。

出産直後は、気持ちが高ぶってなかなか寝付けないという方もいます。医師に相談すると睡眠薬を処方してもらえる場合もあります。どうしても眠れないようであれば、一度主治医に相談してみるのもよいでしょう。

名前は落ち着いて決める

産後ハイ状態の時に名付けをすると、とんでもない名前をつけて、子供にかわいそうな思いをさせてしまう可能性があります。

子供の名前は、出生届の提出期限内に決定すれば良いので、旦那さんとゆっくり相談し、落ち着いて決めるようにしてください。

産後はどうしてもバタバタし、赤ちゃんのお世話が大変です。妊娠中に名前の候補をメモしておいて、それを見ながら赤ちゃんのイメージにピッタリくる名前を決める方法がおすすめです。

生届の提出期限

出生届の提出期限は、出生後14以内となっています。休日関係ないく24時間受け付けてくれますので、期限内にお住まいの自治体の役所に提出しましょう。
出生届は、提出期限を過ぎても受理してもらえますが、場合によっては過料されることがあります。

産後のメールやSNSは慎重に!

寝てる赤ちゃんと一緒にセルフィーを撮ってる母親

産後ハイになった人の失敗で多いのがメールやSNS関係です。出産直後は、メールやSNSに特に注意しましょう。

出産直後はメールを控える

出産直後、特に入院中はメールをできるだけ控えるようにしましょう。メールを少なくすると、その分、メールでの失敗も減ります。

最近は、出産報告をメールでするケースが増えていますが、入院中に出産報告のメールを送るのは必要最低限の方だけとし、あとは退院してからゆっくりと送ることをおすすめします。

一度に大勢とメールをしていると、ゆっくりと休む時間が少なくなっています。出産直後は、体を休めることを優先してください。

出産報告メールの例文!失礼のない文面や送信時の注意点
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SNSは短めに

SNSで出産報告をする時には、「〇月〇日、無事出産しました!」など、事実のみを簡潔に記すのが失敗しない方法です。

SNSは、一度に多くの人に伝えることができるので、メールやラインで報告するよりも、手間を省くことができます。

ただ、ハイテンションな内容を送ってしまった場合、一度に多くの人に伝わってしまうというリスクもあります。産後のSNS発信は、慎重にしましょう。

産後ハイで失敗しないために旦那さんの協力を

産後ハイで、失礼な言動をしないために、旦那さんに協力してもらいましょう。
出産前に、旦那さんに産後ハイについて伝えておき、「私が、産後ハイになっていたら制御してね!」とお願いしておくのです。

産後ハイの時の失敗で、友人と気まずくなってしまったという残念なケースもあります。産後ハイは誰にでも起こりえるものと考えて、予防策は多いに越したことはないでしょう。

産後ハイに気をつけよう!

産後ハイの時の失敗には、子供の名付けなど取り返しがつかないこともあります。産後ハイで失敗しないように、旦那さんなど家族にも協力をしてもらって、気をつけるようにしましょう。

出産後は、ご自身が思っている以上に体が疲れています。産後は、赤ちゃんのお世話以外のことは最小限にして、ゆっくりと体を休めるようにしてください。

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