切迫早産の入院で親友を得た話

切迫早産での入院…辛い日々を救ってくれた同室の妊婦さん

切迫早産での入院。妊婦さんにとっては非常に辛いことですし、筆者も心配や不安で、毎日泣いて過ごしました。しかし、そんな私に同室の妊婦さんが声をかけてくれて、気持ちや考え方が変化していきました。無事出産を迎えられるか不安な方に、ぜひ読んでいただきたいです。

切迫早産での入院…辛い日々を救ってくれた同室の妊婦さん

切迫早産の入院生活を乗り越えられたのは彼女のおかげ

ずっと欲しくてたまらなかった赤ちゃんを妊娠し、きっと自分も周りのママたちのように普通に出産するのだと信じて疑いませんでした。しかし、妊娠中期、突然それはやってきました。健診時に赤ちゃんの逆子とともに、お腹の張りを指摘され、その日のうちに急に入院することになったのです。

全く想像していなかったことに、私の頭の中はパニックでした。先生からは「お腹の張りが強く、赤ちゃんが下がっているからいつ生まれてもおかしくない。とにかく安静に」と言われ、ウテメリンという点滴を24時間行いました。

トイレやシャワー以外は寝たきりの状態でいなければならず、あまりの出来事に赤ちゃんの心配とともに、何か自分が悪いことをしたのかと毎日涙があふれ、精神的にとにかく苦しくて仕方ありませんでした。

殻に閉じこもる私に声をかけてきた同室の妊婦さん

病室の仕切りのカーテンを閉めて眠る妊婦

病室は大部屋だったのですが、当時の私は赤ちゃんのことで頭がいっぱい。カーテンを閉めて周りとの関わりを一切たつほど追い込まれていたとき、同室の彼女が声をかけてくれたのです。

はじめは正直にいうとそんな彼女のことをあまり良く思ってはいませんでした。

こっちは、こんな状態なのに、わざわざ声をかけてくるなんて…。

と考えていたのです。

嫌々対応するも、徐々に気持ちの変化が

内心うっとおしく感じながらも、話しかけられると無視する分けにも行きません。彼女と少し話をしました。赤ちゃんの話題はなし。テレビの感想や看護師さんの話題など他愛のないことです。

寝たきりの入院生活ですから、特別やることもないので、人と話すとしだいに気が紛れるような気持ちになりました。

今思い返すと、殻に閉じこもり、不愛想になっていた私に声をかけるのは凄く勇気のいることだったと思います。

同室のママとも仲良く!みんな不安を抱えていた

看護師と妊婦が会話

彼女が声をかけてくれたことをきっかけに、同室のママさんたちとも自然と会話ができるようになりました。打ち解けてくると、お互いの赤ちゃんや妊娠経過について話題が及びます。

よくよく話を聞いてみると、双子で体重が小さかったり、私のように切迫早産だったりとみんな大変な思いで入院生活を送っている人たちばかりでした。

私は自分だけが不幸で、なんで普通に出産できないんだろうとばかり思っていましたが、決してそうではないことを痛感しました。

出産は普通か普通じゃないかなんて区別することはできない、世の中のママたちはみんなその置かれた状況は違っても必死に頑張っているんだということに気づけたのです。

みんなのおかげで出産を迎えられた

それからは大変なことやストレスを抱えることがあっても、同室の仲間たちが支えてくれ、不安になりすぎずに入院生活を送ることができました。自分の気持ち言葉にして話をしたり、愚痴をいうだけで心が軽くなるのを実感する日々でした。

赤ちゃんがお腹で必死に頑張ってくれたおかげで、早産にならずに出産予定日を迎えることができました。逆子はなおらず帝王切開でしたが、無事に元気な女の子を出産することができ、人生で一番嬉しく生命の奇跡を感じる一日でした。家族も涙を流し、私も涙が止まらず、赤ちゃんを腕に抱っこしたことは今でも当時のまま鮮明に思い出されます。

入院生活を送った仲間たちとは今でも連絡を取り合い、近況を報告しあう仲です。
大変な出産でしたがかけがえのない一生の仲間に恵まれました。人は人に支えられていることをお腹の赤ちゃんが教えてくれた素晴らしい体験でした。

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