妊婦のむくみの原因&解消法

妊婦のむくみ解消法!原因を知りお茶や生活習慣で改善しよう

妊婦さんでむくみに悩んでいる方のために。妊婦がむくみやすい原因と解消法をご説明します。むくみの解消には妊婦でも簡単に取り入れられるお茶がおすすめです。色々なお茶を試してストレス解消&むくみ予防しませんか。

妊婦のむくみ解消法!原因を知りお茶や生活習慣で改善しよう

妊婦がむくみやすい原因と解消法/むくみにお茶が効く?

むくみは、妊婦さんだけでなく、現代の女性に多い体のトラブルのひとつです。女性は、妊娠中でなくてもヒールの靴を履いて長時間過ごしたり、立ちっぱなしだったりすると足がむくんでしまいます。ただ、妊婦さんは、体の変化により普通の人よりもむくみやすくなっています。

むくみに悩む妊婦さんのために、むくみの原因と解消法についてご説明していきます。また、むくみに効くと言われるお茶についてもご紹介していきます。より効果的なお茶の飲み方もご紹介していきますので、むくみにお悩みの妊婦さんは、一度試してみてください。

「むくみ」とは?

むくみ(別名・浮腫ふしゅ)とは、体の中の細胞内外の水分のバランスが悪くなり、細胞の外の水分が多くなり、皮膚の下にたまって外から見ると腫れたように見えることです。むくみは、痛みを伴わない腫れなので、人によっては気づくのが遅くなることがあります。

人の体の細胞の間には水分が存在します。水分は、血液から染み出たり再吸収されたりしています。血液からしみ出される水分量と、再吸収される水分量は、同じであることが通常の状態ですが、しみ出される水分量より、吸収される水分量が少なくなると、むくみができてしまいます。むくみのもとは水分なので、痛みは伴いませんが、軽く押してみると押した跡が皮膚に残ります。

妊婦がむくみやすい原因

妊娠中は、様々な体の変化により、むくみやすくなっています。妊婦がむくみやすい原因について、ご説明していきます。

体内の血液量・水分量が増加する

血管の中を流れる赤血球

妊娠中は、胎盤を通して赤ちゃんに多くの栄養を送り込むために、血液の量が増加します。妊娠初期の12週頃から血液量が増え始め、妊娠後期の34週頃には、妊娠前の40~50%程血液量が増えます。

妊娠中に増える血液は、血漿(けっしょう)と呼ばれる水分量の多いものです。血漿の増加は、血液をサラサラにし、赤ちゃんにより効率よく栄養が届けることができるようになるのですが、同時に体の水分量も増やしてしまいます。水分量が増加することにより、むくみやすい体になってしまいます。

血液の戻りが鈍くなる

つわりなどで運動量が減ると血液の流れが悪くなり、水分が皮下組織に溜まってしまうため、むくみやすくなります。妊娠中には、悪阻で体を動かす量が減ってしまう人も多くなります。また、妊婦さんや赤ちゃんの状態により、安静にしなくてはならない場合もあります。女性は男性に比べ筋肉の量が少ないので、血液を流すポンプの働きが弱く、普段からむくみやすくなっています。

体が冷えやすくなる

職場で体の冷えを感じる妊婦

体が冷えているということは、体の中の水分バランスが上手くいってないと言えます。むくみも体の水分バランスの不調からくるものなので、体が冷えやすいと、むくみやすいということになります。妊娠中は、ホルモンバランスが変化するためストレスを感じやすくなります。ストレスは血行不良を起こしやすいため、冷えの原因となります。妊娠中は、お腹が膨らむことによりホテリを感じやすくなりますが、しかし実際は冷えやすい状態となっていますので、クーラーのかけすぎや手足の露出による冷えには気をつけてください。

栄養バランスの乱れ

妊娠中の食生活の乱れによる塩分の過剰摂取は、むくみの原因となります。妊娠中は、食べ物の好みが妊娠前と急に変わってしまい、カップ麺などのインスタント食品やポテトチップスなどを無性に食べてしまう人がいます。インスタント食品・スナック菓子などは、塩分の量が多いため、食べ過ぎると塩分の過剰摂取となります。体内の塩分量が増えると、塩分濃度の調整するため、水分量も増えてしまうため、むくみをおこしやすい状態となります。

衣服による体の締め付け

体を締め付けるような洋服や下着は、血管を圧迫してしまうので、むくみの原因となります。お腹は毎日少しずつ大きくなりますので、気付かないうちに洋服や下着がきつくなっているということもあります。ズボンや下着のゴムなどが、体を締め付けていないか、確認してみましょう。

妊婦のむくみ解消策にお茶!

お茶を飲む妊婦

手軽にできるむくみ解消法としてオススメなのが、「お茶」です。お茶がむくみに効く理由とむくみ解消にオススメのお茶をご紹介していきます。

むくみにお茶が効く理由

お茶には、利尿作用があるものが多いです。体に溜まった余分な水分や塩分を尿として体の外に排出させてくれるので、むくみ予防や解消に有効です。

お茶を選ぶときの注意点

妊婦さんがお茶を選ぶ時には、ノンカフェインのものを選ぶと安心です。カフェインは、妊婦さんが絶対に摂取してはいけないということではありませんが、カフェインを摂り過ぎると体を冷やしてしまいますので、逆にむくみの原因になってしまいます。ハーブティーも色々な種類のものがあり、むくみに効果的なものもあります。ただ、中には妊娠中は控えた方が良いハーブティーもありますので、注意してください。

<妊娠中は控えたいハーブティー>

  • ラベンダー
  • カモミール
  • ジャスミン
  • ハトムギ

妊婦のむくみにオススメのお茶

妊婦さんでも安心して飲むことができるカフェインレスのお茶をご紹介します。妊娠中はストレスも溜まりがちです、いつもと違うお茶を飲んでリフレッシュするのも良いですよ。

杜仲茶

杜仲の茶畑

杜仲茶とは、トチュウという木の葉を原料としたお茶です。杜仲茶には、鉄分・亜鉛・カルシウム・マグネシウムなどのミネラル分が豊富に含まれています。むくみの解消だけでなく、妊娠中に不足しがちな栄養素を補う効果もあります。杜仲茶は、メタボ解消法としても広く知られていますので、運動不足気味で内臓の脂肪が気になる妊婦さんには、特にオススメです。

タンポポ茶

タンポポ茶

タンポポ茶とは、タンポポの根の部分を焙煎したものです。タンポポ茶は、ミネラルやカリウムが豊富に含まれており、高い利尿作用も期待できます。ただ、タンポポ茶は苦みが強いので、お口に合わない方もいるかもしれません。

よもぎ茶

よもぎの葉は、古くから健康に効果があるとして漢方に使われてきました。よもぎには、利尿作用や冷え性の解消などの効果があります。よもぎ茶は、風味良く苦みなどクセがないので飲みやすくなっています。入浴剤として使用するのもオススメです。

ジンジャーティー

ショウガには、体を温める効果があるので、冷えから体を守り血液の流れを良くし、むくみを予防してくれます。

ルイボスティー

ルイボスティー

ルイボスティーには、カリウムが豊富に含まれているので高い利尿作用が期待できます。ルイボスティーは、口あたりよくスッキリとした味なので、女性に好まれるお茶です。

麦茶

日本人によく飲まれる麦茶も、妊婦さんのむくみには有効です。麦茶には、カリウムやカルシウムが豊富に含まれるので、利尿効果が期待出来ます。ただ、ハトムギには、子宮収縮させる働きがありますので、ハトムギを含まない麦茶にしてください。

ゴボウ茶

ゴボウを乾燥させたゴボウ茶には、イヌリンという成分が含まれています。イヌリンには、体内の老廃物を排出させる働きがあるので、むくみ解消策として有効です。また、ゴボウ茶には食物繊維が豊富に含まれています。妊娠中は便秘に苦しむ人も多いですので、便秘対策としてもゴボウ茶はオススメです。ただ、ゴボウ茶には少し苦みがありますので、慣れるまで時間がかかるかもしれません。

むくみを解消するお茶の飲み方

むくみ解消法としてお茶を飲む時には、お茶選びだけでなくお茶の飲み方にも気を配るようにしましょう。

小まめにお茶を飲む

お茶を飲む時には、一度に沢山の量を飲むのではなく、コップ1杯程度の水を小まめに飲むようにしてください。小まめに水分を摂ることで、体内の水分量を一定量にキープすることが出来ます。外出する時には、水筒を持ち歩き、小まめな水分補給を心がけましょう。

お茶を冷やし過ぎない

温かいお茶を飲む妊婦

お茶は、熱い季節でも冷たすぎるものを飲むのは控えてください。常温もしくは温かいお茶を飲むようにしましょう。冷やし過ぎたお茶は、体温を下げてしまうため、むくみには逆効果です。

就寝前には飲み過ぎない

寝る前にお茶を飲み過ぎるのは、控えてください。寝ている間は、内臓の働きが低下するために、水分を体内に蓄積させてしまい、むくみやすくなります。寝る前に水分を摂る習慣がある人は、少なめに飲むように心がけてください。

まだある!妊婦のむくみ解消法

妊娠中にむくみを経験する方は多いですが、できればむくみ無く快適な妊娠ライフを過ごしたいものです。妊婦さんのむくみを解消する方法はまだまだあります。ただ、体調がすぐれない時には無理をせず、体を休めることを最優先としてください。

塩分を控える

塩分の過剰摂取は、むくみの原因となりますので、毎日の食事の中で塩分を摂り過ぎないように注意してください。一日の塩分摂取量の目安は、7g~8gとなっています。お料理は、素材の味を活かした薄味を心がけましょう。新鮮な野菜・肉・魚を選んで食べるようにすると、薄味にしても素材の美味しさだけで十分に満足することが出来ます。

カリウムを摂取する

トマトジュース

カリウムは、摂取しすぎた塩分を尿と一緒に体の外へ排出させる役割があります。塩分の過剰摂取によるむくみが気になる場合には、カリウムを含む食べ物を積極的に食べるようにしましょう。

カリウムを含む食材

  • わかめ
  • ほうれん草
  • トマト
  • 納豆
  • バナナ
  • りんご
  • キウイフルーツ

足を高くして休む

夜眠る時やソファーなどに座って休む時には、足が20cmほど高くなるようにしてください。クッションや丸めたタオルなどを足元に敷くとよいでしょう。足を高くすることで、足先からの血液の流れを促進させます。ただ、足を高くすることで寝づらかったり、お腹に張りを感じたりする場合には、無理をしないようにしてください。

足を温める

足湯

冷えは、むくみの原因となりますので、足元を温めて血行を促進させ、冷えとむくみを予防しましょう。足湯は、手軽にできる足を温める方法です。深めの洗面器などに37度程度の熱すぎないお湯をはり、リラックスできる体勢で足をつけて温めます。足湯後は、しっかりとタオルで水分を拭き取り、靴下をはくなどして、足を冷やさないように気をつけてください。

マッサージ

足などむくみが気になる部分をマッサージすることで血液の流れをよくし、むくみを解消させることができます。ただ、お腹が大きくなると足先まで手が届かなくなってしまいます。無理な姿勢はお腹の赤ちゃんに負担をかけますので、旦那さんにマッサージをお願いするとよいでしょう。

衣類による締め付けをなくす

妊娠初期は、まだお腹が大きくなっていないからと妊娠前の洋服や下着を着ている人もいますが、気づかない間に体を締め付けていることもありますので、気をつけてください。最近は、オシャレなマタニティーウェアも沢山販売されていますので、妊娠中は体に負担の少ない洋服や下着を選びましょう。

マタニティルームウェア春夏はこう選ぶ体験談15
マタニティルームウェア春夏はこう選ぶ体験談15

良質な睡眠

妊娠中は、ホルモンバランスや体の変化などにより疲れやすくなっています。良質な睡眠をとって、体の疲れをできるだけ溜めないようにしてください。お腹が大きくなると寝づらくなることもありますが、寝る姿勢などを工夫し、できるだけ良く寝られるようにしてください。

適度な運動

妊娠中も、体に無理のない範囲で適度な運動をしてください。ウォーキングや妊婦でもできるストレッチ・ヨガなどなら手軽に出来るでしょう。1日短時間でも良いので毎日続けていくことが大切です。

マタニティヨガでリラックス!効果が期待できるポーズは?
マタニティヨガでリラックス!効果が期待できるポーズは?

妊婦のむくみは病気が隠れていることも

体がむくんでいると、見た目もよくなく何となく不快な感覚になりますが、むくみが赤ちゃんに直接悪影響を及ぼすことはありません。ただ、むくみには、妊娠中毒症など他の病気が隠れている場合があります。妊婦健診の際に、むくみについてもチェックされますが、急にむくみがひどくなったなど体に変化がある場合には、早めに主治医に相談するようにしましょう。

妊婦はむくみを気にしすぎずに楽しい妊婦ライフを!

妊娠中はむくみやすい体になっていますので、むくんでしまったからと言って過剰に気にする必要はありません。むくみをあまり気にしすぎてしまうと、逆にストレスが溜まり、体の他の部分に悪影響を与える可能性があります。むくんでしまった妊婦さんは、楽しみながらむくみを解消するマッサージを行ったり、ウォーキングをしたり、むくみに効果的なお茶を飲んだりして、むくみができすぎないように気をつけて行きましょう。

おすすめコンテンツ