妊婦が映画館に行くときの注意点

妊婦が映画館に行くときの注意点~ホラーや4Dは大丈夫?

妊婦さんが映画館に行くときに気を付けたいことを紹介。「大きな音で胎動が激しくなりそう」「トイレが近いので最後までもたないかも」と心配している方は、座席選びが肝心です。ホラーや4Dの鑑賞は可能なのか、臨月に映画館に行く際の注意点や持ち物も知って、安心して映画を楽しみましょう!

妊婦が映画館に行くときの注意点~ホラーや4Dは大丈夫?

妊婦は映画館に行っても大丈夫?

赤ちゃんが産まれると、しばらくの間は育児に忙しく、なかなかできないことがあります。
「映画館でゆっくり映画を見る」というのもその一つ。

赤ちゃんが産まれると、しばらくはゆっくりと映画館に行く時間をとることは難しくなりますので、出産前に映画を楽しみたいと考える妊婦さんも多いはず。

妊娠中は、日常生活において制限されることも多くありますが、妊婦さんが映画館に行くことは問題ありません。

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映画館に行けるのはいつまで?臨月は?

臨月とは、妊娠36週0日~39週6日のことです。臨月に入るとお腹もかなり大きくなり、出産の兆候が見られるケースもあります。

臨月に入ったからと行って映画館に行ってはいけないということはありません。ただ、妊娠37週をすぎると正産期といい、赤ちゃんがいつ産まれてもよい時期です。自宅や産院から遠く離れた映画館に行くことは控えておきましょう。

急に強い陣痛がやってきたり、破水してしまった場合に備えて、母子手帳は常に携帯し、病院の連絡先などをメモしておきましょう。

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映画館の大音量は胎児に影響する?

スピーカーの振動コーン

映画館では、大音量で音楽や音声が流れます。映画館の大音量でお腹の赤ちゃんがビックリしてしまわないか心配になる方もいるでしょう。

胎児はどのぐらい音が聞こえているの?

映画館の大音量が赤ちゃんの耳に悪影響を及ぼすことはありません。

赤ちゃんはママの子宮の中で羊水に守られて過ごしています。そのため、外からの音は妊婦さん自身が聞いているほどハッキリと聞き取ることはできません。「プールサイドで音楽が流れているけれど、自分はプールの中にいる」というのが、お腹の中の赤ちゃんの聞こえ方に近いでしょう。

お腹の赤ちゃんの耳は、妊娠20週頃になると音が聞こえるようにまで発達していますが、私たちが聞いているように鮮明に音を聞き分けている訳ではないのです。

スピーカー近くを避ける方法もあり

映画館内のスピーカーの場所により、音がよく響く場所とそれほどでもない場所があります。
映画館の大音量が赤ちゃんに影響を及ぼすことはないと分かっていても、何となく心配だったり、気になるという方は、スピーカー近くの席を避けるとよいでしょう。

映画館はたいていの場合、座席が選べるはずです。スタッフにスピーカーから離れた席案内してもらえば心配やストレスなく映画を楽しめます。

妊婦にホラー映画は悪影響?

ホラー映画の廃屋セット

ホラー映画は、ドキドキする内容のものが多く、特に映画館で観ると映像や音声の迫力がすごいです。普段から映画館でホラー映画を楽しんでいる方はあまり心配いらないと思いますが、あまり鑑賞した経験のない方にとっては、刺激が強いこともあり得ます。

妊娠中にホラー映画を観てはいけないということはありませんが、妊婦さんが驚きすぎると、お腹が張る可能性もあります。また、血や暴力的な表現がある作品は、ナーバスになっている妊娠中は気分を悪くする恐れもあります。

途中でお腹がひどく張ったり、気分が悪くなりそうな予感がしたときは、無理をせず途中で鑑賞をやめることも検討しましょう。

妊婦が映画館に行くときの9つの注意点

妊婦さんが映画館に行くこと自体は、妊婦さんやお腹の赤ちゃんへ悪影響を及ぼすことはありません。以下の点に注意して、映画館での映画鑑賞を楽しんでください。

1.体調の良い時に鑑賞する

部屋から外をのぞく妊婦

妊婦さんが映画館に行く時には、体調のよい時を選んで行くようにしましょう。
さすがに悪阻の時に映画館に行く妊婦さんはいないでしょうが、大きいお腹で2時間同じ姿勢で座っていることは、決して楽なことではありません。

少しでも体調がすぐれないと感じる日には、また日を改めるようにしてください。
また、映画上映中に体調が悪くなった場合には、無理せずにできるだけ早めに退出するようにしましょう。

2.出入り口に近い席にする                             

妊娠中は、子宮が大きくなり膀胱を圧迫するため、頻尿になる方が多いです。映画館で映画を見ている時にトイレに行きたくなることを考慮して、出入り口に近い席に座っておくと、いざという時に安心です。

映画上映中は、館内の照明が暗くなっています。上映中にトイレに行く時には、足元に十分に注意して転倒などしないように気をつけましょう。

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3.混んでいる時間帯を避ける

妊婦さんが映画館へ行く際は、できるだけ混んでいる時間帯を避けて観るようにしましょう。

2時間に及ぶ上映中、妊婦さんがずっと同じ姿勢で座っているのは、なかなか辛いものです。少し体をずらしてみたり、足の位置を変えたりしながら観た方がよいのですが、混んでいる時間帯に観ると隣や前後に人がいて体勢を替えるのに躊躇してしまいます。

4.長編作品はできるだけ避ける

妊娠中に映画館で映画鑑賞をする時には、体への負担を考えて、長編作品はできるだけ避けるようにしましょう。

邦画・洋画を問わず映画は上映時間が2時間程度のものが多くなっていますが、中には3時間を超える大作もあります。特に妊娠後期ともなると、2時間以上映画館の座席に座っているのは辛く感じるはずです。

「絶対にコレが見たい!」という作品をのぞき、長編作品はDVDが発売されてから自宅で楽しむことをおすすめします。

5.ポップコーンの食べ過ぎに注意!

ポップコーンの食べ過ぎに注意!

映画館で食べるポップコーンは、ひときわ美味しく感じられるものです。ただ、妊娠中は、ポップコーンの食べ過ぎには注意してください。

ポップコーンは、塩分・油分が多い食べ物であり、妊婦さんで悩まされる方の多い「むくみ」の原因になります。塩分を過剰にとって、ずっと座りっぱなしの体勢でいると血流が滞り、脚のむくみがひどくなる恐れもあります。

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6.水分補給は控えめに

妊婦さんが映画館で映画を観る時には、あまり水分を摂り過ぎないようにした方が良いでしょう。
妊娠中はトイレが近くなるものですが、映画の間に何度もトイレに立つとストーリーも分からなくなってしまいますし、周囲の席の方にも迷惑をかけてしまいます。

また、冷たい飲み物をたくさん飲むと体を冷やしてしまいます。暑い季節の映画館は空調が強いことも多いので、冷え防止の観点からも飲み過ぎないようにしましょう。

7.楽な姿勢・座席で観る

妊婦さんが映画館で映画鑑賞する時には、できるだけ体に負担のない楽な姿勢で観るようにしましょう。上映中ずっと同じ姿勢でいると腰に負担がかかってしまいます。周りに迷惑がかからない程度に、そっと体をずらすとよいでしょう。

特別シートがおすすめ!

特別席のリクライニングシート

最近の映画館では、高級なシートでゆったりと映画鑑賞できるVIP座席のようなものを導入しているところもあります。シートがリクライニングできるもものなら、体は格段に楽になります。この機会に、普段使わないようなVIPシートで映画を楽しんでみてはどうでしょうか。

また、ご夫婦で映画館での映画鑑賞を楽しむなら「カップルシート」もオススメです。カップルシートなら、両隣のシートと離れているので、ゆったりと鑑賞できます。

8.冷え対策をする

暑い季節の映画館は、冷房が効きすぎていることがあります。妊婦さんにとって冷えは禁物ですので、ショールやカーディガンなどを持参しましょう。

夏場でも素足にサンダルというスタイルは避け、靴下を着用・持参した方が良いでしょう。館内の温度に合わせて調整できるように、重ね着できるスタイルがおすすめです。

映画館によってはブランケットを貸してくれるところもありますので、上映前に借りておくと安心です。

9.感染症にかからないように注意

マスクをした女性

映画館は、不特定多数の人と長時間、同じ空間で過ごします。そのため、インフルエンザなどの感染症対策も大切です。

妊娠中は、免疫力が低下しているため、インフルエンザなどに感染した時に重症化する可能性も高くなっています。できれば流行中は、映画館など人混みにできるだけ行かないようにするのがよいでしょう。

映画館に行く時には、マスクを忘れずに装着して、帰宅後は手洗い・うがいを徹底してください。

妊婦は4D映画を見られるの?

4D映画とは、映画を鑑賞しながら、シートが前後左右に動き、水・風・香りなどを感じることができ、映像と連動したアクションを楽しむことができる上映システムです。

4D映画は、通常の映画鑑賞料金+1,000~1200円程度で鑑賞することができます。また、3D映画の場合、通常映画料金+3D料金+4D料金となります。

4DX・MX4Dの鑑賞は可能?

4D映画といえば、日本では4DXとMX4Dの2種類があります。
4DXやMAX4Dのある映画館のホームページを確認すると、「妊娠中の方は4DX(MX4D)をご利用できません」と記載されています。          

4Dでは、シートが上下左右にかなり激しく揺れますので、妊婦さんには不向きということでしょう。
安全のため、初期・中期・後期などの妊娠週数に限らず、妊娠中は4D映画の鑑賞は控えてください。

3D映画に関しては、振動等は発生しませんので、妊婦さんでもメガネを装着して3D映像を楽しむことができます。

妊婦さんにおすすめの映画ジャンルは?

コメディー・アクション・恋愛・サスペンス・アニメなど、映画の好みは人それぞれです。妊娠中も、自分が観たいと思う映画を観て構いません。

ただし、妊娠中は普段よりナーバスになっていることが多いので、あまり深刻な内容のものは観ない方がよいでしょう。何の映画を観ようか迷ったら、ハッピーな気持ちになれる映画をオススメします。

妊娠中に見た映画!おすすめしたい一本はこれ体験談15
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妊婦さんは自宅での映画鑑賞もオススメ

ホームシアターで映画鑑賞する夫婦

妊娠中に映画館に行くことは、良い気分転換になります。しかし、体調面を考慮すると頻繁には通えないという人も多いでしょう。そんなときは、自宅で映画鑑賞することをオススメします。

自宅なら、自分の楽な姿勢で映画を観ることができますし、途中でトイレに行きたくなってもいつでも行くことができます。

最近は、レンタルショップに行かなくても、インターネットの動画配信サービスで更に気軽に映画が見られるようになりました。妊娠中は、自宅で過ごす時間が増えますので「何本みても月額1000円」などの定額見放題サービスに加入しても良いでしょう。

新作を観るのも良いですが、昔観た思い出の作品やかつて話題になった作品を改めて観るのも良いものです。

赤ちゃん連れOKの映画館も登場!

「赤ちゃん連れだと、映画館なんか行けない」と思っていることでしょうが、最近では、ママに優しい映画館も登場しています。

TOHOシネマズでは、「ママクラブシアター」という名称で赤ちゃん連れのママ・パパ向けの上映時間を設けています。

照明が明るめになっていて、赤ちゃんが泣いてもお互い様なので、気兼ねなく映画を楽しめます。

妊娠中に映画館に行けそうにないという方。出産後も赤ちゃんと一緒に映画を楽しむことができますので、がっかりしないようにしましょう。

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