「愛」のつく名前とその意味

「愛」を含む名前を男女別に紹介!愛=LOVEの意味ではない?

「愛」を名前に使いたいなら、漢字の成り立ちや歴史を知っておきましょう。海外でいうLOVEの意味で使われるようになったのは実は割と最近のことです。漢字を知ることで「愛」の名前により深い意味を込められます。「愛」を含む可愛い女の子の名前、性別を間違われない男の子の名前をご紹介!

「愛」を含む名前を男女別に紹介!愛=LOVEの意味ではない?

「愛」がつく名前は、昔も今も女の子に根強い人気あり!

「愛」は女の子の名前によく見かける、名付けに人気の漢字です。
「愛」の漢字の人気の高さは、赤ちゃんの名前ランキングからもうかがえ、たまひよの女の子の名付けに人気の漢字ランキングを見ると、「愛」は2017年に第6位にランクインしています。

落ち葉の上で手を合わせる女の子

もちろん「愛」の漢字は現在だけでなく、昔から名前によく使われます。「愛子」という名前や「愛」という名前は、大正・昭和の時代の代表的な女の子の名前の一つです。
現在は、「愛」の読み方も多様化し、「愛」に「子」以外の漢字を組み合わせた名前が多く登場しています。

男の子にも「愛」がつく名前はつけられます!

「愛」という漢字の意味や響きが気に入り、男の子にも「愛」の漢字を付けたいという方はいるのではないでしょうか。ただ、「愛」は女の子の名前に多い漢字なので、男の子に付けても良いのかなと考えてしまいます。

結論からいえば、男の子にも「愛」のつく名前をつけることは可能ですし、大正・昭和生まれの男性にも「愛」のつく名前の方はいらっしゃいます。

男の子に「愛」を付く名前を付ける時は組み合わせる漢字を工夫

愛之助・愛一郎

男の子に「愛」の漢字を含む名前を付けたい場合は、組み合わせる漢字を工夫し、女の子の名前に間違えられないようにしてあげてください。

男の子に「愛」という漢字を使うなら、やや古風に「愛之助」「愛一郎」などすると性別の間違いは避けられますし、大正~昭和中期生まれの男性の名前には実際にこのような名も時折見かけます。

「愛」と組み合わせる漢字も女の子に多い漢字を使用してしまうと、女の子に勘違いされる可能性が高く、子供が名前を嫌がる可能性が大きくなります。

男の子が「愛」の漢字を嫌がった時に説明できるようにしておこう

子供に「愛」の漢字を使うのはダメではありませんが、男の子の名前として珍しいのは間違いありません。子供が大きくなった時に「愛」の漢字が名前についているのが「女の子みたいで嫌だ」と言うことも考えられますし、お友達から揶揄われる可能性もあります。

子供が「愛」の漢字を嫌がっても親が信念を保てるか、「どうして愛の漢字を名前に入れたのか」という名付けの由来を子供にきちんと説明できるか考えて名前をつけましょう。

「愛」は3つに分解すると由来がわかる!意味も時代とともに変化

「愛」は、13画の漢字です。
「愛」の漢字の由来と意味は、名付けをする前に勉強しておきましょう。漢字は、どれも長い歴史があるものなので、時代と共に意味も少しずつ変化していきました。

「愛」の由来は「人が足を止めて振り返る様子」を表す漢字

愛の漢字の由来

「愛」の漢字の由来は、「愛」の漢字を3つの部分に分解するとわかります。「愛」は、上から順に、「旡」・「心」・「夂」と3つの部分に分けられます。

「旡」は、人が後ろを振り返る様子を表しています。「心」は、まさに人の心です。「夂」は、人の2本の足を表しています。これら3つの意味を合わせると「心を惹かれて(気がかりで)足を止めて振り返る」という意味になります。

この「足を止めて振り返る」という意味は、男女の別れにも解釈できますし、子供の様子を振り返って確認する大人の姿という説もあります。「相手を思う」という点においては、英語でいうLOVE=愛情に近いものもありますが、やや物悲しい意味が「愛」という漢字には秘められています。

古語「愛し(かなし)」はかわいと思う心・守りたいさまを表す

古語では、「愛」の漢字を用いる形容詞に「愛し(かなし)」があり、意味としては「かわいい・大切に守りたい」といった意味があります。

「愛」という漢字は昔から日本にありましたが、「愛する」「愛する人」「愛情」「親子愛」「恋愛」といったように「愛」の漢字を現代のように使うようになったのは明治以降です。

夏目漱石は『I love you』は、日本語では『月がきれいですね』と訳せばよいといったという逸話がありますが、それまで日本では男女の仲を「愛」を用いて表現することはなく、親子などの場合は「情」といった概念で説明されてきました。

「愛」の意味は時代と共に変化し、今の「LOVE」の意味になった

秋景色の中、振り返る少女

「愛」のを3つに分けたそれぞれの意味を合わせると、「心が惹かれて足を止めて振り返る」という意味になりますが、次第に意味が変化して、現代のように「心惹かれる」⇒「慕う」⇒「愛する」・「大切にする」という意味となりました。

ちなみに現代では日本では「愛」というと、英語でいう「LOVE」を思い浮かべますが、海外(特に欧米圏)では愛=LOVEとは限らず、キリスト教などでは神から人へ与えられる愛は「アガペー」と表現します。
日本ではアガペーも「神の愛」などと表現しますので、漢字の「愛」にはいろいろな意味が込められている、表現されていると言えます。

女の子の名前の「愛」は「あい」以外の読み方も登場!

向日葵と笑顔の女の子

女の子に人気の「愛」がつくオススメの名前とその意味をご紹介していきます。女の子の名前では、一般的な「あい」という読み方以外にも、「まな」・「あ」・「え」などと読ませる名前を増えています。

漢字一文字の名前は意味が伝わりやすい!「愛」(あい・まな・かな)

愛

「愛」一文字の名前は、1970年代後半から1980年代にかけて流行した女の子の名前です。ちょうどママ世代には、「愛」一文字の名前の方がいるのではないでしょうか。現在でも、「愛」の名前は安定した人気を誇り名前ランキングの100位以内に登場することもあります。「愛」と言えばやはり卓球の福原愛選手が有名です。

漢字一文字の名前の良い所は、名前に込めた思いが伝わりやすいく、お子さんに名付けの由来を説明する際にも、どんな子に育ってほしいか、どんなことを大切にして生きてほしいかということをストレートに伝えられます。

「愛」という漢字の読み方は色々あり、「あい」ではなく「まな」「かな」と読むこともできます。しかし、やはり「愛=あい」がもっともメジャーなので、読み間違えられる可能性は高くなります。
名付けに後悔した体験談~「失敗した」と思った7つの理由の記事の中にも、子供の名前を「愛(かな)」として後悔している親御さんの体験談があります。

女の子に人気の高い漢字「結」との組み合わせ「結愛・優愛」(ゆあ)

「結愛・優愛」(ゆあ)

「結愛」は25画、「優愛」は30画の名前です。
「結」は女の子の名前に近年とても人気の漢字で、「結愛」は、赤ちゃん本舗・たまひよ・明治安田生命の2017年人気の名前ランキングで10位以内にランクインしています。

「結」は、人と人との結びつきを意味する漢字です。「結愛」で、『人との結びつきを大切にして周りに愛される人になりますように』という意味が込められます。

「優」は、やさしさ・ゆうがさ・すぐれるという意味を持つ漢字です。「優愛」で、『心優しく、みんなに愛される存在になりますように』という意味の名前になります。

「あいり」・「えり」どちらも可愛い響き「愛莉・愛梨」(あいり・えり)

「愛莉・愛梨」(あいり・えり)

「愛莉」は23画、「愛梨」は24画の名前です。どちらも、名前ランキングで100以内にランクインしたことのある人気の名前です。
「愛」を「あい」・「え」どちらの読みにするか悩んでしまいそうですが、「あいり」・「えり」どちらも可愛い響きです。

「莉」の漢字からは、ジャスミンの花を連想できますが、「莉」自体に深い意味はないので、「愛」の意味がより強調される名前になります。

「梨」は、果物の「ナシ」のことです。梨の花は、白くて美しいことで有名です。「梨」は、美しさや清らかさをイメージできる素敵な漢字です。

最後に「な」がつく名前は女の子に人気「愛奈・愛菜」(まな)

「愛奈・愛菜」(まな)

「愛奈」は21画、「愛菜」は24画の名前です。
末尾に「な」がつく名前は、女の子に安定した人気があり、「愛奈」・「愛菜」ともに、人気ランキングで100位以内に登場しています。

「奈」は、元々は神事に使われる果実や樹木を意味していましたが、現在は「カラナシ」という樹木を差します。名付けでは、深い意味は無く、「な」の響きに使用する漢字として人気があります。

「菜」は、野菜や果物を意味する漢字です。菜の花のイメージも強いので、春らしい漢字です。「菜」は女の子の名前によく使われる漢字で、2017年たまひよの女の子の漢字ランキングでは第1位になっています。

現代的なイメージの名前「乃愛」(のあ)

「乃愛」(のあ)

「乃愛」は、15画の名前です。「結愛」もそうですが、「愛」の漢字の「あい」の頭の「あ」だけを読ませる名前が近年増えています。

「乃」は、「すなわち」という意味の接続の漢字です。名付けにおいては、「乃」には意味が無く、「愛」の意味がより強まります。
「のあ」は、とても柔らかな響きの名前なので、「愛」に素敵な意味を込めて名付けてあげましょう。

女の子らしい漢字を組み合わせて「愛華・愛花・愛佳」(あいか・まなか)

「愛華・愛花・愛佳」(あいか・まなか)

「愛華」は23画、「愛花」は20画、「愛佳」は21画の名前です。
「華」や「花」は、女の子らしい華やかな漢字なので、「愛」と組み合わせるとより女性らしさが増します。

「華」・「花」ともに、野に咲くハナを意味する漢字です。「華」と「花」どちらにするかは、画数・イメージなどから考えてあげると良いでしょう。

「佳」は、「人」と「圭」を組み合わせた漢字で、「圭」は縦横きれいに並んだ様子から整った・美しいという意味があります。よって「佳」は、すぐれた人や美しい人を意味する漢字です。「愛佳」で、『立派でみんなに愛させる人になりますように』という意味を込められます。

「愛」を「まな」と読ませるのも素敵!「愛美・愛実」(まなみ)

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<p>「愛美」は22画、「愛実」は21画の名前です。<br>
「愛」を「まな」と読ませる読み方は、とても優しげで女性らしく、この漢字なら「まなみ」と間違いなく読んでもらえるでしょう。</p>
<p>「美」は、大きな羊を表す漢字で、羊が昔は貴重な家畜だったことから、立派・美しいなど人をたたえる意味に発展しました。<br>
「実」は、もともと「満ちる」という意味がありました。また「真実」という熟語が連想でき、良いイメージのある漢字です。</p>
<h3>定番の〇子もやっぱり良い!「愛子」(あいこ)</h3>
<p class=愛「愛子」(あいこ)p>
<p>「愛子」は、16画の名前です。<br>
「〇子」となる女の子の名前は昔から定番の名前ですが、「子」と組み合わせる漢字の意味が強く込めやすいので、オススメです。<br>
「愛子」という名前の有名人には、愛子内親王、上村愛子さん(元モーグル選手)、皆藤愛子さん(キャスター)などがいらっしゃいます。</p>
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子のつく名前は逆に新しい!古風で可愛いおすすめ漢字名
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個性が光る名前「礼愛・麗愛」(れいあ)

「礼愛・麗愛」(れいあ

「礼愛」は18画、「麗愛」は32画の名前です。
「れいあ」は珍しい読みで存在感バッチリ、すぐに覚えて貰える名前です。

「礼」の旧字体は「禮」で、「礼儀」・「儀式」などを意味する漢字です。現在は、「礼儀正しい」という意味で用いられます。
「麗」は、鹿の角がきれいに生えそろっている様子を表す漢字で、「麗しい」・「華麗な」など、賞賛の意味で使用されます。

多くの人に愛されますように「千愛」(ちあ・ちえ)

「千愛」(ちあ・ちえ)

「千愛」は、16画の名前です。
最近の名前の読み方(愛を「あ」と頭のみで読む)から「ちあ」と読める人は増えています。しかし、「ちえ」は当て字であり、一度で読んでもらえることは少ないでしょう。「千愛」で、多くの人に愛される素敵な女性になりますようにという意味が込められます。

「愛」がつく男の子の名前にも男の子らしいものあり!

女の子の手を引く元気な男の子

「愛」含む男の子のオススメの名前とその意味をご紹介します。「愛」は素晴らしい意味を持つ漢字ですが、女の子に使うことが多い漢字なのは事実。どうしても男の子に「愛」の漢字を使いたいなら、組合せに配慮して名付けましょう。

最後に「と」がつくことで格好良く「愛斗・愛登」(あいと・まなと)

「愛斗・愛登」(あいと・まなと)

「愛斗」は17画、「愛登」は25画の名前です。「あいと」・「まなと」どちらでも読ませることができます。

「斗」は、「ひしゃく」を表す漢字で、名付けにおいては、深い意味を持たせず、組み合わせる漢字の意味が強まります。
「登」は、広げた両足・祭器・両手を合わせた漢字で、祭器を持ち上げるという意味がありました。現在では、「のぼる」・「合格する」・「苦労してのぼりつめる」など、達成の意味に使われています。

「〇すけ」なら女の子に間違えられる心配なし「愛助・愛輔・愛介」(あいすけ)

「愛助・愛輔・愛介」(あいすけ)

「愛助」は20画、「愛輔」は27画、「愛介」は17画の名前です。男の子特有の止め字を使うことで、「愛」がついても女の子に間違われる心配はなくなります。

「すけ」と読ませる字は、こちらでも紹介した以外にもあります。苗字とのバランス・画数・意味などから、お子さんにピッタリの「あいすけ」という名前を付けてあげましょう。

漢字3文字で存在感たっぷりの名前に!「愛一郎・愛一朗」(あいいちろう)

「愛一郎・愛一朗」(あいいちろう)

「愛一郎」は23画、「愛一朗」は24画の名前です。
漢字3文字の名前は、存在感があり、名簿などで並んだ時にも自分の名前が見つけやすいというメリットもあります。

「郎」は、「立派な男性」という意味がある漢字なので、男の子の名前に入れるのにピッタリです。「朗」は、「明るい様子」を意味する漢字ですので、どちらの「ろう」も良い意味の漢字です。

「愛」の読みを工夫して素敵な名前に!「愛生」(あお)

「愛生」(あお)

「愛生」は、18画の名前です。
「愛」を「あ」と頭の文字だけ読ませています。

「生」は、地面から草が生える様子を表した漢字で、生きるや命などの意味で使われます。
「愛生」で、『周りの人に愛され、素晴らしい人生を生きられますように』という意味が込められます。

愛に溢れた名前です「愛志・愛史」(いとし)

「愛志・愛史」(いとし)

「愛志」は20画、「愛史」は18画の名前です。「いとし」は、愛しい(いとしい)を連想させる、愛に溢れた名前です。

「志」は、こころざしを意味する漢字で、「史」は、役人を意味する漢字でした。「志」・「史」共に、男の子の名前の止めの漢字としてよく使われます。

「愛」にも良くないイメージがあるの?誰かに足を引っ張られる?

「愛」は、素晴らしい意味がある漢字ですが、中には悪い意味を持つと心配される方もいます。「愛」の由来が、「足を止めて振り返る」というものであることから、「誰かに足を引っ張られる」という解釈がされるためです。

漢字にはいくつか意味があり、解釈の仕方は人それぞれ。あまり気にしすぎると、いつまでたっても名前が決められない可能性もありますので、こだわる必要はないでしょう。

「愛」は両親の愛をストレートに名前に込められる漢字!

「愛」は、漢字の通りご両親の愛情をたっぷり込められる素敵な漢字です。愛されて育ち、愛し愛される人と出会ってほしいというのは、親として当然の願いです。また、大きな愛で周囲の人を包み込んでほしい、愛を持って強く生き抜いてほしいなどと解釈することもできます。

「愛」一文字でもいいですし、二文字・三文字の名前の場合は組み合わせる漢字にも素敵な意味を込めて、生まれてくる赤ちゃんに名前を付けてあげましょう。

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