妊娠中に疲れやすい原因&解消法

妊娠中に疲れやすいのはなぜ?妊婦の疲労を解消する方法

妊娠中に疲れやすいのはなぜか、「いつもだるい」「すぐに息切れがする」など妊婦特有の疲労感や倦怠感の原因を解説。疲労回復効果のある食べ物、体力を維持する簡単な運動など妊婦さん向けの疲れ解消方法をご紹介します。仕事で疲れやすい場合は、母性健康管理指導事項連絡カードを活用しよう!

妊娠中に疲れやすいのはなぜ?妊婦の疲労を解消する方法

疲労回復効果のある食べ物や栄養素を摂る

妊娠中の疲れやすさは、食事により改善できる場合もあります。

妊娠中は、特に貧血になりやすいため、鉄分を多く含む食材を積極的に摂ることで、貧血を予防し、疲れにくくなります。ひじき・大豆・小松菜・ほうれん草・鶏レバーなどをメニューに加えつつ、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。

また、ビタミンB群の一つである葉酸には、疲れを解消する働きがあります。のり・納豆・たたみいわし・モロヘイヤ・枝豆・イチゴ・ミカンなどが、葉酸の含有量が豊富です。手軽に食べることができる食材が多いので、料理をする時間や体力がない時でも食べやすいはずです。

妊婦が食事で摂るべき栄養素!おすすめのレシピ&献立付き
妊婦が食事で摂るべき栄養素!おすすめのレシピ&献立付き

こまめな水分補給を心がける

妊娠中の疲れの解消のために、こまめな水分補給を心がけましょう。常温の麦茶や白湯などを、小まめに飲むようにすると良いでしょう。

妊娠中に冷たい水をがぶ飲みするのは、体を冷やしてしまうためオススメできません。スポーツウォーターなども、多量の糖分が含まれているため、妊婦さんには不向きです。

妊婦にいい飲み物とは?おすすめドリンク30
妊婦にいい飲み物とは?おすすめドリンク30

趣味など好きなことをしてリフレッシュ

妊娠中に疲れが溜まっていると感じる時には、好きなことを思いっきりすることも大切です。
赤ちゃんが産まれてしばらくは、趣味など自分の好きなことに時間をとることがなかなかできません。

家でDVD鑑賞を楽しんだり、美味しいレストランやカフェで外食を楽しんだりと、体に負担がない範囲で楽しい時間を過ごしてください。

1人の時間を楽しむ

一人でスマホの音楽を楽しむ妊婦

疲れを感じる場合は、家事や上の子のお世話から解放されて1人の時間を過ごしてみるのも良いでしょう。赤ちゃんが産まれるとしばらくは、1人の時間を持つことができません。

今のうちに旦那さんに協力してもらって、1人に時間を楽しみましょう。また、平日上の子を一時保育などに預けて、自分の時間を持つのもよいでしょう。

仕事の負担を減らす

働く妊婦さんは、仕事の疲れを妊娠前より感じる方が多いです。妊娠中は、できるだけ仕事の負担を減らしていくのが望ましいでしょう。

妊娠中の仕事がつらい!負担を軽減するための働き方
妊娠中の仕事がつらい!負担を軽減するための働き方

妊娠すると、母性健康管理指導事項連絡カード(母健連絡カード)を活用することで、通勤時間をずらしたり、勤務時間を短くしたりするなどの措置を講じてもらうことができます。

母性健康管理指導事項連絡カードとは、医師から妊婦さんに対して日常生活や仕事に関して指導があった場合、その内容を勤務先に伝えるためのカードです。カードが提出された場合、勤務先は、その内容を実行することが法律により義務付けられています。

母性健康管理指導事項連絡カードとは?働く妊婦へのメリット
母性健康管理指導事項連絡カードとは?働く妊婦へのメリット

疲れやすい妊娠中の家事のコツ

掃除・洗濯などの家事は、意外と体力を消耗します。妊娠中に疲れやすいと感じる場合は、家事を小まめに行うことにより、疲れをためないようにしましょう。

「家事→休憩→家事」とこまめに休憩する

妊娠中は、家事を今まで通り完璧にこなすのは難しいです。体調優先で、手抜きをしてもOKです。こまめに休憩を挟みながら、マイペースに行いましょう。午前中はとりあえず洗濯だけ、部屋の掃除はお昼寝をしてから元気だったらなど、ハードルを低くしましょう。

家事は夫と分担・お腹に負担のかかる家事はお願いする

買物した袋を持つ夫の隣に立つ妊婦の妻

妊娠中は、妊娠前のように体を動かすことが難しくなります。疲れないように、家事は夫や家族に分担してもらいましょう。

妊娠中は、布団の上げ下げ・お風呂掃除など、体に負担がかかる家事は夫にお願いしてみましょう。赤ちゃんが産まれると赤ちゃんのお世話に追われてママが家事に費やせる時間が少なくなります。
いまのうちから夫に家事を分担してもらう、やり方を伝えておくと、出産後が楽になります。

妊娠中に疲れやすい場合は車の運転は控えよう

妊娠中は運動不足になりがちですので、近い距離なら車ではなく、お散歩がてら歩いてみるのも良いでしょう。

妊娠中に疲れやすいと感じる場合には、車の運転は控えるようにしましょう。
車の運転は、私たちが考えている以上に神経を使い、体を疲れさせます。疲れてくると集中力が低下していき、思わぬ事故になる可能性もあります。

妊婦の運転はいつまでできる?気をつけたいこと体験談15
妊婦の運転はいつまでできる?気をつけたいこと体験談15

妊娠中の疲れやすさは早めに対策を!

妊娠中は、でれば疲れを溜めないようにするのが1番です。しかし、どこかが痛い場合と違って、「疲れやすい」「だるい」という症状は、なかなか他人には理解してもらえず、本人もつい無理をしてしまいがちです。

体の中で命を育てている妊婦さんは、妊娠前とはあらゆる点で異なります。疲れやすいのは当たり前のことなのです。妊娠初期は、お腹が目立たないため、妊婦さんの疲労感や体調の変化に周りの人があまり気付いてくれません。自分から助けを求めてみましょう。

また、あまりにも疲れやすく、日常生活を送るのさえ難しいような場合は、1度かかりつけの産婦人科医に相談してください。