帝王切開の入院準備

帝王切開の入院期間はどのくらい?準備する持ち物リスト

帝王切開の入院が決まったら、やるべきことは?帝王切開の入院期間は1週間~10日程度ですので、経膣分娩より長くなります。また、麻酔や傷の痛みによって、手術後は思うように体が動かないことも。帝王切開だからこその入院準備、あると便利な持ち物を解説。先輩ママの入院生活体験談もお見逃しなく!

帝王切開の入院期間はどのくらい?準備する持ち物リスト

帝王切開の入院が決まったら?入院準備まとめ

帝王切開の入院は、自然分娩より入院期間が長くなるのが一般的です。そのため、病院から持ち物のリストをもらっていても、それだけで大丈夫なのか心配な方は多いでしょう。

帝王切開の入院期間、入院のための持ち物、手術の直前・直後にやっておくべきことをご紹介。
帝王切開での出産を経験したママに、入院中の過ごし方も教えてもらいました。

帝王切開の入院期間は長い?最低1週間は見ておこう

赤ちゃんを抱っこしてる母親のイラスト

帝王切開で出産した場合、病院の体制やお母さんと赤ちゃんの体調に合わせて様々ですが、術後7日から10日ほど入院するのが一般的です。自然分娩の入院期間に比べると長くなります

早めに手術日を設定する予定切開の場合、陣痛の痛みを感じることはありません。しかし、手術後の傷の痛みがあるため、術後、支障なく動けるようになるまで時間がかかります。

帝王切開の入院時に準備しておく持ち物リスト

帝王切開の入院準備品をまとめました。
経膣分娩の出産と変わらないものもありますが、帝王切開の場合、入院中は産後に痛みで思うように動けない場合のことも想定しましょう。

着替えやすい前開きのパジャマ、寝ながら水分補給ができるストロー、寝る体勢を変えるためのクッションなどを用意しておくことをオススメします!

入院時の必需品

  • 赤ちゃんの肌着と洋服
  • 赤ちゃんの退院時の服(ベビードレスなど)
  • おくるみ
  • バスタオル・タオル
  • ガーゼのハンカチ
  • 産褥ショーツ
  • 産褥パッド
  • 授乳ブラ
  • 前開きのパジャマ(ボタンが外しやすいもの)
  • 洗面・お風呂用具・化粧道具
  • スリッパ
  • 売店や自販機がある場合は小銭
  • 退院時に着るおなかを締め付けない服
  • スマホ・携帯の充電器

帝王切開の入院時にあると便利なもの

  • s字フック(鞄などをかけられる)
  • 授乳用クッション
  • クッション(寝るときの体勢を変えられる)
  • ペットボトルにつけるストロー
  • むくみ防止用の靴下・着圧ソックス
  • 傷跡保護テープ・保護ベルト
  • ネックピロー
  • 寝たままでも暇つぶしができる音楽プレーヤーなど
  • 汗拭きシート(入浴再開前用)

入院期間が長引くことを考えて、持ち物は多めが基本!

帝王切開の入院は、自然分娩より長くなるため、持ち物が多めに必要になります。
病院内で洗濯ができない場合、下着などを家族にとってきてもらわないといけませんし、入院が長引くとボディソープやシャンプーなどが足りなくなるケースもあります。

帝王切開でも悪露はある!産褥バッドを忘れずに

産後は、出産によって不要となった胎盤や卵膜などが血液とともに体外に排出される「悪露」があります。帝王切開の場合、赤ちゃんを取り出したあとに子宮内を吸引していますが、それでも悪露は排出されます。

帝王切開の場合、入院期間が長引きますから、産褥パッドは多めに用意しておきましょう。悪露の量は徐々に量が減っていくので、厚手のものと、薄手のもの、両方があると良いでしょう。薄手のものは夜用の生理用品でも代用できます。

退院時の洋服は傷口にひびかないようにゆったりしたデザインを選ぼう

赤ちゃんを抱いてるママのイラスト

退院時のママの服装ですが、術後1週間程度だと傷にひびく可能性もあるため、締め付ける服装はやめましょう。タイツやデニムなどは傷が痛いです。そのため、退院時の服装はワンピースや、腹部がゴムのワイドパンツがおすすめです。

帝王切開の入院前にしておくこと

帝王切開で入院が決まっている場合、持ち物だけでなく、退院明けのことも考えて準備を進めておきましょう。指輪は早めに外しておくことをオススメします。

結婚指輪などは早めに外して自宅保管

手術時には、アクセサリー類の金属類は身に着けて置くことができません。結婚指輪などは、術前に慌てて外して無くさないように、予め外して大切にしまっておきましょう。院内での紛失を防ぐためにも、自宅でケースに入れておいてください。

妊娠によってむくみがひどくなると外せなくケースもありますので、妊娠したら早めに指輪は外しておいた方が賢明です。

入院中の上の子の預け先について再確認

帝王切開は入院期間が長引くため、家族と留守中の家事や上の子がいる場合には兄弟の預け先について相談しておきましょう。退院後の家事分担や上の子の世話についても話し合っておきましょう。

産後に着るためのウエストゆったりめの洋服を準備

出産で入院する前には腹部を圧迫しない普段着を用意しましょう

赤ちゃんが産まれるとなかなか買い物にも行けませんから、入院する前に腹部をしめつけないゆったりした普段着を用意しておきましょう。

帝王切開の術後の痛みは、1ヶ月程度でなくなるのが一般的ですが、人によっては痛みが長引く方もいます。また、締め付けの強い下着、タイトなデニムやタイツ類は、ウエスト部分が傷口への摩擦刺激になってしまうので、傷跡ケアとしてはおすすめできません。

帝王切開の傷跡は消える?傷跡を残さないためのケア方法
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帝王切開の入院費用は40万円~

帝王切開の入院費用は40万から100万までと幅広いです。

手術自体は診療報酬点数があるため、費用は予定帝王切開で20万1400円、緊急帝王切開で22万2000円となります。しかし、手術費といった保険診療以外に、帝王切開には分娩料、入院費、新生児管理料などの自費診療分が加算され、これは産院や個室などのサービス内容に大きく左右されます。

帝王切開でも、健康保険・国民保険の被保険者は出産育児一時金約42万(産科医療補償制度に未加入の機関の場合は40.4万円)は支給され、直接支払い制度を利用すれば、一時金の金額分は窓口での支払いは不要です。

ですが、それでも持ち出しが必要になるケースもありますので、多めにお金を用意しておきましょう。高額療養費制度をつかえば、支払った金額の一部は後に還付されるケースもあります。

入院中、病室に現金を置いておくのは危険ですし、トラブルに発展する可能性もあります。退院時に迎えに来てくれる家族などに事前に預けておき、退院時に支払うようにしましょう。

帝王切開にかかる費用と自己負担を減らす5つの制度
帝王切開にかかる費用と自己負担を減らす5つの制度

帝王切開の入院なら民間の医療保健が適応されます

帝王切開の入院には、医療保険を使えることがあり、保険によって出産費用がプラスになる方もいるようです。保険に入っている方は事前に保険会社に問い合わせしておくと、出産後に楽なので、ぜひやっておきましょう。

ただし、妊娠後に保険に入って帝王切開に適用することはほぼできませんし、保険は二人目、三人目の帝王切開時には支払われないように条件がついているケースが大半です。

帝王切開の手術前後の過ごし方ポイント

手術に備えて入院をしたら、いよいよ手術は目前です。荷物の整理は事前に済ませて置き、術後は無理のない範囲で体を動かしましょう。

荷物は寝転がりながら手が届く範囲にまとめておく

手術後数時間は、麻酔も残っていますし、傷の痛みにより、すぐにベッドから起き上がって動いたりすることができません。ベッドからあまり動かなくても済むように、スマホやテレビのリモコンなど、術後するにそばにあってほしいものは、手の届く範囲においておきましょう。

手術後の痛みは我慢しすぎない!薬を処方してもらおう

帝王切開の手術直後は麻酔がしばらく続いている状態ですが、時間が経つと麻酔が切れ、痛みが強くなってきます。痛みが強い場合は、我慢せずに痛み止めを処方してもらいましょう。

術後はできるだけ早めに動いた方が良い

産婦人科医と話す赤ちゃんを膝に乗せた母親のイラスト

術後の経過にもよりますが、帝王切開の術後は、数日安静というわけではありません。麻酔が切れて、医師が異常なしと判断した時点で、できるだけ動くように指示されることが多いです。

早く動くことが身体の回復を早めますし、血の塊りによって血流が滞ったり、血管が詰まる「血栓症」のリスクを下げるという狙いがあります。

帝王切開のリスクとは?術中・術後の母体と赤ちゃんへの影響
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先輩ママの帝王切開での入院中の過ごし方

産院では、入院中に赤ちゃんの沐浴指導や授乳指導などを行うのが一般的です。
帝王切開の出産の場合、入院中はどのように時間を過ごすのでしょうか?先輩ママの体験談をもとに紹介します。

予定帝王切開での入院生活

こんなに痛いのか!とビックリ

y.mam(27歳)


入院準備は他の普通分娩の方とあまり変わりませんが、お腹を切るとなかなか自由に動けないため、パジャマは前びらきのボタンのタイプにして下さいと言われていました。そのため、同タイプのパジャマを3着程用意しました。ですが、術後は思った以上に自由が効かなく、少し動いただけで激痛です!なので、ボタンは出来るだけ大きくて外しやすいものがオススメです。

そして、もし秋冬に出産されるなら湯たんぽがあると、じんわり体を温めてくれます。ベットの上で過ごす時間が長いので、リラックス出来るアロマやネックピローも良いですよ!

わたしは個室だったのですが、産後3日目までは赤ちゃんは新生児室で過ごしていました。少し動けるようになったら新生児室まで授乳や沐浴に訪れていました。5日目からやっと母子同室になりたくさんたくさん抱っこしたりしました!約10日間の個室入院で、持ち出し費用は9万弱でした。これから帝王切開される方頑張って下さいね!

痛くてもとりあえず動く

よりこ(30代前半)


第1子が妊娠中にずっと逆子だったため、予定帝王切開で出産しました。

母児同室を推奨している病院だったのですが、手術日は母体の回復を促すために新生児室で預かってくれていました。インターネットで早期離床が回復を早めると見ていたので、夜中中自力で寝返りを打っていました。

2、3日目は昼間は母児同室をしながら母乳をあげたりし、夜は新生児室で預かってもらい、4日目から1日中同室となりました。私が入院した病院は旦那、祖父母、上の子以外は面会が禁止だったので、面会が多く体が休まらないということもなく良かったです。

6日目に退院だったのですが、その前日に沐浴指導と育児指導を受けました。不安なこともその時にしっかり聞けたので良かったです。

帝王切開の傷は1ヶ月ほどは痛かったですが、たくさん動く方が癒着などの合併症も少ないそうなので、ゆっくりですが自分で出来ることは自分でするように気を付けていました。

大部屋で、楽しい入院生活でした

ひまり(36歳)


三男の予定帝王切開で市立病院に6日間入院しましたが、一時金でお釣りがくる金額で28万円程でした。上の子も帝王切開で、お腹が痛くて起き上がる事が大変だったので、横になったまま水分が摂れるようにペットボトルに付けるストローを用意しておきました。

それとすぐにはシャワーを浴びる事ができないので、私は汗拭きシートを用意しておき気持ちの悪い時にいつでも体を拭けるようにしていました。大部屋でしたが、特に不満を感じる事はなく、逆にいろいろと話す相手がいて楽しい入院期間でした。

病院はインフルエンザの流行る時期だったせいか、子供が病棟に入る事が禁止されていたので、上の子供との面会はナースステーションに赤ちゃんを預けて談話室のような場所での面会でした。

術後すぐから助産師さんが授乳の時間毎に赤ちゃんを連れてきてくれて、次の日に第一歩行をして大丈夫となるとすぐに母子同室でした。シャワーの時や体調が辛ければ預かってくれましたし、不便はありませんでした。

緊急帝王切開での入院生活

絶食で水が飲めないのは地味に辛い

市川宮(30歳)


陣痛開始から丸一日の陣痛促進剤、子宮口全開になっても赤ちゃんが骨盤を通り抜けられず、緊急帝王切開になりました。

出産を無事に終え、陣痛中は吐き気があり、食べることはおろか水を飲むこともなかなか出来なかったので、無性に喉が渇いていたのですが術後は絶飲食…。なによりも、なによりも、辛い!!!ベッドから動くことができず、とにかく耐えなきゃいけないのが地味に一番つらかったです。

入院期間は出産前の1日を含め8日間。合宿のような気分だったのを覚えています。個室で術後翌日から寝たきりの状態での授乳開始。しかし、食欲がなく、食事はあまり喉を通りませんでした。

動けるようになってからは部屋を出ることもできて少し気分が晴れましたが、当時は産後うつ気味だったのだと思います。

赤ちゃんを抱きながら感動で涙がこぼれてる母親のイラスト

帝王切開で腸閉塞になりかける

ダッフゥー(33歳)


私は普通分娩の予定だったのですが、急遽、緊急帝王切開になりました。普通は帝王切開は1週間程の入院で良いらしいのですが、全身麻酔をかけたため、腸閉塞になりかけて10日間に入院が伸びてしまいました。でも、入院費は出産一時金と生命保険が降りたのでプラス20万ほどになり少し嬉しかったです。

私の場合、赤ちゃんが、汚れた羊水を飲んでしまったため、赤ちゃんは2週間ほどNICUに入っていました。ですので、私は個室だったので、ゆっくりと休む事ができました。

帝王切開の傷は痛いのですが痛み止めを出してくれるので、そこまできになりませんでしたが、腸閉塞の方がきつかったです。お腹のガスも出ないので座薬ばかり入れられてました。

出産準備は、そこまで他の方と変わらないと思いますが、思った以上に悪露はでるのでナプキンは多めがいいです。大変な出産でしたが、可愛い我が子を見るとそれも思い出かなと思います。

予定外の緊急帝王切開で準備不足

つーちゃん(30代後半)


緊急帝王切開で、入院は8日間。個人病院の個室でしたので、出産一時金差し引きの手出しが11万円位でした。後に手続きを行い、生命保険から5万円程出ました。

予定外の緊急帝王切開でしたので、入院準備の荷物中にあったら良かったというものがいくつかありました。

例えば、マジックハンド。ちょっとした物を取ったり動かすのにとても役立つと思いました。また、傷口が痛み、なかなか寝返りを打てないため、身体のあちこちが痛みました。ベッド上での姿勢を楽にしたり、脚を高くするために、長いクッションや枕サイズのクッションがあれば良かったです。

産後3日目から初乳と母子同室になりました。沐浴は入院5日頃に、主人がいるときにしてもらいました。初の出産でもあり面会は多かったですが、きつい時はドアに面会遠慮の札を下げてもらえました。

病院側が全部準備してくれて助かった

ikko(40代前半)


入院は1週間ほどで、入院費は45万ほどでした。破水して、陣痛が来たのですがなかなか進まず、急遽帝王切開になりました。入院グッズは全て病院に揃っており、足りないものは全くありませんでした。緊急のときにはパニックになりがちなので、そのように全部準備してくれるクリニックを選んで良かったと思います。

陣痛を待つ部屋から、分娩、その後の入院まで全て完全個室でした。母乳は、子供が保育器に入っていましたので、生後3日目くらいからあげはじめました。その後は退院までほぼ母子同室でした。しばらくは傷が痛くて起き上がるのが大変でしたが、なるべく動くように言われました。お風呂再開も意外と早かったです。

お見舞いはすぐに人が来ましたが、母乳を昼夜問わずあげ続けているので、とてつもなく眠かったです。

入院準備をして、赤ちゃんと会える日を待とう

帝王切開での出産後は、傷の痛みや術後の経過、赤ちゃんの様子などをよく経過観察しながら、入院生活を送ることになります。入院期間は1週間~10日といわれていますが、中には2週間ほど入院する方もいます。

痛みの感じ方には個人差がありますので、体調が悪いときには無理をせず、赤ちゃんは看護師さんに預かってもらうなどしましょう。入院準備を万全しておき、心穏やかに出産の日を迎えてください。

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