安定期とは?

安定期とはどんな時期?妊娠中期になったらやりたいこと!

安定期とは、いったいどんな時期?「妊婦さんは、安定期に入るまで無理は禁物」と言われますが、安定期とはいつからいつまでなのか、安定期に入るとどのような身体の変化が起こるのかを解説。妊娠報告や安産祈願など、安定期に入ったらやっておきたいこと、おすすめの過ごし方も紹介します!

安定期とはどんな時期?妊娠中期になったらやりたいこと!

安定期とはどんな時期?いつからいつまで?

芸能人の妊娠発表の際には「安定期に入りましたのでご報告させていただきます」という言葉をよく聞きますが、そもそも安定期というのはどういう時期なのかご存知ですか?

安定期とは、お腹の中で胎盤が完成して、胎児が成長する準備が整う時期です。妊婦さんの体調も安定してきて、段々とお腹が膨らんで、胎動も感じられるようになります。

妊娠初期は、妊娠検査薬で陽性反応が出ても、子宮外妊娠などの異常妊娠の可能性もありますし、胎児の心拍がしっかりと確認できるまでは、お腹の中で赤ちゃんが無事育っているかは実は未知数な部分も多いです。また、多くの妊婦さんにつわりの症状が出るため、体調が安定しなくなります。

一般的に安定期に入るとつわりの症状も改善に向かい、妊婦さんの体調も落ち着いてくるため、周囲への妊娠報告は、安定期を目安にするというのが日本では一般的です。

安定期はいつからいつまで?妊娠何週からが安定期なの?

お腹に手を当てている妊婦

安定期とは、は妊娠5ヶ月~7ヶ月(妊娠16週~27週)まで、一般的には妊娠中期を「安定期」と指す場合が多いです。

妊娠初期と安定期の違いは?つわりが終わったら「安定期」ではない!

つわりが治まることの多い妊娠4ヶ月頃から安定期に入ったと考える方もいますが、つわりには個人差があり、はじめから症状がまったくない人や妊娠後期まで続く人もいます。安定期というのは、胎盤が完成した妊娠中期以降を指しますし、お腹の中の赤ちゃんの状態はこの頃はまだエコー検査でもよくわからない部分もあります。例え体調が悪くなかったとしても、やはり妊娠4ヶ月までは妊娠初期らしい過ごし方をした方が良いでしょう。

妊娠初期の過ごし方・快適マタニティライフのための心得
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「安定期」とはいえ妊娠中は体調が変わりやすいため無理は禁物

「安定期」というネーミングを聞くと、ついつい安心して無理をしてしまいがちですが、何をしても良いというわけではないので注意点は厳守しましょう。

妊娠中は常に体調変化が起こるものですし、急に母体や胎児に異変が生じる可能性もあります。
また、双子などの多胎妊娠、高齢出産、妊産婦さんの病歴によっては、「安定期はないと思って過ごしてください」と医師から忠告されることもあります。

安定期に入ると変化すること

安定期に入ると身体的な変化を感じるようになります。母体は徐々に出産に対する準備が整い、お腹の中の赤ちゃんも急激に成長します。

つわりのピークが去り、少しずつ食欲が出てくる

美味しそうにサラダを食べている女性

妊娠初期の辛いつわりは、多くの場合、安定期に入ると落ち着き始めます。それまで全く食欲がなく、吐き気に悩まされていた妊婦さんも少しずつ食欲が出てきます。

つわりが終わりを迎えたと感じたのはいつだった?体験談15
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また、妊娠初期は高めだった基礎体温が徐々に低くなるので、倦怠感やだるさから解放されて体調が良くなります。毎日気分良く過ごせるようになれば精神的にも安定します。それまでは控えていた外出も積極的になり、出産準備も楽しんで出来るようになるでしょう。

お腹が大きくなってきて、「妊婦さんだ」と外見で気づかれることも増える

妊娠初期はお腹が出ると言っても、他人から見れば全く分からない程度です。むしろ、つわりで痩せてしまう方も多く、周囲は見た目からは妊婦だと気づかないケースが大半です。

しかし、妊娠5ヶ月くらいで子宮は大人の頭ほどの大きさになるので、少しずつお腹が目立ちはじめます。身体の線がわかる服装をすれば、妊婦だと周囲にも自然に察せられるようになります。締め付けは、身体の血流を滞らせますから、ゆったりしたワンピースやマタニティウェアの購入を検討しましょう。

また、安定期に入ると、妊婦健診で行われるエコー検査がお腹の上からできるようになります。
可愛い赤ちゃんの存在を意識できますので、日に日に母親としての自覚が湧いてくるという妊婦さんも多いです。

少しずつ胎動を感じ、安定期の終わりごろには外から触っても赤ちゃんの動きがわかる

お腹をなでている妊婦

安定期になると、妊婦さんは赤ちゃんがお腹の中で動く『胎動』を感じられるようになります。はじめはただお腹の中に空気が溜まって、ゴロゴロするような感覚ですが、しだいにお腹の中で動いているのがはっきりわかるようになります。

妊娠24週頃になると、パパなどがお腹を触っても、はっきりとお腹の中で動く赤ちゃんの存在を認識できるはずです。

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エコー検査で赤ちゃんの性別がわかる

安定期に入ってまもない時期、早ければ妊娠16週頃には健診時に赤ちゃんの性別が判明します。「性別を早く知りたい!」という方は担当医に尋ねてみてください。

ただし、エコー検査のときの赤ちゃんの体勢によっては性別がわからないこともあります。安定期は16週~27週までですが、妊娠23週までは4週間に1回、妊娠24週~35週にかけては2週間に1回ですので、チャンスは複数回あります。

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安定期に入ったらやりたいことリスト

妊娠初期はつわりに悩まされてマタニティ―ライフを楽しめなかった方も、安定期には体調も落ち着き、できることも増えてきます。おすすめの過ごし方をご紹介します!

1.マタニティヨガやスイミング・ウォーキングなどの適度な運動

外でマタニティヨガをしている妊婦

出産はもちろん、その後の子育ても体力勝負です。妊娠中だからといって、必要以上に安静にする必要はなく、体力が落ちてしまうと出産時や産後が心配ですし、代謝が落ちて体重増加も気になります。安定期に入ったら、適度な運動を始めたいところです。

通える範囲にマタニティーヨガやマタニティースイミングの教室があれば、体力維持のために始めてみてはいかがでしょうか?特にヨガは呼吸法の習得やリラックス効果も期待できるので、妊婦さんにはおすすめです。

また有酸素運動であるウォーキングも体力維持には効果的です。パートナーと一緒に始めてみるのも良いでしょう。ただし、無理は禁物なので、精神的にも体力的にも負担がかかるようならすぐに中止してください。

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2.戌の日に神社やお寺で安産祈願をする

日本では妊娠5ヶ月目の最初の「戌の日」に神社やお寺などで安産祈願をする風習があります。戌(犬)は一度にたくさんの赤ちゃんを安産で産めることが由来となっています。

お腹に「腹帯」を巻いて神社でご祈祷してもらいますが、最近は参拝のみの方も増えています。妊婦さんの実家や義実家などと一緒に参拝するのが習わしの地域もありますので、1度確認してみましょう。

戌の日とは?安産祈願の準備・当日の参拝作法
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3.友達と会って気分転換

出産するとなかなか友人と出かける時間が作れません。安定期で体調の良い時期に、ぜひ仲の良い友人たちとは会っておきましょう。

ランチやお茶をしながら近況報告をすれば、妊娠中のストレスからも解放されます。すでに子供がいる友人と話をすることで、出産への不安が和らいだり、これからの子育てが楽しみになることも期待できます。

4.出産準備の買い物に出かける

赤ちゃん用のおもちゃを見ている妊婦

活動的に過ごせる安定期のうちに産後に必要となる物を揃えておきましょう。妊娠後期になっても買い物は可能ですが、安定期に一度おおよそ必要なものを下見しておくことで、迷った商品はじっくり検討できますし、慌てて購入して後悔することがなくなります。

自分の物はもちろん、赤ちゃんグッズの買い物は見ているだけでも癒し効果があります。ただし混雑している場所やあまり長い時間は避けた方が良いでしょう。

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5.パートナーと二人きりの外出を楽しむ

産後はパートナーと二人きりでロマンチックな時間を過ごす機会がなかなか作れません。またお洒落なレストランや映画館、コンサートなど子連れで出掛けることができない場所もあるので、安定期の間にデートしておくのがおすすめです。

子供が産まれてからのライフスタイルについてもよく話し合っておく必要があります。家に居る時とはまた違う新鮮な雰囲気で話し合うと、お互いに素直になれるというメリットもあります。

6.近場に1泊程度の旅行に出かける

自宅やかかりつけの産婦人科からほど近い距離なら、1泊程度の旅行に出かけることも可能です。ただし、あくまでも体調を優先して担当医に相談をしたうえで計画を立てる必要があり、母子手帳は必ず持参してください。

妊婦さんにおすすめなのが宿の中で過ごす時間をメインに楽しめるホテルや温泉旅館です。交通費をかけない分、ホテル代を少し奮発すれば近場でも非日常を味わえて、リラックスできるでしょう。

7.職場への妊娠報告・産休に向けた仕事の引き継ぎ

オフィスで上司と会話をしている妊婦

安定期に入ったら職場に妊娠を報告しましょう。
産休は、出産予定日の6週間前(双子の場合は14週前)から取得できますから、妊婦さん自身の引き継ぎの時間も必要ですし、会社側としても人材配置に関して考える必要がありますので、早めの報告が望ましいはずです。

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8.母親学級に参加し、赤ちゃんお世話の仕方を覚えたり、ママ友を作る

特に初めての出産を控えている妊婦さんは、地域や産院が主催する母親学級には積極的に参加することをおすすめします。赤ちゃんの成長過程やお世話の仕方まで様々な情報を得ることができます。また妊婦さん同士で仲良くなり、近所でママ友を作るにも良い機会になります。

精神的に不安定な時期を過ごす妊婦さん同士はわかり合える部分が多く、お互いの不安を相談しながら妊婦生活を送る心強い友達になります。

またパートナーと一緒に参加すれば、育児参加に積極的になってもらうきっかけ作りになるかもしれません。

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9.妊娠記念にマタニティーフォトを撮っておく

妊娠は人生において数えるほどしかない経験なので、貴重な妊婦姿をプロに撮ってもらい写真に残しておく妊婦さんも多いです。お腹の赤ちゃんが無事生まれてきて、大きくなった時に「ここにあなたがいたんだよ」と説明しながら見せる楽しみも増えます。

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10.絵本の読み聞かせや音楽を聞かせるなどの胎教を始める

胎教とは、妊婦さんがお腹の赤ちゃんと積極的にコミュニケーションをとることです。胎児の頃から幸せな時間を共有することで、育てやすい子が生まれるという説もあります

安定期に入ると赤ちゃんの聴覚が発達しますし、ママの体調も良くなってくるので、胎教を始めるには最適の時期です。

例えばクラシックやオルゴールなどヒーリング効果が高い音楽を聴いたり、絵本の読み聞かせをしたり、ママ自身が常にお腹の赤ちゃんに話しかけるという方法が一般的です。

他にもお腹を撫でてあげたり、胎動を感じたらお腹を叩き返してコミュニケーションをとるなど、ママ自身が楽しんで出来るような活動を取り入れましょう。

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11.妊娠線のケアを始める

安定期になったら、本格的に妊娠線ケアを始めた方が良いでしょう。
お腹が急激に大きくなることで、皮膚の下にある真皮がその成長についていくことができずに断裂してしまいます。ホルモンバランスの変化によって、肌の新陳代謝が悪くなるのも断裂が起こりやすくなる要因です。

ケア方法はとにかく保湿です。妊娠線を予防するクリームや保湿効果の高いクリームを、毎日お風呂上りに全身に塗りましょう。

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安定期の注意点

安定期だからと言って油断は禁物です。妊娠初期とは気を付けるポイントも変わっているので、楽しく安定期を過ごすためにも覚えておきましょう。

体重増加は母体にも胎児にもリスクあり

ポテトチップスのイラスト

安定期に入ると辛いつわりから解放されます。それまで見るのも嫌だった食べ物が平気になり、さらに何を食べてもおいしく感じるので、ついつい食べ過ぎて急激に体重が増えてしまうのです。

しかし、体重が急激に増えるとお腹の赤ちゃんに悪影響になり、母体にとっても出産のリスクが増えたり、妊娠線ができたりとトラブルの原因になります。

妊娠中にいつもよりお腹が空くのは当たり前のことですから、我慢しすぎてストレスを溜めるのも良くありません。時には食べたいものを食べつつ、ジャンクフードや油っぽい物を食べ過ぎないように、上手に食欲をコントロールしていきましょう。

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腰痛は癖になりやすいので要注意

安定期に入ると子宮が大きくなり、胎児の成長や羊水の増加によって重量も増えます。重くなったお腹を支え、さらにお腹が大きくなることで重心が変わるため、腰痛に悩まされる妊婦さんは少なくありません。

腰痛は癖になりやすいので、出産後の生活に影響させないためにも、できるだけ改善し、悪化を防ぎたい症状です。

ストレッチなどで凝り固まった腰の筋肉をほぐす、腰を温めるなどの対策をしたり、妊婦用の腰痛予防ベルトを使用するのもおすすめです。

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便秘予防は早めに!痔になる可能性も

安定期には徐々に子宮も大きくなって内臓が圧迫されるので、便秘に悩まされる妊婦さんは非常に多いです。他にも、ホルモンの影響や自律神経のバランスが崩れると、便秘が引き起こりやすくなるので、現時点で便秘の症状がなくても、予防しておくに越したことはありません。

また、実は妊娠中~産後にかけて痔に悩む女性は少なくありません。便が硬くなったり、子宮の成長により肛門周辺の血流が悪くなるのが原因だとされています。妊娠中から便秘や痔に悩まされていると、出産後に悪化してしまうことも多いので、やはり早めの対処が肝心です。

適度な運動、水分補給、食物繊維など便通に良い食事内容を心がけましょう。

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むくみをストレスに感じないように対策しよう

妊娠中は女性ホルモンである「エストロゲン」の働きが活発になり、むくみが起こりやすくなります。特に足のむくみに悩まされる妊婦さんが多く、安定期を十分に楽しめない原因となってしまいます。

体重増加の注意点と同じくバランスの良い食生活はもちろん、塩分は控えめにして余分な水分を排出する「カリウム」を多く摂取するのが効果的です。リンパマッサージ、身体を冷やさないようにする、足を高く上げて寝る、着圧ストッキングを履くなどの対策をとりましょう。

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安定期とは、出産に向けての大切な準備期間

安定期とは、ママにとっても、赤ちゃんにとっても、大きな変化を感じられる時期です。
赤ちゃんの存在を意識する機会も多くなりますから、体調に配慮しつつ、本格的な出産準備を進めていきましょう。

妊娠後期になり、もっとお腹が大きくなると、外出が億劫に感じたり、出かけても疲れやすくなります。パートナーと二人きりのおでかけ、友人とのお茶会など、出産前にやりたいことは計画的に消化していくことをおすすめします!

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