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手足口病の症状の特徴とは?

手足口病の症状とは?かゆみや痛みは?発疹・水疱の特徴

手足口病の症状とは?38℃程度の発熱とともに、手足口のまわりに発疹・水疱ができるのが特徴的な「手足口病」。発疹や水疱はかゆみを伴うのか、化膿やかさぶたになるのか、対処法とともに解説。手足口病と似ている感染症との見分け方、治療期間や治るまでの過ごし方、子供と大人の症状の違いも紹介!

手足口病の症状とは?かゆみや痛みは?発疹・水疱の特徴

手足口病の症状とは?夏の感染症の代表・手足口病の特徴

手足口病はプール熱、ベルバンギーナと共に「三大夏風邪」と呼ばれるぐらい、夏場に流行するウイルス性感染症です。発熱症状に伴って、手のひらや足の裏、口の中に発疹や水泡が現れます。「手足口病」という病名は症状をとても端的に言い表しており、印象に残りますよね。

手足口病のウイルスの型は現在分かっているだけでも10数種類あり、さらに一度感染して完治した後も、別の型のウイルスに再度感染する可能性があります。感染力が非常に高いのも特徴のひとつです。

手足口病に感染した場合、どんな症状がでるのか、他の似ている感染症との見分け方のポイントも併せて紹介します。

手足口病の症状|治療期間や感染しやすいのは?

手足口病が治り体調が良くなった赤ちゃん

手足口病は、ウイルス性の感染症です。夏の暑い時期、主に就学前の乳幼児が感染することが多く、飛沫感染・接触感染します。手足口病の症状をさらに詳しく見ていきましょう。

手足口病の症状とは?厄介な発疹・水疱の特徴

手足口病の症状と特徴

初期症状として発熱、のどの痛みと発疹に併せて手のひらや足の裏、口の中の粘膜にブツブツとして発疹や水疱が現れてきます。高熱になることはあまりなく、熱は38℃程度です。しかし、厄介なのが発疹・水疱です。

発疹・水疱ができる部位

「手足口病」という名前の通り、ほとんどの場合は手足口のまわりに発疹・水疱ができますが、まれに肘やひざなど汗がたまやすい部位、悪化するとは背中やお尻の広範囲まで広がります。手足に発疹・水疱ができなくても、手足口病の可能性があることを覚えておきましょう。

口の中に水疱が出来ると、痛みや違和感で食事に影響が出てきてしまいます。口内は、臼歯よりも前方の頬粘膜や舌にも発疹ができる可能性があります。水分を摂取しにくくなるために、脱水症状に注意しましょう。

かゆみはあるの?

発疹がかゆみを伴うかどうかは個人差があります。もし赤ちゃんなど言葉が離せない子がかゆみを感じている場合、自分の手を口の中に突っ込むようなしぐさが見られます。口内炎の場合、かわいそうですがどうすることもできません。水分や食事は刺激にならないものを与えてあげましょう。

手足など、表皮の発疹・水疱にかゆみを感じている場合は、冷やすのが効果的です。逆に体が温まると、かゆみは強くなるので、熱が下がるまで入浴は控えましょう。お風呂に入れる場合は、ぬるめのシャワーで短時間、石鹸は刺激になるNGです。

発疹・水疱の痕は残る?かさぶたは?

水疱は水疱瘡の水疱とは違って、化膿することもなければ、かさぶたになって治ることもありません。水疱は大きくて中央にくぼみが見られるといった形状です。歯肉が赤くなったり腫れたりなどの症状もありません。

合併症の危険性は?

熱が下がらず苦しい表情の赤ちゃん

手足口病のほとんどが数日で症状が治まることが多いのですが、ごくまれに重症化し、合併症を引き起こす可能性があります。
1997年にはマレーシアで、2008年~2010年には中国で、2011年にはベトナム、国内でも1997年には大阪府、2000年には兵庫県で手足口病に感染によって脳炎を発症した子供がいます。

大概は38℃程度の熱ですが、急に高熱が出た場合は速やかに専門医師を受診しましょう。発熱で意識が朦朧としていないか確認してください。

夏の三大風邪~手足口病との症状の違い・見分け方ポイント~

体調が悪くぐずる赤ちゃん

夏の三大風邪として、手足口病の他に、ヘルパンギーナ、プール熱(咽頭結膜炎)の2つが挙げられます。いずれも、6月から8月くらいをピークに子供たちの間で流行する急性ウイルス感染症です。
手足口病との見分け方のポイントを紹介します。

ヘルパンギーナは発疹口の中だけ!

ヘルパンギーナは高熱が出て、のどの奥に水泡が出来る病気です。原因となる感染ウイルスが、手足口病と非常に似ているため見分けがつきにくいのですが、手足口病の発熱は微熱から38℃程度で済むのに対して、ヘルパンギーナは38℃以上の高熱が出てしまいます。また、ヘルパンギーナは口の中にしか水泡ができません。

プール熱は目にトラブルが起きる!

症状としては、発熱、頭痛、吐き気、のどの痛み、倦怠感、食欲がなくなる、結膜炎による目の痛み、充血、涙目などです。結膜炎の目の症状が強い場合は、点眼薬などによる治療が施されますが、これといった特効薬はありません。

プール熱は、正式には咽頭結膜炎と呼びます。主にプールで感染が拡大することが多のですが、病院や介護施設で高齢者に感染するケースもあります。数種類のアデノウイルスへの感染が原因とされています。

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発症から治癒までの期間

熱は2、3日程度で下がり、水泡性の発疹も4~5日程度で落ち着いてきます。症状自体は3~7日で落ち着きます。
赤ちゃんや小さな子が感染し、口の中に発疹・水疱ができ、かゆみを伴う場合はこのぐらいの期間の辛抱です。

0歳~4歳くらいの子供がかかりやすい

パパに抱っこされて安心している赤ちゃん

手足口病は生後6ヶ月の赤ちゃんから4歳くらいまでの乳幼児がかかりやすい感染症です。中でも5割以上が2歳児以下の乳幼児です。
個人差はありますが、2歳以下の乳幼児は38℃程度の発熱なら、元気に遊んでいたりします。しかし、発疹や水疱が口の中にできて口内炎となると、食欲低下や水分摂取が困難になりやすく、口の中が痛くて泣き続けるので看病はたいへんです。

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大人が感染すると症状は重くなりやすい

手足口病の感染者の9割は赤ちゃんや小さな子供ですが、抵抗力が落ちていると大人も感染し、発症します。特に妊婦さんは抵抗力が落ちており、使える薬も限られるので注意が必要です。

大人が感染すると、子供に比べて症状が重く現れることが多いです。39℃を超える発熱を伴い、発疹・水疱もかゆみを通り越して、痛みを感じることが多々あります。のどや口内に水泡が出来ると食事や水分を摂ることが困難です。だいたい1週間程度で治癒しますが、予防に努めておいた方がよいでしょう。

暑い季節の手足口病。水分補給や栄養摂取に工夫を!

手足口病になり辛いママ

残念ながら手足口病に対する特効薬はありません。手足口病に感染したら、まず気をつけたいのが脱水症状ですが、口の中の水泡が痛くて水を飲むのも一苦労です。
特に赤ちゃんは母乳を飲まなくなってしまうので、なるべく乳児用イオン飲料水などを利用して水分補給を意識しましょう。食べ物は、ゼリーやプリンなども口あたりの良い物、重湯やおかゆ、豆腐など柔らかくてのど越しのよいものがおすすめです。

水分補給がなかなか出来ない場合や、脱水症状が気になる場合は専門医師を受診しましょう。部屋はなるべく涼しくして、静養できる環境を整えてあげましょうね。