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突発性発疹は2回かかる

突発性発疹は2回かかる?油断は禁物原因ウイルスの秘密

突発性発疹は2回かかることがあります。2回目は2歳児から4歳児に多く発熱低く湿疹症状も1回目と比較して軽いことから子供も気づかずに治ることもあります。突発性発疹が2回かかる原因はヒトヘルペスウイルスが1種類だけではないからです。2回目の突発性発疹についてまとめました。

突発性発疹は2回かかる?油断は禁物原因ウイルスの秘密

突発性発疹は1回かかるとかからないと思っていたのに!2回目の原因と特徴的な症状

突発性発疹についてママ友や周りの人から1回かかるとそれで終わりでかからない、なんて聞いたことありませんか?でも、実はそれは間違いなのです。原因としては事項で説明しますが、人生で2回突発性発疹を経験することもまれにあります。

人によっては2回目のときのほうが症状が軽い場合が多く、高熱にならないため発疹だけ出て驚くということもあるようです。発疹自体も軽くすむ可能性も高くなります。

まさかの突発性発疹2回目!1回かかるとかからないと思っていたのに…

一度目の突発性発疹は熱も高く、発疹も続くため子供にとってはとてもつらい病気です。一度かかると次はかからないと安心しているお母さんが多いのですが、2回かかるとなると親としてはつらいですよね・・・。症状が軽い場合が多いのですが、具体的な原因はどういったものなのでしょうか。

原因となるヒトヘルペスウイルスはわかっているだけで実は2種類

突発性発疹の赤ちゃんを受け持つ看護師

基本的には一度かかったヒトヘルペスウイルス2度はかかりません。原因となるヒトヘルペスウイルスはわかっているだけで2種類。
これにそれぞれかかると2回突発性発疹にかかってしまうことになります。それではその2種類のヒトヘルペスウイルスに違いはあるのでしょうか。

ヒトヘルペスウイルス6型

突発性発疹の大部分がこのウイルスによるものです。このウイルスの抗体を生まれてすぐの赤ちゃんは保有しているのですが、抗体が徐々に消失することにより大体1歳までにかかる子供が多いようです。
ヒトヘルペスウイルス6型は発熱して発疹が出た後、脳炎になってしまうことがあります。初期症状としては意識障害や痙攣が何度も起きたり、痙攣がずっととまらなかったりします。

突発性発疹後に脳炎になるかどうかの判別は困難で予測することは不可能といえるでしょう。
しかし、
突発性発疹の疑いがある場合は医療機関に受診し脳炎の心配があるならばきちんと相談し、決定的な予防策はないもののきちんと薬を処方してもらいましょう。
また、高温が出ているとき熱が原因で痙攣が出ることがあります。それと混同しないように注意しましょう。

ヒトヘルペスウイルス7型

2回目の突発性発疹の原因のほとんどがヒトヘルペスウイルス7型によるものです。症状は比較的軽く、熱が出ず発疹が出たり、熱は出ても発疹が薄かったりします。

1回目と2回目の時期の目安

クッキー作りを妹と一緒にする兄

1回目は主にヒトヘルペス6型で、母親からの免疫が切れはじめる6ヶ月ごろから2歳ぐらいにかかる子供が多いようです。2歳を過ぎるとほとんどかかることがないといわれています。
日本では1歳までに70%がかかるといわれています。

2回目は主にヒトヘルペス7型です。1回目よりもずいぶん遅れて3、4歳くらいまでにかかることが多く、熱が出なかったり風邪に似た症状になります。実は検証の結果3歳までに9割以上の子供が感染済みという結果が出ていますので気づかないうちにかかっている子供も多いようです。
そもそも赤ちゃんの時期以外にかかることがあると認識していない親御さんも多いかと思います。

2回目の症状は軽い?1回目との症状の違いを比較

前項まででもご説明していますが1回目と2回目のウイルスは基本的には違うものです。
ですので、症状は少し違います。違いを比較してみましょう。

2つのウイルス、かかる順序で症状に違いは?

多くは、1回目はヒトヘルペスウイルス6型で2回目はヒトヘルペス7型…という順番にかかることが多いようですが、ごくまれに順は逆になります。その場合熱があまり出ず発疹が出て気づくこともあります。

症状の比較

それでは6型と7型の症状の違いを比較していきましょう。

発熱の様子…熱なし?高熱のリスクは?

2回目の突発性発疹が治り安眠する赤ちゃん

6型は高熱が3日ほど続き、解熱後発疹が出る場合がほとんどです。高熱もかなり高く長く続くため熱性痙攣などの症状を引き起こすこともあります。目を離さないように注意しましょう。発疹自体もひどいものが多く発症部位は全身におよびます。2~4日で発疹はおさまります。

7型は熱が出ない場合もあり突然発疹がでてびっくりということも多いようです。脳炎のリスクも含めて6型にかかったときのほうが注意は必要と言えますね。

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機嫌の悪さは?

機嫌が悪くなりやすいのは1回目の6型に感染したときです。熱や発疹が強く出るのはもちろんですが、多くが1歳までもしくは遅くても2歳までにかかるので症状を言えずしかもイヤイヤ期と重なる場合も多く苦戦する親御さんが多いようで、「不機嫌病」とも呼ばれています。

7型は3歳、4歳ごろにかかることがほとんどのため、ある程度自分で症状を説明できるうえに軽く済むケースが多いのでそこまで機嫌に影響はないようです。

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強い発疹が起こる

疲れてキッチンの床で寝入ってしまう赤ちゃん

6型に多い症状ですが、2回目の7型でも強い発疹が起こることがあります。手足と顔にはそこまでのたくさんの発疹は出ませんが基本的には全身発疹で腹・背中にかけてかなりの発疹が出てしまいます。

2~4日で発疹は完全に消えるのですが、発疹が出た後も3日ほど高熱が続く場合ははしかの可能性が高いので病院できちんと判断してもらいましょう。
また、はしかの場合は発疹の後が黒ずんで残りますが突発性発疹の場合きれいに消えてなくなります。

その他の症状

突発性発疹は胃腸炎を誘発させることがあり、発疹の前に下痢の症状が見られることがあります。高熱が出た際突発性発疹の判断がこの下痢でつくことがあります。

下痢の症状の重さについてはまちまちで脱水症状を起こすほど重くなることもありますので注意しましょう。
下痢の色は黄色がかったものになるのですが、離乳食が始まっている赤ちゃんがほとんどなので食べたものに影響され判断がつきにくいこともあるようです。

2回目の突発性発疹は水分不足と下痢に注意

弟にいたずらをするお兄ちゃん

突発性発疹は比較的軽いとはいえ、熱が出る場合もしっかりと発疹が出る場合もあります。
きちんとケアの方法を把握しておきましょう。

熱が出たら水分補給

高熱になる場合もありますので風邪などのときと同じように水分補給を忘れないようにしましょう。

下痢にも注意

前項にも書いたとおり胃腸炎により下痢を起こすこともありますので、トイレにいける年齢であればおなかの調子を聞いてあげましょう。脱水症状を起こすこともありますのでこの場合も水分補給を忘れないようにしましょう。

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他の病気の可能性もあるので不安があれば病院へ受診

2回目の突発性発疹の診断をする医師

基本的には病院受診は必要ないとはいわれていますが、ほかの病気と混同しやすいこともあり心配であれば電話で相談するか受診してもいいでしょう。

他の病気の可能性も捨てきれないから素人判断ではなく病院へ

基本的には受診する必要はないのですが、かぜ・はしかなどと混同する場合があることと、6型の場合脳炎の心配もあるので様子を見ておかしいと感じたら素人判断をせず病院にいきましょう。

高熱時、熱性けいれんが見られたら正しい処置と夜間休日診療の必要あり

高熱が続き痙攣が見られた場合は慌てずゆすったりせず、まず衣服をゆるめ吐しゃ物がつまらないように横向きに寝かせましょう。
何回も繰り返したりおさまらない場合はすぐに病院や救急センターにいきましょう。

登園の目安は?病み上がりはまだ病気中なので解熱後1~2日経過後に

優しい素材でできた幼稚園のイスと机

厚生労働省の保育所における感染症対策ガイドラインでは解熱後1日以上経過し全身状態がいいこととされていますので解熱度1~2日で登園はできますが発疹がかなり出ている場合もあり、できることであれば発疹が収まってからのほうがいいでしょう。
しかし、仕事の都合等でやむをえない場合は発熱していなければ感染力はかなり低く、登園しても大丈夫だとされていますので解熱して1~2日様子を見ましょう。

保育所の先生ともよく相談して、完治までの保育計画を立てるようにするのがいいでしょう。必要であればお医者さんに登園可能の診断を出してもらうことも可能です。

症状の比較的軽い2回目の突発性発疹でも注意深く観察しましょう

熱が出なかったりただの風邪と勘違いしやすい2回目の突発性発疹、もうかからないだろうと安心したころに起こることがあるので、注意して対応してあげましょう。

かかったことに気づかずすごしてしまう子供もいますが、突然発疹が出ることもあります。かゆみはないものの気になって触ってしまったり体がだるくなったりすることもあるようです。
また、軽いからといって油断せず様子を観察してあげるようにしましょう。