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突発性発疹の症状と診るポイント

乳児の突発性発疹の症状と注意して診てあげたいポイント

突発性発疹の症状と診るポイントです。生後6ヶ月頃から2歳までの殆どの赤ちゃんが罹る病気で40度近い高熱を伴う赤ちゃんもいるため初めて子育てするママは慌てる事が多い病気です。お家で看病するには正しい知識が必要で、軽い症状なら経過を観察し、赤ちゃんが辛そうなら病院で診察を受けましょう。

乳児の突発性発疹の症状と注意して診てあげたいポイント

突発性発疹になった赤ちゃんに見られる体の症状とは?

ほとんどの赤ちゃんに訪れる突発性発疹。新米ママさんでも本や雑誌、産婦人科などで耳にしたことがあるのではないでしょうか。
しかし実際に突発性発疹が発症すると、小さな赤ちゃんからは想像できないような症状にママも家族も驚いてしまいます。ここでは、そんな多くの赤ちゃんとママが初めて体験する突発性発疹の症状をご紹介します。

突発性発疹の症状は基本的に3ステップ

突発性発疹の不快感からギャン泣きする赤ちゃん

赤ちゃんが生後6ヶ月~2歳頃までには罹ると言われている突発性発疹は、一般的に2段階の症状が見られます。
ほとんどの赤ちゃんがかかる突発性発疹ですが、中にはこの3ステップに加えて違う症状が出るケースもあるので、ママさんは「突発性発疹だろうな」と思っても一応かかりつけのお医者さんに診察してもらうのがおすすめです。

ステップ1.風邪のような症状が1~2日出る

突発性発疹の始まりは咳や鼻水と言った「あれ、風邪かな?!」という症状が見られます。
生まれたばかりの赤ちゃんの風邪はママにとっても心配なので、この時点でお医者さんに診てもらって「突発性発疹です」と診断される場合も多いです。

ステップ2.40度近い熱が3~4日続く

突発性発疹の大きな特徴でもあるのが40度近い高熱が出るということです。
大人の熱と違ってまだ生後2年にも満たない赤ん坊にこれほど高い熱が出ると多くのママさんが焦ってしまいます。

また突発性発疹によって高熱が出ていても赤ちゃんはいたって元気でご機嫌なので、保育園やお外に連れて行ってしまいそうになりますがこちらはNG!

熱が出ている時の外出について

赤ちゃんが元気そうに見えても、実は高熱によってかなり体力を消耗していて体も弱っています。無理にお外や保育園に連れて行ってしまうと、そこから違うウイルスに感染してしまい病状が重くなったり症状が長引いたりすることに繋がります。

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ステップ3.熱が下がると同時に発疹が出る

高熱が下がり発疹が目立ち始めた赤ちゃん

40度近い高熱が3~4日続いた後は平熱に戻っていきます。
熱が引いていくと同時に発疹が現れ、胸やお腹や背中、または体全体に広がっていきます。

また手足や顔に発疹が出るケースは稀です。発疹は一般的には2~3日、長くても1週間以内には引いていきます。

発疹が出ている時の外出について

医学的には突発性発疹は他の子供にも感染しない、また熱が引いて発疹が出ている時はすでに外出が大丈夫な状態です。しかし保育園などでは「発疹が完全に引くまで登園は控えて下さい」という所もあります。赤ちゃんの状態や保育園の意向を考慮して、家でゆっくりと過ごさせてあげましょう。

突発性発疹の発疹自体はかゆみを伴わないので、赤ちゃんが掻きむしって肌に跡が残るようなことはありません。

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突発性発疹の発熱&発疹以外の症状

突発性発疹と違う症状が見え始め泣く赤ちゃん

突発性発疹は高熱と発疹が基本的な症状と言われていますが、赤ちゃんによってはこれ以外の症状が見られる時があります。

場合によって通常以上に赤ちゃんの様態が悪くなり症状も悪化するので、ママさんは「突発性発疹だから大丈夫だろう」と気楽に捉えずにその都度お医者さんに相談して正しい見解を聞きましょう。

突発性発疹の症状には軽いものと少し重いものがあります。

突発性発疹の軽い症状

病気になったが症状が軽く熟睡する赤ちゃん

  • 気付かない

突発性発疹にかかった赤ちゃんの20~40%は、「赤ちゃんが感染したことに気が付かないまま自然治癒をしてしまった!」という軽いケースもあります。

  • リンパ筋の腫れ
  • 大泉門(頭の骨がない部分)の張り
  • 吐く
  • 下痢になる

下痢や嘔吐の症状が出たら

突発性発疹は時に激しい下痢や嘔吐を伴うケースもあります。下痢は熱が下がっていき発疹が出る前あたりから始まり、そこから4~5日の発疹が消えるくらいに治まるのが一般的です。嘔吐や下痢がある時には、脱水症状にならないように水分をこまめに与えてあげましょう。

突発性発疹の重い症状

高熱が続きぐったりする赤ちゃんを病院に連れて行こうとするママ

軽い症状であればかかっていることにも気付かずに自然治癒していることもある突発性発疹ですが、中にはお医者さんに早急にかからなければいけない重い症状が現れる時があります。
以下のような症状が見られる場合には自己判断をせずに医療機関で正しい診断&治療をしてもらいましょう。

  • 高熱が続く

40度近い熱が出る突発性発疹ですが、高熱が続く場合は脳症や脳炎・熱性けいれんなどの症状を発症させてしまいます。

熱性けいれんとは

熱性けいれんは手やふくらはぎ・足・太もも・腕などの筋肉に生じる筋肉の強い収縮です。突発性発疹やはしかなどにかかった時に、熱が上がり過ぎたことにより起こります。

  • 内出血が多い
  • 下痢がひどい
  • 赤ちゃんの意識がない
  • 赤ちゃんの全身がガタガタふるえて熱けいれんを起こし、それが20分以上続く
  • 白目が黄色い
  • 突然に嘔吐や下痢を繰り返す

以上のような症状は早急にお医者さんに診てもらい適切な処置をしてもらいましょう。
突発性発疹はほぼすべての赤ちゃんが2歳になるまでにかかるポピュラーな病気ですが、少しでも異変を感じる場合は病状が悪化したり合併症にならないように気を付けなければいけません。

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心配になったら即SOS!自己判断せずに医師に相談を

一般的には1週間ほどで症状が治まる突発性発疹ですが、赤ちゃんがしんどそうだったりママが「おかしいかも」と心配になったらすぐにお医者さんに診察してもらいましょう。

軽い症状で終わる突発性発疹も、時には重い症状が出てしまうこともあるからです。
心配や不安になったら赤ちゃんのためにもママのためにもお医者さんに診せて、適切な診断と対処法を知ることが安全に突発性発疹を乗り切るためには大切です。