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突発性発疹の時に出る下痢

突発性発疹の下痢はいつから出るの?危険サインと注意点

突発性発疹ではたまに下痢を伴うことがあります。新米ママさんにとっては赤ちゃんの高熱や発疹だけでも不安なのに下痢まで出たら焦ってしまいます。いつからいつまで下痢が続くのか時期や気を付けておきたい注意点、対処法、危険なサインを紹介します。

突発性発疹の下痢はいつから出るの?危険サインと注意点

突発性発疹の下痢は要注意!ママが見極める危険サインと注意点

赤ちゃんが生まれてから数ヶ月後~2年以内に多くがかかる突発性発疹。多くの場合は新米ママさんならビックリしてしまうような高熱が出て、その熱が徐々に下がってくると同時に体に発疹が見られるようになります。その時点で多くのママさんが、ほとんどの赤ちゃんがかかる突発性発疹だと安心するのではないでしょうか?

しかし、発熱や発疹の他にも下痢が出てしまうこともあります。小さな赤ちゃんの高熱と発疹に加えて下痢までやってくると、さすがに体の状態が心配になってしまいますよね。確かに下痢は大人でも体力を消耗する辛い症状、ママさんは赤ちゃんの下痢から危険なサインを見極めて病状がひどくならないように気を付けてあげなくてはいけません。

突発性発疹の下痢は注意が必要!知っておきたい3つのポイント

突発性発疹で下痢になり水分補給される赤ちゃん

ほとんどの赤ちゃんに訪れる突発性発疹は、新米ママさんにとっては驚いたり不安になってしまうことでしょう。しかし多くの場合、高熱が出て体に発疹が出ても赤ちゃんはご機嫌で病院でも「突発性発疹なので安心してください」と診断されてホッとすることでしょう。

しかし通常の高熱&発疹に下痢が伴った場合、少し事情が変わってきます。小さな体でまだまだ弱い赤ちゃんに下痢が出ると、大人よりも重い負担がかかってしまうからです。ここからは突発性発疹で下痢が出た際に知っておきたい3つのポイントをご紹介します。

1.いつから始まって&いつまで続くの?

突発性発疹になると一時的に胃腸が弱って下痢が出てしまう赤ちゃんもいます。下痢は高熱が出て発疹が出る前後にやってくることがほとんどです。突発性発疹の熱が3~4日続いた終わりごろに下痢が始まり、発疹が出ている期間(2~3日)下痢が出て発疹が治まる頃に下痢も一緒に止まることが一般的です。下痢と発疹はトータルで1週間ほど続きます。

2.下痢はどんな色をしているか確認

下痢でも機嫌は良い男の子

赤ちゃんが突発性発疹にかかって下痢を出している時には、そのうんちの色もしっかりとチェックしておきましょう。下痢の色によっては他の病気を疑わなければいけないからです。

・黄色…茶色~黄色~まっ黄色の下痢は、通常のうんちの色なので心配する必要なし。
・緑色…肝臓から分泌される胆汁色素(ビリルビン)が原因で赤ちゃんには頻繁に見られる症状です。緑色の下痢の場合は腸の働きが弱っている可能性があるが健康に害があるわけではありません。
・白色…乳白色の場合はロタウイルス下痢症の可能性があるのですぐに病院へいきましょう。

3.下痢に伴う嘔吐の有無

突発性発疹にかかると激しい下痢と共に嘔吐が出ることもあります。下痢だけでも大量の水分と体力を奪われる上に、さらに輪をかけて上からも水分や栄養分が放出される嘔吐を伴う場合は、ただの突発性発疹の症状であっても気を付けてあげる必要があります。

下痢や嘔吐を伴わない突発性発疹の症状に、「高熱なのに赤ちゃんはご機嫌で元気」というものがあります。しかし下痢や嘔吐が出ると小さな赤ちゃんの体はすぐに弱ってしまい、大人の場合よりも重症になってしまうので脱水症状や、体が弱っていることで起こる合併症などにも注意しなければいけません。

赤ちゃんが嘔吐する原因は?ママが慌てないための対処法
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突発性発疹で下痢が出た時にママがするべき3つの対処法

下痢の赤ちゃんを家庭でケアするお母さん

高熱が出たと思ったら下痢と発疹のダブルパンチ、新米ママさんなら小さな赤ちゃんの体がとっても心配になってしまいますよね。
赤ちゃんが激しい下痢と嘔吐をしている時には以下のような3つのケア・対処法を心がけましょう。

赤ちゃんの下痢が治らない原因や対処法とホームケア
赤ちゃんの下痢が治らない原因や対処法とホームケア
赤ちゃんの下痢が治らないと心配なママへ、長期間続く下痢の原因と考えられる病気について解説しています。病院受診・再診の目安やおうちでのケア、お腹に優しい食材や離乳食のレシピも紹介しています。

1.脱水症状を防止するために水分&塩分を与える

下痢や嘔吐をしている際には想像以上の水分が失われるため、赤ちゃんが飲めるものを少量ずつ与えてあげることが大切です。
湯冷ましやぬるめのお茶、少し温めたミルクなどの他には、水分と塩分を両方効率よく摂れるベビー用イオン飲料がおすすめ。

ベビー用イオン飲料には、ポカリスエットタイプや飲みやすいリンゴや白ブドウ味も出ています。
赤ちゃんの嘔吐がひどい時には無理にごはんを食べさせるのではなく、下痢や嘔吐で失われた水分や塩分・電解質(イオン)を一緒に摂取できるイオン飲料をこまめに飲ませてあげましょう。

イオン飲料を含め飲み物を与える時には、弱っているお腹がビックリしないように常温のものか少し温めてから与えるようにしましょう。

2.おしりがかぶれないようにケアしてあげる

お尻がすっきりして熟睡する赤ちゃん

おむつをしている赤ちゃんの下痢が続くとおしりがかぶれてしまい、赤ちゃん自身も不機嫌になったり具合が悪くなったりしてしまいます。
下痢が出るようになったら肛門周りにかぶれ用軟膏をたっぷりと厚めに塗ってあげると、下痢が直接肌に触れるのを防いでくれますよ。

また下痢をしているとおむつの中に湿気がいつも以上に溜まって股や背中もかぶれやすくなるので、ベビーパウダーをつけてあげるのも効果的です。

ベビーパウダーにアスベストが含まれているという情報がありますが、日本国内で売られるベビーパウダーにはアスベストの混入がないことの確認が義務付けられているのでママさんは安心して使うことができます。

また下痢をしている時にはこまめにおむつを替えてあげて、おむつシートではなくぬるま湯でその都度やさしく流してあげるとおしりのかぶれを防いだり症状を軽くしてくれます。

3.下痢中に消化の悪い食べ物はNG!

突発性発疹の間に下痢は出ているけれど嘔吐がない場合、赤ちゃんはいつも通りのごはんを食べることができます。しかし消化が悪い乳製品や脂質の多い食べ物を与えるのは控えましょう。

体に入ったものがすべて下痢となって出てしまうので栄養のある食べ物を与えたくなってしまいますが、消化の良い物か水分をこまめに与えてあげることが重要です。

下痢と嘔吐がある場合

突発性発疹にかかって激しい下痢と嘔吐がある場合、かかりつけのお医者さんに診察してもらいましょう。赤ちゃんは下痢と嘔吐によって普通よりも数段弱っているので、ママのケアを確認するためにも赤ちゃんの体の状態をチェックしてもらうことが大切です。下痢止めも処方してもらえるので安心ですね。

長引く下痢は乳製品による乳糖不耐症の可能性も

乳糖不耐症にかかりノンラクトミルクを飲む赤ちゃん

突発性発疹にかかった赤ちゃんの下痢が長引く場合、乳製品が原因で起こる乳糖不耐症が考えられます。乳糖不耐症は牛乳やミルクに含まれる乳糖(糖質)が酵素によってブトウ糖とガラクトース(脳糖)に分解され体に吸収されるもの。
しかし赤ちゃんの体が弱っているとこの乳糖を分解できずに下痢をしてしまうのが乳糖不耐症なのです。

乳糖不耐症の治療方法と自宅で確認する病院の受診目安
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乳糖不耐症の治療はどのようなものなのか、症状など赤ちゃんの状態から判断した治療法を解説します。下痢や嘔吐など自宅で症状から判断して病院に受診する目安も紹介します。

1.突発性発疹による乳糖不耐症の原因

突発性発疹にかかった赤ちゃんはウイルスや細菌によって腸の粘膜が弱り、本来ミルクや牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素が出にくくなってしまいます。風邪などによって起こる胃腸炎が長引いている時にも、二次性乳糖不耐性が起こります。

2.乳糖不耐症の下痢の特徴

乳糖不耐症が原因で出てくるうんちは、乳糖が分解されないまま大腸で発酵するため、すっぱいにおいの下痢便が出るのが特徴です。

3.乳糖不耐症の下痢のケア

お風呂上りに自分の足を口に入れる赤ちゃん

乳糖不耐症の下痢は乳糖を含む牛乳やミルクを消化できなくて起こるので、しばらくの間乳製品を控えると自然に治っていく病気です。

しかし離乳できていない赤ちゃんの大事な栄養素でもあるミルクを完全にストップさせてしまうのは心配ですよね。そこで乳糖不耐症の下痢の赤ちゃんには以下のような工夫をしてあげましょう。

消化酵素の粉薬を牛乳やミルクに混ぜてあげる

腸で出にくくなっている消化酵素(ラクターゼ)の粉薬をミルクに加えたり、薄めたミルクを赤ちゃんの嘔吐や下痢の症状を見ながら少しずつあげましょう。

乳糖を含まないミルクをあげる

薬局には乳糖を含まない特殊なミルク(母乳代替食品が売られています。ラクトレス、ソーヤミルク、ノンラクト、ボンラクトなどの製品があります。

これらの母乳代替食品や消化酵素の粉薬を赤ちゃんに初めてあげる場合は、かかりつけのお医者さんに相談してあげ方や摂取量を決めましょう。

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白色の下痢が出たら合併症かも?!ロタウイルス下痢症とは

ロタウイルスを予防するためのワクチン

突発性発疹にかかったと思っていた赤ちゃんが下痢になり、合併症を引き起こしてしまうこともあります。その下痢の色が白っぽい乳白色のものならロタウイルス下痢症かもしれません。

水っぽく白い下痢便が出ることから「白色便性下痢」、嘔吐が伴うこともあり「嘔吐下痢症」、秋から冬にかけて発症するため「冬季下痢症」、小さな子供にかかるので「小児仮性コレラ」や「白痢」など様々な呼び名があります。

生まれてからまだ免疫のない赤ちゃんの大半がかかり、冬場に発症する急性の下痢はその8割がロタウイルスによるものだと言われています。

とても感染力が強く激しい嘔吐と下痢をともなうもので、かかりつけのお医者さんの診察を受ける必要があります。

下痢はエネルギーを使う!体力の消耗には水分補給を欠かさないで

高熱が出た赤ちゃんは見た目以上に体力を消耗しています。突発性発疹になった赤ちゃんが下痢になると小さい体がより一層弱っていってしまいます。

赤ちゃんのほとんどがかかる突発性発疹であっても、お医者さんに診てもらって正しい診断とアドバイスを受けることが大切です。赤ちゃんが脱水症状にならないように、下痢や嘔吐によって不足しがちな水分や塩分をこまめに与えてケアしてあげましょう。