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赤ちゃんの「うんちでない」解決

赤ちゃんのうんちがでない!原因や対処法、受診する目安

赤ちゃんのうんちが出ない時はなにかの病気?考えられる原因からうんちが出やすくするための対処法を紹介します。2日、3日のなら大丈夫ですが1週間や1ヶ月などあまりに長い便秘の場合の病院で受診する目安など赤ちゃんのうんちに関する解決策です。

赤ちゃんのうんちがでない!原因や対処法、受診する目安

赤ちゃんのうんちでない!考えられる原因や対処法、病院へ行く目安は?

生まれたばかりのころは1日に何度もうんちをしていた赤ちゃん。ところが生後1ヶ月くらいになると「2日~3日に1回しか出ないのだけれど、大丈夫なの?」「もしや病気では?」という不安を訴えるママが増えてきます。それまで順調に出ていたとすると、なおさら心配になりますよね。

そこでこの記事では、うんちが出なくなる原因や出ないときの対処法、受診の目安など、ママの不安な気持ちを解消するための情報をお届けします。

赤ちゃんのうんちがでない原因

赤ちゃんのうんちが出ない原因は、いくつか挙げることができます。もしも次に挙げる原因に思い当たることがあるようでしたら、その原因を取り除くことを試してみましょう。

便秘で辛い思いをしている男の子の赤ちゃん

そうすれば必ずうんちが出るとまでは断言できませんが、出るようになればよし、たとえ出なくても赤ちゃんが快適に過ごす助けになることは確かです。原因を知っておけば、これから先「うんちがでない!」という状況に遭遇したときにも役に立ちますよ。

授乳量や離乳食の量が足りていない

母乳やミルクの量が足りていない場合、あるいは離乳食の量が足りていないと、うんちが出なくなります。どうしてかといえば、うんちのモト(食物のカス)になるものがないからです。たとえうんちができたとしても、少ない量では外に出そうという腸の動きが起こらず、おなかの中にたまって硬くなってしまう場合もあります。

母乳やミルクを十分に飲んでいるか、離乳食が始まっている赤ちゃんなら食欲はあるか、振り返ってみましょう。ただ、ミルクは飲んだ量がわかりますが、母乳の場合は、量が足りているかどうかの判断が難しくもあります。授乳をしても赤ちゃんがもっと欲しがるようなら、不足していることも考えられます。体重の増え具合をチェックして、気になるときには助産師さんや医師に相談してみましょう。

赤ちゃんの水分が不足している

赤ちゃんは、とても汗っかきです。運動した後はもちろんのこと、お昼寝の後や沐浴・入浴後も赤ちゃんの水分は失われていきます。水分が足りていないとうんちが硬くなり、出にくくなってしまいます。

運動やおふろの後は、白湯や麦茶などで水分補給をしてあげましょう。母乳やミルクでの水分補給でもかまいません。水分をしっかり補給するだけでうんちが出るようになることは、決して珍しいことではないんですよ。

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お腹が冷えている

汗っかきの赤ちゃんに厚着の必要はありませんが、お腹周りが冷えると腸の働きが悪くなり、お腹をこわすこともあれば、うんちが出にくくなることもあります。お昼寝のときやベビーカーでお出かけするときは、バスタオルやブランケットなどを利用して、お腹を冷やさないようにしてあげましょう。

肛門が切れたりかぶれたりしている

デリケートな赤ちゃんの肌は、おしっこやうんちで、すぐにかぶれてしまいます。また、うんちが硬くなりすぎると、出るときに肛門が切れてしまうこともあります。大人でもつらい症状ですが、赤ちゃんも同じです。痛い思いをしたくないために、うんちを我慢してしまうこともあるのです。

赤ちゃんのおしり、特に肛門の周りは、いつも清潔にしておいてあげましょう。もしもかぶれたり切れたりしていることに気づいたら、受診して手当てをしてもらうと安心です。

母乳育児の場合

おなかが張ってギャン泣き中の男の子

母乳育児のママは、次のことをチェックしてみましょう。

ママの食事内容

赤ちゃんのうんちの状態と母乳の質には、深い関係があります。ですが、自分の母乳の質がよいのか悪いのか、判断できませんよね。そんなときは、おやつなども含めたママの食事内容を振り返ってみてください。

肉や揚げ物、乳製品など、脂肪分の多い食事内容になってはいませんか? おやつで甘い物をたくさん食べてはいないでしょうか? もしくは、ダイエットをしようとして、食事内容が不足しているということはないでしょうか。母乳にはママの食事内容がストレートに反映されます。

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ママが脂肪分の多い食事や甘い物をたくさん摂っていると、母乳にも脂肪がたくさん含まれるようになり、ドロドロした質の悪い母乳になってしまいます。食事内容が不足してママが栄養不足になると、母乳の質が落ちてしまいます。赤ちゃんは、質の悪い母乳を上手に消化・分解することができないので、うんちが出にくくなってしまいます。

思い当たることがあるようでしたら、ぜひ食事内容を見直してみましょう。脂肪分の多い食事を控え、食物繊維が豊富に含まれている食材を使った和食中心の食事を心がけると母乳の質が上がり、いいうんちが出ることが期待できます。

ママの水分摂取量

母乳育児のママは、自分のための水分にプラスして、母乳のための水分が必要です。ですが、ママの摂る水分量が少ないと母乳の水分が不足して、ドロドロの質の悪い母乳になってしまいます。授乳前後はもちろんのこと、1日を通じてしっかり水分補給をしていきましょう。

ちなみに水分補給には、温かい麦茶・タンポポコーヒー・タンポポ茶・ルイボスティーなどノンカフェインのものをおすすめします。カフェインも摂りすぎなければ神経質になることはありませんが、コーヒー・紅茶のほか、ほうじ茶やウーロン茶にもカフェインは含まれていますので、覚えておくとよいと思います。

ミルクの場合

ミルクを飲ませている場合は、次の可能性が考えられます。

ミルクの成分が合わない

ミルクはメーカーによって成分が異なりますが、たとえ微量であっても、含まれている成分と赤ちゃんの腸の相性がよくないことがあります。すると、消化・分解に影響が出て、うんちが出なくなることがあります。

「メーカーを変えてみたら出るようになった」というケースもあるので、もしも「うんちでない」の状態が続くようでしたら、サンプルを利用するなどしてミルクを変え、様子を見てもいいかもしれません。

ミルクの温度が低い

ミルクは人肌くらいに冷ましてあげることが基本ですが、飲ませるタイミングがずれてしまい、ミルクが冷めてしまったことが原因で、うんちが出にくくなることもあります。

働きが未熟な赤ちゃんの胃腸はデリケートですから、「そういえば、冷めたミルクをあげることが続いていたな」という場合は、作ったらすぐに飲ませるように心がけてみてください。もしも冷めてしまった場合は、ちょっと温め直してあげるといいですよ。

ご機嫌なら2日~3日出なくても大丈夫

うんちは健康のバロメーターともいいますから、ちょっと出ないだけでも心配になるものです。ですが、実はうんちの量や回数にも、個性があります。1日に2回出る赤ちゃんもいれば、数日に1度の赤ちゃんもいます。ママやパパから引き継いだ体質も関係するといいますが、基本的に機嫌がよく、食欲もあるようでしたら、2日~3日出なくても心配することはありません。

うんちが出なくて切ない表情の赤ちゃん

ただし、

  • 「おなかが張っている」
  • 「どうも機嫌が悪い」
  • 「食欲が落ちている」
  • 「うんちをするときに痛がって泣く」
  • 「明らかにうんちのペースが変化している」
  • 「うんちが硬くてコロコロしている」

といった様子が見られたら、いわゆる便秘の可能性があります。このようなときは、原因を考えて対処すると同時に、ぜひ次で紹介する便秘のケアをしてあげましょう。

赤ちゃんのうんちがでないときの便秘ケア

マッサージや運動など、赤ちゃんとコミュニケーションをとりながらできる便秘ケアを紹介します。うんちが出ないときばかりではなく、普段の生活に取り入れていくことをおすすめします。

便秘が辛い赤ちゃんを慰めるママ

お腹のマッサージ

おへそを中心に「の」の字を書くように、手のひらでゆっくり優しくさすってあげましょう。ポイントは時計回りに「の」の字を書くことです。この向きに腸の中でうんちが動いていくからです。時間を決めて毎日2回くらいしてあげるほか、うんちが出にくそうなときにもぜひ試してみてくださいね。

足こぎ運動

仰向けに寝かせた赤ちゃんの足首を優しく持ち、ひざをお腹につけるようにゆっくりと動かしてあげましょう。左右交互に、自転車のペダルをこぐようなイメージです。腸が刺激されて、うんちが出やすくなります。

腹ばいになる

腹ばいをいやがらない赤ちゃんでしたら、意識して腹ばいの体勢をとってあげることもおすすめです。腹ばいになって上半身を起こすことで、腸を刺激することができるからです。ママも一緒に腹ばいになって遊んであげたら、赤ちゃんも喜びそうですね。

一緒に遊ぶ

大人もそうですが、運動不足も便秘の原因のひとつです。手足を持って動かしてあげる、一緒にお部屋の中をハイハイする、公園で遊ぶ、お散歩をするなど、一緒に遊びながら体を動かしてあげましょう。

便秘にいい飲み物を飲ませる

オレンジやプルーンは、便秘解消に効果がある果物です。水分補給もかねて、100%のジュースを飲ませてあげましょう。赤ちゃんの月齢によっては、白湯で薄めてくださいね。

5%で作った糖水(白湯100ccに対して砂糖5gの割合)も効果があるといわれています。運動の後やおふろの後の水分補給にどうぞ。

綿棒マッサージ

ベビーオイルをたっぷりつけた綿棒を1cmほど肛門に入れ、10秒ほどゆっくりと回してから引き抜いてください。綿棒は大人用のものの先端を少しだけほぐして柔らかくしておくとよいでしょう。

ただし、綿棒マッサージはクセになるとも言われています。あまりにもうんちが出なくて辛そうな緊急時の対処法とするのがよいかもしれません。

マルツエキスを飲ませる

麦芽糖の発酵作用で、腸の働きをよくしてくれるエキスです。白湯で薄めて飲ませましょう。穏やかに作用するので、「何をしても効果がない」というときに試してみてはどうでしょうか。

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どうしても改善されない場合は病院へ

原因を振り返ってみても、いろいろな対処法を試してみても、どうしても改善できないということもあるかもしれません。そのようなときには、一度、病院で診てもらうことをおすすめします。先天的の病気が潜んでいる可能性がないともいえません。

うつ伏せでおなかを刺激する便秘の赤ちゃん

特に、

  • 「1週間以上、うんちが出ない」
  • 「お尻を拭いたら血がついてきた」
  • 「食欲がないばかりか、吐くこともある」
  • 「グズグズと泣くことが続いている」

という場合は、迷わずに受診してください。

うんちをしたおむつがあるようでしたら、受診のときに持参して医師に見せると、診断の役に立ちます。そのほか、いつごろからうんちが出ていないか、ふだんの回数はどのくらいかなど、あらかじめメモして持っていくと、診察がスムーズになります。

いいうんちができる環境を整えてあげよう

赤ちゃんの腸は未熟ですから、時にはうんちが出なくなってしまうこともあります。よくあることなので、その点は心配しないでくださいね。

ただ、原因のところでお話したように、思わぬ理由でうんちが出にくくなってしまうこともあります。ぜひそういった原因を取り除き、いいうんちが作れる環境を整えてあげましょう。「快眠快便」といいますが、スッキリといいうんちが出て、赤ちゃんがいつもご機嫌でありますように!