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赤ちゃんの虫除け対策

赤ちゃんの虫除け~ディートや殺虫成分を使わない対策~

赤ちゃんの虫除け対策が必要な季節になってきました!虫除けには色々な種類がありますが、赤ちゃんの敏感なお肌や、ベビーカーなど身の回りに使うものなので、ディートや殺虫成分を含まないものを選びたいですね。蚊帳や手作りの虫除けアロマスプレーで、やさしく爽やかな夏を過ごしてみませんか?

赤ちゃんの虫除け~ディートや殺虫成分を使わない対策~

赤ちゃんに虫除けが必要な理由

赤ちゃんは蚊に刺されやすいってご存知ですか?蚊は、体温が高く、汗っかき、呼吸が早くて代謝も高い人に寄ってきます。そのため、赤ちゃんは蚊など血を吸う虫には特に狙われやすいのです。

赤ちゃんの皮膚の厚さは、大人が2〜3mmに対して1〜2mmと、大人の半分程度しかありません。そんな赤ちゃんの柔肌は外部からの刺激に弱く、虫に刺されると大人よりもずっと強く反応が現れてしまいます。また、近年、虫が媒介する感染症が問題化するなど、特に赤ちゃんへの虫除け対策が重要となっているのです。

赤ちゃんの虫除け どんな虫に気をつけたらいいの?

虫刺されが痛々しい赤ちゃんの脚

赤ちゃんの虫除けと言って一番初めにイメージするのはやっぱり「蚊」。しかし、赤ちゃんの虫除けといっても、気をつけるべき虫は蚊だけではありません。
虫刺されと一口に言っても、蚊やブヨのように栄養とするために吸血する虫、蜂やムカデのように自らを守る攻撃の為に刺したり噛んだりする虫があります。

蚊・ダニ・ブヨ…血を吸う虫

刺されると、熱を持ち、大きく腫れ上がってしまう場合があります。
また、蚊が媒介するデング熱や、マダニが媒介するSFTS(重症熱性血小板減少症候群)などの怖い感染症の症例も増えてきているので注意が必要です。
もちろん、すべての蚊やダニが病原体を持っているというわけではありませんが、山や草むらなど、虫が多い場所へ行くときには、肌の露出を控えるなどして、刺されないように工夫しておきたいですね!

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蜂・ムカデ・クモ…刺す・噛む虫

刺されたり、噛まれた瞬間に激しい痛みがあり、すぐに赤く腫れ上がります。重症化することもあるため、すぐに病院へ行きましょう。
公園や山などの場所だけではなく、蜂は軒下に巣を作り洗濯物の中に入り込んだり、クモやムカデはお風呂場など湿気の多い場所に潜んでいたり、意外と身近なところにもいるものです。

特に、攻撃的で危険なスズメバチですが、スズメバチの巣は軒下などに作られるタイプだけとは限りません。例えば最も大型で刺されたときの危険性も高いオオスズメバチは土中に巣を作るために、気付かずに接近し怒らせてしまい被害に遭うケースが殆ど。巣は見つけたら、すぐに駆除をお願いするほかに、スズメバチには近づかないこと、スズメバチが威嚇したらすぐに離れましょう!

夏の帰省時などには特に注意!スズメバチの威嚇

・様子を窺うようなホバリング飛行
・威嚇音を立てる(カチカチ)
・まとわりつくような飛行

毛虫…触れるとかぶれる虫

公園や家の庭木に毛虫が発生することがあります。特に「チャドクガ(茶毒蛾)」という毒蛾の幼虫は、全身が毒針毛に覆われていて、これに触れると強い痒みを伴う発疹が現れます。患部をこすったり掻いたりしてしまうと、症状が悪化するだけでなく、被害が広がってしまいます。
年2回、4~6月8~9月頃、ツバキ、サザンカなどの葉に多く発生するので、注意が必要です。

赤ちゃんの虫除け対策

虫を寄せ付けない殺虫剤

国民生活センターが行った消費者アンケートでは、「約6割が2歳未満から虫除けを使用し、屋外で遊ぶ際は9割以上が何らかの虫除けを使用していた」という結果が出ています。それほど、赤ちゃんの虫除けが身近で、関心が高いということです。

「虫除け」といっても、メーカーや成分、タイプにも非常に多くの種類があるので、それぞれの特徴を知って、納得した上で選んであげたいですね。

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薬局で売られている市販の虫除け

市販の虫除けにも、さまざまなタイプがあり、用途によって替えるなど手軽に使うことができます。とても便利ですが、使用上の注意をしっかりと確認し、用法用量を守って正しく使うようにしましょう。

塗るタイプ・スプレータイプ

外遊びやキャンプなどに行くときは、塗るタイプやスプレータイプの虫除けを使うことが多いのではないでしょうか。虫除けを選ぶときに、使用上の注意を見て気になったことはありませんか?実は、多くの商品において、共通して以下のような注意書きがされているのです。

  • 生後6ヶ月未満の乳児には使用しない。
  • 6ヶ月〜2歳未満の乳幼児に使用する場合は1日1回まで。
  • 2歳〜12歳未満の幼児に使用する場合は1日1~3回まで。
  • 手や顔には使用しない。
  • 口や鼻から吸い込まないように。

このように、乳幼児への使用に制限を設けているのは、その商品ほとんどに「ディート」が含まれているからです。

ディートとは

化学名「ジエチルトルアミド」という、昆虫忌避剤として用いられる化合物です。1964年、害虫が媒介する病気から兵士を守る目的で、アメリカ軍により開発され、ベトナム戦争や湾岸戦争などに使用されました。その後、帰還兵の不眠や神経障害などがみられる「湾岸戦争症候群」が問題となり、ディートはその原因物質のひとつとして疑われているのです。

ディートは、一般的には毒性が低いとされています。しかし、ごく少数ですが、日本でも脳障害が起こるなどの事例があるのも事実です。海外では、この毒性を危惧し、2002年にはカナダ保健省農薬管理規制局が、幼児への使用を厳しく規制し、EPA(アメリカ合衆国環境保護庁)でも、ディートの濃度が15%未満の製品のみ販売を認めるなど、国レベルでの働きかけをしています。

近年日本でも、カナダやアメリカの動きを受け、乳幼児への使用に関する注意喚起が行われるようになりました。しかし、諸外国のような厳しい規制は取られていないため、もし市販の虫除けを使用するときは、用法用量を守ることが大切なのです。

シールタイプ・リングタイプ

服や帽子などに貼れ、持ち運びにも便利なシールタイプや、手首やベビーカーに取り付けられるリングタイプがあります。メーカーにより成分はさまざまですが、化学化合物が使われていないものも多く、安心して使うことができます。

シールタイプは、袖口や裾など複数箇所に貼らないと、十分な効果が得られない場合があります。また、誤飲の心配もあるため、手の届かない背中に貼るなど工夫が必要です。

家で使う殺虫剤

夏の定番商品の蚊取り線香

どれだけ注意していても、家の中に蚊などの害虫が入り込んでしまうことはよくあります。そんなときは、殺虫剤に頼りたいけれど、やはり赤ちゃんへの影響が心配ですよね。では、家の中で使われる殺虫剤にはどんな成分が使われているのでしょうか?

蚊取り線香

多くの商品に「ピレスロイド」という石油合成された殺虫成分が使われています。このピレスロイドは、人体に安全性が高いといわれていますが、中には敏感に反応してしまう人もいます。赤ちゃんがいるご家庭で使用する場合は、天然除虫菊を配合した100%植物成分の蚊取り線香もあるので、こちらを選ぶ方が良いでしょう。

蚊取り線香は、煙や臭いが発生し、目や喉を刺激することもあるので、しっかりと換気しながら使うようにしましょう。また、火傷や誤飲の可能性もあるため、赤ちゃんの手の届かない場所に置くようにしてください。

電気式蚊取り・スプレータイプ・ワンプッシュタイプ

ヒーター部分を発熱させ、液体の薬剤を蒸発、拡散させる電気式蚊取りや、スプレータイプなど、液体の殺虫剤にもさまざまな種類があります。これらのタイプも、多くのものにピレスロイドが使われています。
電気式蚊取りに関しては、各メーカーで「乳幼児のいる部屋での使用は問題ない」としていますが、しっかりと換気をして、長時間の使用は避けるなど、十分に注意をしてお使いください。

ディートや殺虫成分を含まない虫対策

ディート成分を使わない虫対策

どれだけ「人体には影響が少ない」といわれても、ディートや殺虫成分を含むものは使いたくない、という方も多いはずです。そんな方には、安心できるナチュラルな虫除けがおすすめです。

蚊帳を使う

日本の蚊帳が、アフリカの人々をマラリアから守っているというニュースもあり、近年、日本でも蚊帳が見直されています。空気が籠ることも汚れることもなく、蚊や害虫から赤ちゃんを守れるのが嬉しいですね。

ハーブを窓際や玄関に置く

ハーブには、虫が嫌う芳香成分「シトロネラール」を多く含むものがあり、主にヨーロッパでは、古くからさまざまな形で生活に取り入れられてきました。ここでは、「シトロネラール」の含有量が多いハーブをご紹介します。
ハーブは育てやすいものも多く、爽やかな香りを楽しめるだけでなく、虫除け効果もあるなんて、一石二鳥ですね。

センテッドゼラニウム

元は、香料原料用として、香料メーカーによって品種改良されたもので、ローズゼラニウム、レモンゼラニウム、ペパーミントゼラニウムなど、さまざまな種類があり、それぞれ香りも異なります。
ヨーロッパでは、ゼラニウムが災厄から家を守ると考えられ、窓辺に飾る習慣がありますが、虫除けの効果も期待されているのです。

シトロネラ

レモングラスなどと同じイネ科の仲間で、柑橘系の爽やかな香りが特徴です。名前の通り「シトロネラール」が多く含まれているため、古くから、蚊帳に編み込んだり、ろうそくに練り込んだりして、虫除けとして日々の生活に役立てられてきました。

レモンユーカリ

ユーカリの一種で、香りがレモンに似ています。ユーカリオイルには強い揮発性があり、細菌やウイルスの繁殖を抑え、空気をきれいにしてくれる働きをします。そのため、古くは、オーストラリアの先住民アボリジニが、ユーカリを万能薬として使っていました。

虫除けアロマスプレーを使う

「シトロネラール」を含むハーブから抽出されたエッセンシャルオイルを用いた、虫除けアロマスプレーを使うのもおすすめです。

赤ちゃんにも使える虫除けスプレーをご紹介!

さまざまなメーカーやブランドから、赤ちゃんにも使える虫除けアロマスプレーが販売されています。


アロマガードミストの画像
出典:www.madonna.co.jp

アロマガードミスト

使用可能月齢:新生児〜

成分:オーガニック アロエベラ葉水、天然シトロネラ油、オーガニック ユーカリ油、天然シダーウッド油、オーガニックレモングラス、オーガニック ハッカ葉油、ラウリルカルバミン酸イヌリン、シルバー

原産国:日本

価格:1,620円(税込)

天然成分100%で、水を1滴も使わずにオーガニック成分を98%も配合している、オーガニックにとことんこだわったアロマスプレーです。石油系・植物性アルコールや防腐剤などは使用していないので、新生児の敏感なお肌にも使える優れもの!
癒される甘く優しい香りのミストは、高品質で保湿効果もあるので、赤ちゃんの体や顔だけではなく、ママの化粧水としても使えます。


 PERFECT POTIONアウトドア ボディスプレーの画像
出典:www.takakura.co.jp

PERFECT POTIONアウトドア ボディスプレー

使用可能月齢:生後6ヶ月〜

成分:エタノール(サトウキビ抽出)、水、コウスイガヤ油、セイヨウハッカ油、エンピツビャクシン油、ユーカリ葉油、スパイクラベンダー油、ティーツリー葉油

原産国:オーストラリア

価格:1,512円(税込)

累計180万本以上の売上がある人気商品です。
天然成分100%で、石油系化学合成成分は使用していないので、赤ちゃんや妊婦さんにも安心です。厳選されたエッセンシャルオイルや、香水にも用いられるサトウキビ由来のアルコールを使用しています。清涼感のある柑橘系の香りは、夏にぴったり。肌だけでなく、洋服や空間などにも使えます。


オーガニック アウトドア モスガードスプレー 125ml/made of Organicsの画像
出典:www.takakura.co.jp

オーガニック アウトドア モスガードスプレー 125ml/made of Organics

使用可能月齢:生後6ヶ月〜

成分:水、※アロエベラ液汁、ヤシ油アルキルグルコシド、※コウスイガヤ油、※ラベンダー油、※バクホウシアシトリオドラ葉油、ソルビン酸K、※グリセリン、クエン酸、※トウキンセンカ花エキス、※カミツレエキス (※はオーガニック成分)

原産国:オーストラリア

価格:1,728円(税込)

アルコールフリーなので、肌への刺激が少なく、敏感肌の赤ちゃんにも1日何度でも使用できます。
しっかりと保湿してくれるアロエベラ液汁をベースに、選び抜かれた天然精油をブレンドしていて、有機食品と同じレベルのオーガニック認証「ACO」の認定を取得しています。
すっきりとした香りが心地よく、肌だけではなく、洋服や網戸、カーテンなどに使っても効果的です。


シトロネラボディースプレー 50ml/生活の木の画像
出典:treeoflife-lp.com

シトロネラボディースプレー 50ml/生活の木

使用可能月齢:1歳〜

成分:エタノール、水、ユーカリシトリオドラ油、コウスイガヤ油、パルマローザ油、イタリアイトスギ葉/実/茎油、ティーツリー葉油、セイヨウハッカ油

原産国:日本

価格:972円(税込)

アロマテラピー・ハーブの専門店でファンも多い「生活の木」からも、アウトドア用のボディースプレーが販売されています。天然由来の原料からできているので安心の品質はさすがです。
爽快な香りで肌へのべたつきもなく、ユーカリ成分でひんやり爽やかな使い心地です。


虫よけスプレー 100mlの画像
出典:www.mutenka-okada.com

虫よけスプレー 100ml/無添加工房OKADA

成分:精製水、無水エタノール(アルコール)、エッセンシャルオイル(シトロネラ、ペパーミント、レモングラス、ゼラニウム)

原産国:日本

価格:1,234円(税込)

多くのメディアで取り上げられ、全国の保育園や幼稚園でも使用されている、実力派の虫除けスプレーです。合成界面活性剤、香料、着色料、鉱物油、防腐剤、合成安定剤、紫外線吸収剤、シリコーン、合成ポリマーなど無添加で、肌への刺激も心配ないので、赤ちゃんにも安心して使えます。

アロマスプレーを手作りしてみよう!

「シトロネラール」を含むエッセンシャルオイルは、手軽に購入できるので、虫除けアロマスプレーを手作りしてみてはいかがでしょうか。

虫除けアロマスプレーの作り方

1.スプレー容器に「無水エタノール5ml」を入れる。
2.「シトロネラ5滴」「レモングラス3滴」「ゼラニウム2滴」を加え、良く混ぜる。
3.「精製水45ml」または「ラベンダーウォーター45ml」を加え、よく混ぜる。

ブレンドするエッセンシャルオイルや配合を変えて、自分好みのものを作れるので楽しいですよ。また、外出時だけではなく、網戸やカーテンなどに使えば、虫除けルームスプレーにもなります。
ただし、赤ちゃんの肌には直接かけずに、帽子や服、ベビーカーなどにスプレーしましょう。また、水を使うので、2週間以内に使い切るようにしましょう。

もし虫に刺されてしまったら

腕まくりして虫刺され後を見せる男の子

大人なら、痒くなる程度の虫刺されも、赤ちゃんの場合には、反応が強く現れてしまうこともあります。もし、虫に刺されてしまったら、すぐに痒みや痛みを取り除いてあげることが必要です。

応急処置と病院で診察を受ける目安

害虫によって、応急処置や、病院で診察を受けた方が良い目安が異なります。
腫れや傷、膿みの具合などにより異なりますが、虫刺されには、ステロイドや抗ヒスタミンの軟膏が処方されます。

蚊やダニに刺された場合

刺されてしまった部分は、熱を帯びて腫れているため、冷たい水で絞ったタオルを当てて、熱を取ってあげましょう。このとき、決してこすらないようにしてください。また、氷は冷たくなりすぎてしまうので、使わない方が良いでしょう。保冷剤を使うときは、ガーゼなどに包んでから肌に当てるようにしてください。
患部を冷やしてしばらく様子をみて、もし、痛みを伴い、腫れがひどい場合や、しこりがある場合には、病院で診察を受けましょう。

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蚊に刺されたら痒さや腫れがひどくなりやすい赤ちゃん!跡が残らないかも心配ですよね…。赤ちゃんがいる家庭でもできる虫予防と、刺されてしまった時の正しい対処法、薬を塗るときのワンポイントを紹介します。

蜂に刺された場合

蜂の針には、毒の入った袋が付いていて、徐々に皮膚に染み込んでいきます。そのため、刺されたらすぐに針を抜いてあげることが大切です。指ではなく、毛抜きやピンセットを使って抜くようにしてください。また、蜂の毒は水に弱い性質があるので、水で5分ほど洗い流し、毒を絞り出します。そして、患部を冷やしながらすぐに病院へ行きましょう。

ムカデに噛まれた場合

ムカデの毒は神経毒で、たんぱく質や血球を壊してしまう、ポリペプチドとヒスタミン成分の酵素でできています。これらの成分は熱に弱い性質があるため、43℃以上のお湯をシャワーなどで30分ほど掛け続けると、ムカデの毒が弱まり、症状がやわらぎます。このような応急処置をしてから病院へ行きましょう。

注意したいこと

虫に刺されるのは、痒くなるだけではありません。それが発端となり、他の症状を誘発したり、重度のアレルギー症状が出てしまうこともあります。

二次感染「とびひ」

虫に刺された部分を掻くことで、「とびひ」などの二次感染の心配があります。「とびひ」とは、鼻や皮膚などに常在する「黄色ブドウ球菌」が傷口から侵入することで水ぶくれになり、「とびひ」の名前の通り、火が飛ぶように全身に広がってしまいます。

蚊アレルギー

蚊に刺されてから、異常に腫れたり、治まるまで何日もかかったりするのは「蚊アレルギー」の可能性があります。「蚊アレルギー」とは蚊の唾液腺物質に対する反応で、一種のヘルペスウイルスに感染している場合、全身にじんましんができたり、発熱したりと、症状が重くなる場合もあるため、初めての夏を迎える赤ちゃんは特に注意が必要です。

蜂毒アレルギー

蜂毒アレルギーの特徴は、その反応の早さです。ほとんど場合、15分以内に症状がみられ、早いほど重度になる傾向があります。中にはアナフィラキシーショックで、全身にじんましんが現れたり、呼吸困難が起こることもあります。これらの症状がみられたら、すぐに救急車を呼ぶようにしてください。また、アナフィラキシーショックは、2回目に刺されたら起こることが多いのですが、初めての場合でも、アレルギー症状が現れるケースもあるため、注意が必要です。

ホームケア

虫刺されケアをママにしてもらった赤ちゃん

患部を悪化させないように、ホームケアをしてあげましょう。ママがやさしくケアしてあげることで、赤ちゃんも安心できますよ。

市販の塗り薬を使う

蚊やダニに刺されたら、多くの場合は市販の塗り薬で治まります。しかし、大人用の塗り薬は、赤ちゃんにとっては刺激が強すぎるため、赤ちゃん用の痒み止めを使うようにしましょう。
もし心配であれば、かかりつけの病院で相談してみるのも良いかもしれませんね。

清潔に保つ

刺された部分は、肌が敏感になっているため、清潔を保つようにしましょう。
汗が刺激になってしまうこともあるので、洋服や肌着、寝具など直接肌に触れるものはこまめに替えるようにしましょう。熱いお風呂もまた、肌への影響も心配されるので、湯船に浸かるときは、ぬるめの温度に設定するのがいいですね。

爪を切る

「とびひ」の予防としても、赤ちゃんの爪は短く切っておきましょう。掻きそうなときは、おもちゃを持たせたり、音楽を聴かせるなど、他へ注意を向けてあげましょう。

虫除け対策をしっかり!赤ちゃんの柔肌を守ってあげよう

大人でも虫刺されは不快なものです。赤ちゃんの虫除けは、肌を露出させすぎない、虫除けスプレーを使うなど、できるだけしっかりと対策してあげましょう。
近年、虫が媒介する感染症が問題となっていますが、実は、虫刺されは悪いことばかりではなく、免疫力が上がるという利点もあるのです。
もし刺されてしまっても、重度でない場合には、成長過程のひとつとして、慌てずに見守ってあげることも大切です。

これからが夏本番です。太陽の下で元気いっぱい遊んで、楽しい思い出をたくさん作ってあげてくださいね!