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赤ちゃんのおなら気になる症状

赤ちゃんのおならの気になる症状|おならで健康チェック

赤ちゃんのおならが多い・臭いなど、気になる症状はありませんか?赤ちゃんの消化器官は未発達で、腸内環境もどんどん変化していく時期です。便秘や下痢とともに、おならは健康のバロメーターのひとつといえます。月齢順ごとの腸内環境の変化とおならによる赤ちゃんの健康状態の見方を解説します。

赤ちゃんのおならの気になる症状|おならで健康チェック

赤ちゃんのおならは健康のバロメーター!

産まれたばかりの赤ちゃんも、可愛らしいおならをしますね。まだ母乳やミルクしか飲まない時期の赤ちゃんのおならは、ほとんどが空気だそうです。ゲップと同じように母乳やミルクと一緒に飲みこんだ空気をおならとして排出しているんですね!

しかし、お腹が痛いのか、ガスが溜まっているのか、うんちが出にくいのか、下痢気味なのか、赤ちゃんはお話しが出来ませんからおならをするときの様子をよく見てあげて、どんな様子でおならをしているのかで健康状態をみてあげましょう。
赤ちゃんの身体の状態を「おならの様子」で観察するポイントについてまとめました。

おならの原因は?月齢順ごとの消化器官の発達・腸内環境の変化

おならが良く出る赤ちゃんのお尻

赤ちゃんは月齢が進むごとに、寝返りやおすわり、ハイハイといったようにどんどん運動能力が上がり、また離乳食が進み口から入れられる食べ物の種類もどんどん増えていきます。その成長の段階で身体の状態も日によって違ってきますね。
離乳食が始まれば、たくさんの種類の食べ物を摂取することで、悪玉菌が体内で活動する機会も増えてきます。そうすると、いままで善玉菌の力で臭いの気にならなかった赤ちゃんのおならも臭くなり、さらにうんちも臭くなってきます。

しかし、離乳食前なのにうんちやおならの臭いが強かったり、離乳食始まってからさらに臭いおならが頻繁に出るようになれば、赤ちゃんの腸内環境に何らかの影響がでているのかもしれません。よく見てあげて、気になるようでしたら小児科専門のお医者さんに相談してみましょう。

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新生児の腸内は臭くなる暇がない!?

新生児の消化器官の消化・吸収機能はまだまだ未熟ですから、ミルクや母乳、白湯以外のものを飲むことは出来ません。舌の使い方も上手ではないので、固形物などを食べることはもちろん食べ物を咽喉まで運んで飲み込むということも出来ません。

そんな新生児期の赤ちゃんのおならはあまりにおいがきつくないですよね。おならなのににおいが臭くないのは、ミルクや母乳以外の食べ物を摂取していないためとも、腸内に善玉菌がたくさんあるからともされています。
お母さんの胎内で受け取った乳酸菌などに依存しているので、赤ちゃん自身のお腹には独自の菌がまだまだ育っていません。母乳やミルクを飲んでも長時間体内にとどまっている時間が少ないので、臭くなる暇がないといっても良いでしょう。

1~2ヶ月の赤ちゃんの胃腸は「飲んだら出す」を繰り返す

おならチェックで赤ちゃんのお尻を触るママ

新生児の赤ちゃんのおならやうんちは、おっぱいと同じ回数ぐらい頻繁に出ますね。特に、たくさんおっぱいを飲む赤ちゃんはその傾向が強いようですが、赤ちゃんが飲んだおっぱいが胃の中まで届くと腸の出口付近の直腸がすぐ動いてうんちが出ます。これを「胃直腸反射」と呼びます。

産まれて間もない赤ちゃんは、うんちを踏ん張って出すことやいきんだり、気張るということが出来ません。この胃直腸反射という反射があることで、おならやうんちを体内から出すことが出来るのです。だいたい2ヶ月頃になるまで、このように飲んだらうんちを出すといったように排便がなされます。

この反射でうんちを出している間は、お尻が荒れやすいということが厄介ですね。うんちの回数が頻繁なためにお尻かぶれに注意してあげましょう。

2~4ヶ月頃の赤ちゃんは初めて便秘に悩みはじめる

生後2~4ヶ月の赤ちゃんは。それまで未熟だった消化器官が少しずつ発達してきますが、その発達過程で一時的に発生する生理的便秘という現象が起こりやすくなります。それまで全く問題のなかった赤ちゃんでも急に便秘の傾向が見られ、少し便を溜めてからうんちを出すといったように、うんちの出し方に変化が見られるようになります。

それまでは体力と欲求にまかせて母乳やミルクを飲んでいた赤ちゃんも、満腹中枢機能が発達してきます。よって、もしかしたら以前よりも授乳量が減るという赤ちゃんも出てきます。この頃の便秘は、赤ちゃんが機嫌よくしているようでしたら、焦らず様子をみてみましょう。

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4~6ヶ月頃の赤ちゃんのおならや便は離乳食の影響を受けやすい

生後6ヶ月頃を過ぎると離乳食を開始している赤ちゃんが多いのではないでしょうか?離乳食前期と呼ばれる時期ですね。離乳食開始による便秘の傾向が見られるのもこの頃です。

生後6ヶ月頃まではまだ腸管粘膜が未熟であることから、母乳やミルク以外の飲食物を口から体内に入れて消化するということがとても難しいことなのです。
この頃に著しい便秘症状が出た場合は、離乳食開始のタイミングがもしかしたら早過ぎたのでは?と考えてみたり、少し離乳食を休憩してみるのも良いですね。
腸の働きや消化器官の発達は赤ちゃんによってだいぶ違いますので、離乳食を進めるペースも違ってくるはずですから、よく赤ちゃんの様子を見て進めることが大事です。

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7~12ヶ月頃の赤ちゃんはたんぱく質の摂取によってたくましいおならが出る!

離乳食中期、後期の赤ちゃんはさらに離乳食の内容によって便秘を起こしやすい時期と言えます。だんだんと体内に食べ物を蓄積する時間が増えることと、たんぱく質などの摂取量が増えることで、赤ちゃんのおならは臭くなってきます。空気の量も増えるためか、音も大きくなってたくましいおならになってくるのではないでしょうか。

また、赤ちゃんの好みによって離乳食に好き嫌いが出てきたり、赤ちゃんによって食べムラや食欲や食事量が減ることがあり、これらの要因から便秘になることがあります。離乳食が進むと母乳やミルクの摂取量が減るので水分不足になりがちです。赤ちゃんの好みによる食材の偏りも食物繊維不足になり、これら両方の水分、繊維不足が便秘の原因になりますね。
赤ちゃんの消化器官が、離乳食の食事内容などについていけないことがおならや便秘に影響があります。

赤ちゃんのおならで見る健康チェックポイント

うつ伏せの体勢でおならをする赤ちゃん

離乳食が始まると、母乳やミルクとは違った飲食物の種類がだんだん増えてきてきますね。また、赤ちゃんの消化器官もそれまで未発達だった働きが、次第に大人と同じような働きや形状に育ってきます。小さかった胃はしっかりと大きくなり、腸の長さも長くなってきますから、食べたものや飲んだものがお腹に溜まっている時間も以前よりも長くなり、分解発酵されながら「おなら」なっていきます。

これらの食べ物の発酵でおならの臭いが発生しますから、大きなおならは赤ちゃんの消化器官の成長の証とも言えますね。
きっとだんだん立派なおならを出すようになってきているのではないでしょうか。

便秘と赤ちゃんのおなら

赤ちゃんの便秘には、腸などの消化器官の未発達と離乳食の内容などによるものということが言われますが、うんちを押し出す筋肉がまだ完全ではないとも言えます。便秘になりやすい赤ちゃん、またはおならが溜まりやすい赤ちゃんは自分でうんちをうまく出せなくて苦しくなってしまいます。

そんな赤ちゃんには、ママが優しくお腹をマッサージしてあげることで赤ちゃんの腸管が刺激されておならが出やすくなります。赤ちゃんの様子をよく見てあげて、苦しそうにしていたり不快な感じをしていたらマッサージが効果的ですね。

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下痢と赤ちゃんのおなら

赤ちゃんが下痢をするときというのは、とくに新生児の場合は母乳やミルクを上手に消化出来ずに下痢をしてしまうということがあります。その他の原因としては、細菌やウィルスに感染してしまっておこる下痢があります。下痢の症状に加えて、発熱や腹痛、嘔吐などがなければもう少し様子をみて大丈夫だと思います。

おならは、口から入った空気と体内で発生したガスなどを排出する役目ですから下痢の症状がある時は下痢と一緒に出ていることが多いです。赤ちゃんが口から摂取するもののほとんどが水分ですから、自分で消化吸収出来る量以上のものを摂取してしまうと下痢のような症状にすぐなりますから心配の必要がありません。

ママが少し気になるような下痢、例えば色がいつもと違ったり、血が混ざっていたりなどの場合は大腸などの異常サインですから速やかにお医者さんに診てもらうようにしましょう。

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赤ちゃんのおならが臭い!見直すべきポイントは?

おなかが張って辛そうな赤ちゃんをあやすママ

赤ちゃんのおならが臭くて心配というとき、気をつけたいことを挙げてみます。単純におならが臭いだけでしたら、赤ちゃんの腸内の悪玉菌の量が多くなっているということがあります。
母乳やミルクのみの時期は赤ちゃんのお腹の中は善玉菌だけでしたが、離乳食が進むことで悪玉菌が増えていきながら腸内で働く善玉菌がちゃんと育っていないということがあります。

こういうときは、善玉菌の代表とも言われているビフィズス菌が豊富なヨーグルトを用いることをおすすめします。このヨーグルトにすりおろしたリンゴやつぶしたバナナを混ぜて離乳食に加えると良いですね。

赤ちゃんがおならが出なくて苦しそう!ママができる対処法は?

赤ちゃんがおならが出なくて苦しそうなとき、赤ちゃんの下腹あたりを優しく「の」の字を描くようにマッサージをしてあげると腸管が刺激を受けておならが出やすくなりますので、日頃から試してみてください。
スキンシップにもなりますから、赤ちゃんの安心感や安定にも良い効果があります。

おならが増えた!見直すべきポイントは?

赤ちゃんを大切に思う子育て中の家族

赤ちゃんのおならが多いなと感じたら、次のことに気をつけてみましょう。
まずはゲップをちゃんと出してあげているか?ということです。授乳後や食事後のゲップをしっかりと出してあげていないと、体内に入った空気や発生したガスはおならでしか排出できないので少し気にしてチェックしてみてください。

もうひとつは、お腹が張っていないかを見てあげることです。お腹に手をあててみて、張りがあるかどうかを確認します。張っていればすぐにわかりますから、優しくお腹をさすってあげてください。

見直すポイントの基本は赤ちゃんの生活リズムです。朝起きてから授乳、離乳食、お散歩や外遊びなどの運動、お昼寝時間に就寝時間、お風呂の時間など一日の生活の流れを一定したものにすることは赤ちゃんの健康のためにはとても大切ですから、もう一度赤ちゃんの生活リズムを見直して改善出来るところからやってみることが良いですね。

赤ちゃんのおならに関係する病気

非常にまれな病気ですが「胃軸捻転症(いじくねんてんしょう)」と言って赤ちゃんの体内で溜まったガスによって腸がねじれてしまう病気があります。
赤ちゃんのおならが1日中おならをしている、お腹の強い張りがある、体重が増えないなどの症状があれば、もしかしたらこの「胃軸捻転」の可能性も考えられますが、多くは成長によって自然治癒します。心配な場合は、念のためかかりつけ医に相談してみましょう。

赤ちゃんのおならはママへのサイン!?

赤ちゃんとおならは、赤ちゃんの内蔵機能、とくに消化器官の発達具合と母乳やミルク、離乳食の内容によってかなり影響があることが分かりました。

赤ちゃんのおならの特徴は、なんといっても豪快なおならにありますね。おならの臭いや回数で赤ちゃんの体調チェックが可能ですから、ママはよく注意してあげましょう。
赤ちゃんの生活リズムを安定させることは、赤ちゃんの身体を整えるためにもとても大切ですよ。

おならや便があまり出ないときは、赤ちゃん用の綿棒にベビーオイルなどを塗り、赤ちゃんの肛門に優しく入れて綿棒浣腸をして排泄を促すという方法もあります。
どうしても気になるようでしたら小児科の専門医師に相談して診てもらうことをおすすめします。