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赤ちゃん下痢時おすすめの離乳食

赤ちゃんの下痢と離乳食・お腹にやさしいおすすめレシピ

赤ちゃんが下痢をしたとき、離乳食を初期では特に一旦やめるかどうかを悩んでしまいますが、ひと口に「下痢」と言ってもいくつかの原因が考えられ、基本的には離乳食は継続が推奨されています。下痢のときはお腹にやさしい食材とレシピを活用し消化の負担を軽くしつつも離乳食を進めていきましょう。

赤ちゃんの下痢と離乳食・お腹にやさしいおすすめレシピ

赤ちゃんが下痢のとき離乳食、やめる?やめない?

おむつを開けたら、赤ちゃんのうんちがゆるゆるで下痢のよう。こんなとき、離乳食が始まっている赤ちゃんを持つママは「今日の離乳食はどうしよう。やめる?それとも、やめない?」と判断に迷うことが多いようです。

そこでこの記事では、赤ちゃんのうんちが下痢だと思えるときの離乳食はどうしたらよいかについて詳しくお伝えします。

赤ちゃんのうんちが下痢のようになる原因は?

赤ちゃんに離乳食をあげているママ

赤ちゃんのうんちが下痢のようにゆるくなることは、よくあることといえばよくあることです。赤ちゃんが下痢を起こしやすい理由としては消化機能が未熟なことなど、原因はいくつか考えられますが、基本的に赤ちゃんの機嫌がよく食欲もあれば、心配しなくても大丈夫といってよいでしょう。

ただし、水のような下痢が続くときは、気をつけて観察するようにします。他の症状として発熱や嘔吐はないか、ぐったりしているなどいつもと違う様子はないかなど、赤ちゃんの様子もよく観察して原因を考えてみましょう。

赤ちゃんが下痢を起こしてしまう主な原因を見ていきましょう。

1.離乳食の影響

赤ちゃんは消化機能が未熟なため、食べた物や飲んだ物の影響でうんちが下痢状になってしまうことがよくあります。例えば初めての食材にお腹がなれていないとき、サツマイモやサトイモなど食物繊維の多い食材をたくさん食べたときなどです。糖分を多く含む甘いお菓子や乳製品冷たい飲み物やアイスクリームなど冷たい食べ物の摂りすぎも下痢を引き起こす原因になります。

また、卵、ダイズ、牛乳など、食べ物や飲み物に対してアレルギーがある場合も下痢を引き起こすことがあります。毎日の離乳食とうんちの状態を記録しておくと、食べた物と下痢の関係がつかみやすくなりますよ。

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2.ウイルスや細菌の感染

冬場に増えるインフルエンザロタウイルス性下痢症嘔吐下痢症ウイルス性急性胃腸炎など、ウイルスや細菌の感染も下痢の症状を引き起こします。感染症の場合は、水状の下痢になっていやなにおいがしたり、発熱や嘔吐などの症状を伴ったりして、赤ちゃんもぐったりしてしまうことが多いもの。できればうんちのついたおむつを持参して、早めに受診することが大切です。

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3.お腹の冷えや体質

例えば、お腹を出したままお昼寝するなど、お腹や体が冷えたために下痢をしてしまうこともあります。冷えにより下痢を起こしやすい赤ちゃんは、体質的に胃腸が弱いということもあるかもしれません。赤ちゃんが下痢をしたとき、離乳食も感染症も原因ではなさそうだというときには、お腹や体が冷えるようなことはなかったか、振り返ってみるとよいでしょう。

赤ちゃんが下痢のとき、離乳食はやめる?やめない?

お腹が痛くて離乳食が食べられない赤ちゃん

赤ちゃんが下痢になると、離乳食が負担になっているのかしら…?と一旦離乳食を中断しようか悩むこともあります。
しかし、この結論を先に言うと基本は「やめない」です。WHO(世界保健機関)も、赤ちゃんが下痢をしても「離乳食をやめる必要はない」という方針を打ち出しています。

昔の育児では「下痢をしたときは離乳食はやめる」というのが一般的でした。ですが最近は「下痢のときでも離乳食から栄養や水分をしっかり摂り、体力の回復を目指すことが第一」という考えに変わってきたようです。
ただし、先ほどお伝えした原因1や3のようにあまり心配しなくてよい場合と、原因2のように受診が必要な場合では、同じ下痢でも赤ちゃんの体調が違います。分けて考えることにしましょう。

あまり心配のない下痢の場合

赤ちゃんのご機嫌や体調、うんちの様子を確認しながら離乳食を続けていきましょう。ただし、下痢の原因と考えられる食材、お腹を冷やす食材や消化されにくいなど下痢のときにはおすすめできない食材は、うんちの状態がよくなるまで使わないようにします。下痢の症状を改善する食材や体力を回復する食材を積極的に取り入れましょう。

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下痢のときにおすすめの食材

整腸作用があり、うんちの状態をよくする食材を取り入れていきましょう。
・りんご
・バナナ
・カボチャ
・ジャガイモ
・白身魚

下痢のときに避けたい食材

腸を刺激して下痢を引き起こしやすい食材は避けましょう。
・食物繊維の多い食べ物:豆類、イモ類、海草類など
・体を冷やす食べ物:トマトやキュウリなどの夏野菜、アイスクリームなど
・脂肪分の多い食べ物:バター、サラダ油、揚げ物、脂肪分の多い肉や魚など
・糖分の多い食べ物:果物やジュースなど
・牛乳を使っている物:牛乳、生クリーム、ヨーグルトなど
・柑橘系の物:ミカン類や果汁など

ウイルス感染など受診が必要な下痢のとき

赤ちゃんが食べられるようであれば、消化がよい食材を、水分を多めに調理して食べさせてみましょう。もしも食欲がなく受け付けない場合は、無理に食べさせなくて大丈夫です。

ただし、下痢をすると大量の水分がうんちと一緒に出てしまい、脱水症状を引き起こす心配があります。母乳、ミルク、赤ちゃん用のスポーツドリンクなどをこまめに与えて、水分補給は心がけていきましょう。その他はお医者さんの指示に従うようにします。

下痢のお腹に優しい離乳食・おすすめレシピ

下痢が長引いてママに甘える赤ちゃん

下痢でも離乳食をやめる必要はない……とは言っても、何を食べさせたらよいのか考えてしまうこともありますよね。そこで、下痢のときにおすすめの食材を使ったおすすめレシピをご紹介します。

下痢のときは、水分を多めに柔らかく調理してあげると胃腸に負担がかかりません。下痢の状態がひどい場合は、離乳食の時期に関係なく、初期または中期の硬さを目安にしましょう。
特に注釈を入れていないものは初期から食べさせることができますが、量は赤ちゃんの様子を見ながら加減してください。

りんごを使った下痢のときの離乳食

離乳食に使われるリンゴ

昔は、お腹をこわすと「りんごのすりおろし」が定番でした。りんごには、お腹の調子を良くする成分がたっぷりと含まれています。

とろとろりんご

とろとろりんごの画像

  1. 小さめのりんご1/2個の皮をむいて芯を取りのぞき、すりおろす。
  2. 小さじ1の片栗粉を小さじ3の水で溶く。
  3. 小鍋に、1と2を小さじ2杯分、水1/3カップを入れ、弱火にかける。
  4. かきまぜながら、とろみがつくまで煮る。
★ひと言メモ★

片栗粉はジャガイモのデンプン。ジャガイモも胃腸のはたらきを整えてくれます。

りんごのパンがゆ

  1. 6枚切りの食パンの白い部分1/2枚を包丁で細かく切る。
  2. りんご1/4個の皮をむいて芯を取りのぞき、すりおろす。
  3. 1と2を小鍋に入れ、大さじ2の水で柔らかく煮る。
★ひと言メモ★

食パンは手でちぎるとつぶれてふんわり感がなくなってしまいます。冷凍した食パンがあれば、すりおろして使ってもよいでしょう。

バナナを使った下痢のときの離乳食

離乳食に使われるバナナ

「下痢のときにバナナはNG」という説もありますが、バナナは下痢にも便秘にも効果があります。栄養が豊富なので、下痢の症状がひどいときよりも、治りかけてきたときに利用するとよいのではないでしょうか。

とろけるバナナ

とろけるバナナの画像

  1. バナナ半分を輪切りにする。
  2. ラップをかけ、レンジで加熱する。(水分が飛んでかたくならないように、10秒~20秒ずつ、様子を見ながら)
  3. 2をスプーンやフォークですりつぶす。
★ひと言メモ★

少量の白湯でのばすと、さらに食べやすくなります。パンがゆに混ぜてあげてもよいですね。

バナナ和え

  1. バナナ3cmの皮をむき、ラップで包んで20秒ほど加熱する。
  2. ニンジン1/4本を柔らかくゆでて裏ごしする。
  3. バナナをつぶしながら、2とよく混ぜて和える。
★ひと言メモ★

ニンジンも下痢には効果的な食材です。おいしく優しくお腹の調子を整えてくれる一品です。

ジャガイモを使った下痢のときの離乳食

離乳食に使われるじゃがいも

胃腸の粘膜を保護する栄養を含むジャガイモには、うんちを硬くする効果があります。お腹もちもよく、主食の代わりにも。

ジャガイモスープ

ジャガイモスープの画像

  1. ジャガイモ1個の皮をむき、1.5cm角に切って水にさらす。
  2. 深めの耐熱容器に水を切ったジャガイモと水100ccを入れる。
  3. ラップをして5分加熱した後、1分ほどそのまま置く。
  4. ジャガイモを取り出し、スプーンなどでつぶす。
  5. ゆで汁を少しずつ加えてスープ状にする。
★ひと言メモ★

ゆで汁が足りない場合は、野菜スープやミルクを使ってもOKです。

ジャガイモトリオ

  1. ジャガイモ1/2個分、ニンジン5cm個分をやわらかくゆでる。
  2. 1をつぶしながら混ぜる。
  3. バナナ3cm分の皮をむき、レンジで10~20秒加熱する。
  4. 3を2に加えて混ぜる。
★ひと言メモ★

ジャガイモ、ニンジン、バナナ、下痢に良い食材トリオのレシピ。満腹感もばっちりです。

カボチャを使った下痢のときの離乳食

離乳食に使われるかぼちゃ

繊維質と糖分を多く含むカボチャは「下痢にはNG」という説もありますが、下痢の症状を改善するはたらきもあります。下痢の様子を見ながら量を食べすぎないようにして、バナナ同様、回復期に利用してはどうでしょうか?

カボチャポタージュ

カボチャポタージュの画像

  1. カボチャ50gは皮を取りのぞき、小さめに切ってやわらかくゆでる。
  2. ゆでたカボチャの水を切り、ミキサーにかける。
  3. 小さな鍋に2と粉ミルク少々と水を入れて火にかけ、ポタージュ状にする。
★ひと言メモ★

3で入れる水の量は、赤ちゃんの月齢に合わせて調節してください。

うどんを使った下痢のときの離乳食

離乳食に使われるうどん

おかゆ、ぱんがゆもおすすめですが、うどんも消化がよく下痢のときには重宝します。

野菜スープ風うどん

  1. ジャガイモ、タマネギ、ニンジンを月齢に合わせて細かく切り、適量の水を入れて煮る。
  2. アクを取りながら柔らかく煮えたら、食べやすく切ったうどんと少量のだしを入れる。
  3. よく煮たら、好みで醤油数滴をたらし、片栗粉でとろみをつける。
★ひと言メモ★

初期の赤ちゃんには醤油は足さず、全体をつぶすか裏ごししてあげると食べやすくなります。

赤ちゃんの下痢の様子を見て離乳食を考えていきましょう

赤ちゃんのうんちは、ちょっとしたことでゆるくなったり、下痢のようになったりします。でも、基本的に赤ちゃんがご機嫌で元気なら大丈夫。食材や水分量、やわらかさに気をつけて離乳食を続けていきましょう。

もしも赤ちゃんの食欲がないようであれば、無理に食べさせたりせずに様子を見てください。熱がある、ぐったりしている、吐くなどの症状を伴う場合は、早めに受診を。受診した場合の離乳食は、医師のアドバイスに従うことが大切です。