厄年の出産は厄払いになる?

厄年に出産すると厄払いになる?30代の出産は厄年だらけ!

厄年と出産の時期が重なった30代女性の方は、迷信と思っても、妊娠中はつい気になってしまうものです。しかし、厄年に男の子を出産すると厄払い・厄落としになるという説もあり、女の子でも出産後の「捨て子の儀式」などで厄を避ける方法もあります。厄年出産の言い伝えや過ごし方をご紹介します。

厄年に出産すると厄払いになる?30代の出産は厄年だらけ!

厄年の出産は縁起が良い?厄年に出産すると厄払いになる?

妊娠・出産は、女性にとって重要なイベントの一つ。できるだけ不安を取り除き、安心して臨みたいですよね。しかし、30代の女性は「厄年」と妊娠・出産の時期が重なることが多く、「縁起が悪いのでは…」と妊娠中についつい悪い方へ考えてしまうことも。

今回は、厄年出産について、良い・悪いと言われている理由やその考え方をご紹介します。どんな年であっても、命を授かるのは喜ばしいことです。厄年に出産すると厄払いになるとも言われていますので、悩む必要はありません。

厄年とは?女性の厄年はいつ?

「厄」という字が付く通り、災厄が起こるとされる厄年。具体的に厄年とはどういった年なのでしょう。女性の厄年と前厄・本厄についてご紹介します。

厄年とは?

京都の街と陰陽道の印

厄年とは、災難がふりかかりやすいとされる年齢のことです。怪我や病気に見舞われたり、仕事や人間関係のトラブル、生活に困窮するといった災いが起こると言われています。

厄年の考え方は平安時代から存在しており、陰陽道(おんみょうどう)に由来しているといわれていますが、起源や、その年が厄年とされる根拠は明らかにされていません。それでも、日本では慣習として多くの人に根強く信じられているのです。

厄年の年齢は?女性は数え年19歳・33歳・37歳が本厄

厄年は、男性と女性で年齢が異なります。一般的に男性の本厄は、数え年で25歳・42歳・61歳。女性の本厄は、数え年で19歳・33歳・37歳とされています。

その中でも、男性の42歳、女性の33歳は「大厄」と呼ばれ、最も災いが起こりやすい年齢といわれています。

前厄・後厄とは?30代女性は厄年ばかり!?

厄年の19歳33歳37歳

一般的には、前厄・後厄も本厄と同様と考え、本厄前後の3年間は慎重に過ごすべきといわれています。

女性の本厄は、19歳・33歳・37歳。30代で2回訪れます。前厄・後厄を合わせると、6年もの厄年があることになるのです。

2015年の女性の初産年齢は30,7歳。前厄や後厄も入れると、厄年で出産する方は非常に多いと予想できます。

女性の厄年(数え年)

前厄本厄後厄
18歳19歳20歳
32歳33歳(大厄)34歳
36歳37歳38歳

ただし、厄年の年齢や数え方については、地域や寺社により異なり、災厄がふりかかるのは本厄のみで前後は関係ないとされることもあります。いつもお参りしている寺社や自身の信じる寺社で調べてみることをおすすめします。

初産の平均年齢は30歳!年齢が影響する妊娠・出産のリスク
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厄年に出産するのは良いこと?悪いこと?

つわりで口を手で押さえる女性

厄年は災難が起こりやすいと聞くと、出産は避けるべきでは…と不安になりますが、厄年出産は悪いことばかりではありません。厄年の出産が良いといわれている理由、また悪いといわれている理由をご紹介します。

厄年の出産は厄払い・厄落としになる?

厄年の出産については、地域によりさまざまな言い伝えがありますが、よく耳にするのは「厄年に子を出産すると厄払いになる」という縁起の良いいわれ。厄年に男の子を出産すると厄落としになるともいわれています。

悪いイメージばかりが目立つ厄年ですが、厄年出産は縁起がいいと、プラスに捉えることもできるんです。どんな年であっても、赤ちゃんは大切な授かりもの。そのタイミングが家族にとって最適であると考えたいですね。

厄払いになるのは男の子だけ?

地域によっては、厄年出産で厄払いになるのは男の子を出産した場合のみといわれることがあります。これは、昔は跡取りとして男児の出産が望まれたことに由来していると考えられます。

厄年の出産は悪いと言われている理由

神社にお参りする女性

厄年に出産すると厄払いになるといわれる一方、厄年に出産すると子に厄がかかる・厄年に女の子を出産すると縁起が悪いとされる地域もあります。自分の厄が子に降りかかっては大変。そこで、厄年に生まれた赤ちゃんの厄払いとして「捨て子」や「子捨て」と言われる特殊な儀式を行う地域もあります。

「捨て子」と聞くと驚くかもしれませんが、もちろん本当に捨てるわけではありません。形式的に親との縁を切ることで、厄も一緒に切り捨てることができると考えられ、捨て子は丈夫に育つともいわれています。

この迷信は古くから信じられており、豊臣秀吉は子供の幼名に「棄(すて)」や「拾丸(ひろいまる)」という名を付けたことで知られています。徳川家康の子である松平忠輝や「暴れん坊将軍」で知られる徳川吉宗も、この儀式により捨てられ、拾い育てられたのです。

知っておきたい「捨て子」の儀式

厄年の出産で子供に厄がかかるかも…と不安に感じている方は、捨て子の儀式を試してみてはいかがでしょう。捨て子の儀式は、子供の健やかな成長を願う儀式。厄年に出産したことを気に病む、パパやママのモヤモヤとした気持ちを楽にし、安心して赤ちゃんを育てることができます。

捨て子の儀式のやり方

  1. 親が赤ちゃんを神社に置きます(捨てるという意味です)
  2. 親は振り返らずに家に帰ります
  3. 別の大人がすぐに赤ちゃんを拾い上げます(「拾い親」とも言われます)
  4. 拾い親が赤ちゃんを本当の親の元へ返します

捨て子の儀式の方法は地域により異なりますので、気になる方は、住んでいる地域に捨て子の風習が残っていないか調べてみましょう。この儀式は、事前の打合せと周囲の協力が必要不可欠です。祖父母や知り合いに協力を依頼しましょう。拾い親は、健康な子供を育てた経験のある人が望ましいといわれています。

昔から行われている風習ですが、現代は物騒なこともありますので、子供からは目を離さないようにしましょう。捨て子の儀式は、赤ちゃんにも、儀式を行う親の心にも負担のないよう進めることが大切です。

厄年はなぜある?厄年出産の考え方

厄年は、古くから伝えられてきた風習のようなものであり、科学的根拠はありません。何か悪いことがあると「厄年だから…」と考えてしまいがちですが、厄年に出産をしても元気に育っている赤ちゃんはたくさんいます。

また、厄年というのは、人を不安にするために存在している慣習ではありません。気に病んでしまう方に向けて、健全な厄年の捉え方をご紹介します。

厄年は「健康に注意して過ごしなさい」という戒めの時期

女性の33歳37歳は健康に注意して

大厄である満41(数え年42)歳の男性は働き盛り。女性も満32(数え年33)歳は、仕事や子育てに大忙しで健康を害しやすい時期といえます。そのため、この時期に厄を払い、健康を意識して過ごすことにより災いを遠ざけることができると考える人もいます。

厄年は「○○をしてはいけない」という年ではなく「注意して過ごす年」「健康を気遣う指標」といったようにも受け取れます。妊娠中は健診もあり、自身の健康をいつも以上に意識するはずです。出産に向けて、心と体の健康を保てるようにしましょう。

厄年は人生の転機と重なる!「習慣を見直しなさい」という意味

厄年に当たる年齢は、男女ともに人生の転換期となる時期。就職や結婚、体の衰えが始まるタイミングと重なります。この時期に生活習慣を見直すことで、災難がふりかからないようにすると考えることもできます。

食生活や運動などの生活習慣など、妊娠中から産後の赤ちゃんとの生活に向けて、日々の生活を見直していけば、今後の生活にプラスに働くはずです。

不安なら「厄払い」・「厄落とし」をすればそれで済む話

不安が残る場合は寺社で厄除け・厄払いを受けましょう。厄除けと一緒に安産祈願をすれば、気持ちも落ち着きます。

妊娠中はつい悪い方へ悪い方へ考えてしまいがちですが、厄除けや厄払いで不安を解消し、良いと言われていることを積極的に信じるようにしていきましょう。

厄年の出産はこう乗り越えた!30代ママの体験談

厄年に出産をしたママの体験談をご紹介します。
地域によって、厄年での出産への捉え方が違うことがわかります。また、厄除けと安産祈願の両方をするママ、どちらかのみをするママ、特になにもしないママなど、受け取り方も様々です。

数え年33歳本厄で出産した体験談

心配事は考えないように!

浪江(35)


ソファに座る妊婦

出産したのは数え年33歳の本厄で、女の子を産みました。
私の地元では男の子・女の子問わず、「厄年での出産はよくない」という言い伝えがあります。他の人から、「厄年の出産だね」ということを言われたことはありませんでしたが、私自身が気にしてしまいました。そのため、厄払いと安産祈願に行きました。

厄払いをすると、心が落ち着きました。私があまり心配して心を痛めると、子供にも悪いのでその後は気にしないように信じて出産に挑みました。

出産はかなり難産だったものの、特に母子ともに問題なく健康で産むことができました。出産後も元気です。

大厄の出産

YOSHI(30 代後半)


妊娠が分かったとき「大厄での出産になるから厄払いをしなくてもいいね」と友人から言われて、母に聞いたら「厄年に結婚や出産をするとそれが厄払いになる」と教えてくれました。そのような言い伝えみたいなものがあるとは知らなかったので、厄年で出産するとあまり良くないのではと不安に思っていましたが、安心できました。

戌の日に安産祈願をした以外は特に何もせず予定日を心待ちにしていました。予定日を3日過ぎて陣痛が始まり自宅で6時間陣痛を我慢し病院に着いて1時間後に誕生したのは丸々とした男の子でした。

皆が驚くような安産で産後も夜泣きをほとんどせず私自身も予想外にゆったりと育児が出来たように思います。

本厄に出産しました

あい(30代後半)


妊娠を数え年32歳、出産を33歳の本厄でしました。お腹の赤ちゃんは女の子でした。

こちらの地域では厄年の出産に関して特別な言い伝えなどはなかったのですが、母親に言われて自分が本厄で出産なんだということに気付きました。

自分自身の厄払いはしていないのですが、安産祈願は妊娠6ヶ月の戌の日に行いました。特に厄年ということは意識せず、願掛けのような感じで行きました。

出産時も病院についてから4時間で自然分娩で出産しました。母子ともに健康で無事出産、退院出来ました。

厄年に子供を産むと厄を落としてくれるだとか。

あん(32歳)


満32歳(数え年33歳)で男の子を出産しました。
妊娠中の年末に友人から「厄払いに行かない?」と言われて、そのときに自分が厄年なのだと知りました。でも体調も心配だったので友人からの誘いは断りました。そのときに初めて友人に妊娠のことを打ち明けると、「厄年に子供を産むと子供が厄を落としてくれる」と教えてくれました。

厄払いは行かないことにしましたが、安産祈願はしたいと思って、体調が良くなってから神社に拝みに行ってきました。そのおかげもあってか、赤ちゃんも無事に生まれてきてくれて順調に育っているし、自分も体調がよく、回復も早かったです。
子供が厄を落としてくれるというのは本当かもしれません。

数え年32歳の前厄・数え年34歳の後厄で出産した体験談

気にしませんでした

かなこ(36歳)


神社にお参り

私は3男を33歳で出産しました。数えでいうと34歳で後厄になります。

私の住む地域では、特に強い風習等がある所ではないので厄年での出産に対しては何もありませんでした。逆に厄年に出産すると厄落しになると聞きました。周りの人に特に指摘された事はないですし、私自身厄年だからと特別気にする事はなかったです。

ただ厄年の時は地元の神社で必ず厄除けに行っていたので、出産の時も同様に神社に行き厄除けをしてもらいました。安産祈願は都内の有名な神社に毎回行っていたので、安定期に入ってから行って来ました。

3人目の帝王切開で3男だけ違う病院で出産したのですが、総合病院でしっかりしていたせいか上の子の時よりも術後の痛みが軽かったです。年齢的に体力が落ちて辛いと感じる事はありましたが、傷痕もとても綺麗になり体調は1番安定していたように思います。

厄落としの第一子

まなまよ(30代)


前厄の数え年32歳の時に一人目の長男を妊娠出産しました。妊娠が分かったのが亡くなった父の誕生日で、それだけでも何か意味があるのかな、と思っていました。

しばらくして、自分が前厄であること、厄年に出産をすると厄落としになること、などを聞き、またまた何か運命的なものを感じてしまいました。きっと様々な困難をこの子がしょって来てくれて落としてくれるだろう、と嬉しくなったのを覚えています。

それも男の子だったので、なおさらその意味が強いそうで、きっとこの子は私の人生をよくしてくれる、と強く信じて今に至っています。

いろいろ子育ての中で大変なことはありますが、長男を授かったタイミングを想うと何か良い意味があるような気がしていまだにありがたい気持ちになります。

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