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妊娠週数の数え方と仕組み

妊娠週数の数え方は?ママが知りたい妊娠期間の仕組み

妊娠週数の数え方は初めて出産を迎えるママは分かり難いですよね。生理予定日、基礎体温、最終月経などから出産予定日を算定する計算式など、妊娠週数について具体的に解説します。妊娠初期、妊娠中期、妊娠後期など妊娠区分の注意点も解説しているので参考にしてくださいね。

妊娠週数の数え方は?ママが知りたい妊娠期間の仕組み

妊娠週数の仕組みと算出方法を解説

妊娠がわかって、ドキドキしているプレママさん。産婦人科に行くと、先生から予定日と妊娠週数などを教えてもらったことかと思います。この日あたりには、可愛い赤ちゃんとご対面できると実感するとワクワクしてきますね。

さてこの予定日がすぐにわかるのって不思議ではありませんか?それに、赤ちゃんが、おおよそ予定日周辺にきちんと産まれてくるのも、なんだか不思議なことだと感じるでしょう。

予定日だけではなく、予定日から算出される妊娠週数も、妊娠の経過を観察していく上で重要な手がかりになります。週数や予定日の出し方、妊娠週数の仕組みなどを詳しく解説します。

赤ちゃんはみんな十月十日(とつきとおか)おなかにいる?

お腹がせり出してきた妊婦

さて、予定日ってどうやって計算しているのでしょうか?
産婦人科では、最終月経の日にちと生理周期を聞かれただけで、いつ妊娠したかなんて聞かれていないのに、どうしてわかるのか気になりませんか。

よく、ママのおなかの中で過ごす日数は「十月十日(とつきとおか)」だと言われますね。本当に、みんな10ヶ月と10日くらいで産まれてくるのでしょうか?

人の赤ちゃんは約280日で産まれてくる

妊娠週数について本で勉強する妊婦

動物はみんな、だいたいの胎内日数が決まっています。例えば、ハムスターは約2週間、犬や猫は約2ヶ月で産まれてきます。
牛は約280〜290日、なんとゾウにいたっては、一年間をはるかに超える660日をかけて産まれてくるそうです。

さて、人間はどうでしょうか?
私たち人間の妊娠期間は、約280日と言われています。「妊娠40週で赤ちゃんが産まれてくるよ」と聞いたことがあるかもしれません。実はこれ、WHO(世界保健機構)によって、全世界共通で決められているようなのです。

WHOによる妊娠期間の定義

・正常妊娠持続日数は280日とする
・28日を妊娠歴の1ヶ月と定め、妊娠持続を10ヶ月とする
・7日を一週と定め、妊娠持続を40週とする
・妊娠満週数で数えることとする

昔から、赤ちゃんは「十月十日(とつきとおか)」で産まれてくると言われてきました。今のように、エコー検査が発達していない頃でも、だいたい10ヶ月で赤ちゃんは産まれてくると考えられていたのです。

実はこれ、なかなか的確な答えなのです。
WHOは、正常に妊娠出産を迎えた妊婦さんに統計を取りました。そうすると、だいたい妊娠期間は280±15日であることがわかりました。

1週間を7日として、4週間で1ヶ月だとすると、280日は、10ヶ月。15日の前後の誤差を考えても、十月十日(とつきとおか)はかなり近い数字だということがお分かりになったと思います。

やっとわかった!妊娠1ヶ月の意味

妊娠検査薬に陽性反応が出て喜ぶ妊婦

検査薬で陽性反応が出て、産婦人科に行って見ると、もうすでに「妊娠2ヶ月」や「妊娠3ヶ月」だと言われます。

これを聞いて「あれ、妊娠がわかったところなのに、もうこんなに日数が経っているの?!」と違和感を覚えたことはありませんか?すぐに病院に行ったのに…じゃあ妊娠1ヶ月っていつなの?と疑問に感じることでしょう。

妊娠の始まりは前の月経開始日

体調が悪くベッドで寝転がる女性

理解の鍵を握るのは、妊娠期間280日(約10ヶ月)を、どの時点から数えるのかということです。
普通に考えれば、赤ちゃんを妊娠した日から数えるのだと思いますよね。

実は、妊娠期間というのは、妊娠した日ではなく、ママの最終月経日から数えるのです。すなわち、最終月経日が妊娠0週0日となります。まだ、赤ちゃんの影も形もない時期なのに、ちょっと変な感じがしますね。

というのも、これには医学的なわけがあるそう。

最終月経はつまり、次の妊娠の準備が始まる日だと考えられています。月経によって子宮を一掃し、次の排卵に向けて子宮内膜が次第に厚くなっていきます。
妊娠2週目までは排卵もされていませんが、赤ちゃんの元になる卵子は、排卵に向けて成熟を始めています。

このように、妊娠の準備が始まった区切りの日ということで、医学的には最終月経の開始日が、妊娠の始まりの日とされています。

妊娠1ヶ月はまだ妊娠に気づけない月

月経開始日から妊娠週数を確かめる女性

要するに、妊娠1ヶ月というのは、まだ生理が遅れている時期ではないということです。ママさえもまだ妊娠していることに気がつきません。

妊娠検査薬で陽性反応が出て、すぐに産婦人科に行き「妊娠2ヶ月」と言われても、何らおかしいことではありません。

妊娠1ヶ月の体の変化や超初期症状と妊娠中の過ごし方
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妊娠週数の仕組み

近所に住む任活中仲良しグループ

「今、妊娠6週の終わりぐらいですね」と言われても、出産が初めてのママはピンと来ないかもしれませんね。妊娠週数は、赤ちゃんの成長の様子や妊娠の経過をみるのに非常に大切なものです。
赤ちゃんは、だいたい同じように成長していきますので、この週くらいならどれくらいの大きさになっているのが良いのかわかります。

ママも、この時期ではこんなことに気をつけなければいけないと言うことがわかります。そんな重要な妊娠週数の仕組みを詳しく解説します。

生理周期が安定している人は正確に妊娠週数を割り出せる

妊娠週数の仕組みを学ぶ女性

生理が毎月きちんと規則的にきている方は、出産予定日をより正確に割り出すことができます。生理周期が28日の場合、そのまま最終月経日を妊娠0週0日として、そこから280日後が出産予定日となります。

生理周期がもう少し長い32日だと仮定してみましょう。この場合には、そのまま当てはめてプラス280日としてしまうと、誤差が生じてしまいます。
では32日の周期の中で排卵から生理までの日数が長めになっているのでしょうか?
いいえ、排卵から次の生理までは、どの人もだいたい14±2日と考えられています。ですので、排卵日からが長いのではなく、排卵日「まで」が長いのです。

つまり、生理周期が長めの方は、通常の計算から、28日を超過している分を遅らせば良いですね。この場合ですと、32−28で4日超過していますから、算出した予定日から4日遅らせて、出産予定日を決定します

基礎体温から妊娠週数を算出できる

生理周期が安定せず考え込む女性

生理周期が安定していない人や生理不順の人でも、基礎体温を普段からきちんと記録しておけば、そこから算出することができます。
出産予定日の算出方法では、排卵日を妊娠2週0日と考えます。基礎体温を測っていれば、低温期から高温期に移行する時がわかるので、そこに妊娠2週0日を当てはめて計算していきます。

なぜこのようにするのでしょうか?生理周期からの算出方法でもお話ししましたが、生理周期が短い・長いことで、大きい時で1週間以上の誤差が生じます。

生理周期が安定していないなら尚更で、最終月経日から計算すると、時には大きな誤差ができます。赤ちゃんは実際の週数通り大きくなっているにもかかわらず「発育が悪い」と言われるということも考えられます。
そうならないために、生理周期が安定していない方の場合は、基礎体温でわかる排卵日を信頼するということになります。

ベビ待ちのプレママで、生理周期が普段からバラバラな方は、基礎体温をしっかりつけておくと後々役に立ってくるでしょう。

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胎児の大きさでも妊娠週数がわかる

エコー検査で赤ちゃんの週数を調べる医師

背の高い人、低い人、細身の人、ふくよかな人、世の中には様々な体格の人がいます。
特に成長期の子どもが大きくなっていく過程は、個人差が大きく、身長が先に高くなる子、先にふっくらして数年後にぐんと身長が伸びる子など違いがありますよね。

しかし赤ちゃんは不思議なことにどの子も概ね同じ発達の道筋をたどり、大きさにも個人差がそれほど出ないのです。

例えば、妊娠10週の赤ちゃんは、だいたいどの子も、体長約3~5センチ、体重は5~12グラムくらいとなっています。先にぐんと身長だけがずば抜けて高いとか、先に体重だけが重くなるといったことは見られないということですね。
そのためおなかの中の胎児の大きさを測れば、大よその妊娠週数が導きだすことができます。

週数や予定日の算出は簡易計算法(ネーゲレ法)で計算

妊娠週数の計算式で自分の予定日を算出する妊婦

では、予定日や週数は、どうやって出しているのでしょうか?産婦人科の先生が、何か計算機のようなもので日数を入力しているのを見たことがあるかもしれません。もしかして、あの計算機に特別な機能が付いているのでしょうか?

予定日の算出には、ネーゲレ法という計算式のようなもので割り出すのが一番簡単です。最終月経の開始日から280日、気長に数えていっても良いのですが、非常に面倒なことなので、産婦人科の先生はこの方法で計算しています。

妊娠週数の仕組みと算出方法

ネーゲレ法での計算方法

分娩予定月・・・最終月経の月+9(4月以降は-3)
分娩予定日・・・最終月経の日+7

たとえば、最終月経が2月4日だった場合で見てみましょう。
分娩予定月は2+9で11。11月の出産となります。
分娩予定日は4+7で11。つまり、11月11日が分娩予定日です。

1年のくくりは12月までですので、4月以降は+9ができません。そのため、−3をして計算します。もし最終月経が11月ならば、11−3で8。予定月は8月と算出されます。

妊娠週数の基礎知識!妊娠初期、中期、後期の区分

妊娠期間の280日(妊娠10ヶ月:妊娠40週)は、大きく分けて、初期・中期・後期の3つに区分されます。

妊娠初期は、妊娠1ヶ月から4ヶ月(妊娠0週から15週6日)まで

妊娠初期のつわりに苦しむ女性

妊娠1~4ヶ月、週数でいうと、妊娠0週~15週6日までを妊娠初期と言います。

エコー検査で、赤ちゃんの入る袋である胎嚢と、赤ちゃんの心音が確認されれば妊娠確定です。
初期は、心臓や脳、神経系、その他の主要な臓器が形成されていく大事な時期です。アルコール摂取やカフェインの多量摂取などに気をつけましょうね。

妊娠したことでママの体は急速に変化をしていきます。まずはじめの大きな変化がつわりです。妊娠8週〜10週あたりをピークにして、胃の不快感や吐き気などを催します。

胎盤が完成する妊娠15週くらいには徐々に治まっていくことが多いので、それまではママは体調第一に無理をしないことが大切です。

妊娠中期は、妊娠5ヶ月から7ヶ月(妊娠16週から27週6日)まで

安定期に入りリラックスしている妊婦

妊娠5~7ヶ月、週数は妊娠16週~27週6日までを中期と区分します。胎盤が完成し、へその緒を通して、赤ちゃんに栄養を送ることができるようになると、ママの体調も随分と安定し、妊娠期間を通して一番穏やかな時期に入ります。安定期とも言われますね。

妊娠20週前後には、胎動を感じるようになり、妊娠していることをより実感できるようになります。24週~27週頃(7ヶ月目)には、赤ちゃんの性器がエコーにはっきり映るようになりますので、赤ちゃんの性別を判定することができます。

ママの体重が急に増加すると、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病などのトラブルを引き起こしやすくなります。つわりが終わってスッキリしますが、食べ過ぎには注意しましょうね。

妊娠後期は、妊娠8ヶ月から10ヶ月(妊娠28週から39週6日)まで

鏡で自分のお腹を確認する妊娠後期の女性

妊娠8~10ヶ月、週数は妊娠28週~39週6日を後期と言います。後期になると、赤ちゃんの身長、体重は、ともにぐんと伸びるので、ママのお腹はどんどん大きくなっていきます。
腰痛やこむら返りなどのマイナートラブルも色々出てきます。

36週0日~39週6日を臨月といい、いよいよ出産も間近になってくる時期になります。37週以降は正期産と言い、赤ちゃんはいつ産まれても外の世界に十分順応できるまでに成長しています。

出産予定日である40週0日を超えると予定日超過となります。実際は、予定日ちょうどに出てくる子は、全体の3%ほどで、半分くらいの赤ちゃんは予定日を超えて産まれてきます。ですので、予定日を超えたからと言って、焦る必要はありません。

妊娠40週予定日超過!陣痛を促すための過ごし方
妊娠40週予定日超過!陣痛を促すための過ごし方
妊娠40週、予定日を超過しても陣痛がこないと不安を感じているママに、出産に向けての心の準備や、陣痛を促すために出来る事、少しでも不安を解消して陣痛が始まるのを待てるような妊娠40週の過ごし方をご紹介します。

しかし、42週を超えると、赤ちゃんを守る胎盤の機能が徐々に低下していきますので、それくらいになっても陣痛が来ない時には、計画分娩になることもあるということを知っておきましょう。

週数など妊娠の仕組みにも目を向けて、妊娠していることに積極的になろう

妊娠や出産は不思議なことだらけで神秘的なこともたくさんあります。一人の赤ちゃんが、一人の人間のおなかのなかで育っていくというのも、すごいことですよね。その時間はとても貴重で素晴らしいものです。
色々な神秘を知って、豊かなマタニティライフにしてくださいね。