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つわりがない人の特徴とは?

つわりがない、軽い人の特徴と妊娠初期に注意してほしいこと

つわりがないって何かが変?つわりがないのは妊娠経過や赤ちゃんに何か問題があるのでは…と不安に思ってしまうこともありますが、まだ来ていない、症状が極めて軽く気付いてないだけと言った可能性を含めつわりのない人の特徴やつわりがない人ならではの妊娠初期に気をつけたい注意点を解説。

つわりがない、軽い人の特徴と妊娠初期に注意してほしいこと

つわりがないけど赤ちゃんは大丈夫?つわりがなくて心配なとき

妊娠が発覚すると、次はつわりを経験するのかしら?と、不安と少しのワクワクを覚える人が多いのではないでしょうか?
辛かったらいやだなぁ、なければいいなと思いつつも、妊娠出産体験談や育児書などを読んでいるうち、あまりにも『つわりがある』状態が当たり前のように感じると、今度は「まだつわりがないなんて赤ちゃんに何か問題があるのでは?」と不安になることも不自然ではありません。

つわりの原因とつわりの起こる時期

パソコンでつわりについて調べる妊婦

つわりが起こる原因は、はっきりわかっていないというのが現状です。しかし、これが原因であろうという仮説がいくつかあります。

1.妊娠したことにより分泌されるhCGというホルモンの急激な分泌によるもの
2.妊娠初期で受精卵を異物として認識してしまう一種のアレルギー反応のようなもの
3.ホルモンバランスの変化や心の不調から起こる自律神経の乱れ
4.妊娠状態を継続させ、流産を防ぐために体を動かさないようにあえて調子を悪くする

そして、つわりは早い人では妊娠が発覚する5週頃から始まり、8週~11週くらいまでがピークとされ、安定期を迎える16週くらいまでには落ち着くと言われています。

つわりがない人もいる

妊娠すると誰もが経験すると思われがちなつわりですが、妊娠期間全期を通してつわりがない人もいます。割合的に言えば20~30%ほどになるので、少な目ではありますが、決しておかしなことではないのです。
赤ちゃんの顔や性格がそれぞれ違うように、妊娠経過もそれぞれ異なる、と捉えましょう。

つわりがないのはなぜ?

では、考えられるつわりの原因はいくつもあるのに、つわりがないというのはいったいなぜなのでしょうか?

つわりがない人の特徴

妊娠初期でもつわりがなく普段通り過ごせる妊婦

つわりを経験しない妊婦さんにはこのような人が多いという特徴がいくつかあります。自分に当てはまるところがあれば、そのおかげでつわりのない生活を送れているのかもしれません。

すこぶる健康的である

非妊娠時からすこぶる健康的である人は、妊娠による体調変化にも強いと言えます。
風邪をあまりひかない、寝込むことがない、そういった体質の人はつわりを経験しないことも多いと言われています。

特に非妊娠時から月経前症候群などなくホルモンバランスが安定していると、母体がお腹の赤ちゃんを異物と認識することなくスムーズに受け入れられるため、その結果拒絶反応とも思われるつわりもない、と考えられています。

前向き思考でストレスに鈍感

非妊娠時から前向き思考でストレスを感じにくい人は、つわり症状に気づきにくい結果つわり耐性が高いのではと考えられます。というのも、つわりの症状は精神状態との結びつきが非常に強く、ストレスはつわりの悪化要因と考えられているため。

非妊娠時から、ストレスによる負担が自律神経のバランスを崩し体の不調を引き起こしやすいものです。前向き思考でストレスの発散の仕方が上手な人はつわりを感じにくいとされています。

胃腸が強い

妊娠初期には、脳や心臓などの主要器官の形成時期である胎児に負担がかからないように子宮収縮を防ぐため、黄体ホルモンが多く分泌されます。しかしその反面、黄体ホルモンが胃腸の働きを弱めてしまう働きもあり、いつもより活発でなくなった胃腸の働きがつわりに影響を及ぼし、症状を重くしてしまうことも。

非妊娠時から胃腸が強いと、このホルモンの変動を受けても、つわりとして大きく作用しないことがあるので胃腸の強い人はつわりがないことが多いと言われています。

血流がよい

血流が悪いと体が冷えて、つわり症状の程度に影響する要因ともなるだけでなく、冷えは自律神経のバランスを損なってしまうこともあります。
普段の食生活や体質で血流を保っているケースではつわりがない人が多く、妊娠前から冷え性で悩んでいた人はつわりが強く出たりするようです。

まだ早いだけでこれからかも?

つわりがなく体調も良好な妊婦

つわりがない…、と思っている段階で、一般的につわりが起こっているはずの時期だと思っていても、実際はつわり症状が起こる時期も人それぞれ。まだないだけで、この先起こる可能性もあります。

また、つわりの長さも人それぞれですので、6週から15週と長い期間で経験する人もいれば、11週から13週で終わってしまった、12週から始まって15週を過ぎても続いている、という人も大勢います。あくまで、平均という目安ですので、自分に当てはまっていないだけという可能性も考えましょう。

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これもつわりなの?つわりと気づいていないだけの可能性

つわりがないのが心配で医師に相談する妊婦

つわりのイメージが、テレビや雑誌などの印象で『必ず嘔吐を伴うひどいもの』という印象があるあまり、「吐いてないし、日常生活を送れているし、この程度はおそらくつわりではない」と思い込んでしまうことや、多様なつわり症状を知らずに『つわり』に気づいていない可能性もあります。

よだれづわり

自分の意志に関係なく、通常よりも多く、口の中に唾液がたまり不快な状態が続くよだれづわり。
重い人は、症状が顕著に表れ、唾液が止まらずにさすがにつわりだと気づきますが、軽い人はつわりだとは思っていないこともあります。

眠気づわり

睡眠時間を十分に摂れていても一日中眠気が続きます。まじめな人は妊娠を理由になまけているのでは、などと妊娠前と変わらない行動をとろうと無理してしまうことがありますが、これもつわりの1つです。

頭痛づわり

日頃頭痛を感じると、風邪をひいたかな?と思うのが一般的だと思います。しかし妊娠中は、ホルモンバランスの急激な変化、妊娠したことによる貧血、ストレスで頭痛が生じることがあります。

つわりとは具体的な定義をするのが難しいものですが、“妊娠前にはなかったけれど、妊娠した後に出てきた症状や不快感”それらはつわりだと考えられます。

中期・後期つわりの可能性

リラックスして読書にふける妊婦

まだつわりがないだけかもしれない、と前述しましたが、つわりとは何も初期だけに限ったことではありません。
中期、後期にはお腹が大きくなった分、胃が圧迫されて消化器官の機能が悪くなり、胃のむかつきや吐き気をひきおこす症状に悩まされる人もいます。これらも妊娠由来のものなので、つわりと呼ばれています。

つわりのない人の注意点

つわりがないということは、体にあまり負担がないことなので、妊婦さん本人の体調のためにはよいことです。しかし、つわりがない人ならではの注意点があります。

つい妊娠前と変わらない行動をとりがち

つわりがないためストレスが少ない妊娠中のOL

2016年9月妊娠初期の吐き気、嘔吐などのつわりには胎児保護の作用があり、調査の結果つわりが起こる場合流産するリスクが50~75%低下したとアメリカで発表されました。
これが示唆するところはまだ特定には至りませんが、原因のひとつとしてつわりがない人はついつい妊娠前と変わらない行動をとってしまう、という点が挙げられます。

大きな体の負担はなくとも、妊娠中の体の中では様々な変化が起こっているので無理をしないことが大事です。妊娠した時点で貧血になるリスクは非妊娠時より高くなっていますし、血液を多く必要とする分疲れやすくなったりもしています。
飲酒喫煙などの嗜好に関してはもちろん、めまいなどによる怪我を防ぐためにも、体を急に動かす、長湯をするなどしてしまわないように、生活習慣での気を付けたい行動に留意するようにしましょう。

つわりがないことをポジティブに考え、食生活を妊娠前より意識して気を付けたり、無理のないような運動を心がける、など妊婦の自覚を忘れずに、妊娠中に行うと良いですね!

体重コントロール

つわりはないけれど、妊娠して急に食欲が増したそういった方は体重コントロールが大変になる可能性があります。急激な体重増加は妊娠糖尿病のリスクを高めたり、出産時の負担が大きくなります。

つわりがなく、食べたいものを食べられる幸せを感じることは、ストレス軽減にもなりますし非常に良いことですが、急激に体重が増加しないように考えて、調整することが大事です。

つわりがなくても大丈夫?つわりの程度にまつわるうわさ

妊娠するとまず「つわりは大丈夫?ひどいの?」などと聞かれることがあるでしょう。「つわりがない」と答えると、第三者は悪気なくも不安になってしまうようなことを言ってくることもあるかもしれません。ここではつわりの程度とうわさの真偽をご紹介します。

つわりがないことと赤ちゃんの条件に何か因果関係はあるの?

お腹が痛くて吐き気がする後期つわりの妊婦

つわりがない、ひどい、軽い、そういった程度をもとに憶測でものを言われることも多いものです。
実際につわりがないことがどう関係があるのかをまとめてみました。

胎児の性別で違う?

「つわりがないなら○○よ!」と人によってはそれが女の子だったり男の子だったりといわれることがありますが、これには医学的根拠はありません。しかし、こういううわさはその人の経験則で話されていることは多いため、全く見当違いなことを言われることもありますが、一つの経験談として話半分に聞いておくくらいでよいものです。

筆者の家でいえば、第一子も第二子も同じようなつわりだったけれど、第一子は女の子、第二子は男の子だったのでやはりあまりあてはまりませんでした。性別のわかる時期まで、周りのそんな経験談なども受け流しながら楽しみに待つとよいでしょう。

胎児の血液型で違う?

お腹の赤ちゃんとママの血液型が同じだとつわりがない、軽い、などというのもよく耳にすると思います。これに関しては統計がとられていたりもしますが、未だ医学的根拠には至っていません。

遺伝の法則などで大体赤ちゃんの血液型が予測される場合でも、「きっと同じ血液型だからつわりは軽いはず!」など思い込むよりは、やっぱり話半分で聞いておくのがよいですね。

赤ちゃんの性格で違う?

ソファーの上でくつろぐ妊娠中の女性

つわりがない、軽いと「生まれてから大変だから今のうちにおとなしくしているのよ!」などと言われることもあります。これは、つわりの程度が赤ちゃんの性格に影響される、というもの。こちらもやはり医学的な根拠はありません。

筆者は二人出産し、二人とも同じようなつわりでどちらも軽い方でしたが、生まれた上の娘は比較的手のかからない子でしたし、下の息子は娘に比べれば手がかかりましたが、言うほどでもないかな、という感じ。産んでみなければわからないというのが正直なところです。

障害の可能性?

つわりがないからと言って赤ちゃんに何らかの障害があるのでは…という憶測もありますが、これにも医学的な根拠はありません。
一般的にはつわりを経験する妊婦さんの方が多いので、つわりがないのは何かお腹の赤ちゃんに異常があるからでは?と心配してしまう人も多いと思いますが、そんな心配はご無用、かえって余計な心配をしてしまうストレスの方が体によくありません。

二人目の妊娠はつわりの程度も軽い?

二人目はつわりが軽い、ない、という噂も比較的よく耳にすると思います。しかし、これは精神的な面や、生活スタイルによるものと考えられています。
一人目である程度のつわり症状を経験していると、その程度に慣れていたり、一人目のつわりが辛かったという印象が残っていて、二人目のつわりを軽く感じたりします。また、一人目の育児に追われて、そのつわりの辛さを感じる間もない日々を送ることが多いというのも原因の1つでしょう。

もちろん、一人目の育児に追われて逆につわりが辛く感じることもあるので、すべての人に当てはまるというわけではありません。

つわりだと思っていたのになくなった…

つわりがなくなり安心する女性

これがつわりかな?と思う症状が急になくなった場合、単純につわりが終わった、という可能性もありますが、おさまったと思ったらまた始まったりもする『中休み』の可能性もあります。
ですが、お腹の中の赤ちゃんの状態も安定するまで気が抜けない時期でもありますので、あれ?と思ったら、ママが不安に思う気持ちを解消するためにも産院で診てもらいましょう。

つわりの対処法は?食べ物やツボでつわりを乗り切る方法
つわりの対処法は?食べ物やツボでつわりを乗り切る方法
つわりの対処法については、水分補給にも留意し、細胞生成の際に必要な葉酸不足に陥らないように気を付ける必要があります。つわりに効果的なツボ押しとしてシーバンドと言うグッズもあります。

つわりがないことをあれこれ言われたら

第三者は、妊婦さんの気持ちや不安を推し量らずに発言してしまいがち。でもそれは、決して悪気があるのではなく、共感や比較が難しいためです。ひどいつわりを経験した人も、比較対象が自分の経験がもととなるため、つわりがないことをうらやましく思って、少し気になる発言をしてしまうこともあるでしょう。

つわりがないことを迷信含め、様々言われてしまうことに対して、妊婦さん本人の気持ちに余裕があるときには、一つの経験談として受け止めたり、自分のために言ってくれているのかなと考えもできるかもしれませんが、そうでないときには、無理に最後まで話を聞いたりせずに、さりげなく話題を変えたりしてストレスから身を守るのも大事です。それは悪いことではありません。

また、人は会話にて同調されれば満足という面もあるので、否定したいときでも、話を終わらせたい気持ちが勝ったときには、魔法の言葉「そうなんですね、知りませんでした。ありがとうございます」を使うのもおすすめです。筆者も何回か使いました。

つわりがないのを不安に思うのは当たり前!どうせ考えるなら余裕がある今、楽しいことを

多くの人が経験すると言われているつわりを経験していない、というのを不安に思うのは当たり前です。妊娠した実感を得にくい初期には、特にそうだと思います。しかしご紹介してきたように、妊娠後の生活を見直し母体と胎児に負担がないようにさえ気をつければ、つわりがないことで不都合なことなどはないのです。

人から何か言われたりするというのは、どのような妊娠経過をたどってもよくあることですので、あまり気に留めず、つわりがないなんてラッキー!と考えられるようになるのがベスト。
つわりがなくとも、この先お腹が大きくなってきて不自由な思いをすることは多々ありますし、やりたくてもできないことが増えてきたりもします。ですので、初期のまだ身が軽い時期に体調不良がないというのは非常に貴重なことなのです。

この期間に不安なことを考えるよりは、余裕がある今、赤ちゃんのために何かを作る、参考程度に育児書を読む、料理に凝る、赤ちゃんが生まれたらどんな名前にしようか考えたり、赤ちゃんグッズを調べたり、楽しいことを考えること、または赤ちゃんが生まれたらできないことを楽しんで、妊娠中に大敵なストレスをためない生活を送ることは非常に有意義なものになるでしょう。