Loading

本陣痛との違いや間隔、時期は?

前駆陣痛とはどんな痛み?長く辛い痛みを和らげる方法

前駆陣痛とは出産に向けた準備段階に入ったサインであり本陣痛の予行演習。臨月近くなると不定期にお腹が張ったり腰やお腹の弱い痛みに悩まされるようになりそれを前駆陣痛と呼びます。前駆陣痛の痛みの特徴があり本陣痛との違いなど紹介。前駆陣痛が来たら心の準備も開始しましょう!

前駆陣痛とはどんな痛み?長く辛い痛みを和らげる方法

前駆陣痛とは?前駆陣痛の痛みが強いときはどうする?

お腹の痛みや張りが不規則に起こることを前駆陣痛と呼びます。陣痛かと思ったのに、傷みが強くなったり弱くなったり…また、前駆陣痛とは間隔も不規則で痛みが遠のいてしまうもの。

陣痛は一定の間隔の痛みの波があり、徐々にその感覚は狭まって行く…という特徴的な面があるので、「陣痛かな?前駆陣痛かな?」と迷うような痛みであれば、ほとんどが「前駆陣痛」と言えるかもしれません。
前駆陣痛の段階では産院へ行く必要はなく安静にしていればよいそうです。

前駆陣痛は本陣痛や出産の予行演習

前駆陣痛が始まる時期になった妊婦

前駆陣痛や陣痛の起こる仕組みはホルモンの分泌量が関与しているとされていますが、詳細はまだわからず一説には赤ちゃんが出産のタイミングを決めているともされています。
本陣痛は出産時の本格的な子宮収縮による痛みであるのに対し、前駆陣痛は本陣痛や出産に備えた予行演習と例えられます。

前駆陣痛によって子宮が開きやすくはなる…とはされるものの、一般的に前駆陣痛には子宮口を開くほどの力はないとされています。よって、前駆陣痛がすぐに出産に繋がることはまれであるため、基本的には慌てなくても大丈夫です。

前駆陣痛とはいつごろ始まるもの?

一般的に前駆陣痛とは妊娠36週あたりから始まってくるとされていますが、個人差があり本番陣痛の少し前に起こるひともいれば、臨月に入るだいぶ前からお腹の違和感を感じる人もいます。

妊娠36週の臨月の過ごし方!出産兆候と外出の注意点
妊娠36週の臨月の過ごし方!出産兆候と外出の注意点
妊娠36週、臨月の胎児の成長とママの体調の変化、お腹の張りや前駆陣痛、胎動の減りなどの出産兆候と妊婦検診の内容、外出時の注意点、体重管理や入退院の荷造り、出産にむけた心構えについて解説します。

早い人では、妊娠32週頃から前駆陣痛を感じる場合も…!あまり早くに前駆陣痛があった場合は、切迫早産にならないよいうに産科に相談し経過をよく観察してもらいましょう。

前駆陣痛はいつから?初産と経産婦で始まる時期の違い
前駆陣痛はいつから?初産と経産婦で始まる時期の違い
前駆陣痛はいつから始まるのか詳しい時期を解説します。前駆陣痛とは出産を控えた臨月のママに起こる本陣痛の予行練習のようなものです。痛みや間隔、症状に違いがあるので紹介します。

前駆陣痛の間隔は不定

痛みの波に一定の間隔がある本陣痛に比べると痛みの間隔が不規則で波はなく、また、痛みの度合いも強くなったり弱くなったりと定まらず、持続することなく消えていくのが前駆陣痛。
前駆陣痛は痛みが治まってから痛み始めるまでの間隔が不定で30分や1時間以上の開きがあることが大きな特徴です。

前駆陣痛の間隔など特徴から本陣痛との違いを見分ける方法
前駆陣痛の間隔など特徴から本陣痛との違いを見分ける方法
出産の兆候である前駆陣痛について、陣痛持続時間や痛みの間隔、痛みの強さを詳しく解説します。また、本陣痛に備えた事前準備として、入院準備の置き場所や連絡先の確認、陣痛時のシミュレーションを紹介します。

前駆陣痛の痛みの特徴

前駆陣痛の痛みに耐える妊婦

前駆陣痛とは、出産本番に向け身体の調整段階に入ったあたり。
痛みの特徴もいきなりドカン!と腹痛に襲われるわけではなく、それまでよりお腹の張りが頻繁になったり、お腹の張りに伴って若干の痛みを感じたり…不定期な子宮の収縮を繰り返しながらお産の準備体操をしているのかもしれませんね。

胎動との違い

胎動を感じるのにも個人差がありますが、早い方だと16週くらいから一般的には22週~から胎動を感じるため、前駆陣痛の始まる時期よりかなり早い時期と言えます。
胎動の多くは赤ちゃんが手や足を伸ばしたり曲げたりすることによるもので、さらに赤ちゃんはおなかの中でぐるぐるまわっていますので、胎動を感じる位置は変わり特定の位置というものはありません。

胎動は臨月に入ると少なくはなりますがなくなりはせず、出産直前でも胎動を感じるようです。臨月のときは子宮も赤ちゃんにとって狭く、動くたびに壁に当たってしまいがち。
臨月には激しい胎動で痛みすら感じ前駆陣痛と勘違いしてしまう方もいます。

時としてぎゅーっと子宮口を押されるような感じや、膀胱のあたりを押されるような痛みも感じることもありますが、胎動というのは赤ちゃんが動いているときだけの痛み。前駆陣痛や本陣痛とは少し違います。

胎動が痛い!「もうやめて」と言いたい痛みへ5つの対処法
胎動が痛い!「もうやめて」と言いたい痛みへ5つの対処法
胎動が痛いと悩むママたちのお悩みへの対処法と、胎動が痛い原因と痛みのピーク、臨月の胎動や逆子の胎動について解説。赤ちゃんに「もうやめて!」とお願いしたくなるほど痛い胎動の乗り越え方を紹介します。

腹痛との違い

下痢による腹痛は、便がでるまで続きます。
お腹が痛くても規則的な間隔で痛むのでなければ、陣痛ではないでしょう。

張りとの違い

子宮の不規則な収縮である前駆陣痛ですから、おなかが張りを伴うことも多いです。臨月では、赤ちゃんが子宮内で骨盤に向けて下に降りるために子宮口が刺激され、前駆陣痛やお腹の張りを感じやすいのです。

お腹がパンパンに張ったり、石のように硬くなったり、突っ張って痛いなど様々な痛みのパターンがあるでしょうが、臨月に入ってからのお腹の張りは、それほど心配しなくても良いもの。臨月のお腹の張りは自然で、ある程度は仕方がないことだからです。

しかし、しばらく横になっても痛みや張りがおさまらない場合や出血があった場合は要注意です。
少量でも出血がある場合や、激しいお腹の張りで耐えられないようであればすぐにかかりつけの産院に連絡、または救急車を呼んでください。

前駆陣痛と本陣痛の違いは?陣痛の間隔を計測して見分けましょう

前駆陣痛の痛みが強い場合本番の陣痛との違いや境目はハッキリわかるものではないようですが、お腹が張る程度の痛みであったり間隔に一定の波がないときはほぼ前駆陣痛と言えるでしょう。

前駆陣痛とは軽い痛みで一定の波はない

前駆陣痛とは、本番の陣痛に対して間隔も痛みも不規則で一定ではなく、弱くなったり強くなったりします。
不快感や圧迫感を感じる方もいますが、姿勢を変えると治まります。個人によって違いますがお腹が張るのも前駆陣痛のひとつとされています。

本陣痛は強い痛み、波がある!

本陣痛は痛みが規則的です。痛みの感覚が徐々に短くなっていき、痛みの強さも少しずつ増してきます。痛みが少しずつお腹全体に広がるような感じや腰のだるさ、尾てい骨の痛みなど人によって様々ですが、姿勢を変えてみたり体を動かしてみたりしても治まりません。

本格的な陣痛は、陣痛から陣痛の間隔がだいたい10分~15分で規則的におこります。陣痛かもしれないと思ったら、痛みがきた時間をメモして間隔はどのくらいでおきているのかを確認してみましょう。

通常は前駆陣痛のあとに「おしるし」

前駆陣痛からおしるしがくると本陣痛がくると言われています。しかしこの順番で必ずくるというわけではなく、間隔も個人差が大きいです。おしるしがきたからといって即出産になることはありません。
通常では2日~3日後に出産になる場合がほとんどです。

おしるしのあと即出産になることは少ないとはいえ、出産が間近なことは確か。いつ陣痛や破水が起こるかわかりませんので、ナプキンをあてて動きすぎないようにしましょう。

臨月のおりものは量・色・においが変わる?おしるしとの違い
臨月のおりものは量・色・においが変わる?おしるしとの違い
臨月のおりものの変化が気になるなら量や色を要チェック!もともと個人差の大きいおりものの状態は変化も他人に言いにくいものですがオリモノかと思いきやもしかしたらおしるしや破水の可能性も捨てきれない?!

前駆陣痛の痛みの強いときの対処法

母子手帳に目を通してリラックスしている妊婦さん

前駆陣痛とは弱い痛みであることが殆どで、一般的にあまり痛みを感じることは少ないですが、もしも痛みが強いという場合は、まずは横になって寝て体を休めるといいでしょう。
人によっては前駆陣痛からお産にならずに停滞してしまう場合もあります。

前駆陣痛は比較的痛みが軽い状態にあるので、前駆陣痛がきたタイミングで自分の過ごしやすい姿勢やラクな体勢を見つけておくといいです。
そうすると本陣痛がきたときにスムーズになります。

本陣痛に備えてお腹の状態をよく観察しておきましょう。あまりにもお腹がカチカチに張ったり、お腹の様子がおかしいなと思った場合は、医師に相談したほうがいいでしょう。

前駆陣痛が来たらやるべきこと

前駆陣痛がきたときにやっておくといいことを紹介します。
産院に行く前にやれること必要なことをすれば問題ありません。臨月にはいり前駆陣痛かなと思ったら落ち着いて慌てないで過ごしましょうね。

前駆陣痛がきたらやっておきたいこと

  • おしるしや破水がなく、夜中でなければ入浴して体を温める

前駆陣痛がきても入浴してはいけないということはありません。
シャワーで済ませてしまうよりも辛くないようであれば、お風呂に入り湯船につかり体を温めて、リラックスしましょう。

  • 階段の上り下りやスクワットやウォーキング

前駆陣痛が始まってからもなかなか本陣痛にならない人もいます。陣痛を促すような階段の上り下りやスクワット、ウォーキング。出来るようであればしておくのもいいです。
ただしやりすぎは絶対にいけませんし、体を動かすときは足元に十分注意をし気をつけながら体を動かしましょう。

臨月の運動が安産への鍵!?運動の効果とおすすめ運動法
臨月の運動が安産への鍵!?運動の効果とおすすめ運動法
臨月に運動すると安産になるというのは本当でしょうか?なぜ臨月の運動が推奨されるのか、その理由をまとめました。臨月の定番であるウォーキングの注意点や家で手軽にできるスクワットの方法なども紹介します。
  • 動けるうちに入院の準備と確認をする

前駆陣痛がおきて間隔が長くまだラクなときは、用意をしてしまうと安心です。
もとから準備をしていた場合はバックの中身をきちんと確認し、忘れ物がないように。いつ本陣痛がきても動ける状態にしておくとスムーズにいきます。

パパや家族に入院する際のものの場所の確認をしておくといいでしょう。

  • 運転手や上の子の預け先の再確認をする

本陣痛がはじまったときに、産院まで車の運転をしてくれる人や、兄弟がいる方は上の子を預け先などをしっかり確保しておきましょう。

本陣痛はいつくるかわからないので預け先の確認をししておくのは大事なことです。産院によっては小さな子供は病棟にはいませんといった場合もありますので、早いうちに病院に確認しておきましょう。

  • 前駆陣痛の間隔をきちんとメモしておく

前駆陣痛はあまり痛みを感じない場合もありますが、少しお腹が痛く感じる方もいますので、きちんと痛みの間隔を計りながらメモしておきましょう。
前駆陣痛から本陣痛になっていくときは間隔が10分おきや5分おきになります。

  • 家を空ける準備をしておく

お産で入院してしまうと家を1週間ほどあけてしまうことになりますので、パパにお願いできることはして、自分でしておきたいことは掃除をしておいたり用意をしておくと安心です。

  • 乳房のケアをする

お産間近になると、乳汁がでてくる方もいますので、コットンでふきとったりしてきれいな状態にしておきましょう。
そのままにしておくと乳頭にアカがたまり不衛生になってしまいます。

  • 食べられるようならよく食べる

前駆陣痛からどんどん痛みが強くなっていく場合もありますので、まだ軽くて食欲もあるようなら、食べられるうちに食事をして体力をつけておきましょう。
ただし、無理をして食べる必要はありません。

前駆陣痛の痛みを和らげる方法

気持ちが和らぐ姿勢で過ごす臨月の妊婦さん

赤ちゃんに会えるのはとても楽しみで前駆陣痛がくるとうれしいですが、長く痛みが続くのは辛いですよね。
前駆陣痛は一般的に本陣痛ほど痛みが強くないとは言うものの、なかには前駆陣痛で眠れない方もいます。

しかし前駆陣痛が起こる時点ではまだまだ出産本番まで時間があるため、なんとか体力は温存しておきたいものです。前駆陣痛で寝不足にならないように、本陣痛のときのための痛みを和らげる方法をいくつか知っておくと安心です。

前駆陣痛の痛みで夜眠れないとき

  • 横向きに寝て、足にクッションをはさむ

横向きに寝ることで、痛みが和らぐことがあります。横向きの状態でクッションや枕などを足の間にはさむような姿勢で寝ることで腰の負担が軽くなり痛みが和らぎやすいです。
また、お尻がいたい場合も横になり足をまげるだけで十分ラクです。

  • 腰やお腹を温める

お腹や腰を温めてリラックスをすることも大事です。
湯たんぽで腰やお腹を温めることで血行がよくなり、筋肉の緊張がほぐれるので痛みの緩和につながります。腰が痛いときはあたためながら恥骨あたりを押すと痛みが少しラクになることがあるそうです。

  • 痛みが強いところはマッサージをしてみましょう

腰やおしりなどに軽い生理痛のときにおこるような痛みがあらわれることがあります。
ラクな姿勢でマッサージしながら痛みを緩和しましょう。パパさんにさすってもらったり温めながらマッサージしてもらうのもいいですね。

  • 深呼吸をしてリラックスをする

お産で使う呼吸法で大切なのは、息を吐くことです。ため息をつくように息を長く吐くと体の力が自然と抜けます。吸うことを一生懸命やっていても、リラックスはできません。

胸式・腹式、と呼吸法も2種類あります。息を吸ったときに胸が膨らむのが胸式、お腹が膨らむのが腹式です。
ゆっくり深く呼吸をするというポイントさえ押さえてあれば、どちらで問題はありません。
自分のやりやすい呼吸方法を選びリラックスしましょう。

病院へ連絡するタイミング

おなかを撫でて出産を待ち望む妊婦さん

9ヶ月を過ぎたら、出産のための準備をはじめましょう。
いざというときに慌てないように入院の時期や必要物品の確認をしておきましょう。前駆陣痛がきたからといってすぐ産院に連絡する必要はありません。

病院へ連絡し入院するタイミング

  • 出血

量や状態によっては、入院になることがあります。
月経より量が多い場合はすぐに連絡し受診しましょう。少量であり、おしるしがきたとき心配であれば病院に連絡し相談してください。

  • 破水

破水は、子宮内の羊水が流れでてくるもので下着がぬれるのでわかります。感染の恐れがあるため入浴は厳禁です。すぐに病院に連絡して病院にむかってください。

  • 陣痛

お腹の張りと陣痛は違います。個人差はありますが、次第に痛みが強くなり張る間隔が短くなってきたら陣痛です。
間隔を計り、規則的になると間隔が10分くらいになります。(経産婦さんで15~10分)

  • その他

頭痛や嘔吐などの体調不良があったり、胎動が少ないなど不安なことがある場合は、まず連絡し相談をしてください。

前駆陣痛から本陣痛、本陣痛から出産までの流れ
前駆陣痛から本陣痛、本陣痛から出産までの流れ
前駆陣痛から本陣痛まで、本陣痛に入ってから出産するまで、ここを読めば流れがしっかりわかります。出産の流れや陣痛の様子をお伝えすることで、リラックスした出産をサポートします。

前駆陣痛は出産が近くなったサイン!慌てなくても大丈夫

前駆陣痛があるということは赤ちゃんにもうすぐ会えますよという赤ちゃんからのサインです。
安心して出産準備を迎えるためには、お産の流れをある程度イメージしておくことも大事です。出産が近くなってきた証でもある陣痛は時間や経過によって様々な呼び方があり、痛みの続く長さや感じ方や痛みのおこり方は個人差があります。

単なるお腹の張りなのか前駆陣痛なのかというのは、後からでないとわからないということもよくあること。あまり不安に捉えず、心の準備、身の回りの準備を整えて、ゆったり過ごしましょう。
前駆陣痛がきても慌てずに。ということを頭にいれておくだけでもリラックスして過ごせるかと思います。

お産本番を迎えると、赤ちゃんは産道を通るために小さな体を一生懸命回転させながら必死でおりてきます。
誰かに教わったわけでもないのに、こんなことができるのは生まれる力をもっているからです。その赤ちゃんの力を信じて一緒にお産を乗り切りましょう。
もうすぐお母さん。赤ちゃんに会える日を楽しみにして待ちましょうね。