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前駆陣痛の時間に関する知識

前駆陣痛の持続時間や時間間隔など時間に関するQ&A

前駆陣痛の時間間隔や持続時間など、未経験ではなかなかイメージしづらい事柄を丁寧に解説します。前駆陣痛の仕組みから解説したり、陣痛との比較をしたり…と詳しい情報を知りたいなら是非ご一読を。併せて、長引く痛みや強い痛みを乗り切るポイントをいくつか紹介しましょう。

前駆陣痛の持続時間や時間間隔など時間に関するQ&A

前駆陣痛の時間はどれくらい?これって前駆陣痛?

「もしかして、これって前駆陣痛?」
経験したことのない感覚であるために、初産も臨月に入ると、ちょっとした違和感にも敏感になります。産院での母親教室やネットからの情報で、だいたいのイメージはついていても、実際その時になってみれば、よくわからないことでいっぱいですよね。

ズバリ、「前駆陣痛かな?」と思った時に読む記事を用意しました。わからないことや不安などは、ここで一気に解決しましょう!

前駆陣痛の間隔など特徴から本陣痛との違いを見分ける方法
前駆陣痛の間隔など特徴から本陣痛との違いを見分ける方法
出産の兆候である前駆陣痛について、陣痛持続時間や痛みの間隔、痛みの強さを詳しく解説します。また、本陣痛に備えた事前準備として、入院準備の置き場所や連絡先の確認、陣痛時のシミュレーションを紹介します。

前駆陣痛は1回どれくらいの時間続く?

前駆陣痛を乗り越えるポイント

前駆陣痛について色々解説する前に、前駆陣痛の程度や感覚には個人差があることを指摘しておきましょう。
特に前駆陣痛が始まった頃は、痛み方も様々です。早速陣痛のように、痛みが出ては消えを繰り返す場合もありますし、鈍い生理痛のような鈍痛が絶えず続く場合もあります。

仮に、痛みや張りが、不規則であれども定期的に起きてきている場合、その1回の持続時間はどれくらいでしょうか?
実はこの持続時間すらも前駆陣痛の場合であれば、まちまちです。1分半の長い痛みがきたかと思えば、次の痛みの波は15秒程度で終わるなど、痛み自体は、おおよそ15秒くらいから長くて90秒くらいで起こります。

本陣痛の時間は?

本陣痛の痛みは、最初、一度につきだいたい30〜40秒くらい持続します。そこから、徐々に持続時間は長くなり、陣痛間隔が3〜5分くらいになると、持続時間も1分に近くなっていきます。
子宮口が全開になり、いよいよ分娩!という頃には、陣痛間隔1〜2分、持続時間も60〜90秒にまでなります。痛みと休憩とを、同じくらいの長さで繰り返していくとイメージしておきましょう。

前駆陣痛から本陣痛、本陣痛から出産までの流れ
前駆陣痛から本陣痛、本陣痛から出産までの流れ
前駆陣痛から本陣痛まで、本陣痛に入ってから出産するまで、ここを読めば流れがしっかりわかります。出産の流れや陣痛の様子をお伝えすることで、リラックスした出産をサポートします。

前駆陣痛の一回の持続時間はまちまち。一方、本陣痛なら、まちまちだった持続時間はどんどん整っていきます。また、徐々に長くなっていくこともポイントです。

分娩直前になるまで、痛みの持続時間には個人差がありますので、ご自身が感じているこれまでの痛みの様子との比較で考えましょう。

妊婦

前駆陣痛の時間間隔はバラバラ

前駆陣痛と本陣痛が決定的に違うのは、時間間隔です。
本陣痛は、驚くほど規則的に、それも正確に痛みがやってくるのに対して、前駆陣痛は予測ができません。15分、12分、7分…あれ?もしかして陣痛?と思いきや、今度は次の痛みまで20分。これは本陣痛とはいえず、まだ前駆陣痛の段階だと言えます。時間間隔が正確に整い、その間隔が10分を切って初めて、本陣痛の始まりと言えます。

前駆陣痛が出やすい時間帯がある!夜間は起きやすい

夜になると前駆陣痛に悩まされるという方がいらっしゃいます。夜は赤ちゃんが活動し出すのでしょうか?確かに赤ちゃんは夜行性ですから、そういう理由はなきにしもあらず。でも、本当は、ママの活動量に関係しているのかもしれません。

ママがリラックスしていると気づきやすい

日中は、家事やその他の用事などで動いていることも多いので、身体の変化を感じにくいようです。胎動一つ取ってみても、夜の方が、活発に赤ちゃんが動いているように感じませんか?夜は、ママもホッとのんびりする時間が取れますよね。
横になったり、ソファに座ってリラックスしたりしている時の方が、日中動いているときよりもしっかり胎動を感じることができます。

前駆陣痛も、胎動と同じ。日中も当然、お腹の張りや痛みが起こっています。しかし、他のことに集中していると、あまり気にならないのでしょう。前駆陣痛であれば、うずくまるほどの痛みが続くわけではないので、普段通りに過ごすこともできます。
そういう意味で、夜間に前駆陣痛が始まったと認識する人が多いのです。

リラックスしている妊婦

月の満ち欠け・潮の満ち引きが関係している説も

月の満ち欠けは、1サイクル29.5日。これって、月経周期と似ていませんか?昔から、女性の体内リズムと月の満ち欠けは、深く関係していると言われています。
そんな月の強い引力を受けているのが、海です。海は、月の引力によって満ちたり引いたりしています。この潮の満ち引きと、陣痛や前駆陣痛などの出産にまつわる様々な作用が深く関わっているというのです。

確かに「満月の日にはお産が多い」だとか「満潮の時刻に産まれた」などはよく耳にする話ですよね。真偽のほどはわかりませんし、皆が皆そうでないはずですが、その神秘的な説には、私たちも何だか気にせざるを得なくなります。
命を生み出す女性には、もしかすると不思議な力が宿っているのかもしれません。

前駆陣痛ってこんなに長い時間・期間起こるもの?

出産前日くらいから始まる人もいる一方で、臨月に入る頃から前駆陣痛が始まり、出産までの3週間〜ひと月弱ほど、毎日痛みに苦しむ方もいらっしゃいます。これ自体には、問題があることではありません。ただ単に、前駆陣痛が長いお産というだけなのです。
ではなぜ、前駆陣痛が長引くのでしょうか?

前駆陣痛の仕組み

妊婦

前駆陣痛は、別名「偽陣痛」とも言われるように、本番の出産の予行演習のようなものだとされています。
そもそもどうやって前駆陣痛は起きるのでしょうか?これには諸説ありますが、ホルモンの影響を受けてのことではないかと言われています。

私たちは、黄体ホルモンのおかげで、ここまで妊娠を継続することができました。体温を上げ、子宮の肥大化や出産に備えて、筋肉を緩めてくれたのが、この黄体ホルモンです。子宮が無意味に収縮するのを抑える役割もあり、陣痛を変な時期に起こさないようにしてくれています。

しかし臨月に入ると、今度は出産に向けて黄体ホルモンの分泌が少しずつ減少していきます。
黄体ホルモンが減少するせいで、子宮は収縮しやすい状態になります。これが前駆陣痛の走りになります。
前駆陣痛が割りと早い時期からやってきた人は、一つの原因として黄体ホルモン減少の影響を強く受けていることが挙げられます。そのお産は、黄体ホルモンが減少しだした時期から、実際陣痛が起きるまでの時期が長かったというわけです。

経産婦さんと初産婦さんで前駆陣痛の時間に違いはあるの?

一度でも子どもを産んだ経験があると、次のお産は早く進みやすくなります。それは、もうすでに産道が開けていて、2人目以降の赤ちゃんは、かつてお兄ちゃんやお姉ちゃんが通って作ってくれた道を進めるからです。

でも、早く進むからといって、前駆陣痛が早く済むかといえば、そうは言い切れません。経産婦さんのお産が早いのは、実際に陣痛が始まってから、子宮口が開ききるまでの過程。そしてそこから狭い産道を通って赤ちゃんが娩出されるまでの過程です。
よく、予定日よりも早く産まれるなどと話されますが、それはそのお産によります。同じように前駆陣痛が長引くか早く済むかどうかは、わからないのです。

前駆陣痛はいつから?初産と経産婦で始まる時期の違い
前駆陣痛はいつから?初産と経産婦で始まる時期の違い
前駆陣痛はいつから始まるのか詳しい時期を解説します。前駆陣痛とは出産を控えた臨月のママに起こる本陣痛の予行練習のようなものです。痛みや間隔、症状に違いがあるので紹介します。

前駆陣痛の時間・期間はそのお産の個性

37週以降の健診で異常がなければ、前駆陣痛は出産に向けての自然な現象だと言えます。妊娠やお産の経過がそれぞれであるように、前駆陣痛一つをとってみても、その様子は様々です。過度に気にせずとも、前駆陣痛の時期や期間については、個性のうちだと思っておくと気がラクですね。

それに、前駆陣痛は本当の陣痛が来る兆候。子宮が赤ちゃんを押し出す為に、ウォーミングアップをしているのです。正期産の時期に入ったら、前駆陣痛をどんどん歓迎していきましょう。

痛みに耐える妊婦

前駆陣痛の乗り切り方を知っておこう

出産の嬉しい兆候であるとはいえ、痛みや張りがあるとしんどいものです。強い前駆陣痛も、長引く前駆陣痛も、その乗り切り方を知っておいて損はありません。
本番の陣痛が来る前に前駆陣痛の間に心の準備もお忘れなく!

痛い前駆陣痛を乗り切るポイント

前駆陣痛の痛みが強い時には、痛みを少しでも緩和させたり、ママ自身が楽に痛みを受け入れられるようにしたりすることが大切です。

前駆陣痛とはどんな痛み?長く辛い痛みを和らげる方法
前駆陣痛とはどんな痛み?長く辛い痛みを和らげる方法
前駆陣痛とはどのような痛みの特徴があるのかや痛みの対処を詳しく解説。前駆陣痛とは出産に備えた準備の段階ですから、慌てなくても大丈夫。法前駆陣痛かな?と思ったら入院準備&心の準備を開始しましょう。

深呼吸

深呼吸は、呼吸の調子を整え、身体の力が抜けて、ママをリラックスさせてくれます。
これだけでも大きな効果なのですが、実は深呼吸をすると、赤ちゃんにたっぷりと酸素を届けてあげられるのです。
本番の陣痛の時も、この深呼吸がかなり大切で、助産師さんにも「深呼吸して〜」と勧められます。呼吸の練習も兼ねて、トライしてみましょう。

深呼吸する妊婦

体勢を変えながら楽な姿勢を

前駆陣痛は、本陣痛と違い、ママの体勢を変えると痛みが引いていくことがあります。子宮への血流が悪くなって張っているのかもしれないので、体勢を変えるとそれが解消されて痛みや張りがなくなるかもしれません。

もちろん、それでも痛みが続くこともあります。そういう時でも、体勢を少しずつ変えたり、クッションを使ったりして、ママが楽に痛みに堪えられる姿勢を探しましょう。

絶えず痛むようなら受診を

前駆陣痛の起こり方や様子は人それぞれだとはいえ、明らかに痛みが強すぎるならば、無理に我慢してはいけません。1日中、お腹がカチカチに張っている時にも注意が必要です。

お腹の張りや痛みの具合だけでなく、赤ちゃんの様子もしっかり確認します。急に胎動が少なくなった、もしくはほとんど感じられないといった変化があった時は、速やかに受診することをおすすめします。

病院にいる妊婦

長引く前駆陣痛を乗り切るポイント

何日も続く前駆陣痛は、ママの心身を疲れさせます。いつ陣痛がやってきてもおかしくない状態で、また本陣痛との見分けがしづらいために、ママはなかなかリラックスできません。長引く前駆陣痛がある時には、どのように過ごせばよいのでしょう。

体力温存が鉄則

まず、何よりも体力の温存が大切です。お産は体力勝負。前駆陣痛の段階で疲れてしまっていては、本番の分娩の際に、スタミナが足りません。
痛みがあっても寝られそうなら寝る。ご飯を食べられそうなら食べる。これからいつお産が進んでも大丈夫なように、なるべく睡眠・休養と食事をとるように心がけておきましょう。

途中で急に引いても過度に心配しない

妊婦

前駆陣痛が長引く中で、途中で痛みが規則的かつだんだん強くなっていく時があります。そして「いよいよ陣痛か」と覚悟を決めてあれこれ用意をしているうちに、痛みや張りが遠のいてしまった…実はこれ、よくあることなんです。

このように、張りや痛みを繰り返しながら徐々に陣痛が乗ってくるお産もあるので、過度に心配にならずに、どんと構えておきましょう。そのうちに陣痛ホルモンのスイッチが切り替り急に陣痛がやってきます。
まだ赤ちゃんが外に出るかどうか迷っているのかもしれません。赤ちゃんが陣痛ホルモンを出してくれる瞬間を待ちましょうね。

「歩けば陣痛が乗ってくる」の真意は…?

しっかり歩くと、陣痛が乗ってくるといいます。でも、陣痛って、赤ちゃんが陣痛ホルモンを出して起こすんじゃないの??そういう疑問が湧いてきます。

今の医学によっても、陣痛やお産のメカニズムについては、まだまだわかっていないことが多数あります。陣痛が起こる仕組みも、おそらくホルモンが関係しているのだろうとされていますが、本当のところはわかりません。

特にお産のシーンでは、太古からの知恵が大いに役立つ場合もあります。
「歩くと陣痛が乗る」これはその代表格ではないでしょうか?赤ちゃんがホルモンを出すことと歩くことには、どうにも関連性が見えないように思います。

でも、私たちは、妊娠中によく歩けばお腹が張り、とりわけ臨月のお散歩は、赤ちゃんが下の方に下がってくるのを手伝うことを知っています。
正期産に入れば、お腹の張りは歓迎されます。どうやら、お腹の張りは、陣痛を起こすのに大切なファクターのようですね。

つまり、仕組みはよくわからなくても、私たちは、お腹の張りが多くなると陣痛につながりやすいことを知っているのです。歩くことで、お腹の張りを起こし、お腹がそうやって定期的にたくさん収縮すると、収縮のくせがついて、本当の陣痛になるのかもしれません。

このように、お産にはまだ未知な点が多くあります。医学的な見解や人間が長年紡いできた知恵・知識などを使って、いいお産にしましょう!

出かける妊婦

前駆陣痛が長くても軽くても近い未来陣痛がやってくる

陣痛かどうか見分けづらく、またいつ本当の陣痛が来るのかがわからないのが、前駆陣痛の厄介なところですね。
陣痛までには、まだ3週間も時間があるかもしれませんし、数時間後かもしれません。
ともあれ、時期は不確かでも確実に近い未来に、本陣痛がやってきます。

ママがすべきことは、まず、体力の温存です。実際の本番の時に体力がちゃんとあれば、途中で微弱陣痛になったり、スタミナが切れていきめなくなったりするのを避けられます。
そわそわする気持ち、わかります!でも、意識的に休養や食事をとったりして、本番に備えてくださいね!