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双子の出産について知りたい

双子出産の費用や分娩方法は?過ごし方の注意点

双子の出産をひかえたママ、パパには疑問がたくさん。どの位の費用がかかるの?給付金は?自然分娩出来るの?うれしさと一緒に押し寄せてくる不安の波を、まずはしっかり乗り越えていきましょう。双子の妊娠・出産について、必要なことを解説します。

双子出産の費用や分娩方法は?過ごし方の注意点

双子は自然出産出来るの?費用や出産準備の不安を解決

待望の赤ちゃんが双子だった!そんなママは嬉しさと同時に、自然分娩できるの?どの位お金がかかるの?など不安な気持ちもありますよね
双子出産を控えたママ、パパのとまどいに答えるため、妊娠、出産にかかる費用から分娩方法、出産までにやっておきたいことを解説します。

双子に驚いてるパパとママ

双子妊娠の注意点は?事前準備・日常生活のポイント
双子妊娠の注意点は?事前準備・日常生活のポイント
双子妊娠は嬉しさも2倍ですが、単胎妊娠と比較すると大変です。胎動やお腹の張り、管理入院の必要性など双子を妊娠した不安なママの参考になる記事です。注意点や日常生活のポイントも紹介します。

双子の妊娠・出産の費用と受け取れるお金について

詳しくは知らなくとも、1人より2人の方がお金もかかりそうな気がする双子の出産ですが、実際のところはどうなのでしょうか。

2人の赤ちゃんを妊娠した状態を、双胎妊娠と呼びます。双胎妊娠中は、様々なリスクを抑えるために細かい観察が必要になるので、妊婦健診の費用に関してだけでも余分にお金がかかることがあります。単胎妊娠の時は、4週間に1度で良かった初期の期間も、場合によっては1週間に1度通わなくてはいけないケースもあります。

また、自然分娩の場合、分娩費用は1人を妊娠した単胎妊娠の時と同じく、健康保険の適用外となりますので、すべて自費でまかなわなくてはいけません。
さらに、出産の後は赤ちゃん2人分の入院費用がかかるなど、やはり1人の出産とではかなり金額に差が出てくることでしょう。

制度は確認しよう

とはいえ、さほど心配することもありません。なぜなら、出産育児一時金は1人当たり42万円(産科医療補償制度のある病院や医院で出産する場合)。2人分で84万円受け取れるからです。双胎出産は1人の倍お金がかかる訳ではありませんので、この金額は大きいのです。
さらに、直接支払制度などを使うことによって、健康保険組合や自治体などから直にお金を支払ってもらい、窓口での負担を減らすことも可能です。

そしてもう1つ、双子の場合は切迫早産や帝王切開など、健康保険が利くケースも多いため、高額医療費制度が適用される場合があります。会社員の場合は、健康保険組合から別途給付金が支給される場合もあるので、これらについてもチェックが必要です。

いざ分娩!出産を迎える時期はいつ?

出産を迎える時期

双子の赤ちゃんはどの位の期間お腹の中にいて、いざ分娩、となるのでしょうか。
単胎妊娠の場合39~40週に出産することが、リスクも低くお母さんと赤ちゃんにとっては理想的と言えますが、双胎妊娠の場合は同じようにというわけにはいきません。

なぜなら、双子の場合は妊娠週数が進んで行くにつれて、リスクも増えてくるからです。「双子の妊娠に安定期はない」と言われるのも、こういった理由からです。

そこで、双子出産の分娩時期については、赤ちゃんのリスクが一番少ないとされている、36~37週で帝王切開を選択することが多いのです。
ただし、これは病院やお医者さんによってもかなり方針に違いがあります。

人によっては、経膣分娩が可能と判断されることもありますので、分娩の時期については、はじめからお医者さんとよく相談しつつ、ご自分の納得のいく方法を選択しましょう。

出産は帝王切開しかない?自然分娩は可能なの?

自然分娩

双胎妊娠の場合、切迫早産からの帝王切開になるケースも多いのですが、中には普通に陣痛が来て、自然分娩をされる方もいます。

経膣分娩は、妊娠経過が順調で、赤ちゃんもママも元気であるという場合に選択されます。1人を出産する時よりも陣痛が早く来ることが多く、1人が産まれた数分後にもう1人といった形でお産が進みます。1人の時と流れはほぼ変わりません。

では帝王切開の場合を見てみましょう。大体、6~7割のママが帝王切開になると言われています。
「どうしても経膣分娩で、自然に産みたい。帝王切開はイヤ!」というママも少なからずいますが、こういった希望だけで出産方法を選択するのは、無理なケースもあります。

双子の赤ちゃんの出産方法に関しては、その病院やお医者さんによって様々な方針があり、それが必ずしも自分の希望と一致するものではありません。

最初に産まれてくる赤ちゃんは、経膣分娩でも帝王切開でもそれほど違いはないのですが、2番目に産まれてくる赤ちゃんには、産まれてくるまでに時間がかかってしまうとリスクが大きくなるため、分娩方法とその時期については慎重にならざるを得ないのです。

自然分娩を叶えたい希望がある方は、頑なに絶対そうでなくてはイヤだと思うのではなく、妊娠経過を見てお医者さんが必要と判断した時は、緊急入院でも帝王切開でも、2人の赤ちゃんのためにがんばれる。大丈夫、という気持ちが大事かもしれません。

出産方法については、分娩の時期とあわせて、事前にかかりつけのお医者さんとよく相談することをおすすめします。

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双子を妊娠・出産するリスクについて

説明を受ける妊婦

双子の出産は、1人の時より倍の2人分、リスクが高いのかというと、そうではありません。
双子の妊娠・出産は、1人の時に比べて3倍以上リスクが高くなると言われています。

お腹の中に赤ちゃんが2人いる状態は、すべてが同じ条件ではありません。双胎妊娠のリスクを説明する上で、絶対にかかせないのが妊娠12週までに受けられる「膜性診断」と呼ばれるものです。
これは、赤ちゃんを包んでいる薄い膜をエコー(超音波)で確認し、胎盤が1つなのか、それとも2つなのか、また、赤ちゃんは一緒の部屋にいるのか、別々なのかを診断するものです。

胎盤が1つの状態だと、栄養が一方の赤ちゃんに偏ってしまったり、血流の流れに差が出てしまったり、総じてリスクが高くなります。
赤ちゃんが一緒の部屋にいる場合は、互いのへその緒がからまってしまうことも考えられます。

この診断結果によっては、選べる病院が限られてきます。胎盤が1つしかなく、赤ちゃんが同じ部屋にいるなどの場合は、NICU(新生児特定集中治療室)のある、高度な医療措置が期待出来る病院を選び、万が一に備えることが出来ます。

他にも妊娠高血圧症候群や早産、分娩の際大量に出血して輸血が必要になるなどが考えられ、1人を出産する時よりもはるかに、リスクは高くなることが分かります。
しかしこのことにただ気を揉むのではなく、正しい知識を得て、信頼の出来るお医者さんとよく相談し、赤ちゃん2人の命にとって最善の方法を選択していくことが大切ですね。
ママが妊娠期より、疑問や不安を取り除いて出産にのぞむことが、何よりも大切なことでしょう。

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双子ちゃんはなんでも2倍必要?事前の出産準備について

双子

2人の赤ちゃんの分娩、産後のお世話に向けて、1人の時とは違う特別な準備がいるのでしょうか?
これは、さほど違いがないと言えます。
何から何まで、絶対に2人分最初から用意しておかなくてはならないのかと言えば、意外とそうでもありませんよ。

オムツや肌着は2人分必要になりますが、爪切りやベビーバス、体温計などは1つで十分でしょう。
どの程度、何が必要かは赤ちゃんによっても変わってきますので、最初は1人の時よりも多めに準備をして、後は産後に足りないものを補充していく形の方がムダは少ないかもしれません。

ただし、妊娠中からお手伝いしてくれる人のことはよく考えておかなくてはいけません。
いつも通り検診に出かけたつもりが、緊急入院で絶対安静、なんてことがあるのが双胎妊娠です。その後の家事はどうなるのか、上の子がいる場合はどうしたらいいのかなど、パパや実家のお母さんと決めておかなくてはいけないでしょう。

産後の赤ちゃんのお世話も、ママ1人だけで、というわけにはなかなかいきません。夜中も代わる代わる授乳しているなんてことなれば、日中に少し赤ちゃんを預けて、ママは体力を温存しなければいけなくなるでしょう。

身内にお手伝いをお願い出来る人がいなければ、市町村の子育てサポートなどをあたってみてもいいでしょう。
また、助産院などによっては、産後のママと赤ちゃんを受け入れてくれるところもあるので、近くにあれば問い合わせてみるのもひとつの手です。
双子ママにとって、助けてくれる人を確保することがもっとも大事な出産準備になると言えます。

双子を授かった芸能人たち

双子出産のニュースで話題になった芸能人、実は結構いるってご存じでしたか?
女優の杏さんは、2016年5月に双子の女の子を出産されました。母子ともに良好な産後だったということです。
春野寿美礼さんも、2016年7月に双子の女の子を出産されています。高齢出産であり、初産で双子という条件でしたが、無事に出産を果たされました。
他にも、郷ひろみさんは(パパですが)、なんと58歳で双子の男の子を授かっていますし、徳武利奈さんや向井亜紀さんなど、双子出産を果たした芸能人の方は、有名どころだけを見てもかなりいるのです。

海外でもアンジェリーナ・ジョリーとブラッドピットの間には女の子の双子が産まれていますし、マライア・キャリーやセリーヌ・ディオンも双子のママで有名です。

妊娠生活中の過ごし方と運動について

妊娠生活中は安静に

双子の赤ちゃんを妊娠している間の生活、運動について少し触れておきたいと思います。お医者さんに特に止められているのでなければ、妊娠中は普段通りの生活が出来きます。

よく妊婦さんが手にするプレママに向けた雑誌などには、マタニティエアロビクスやマタニティスイミングのことが載っていて楽しそうですが、双子ママの場合は、早産のリスクを減らすためにこれらはまず許可されません。

絶対安静や、家事もままならない状態で運動不足が気になるママもいると思いますが、大丈夫。
その運動不足も、思うように動けない不便も、赤ちゃんが無事に産まれてくれさえすれば、きっと嬉しさで吹き飛んでしまいますから。

元々体を動かすことが好きだった方には特に辛いかもしれませんが、それも永遠に続くものではありません。
普段頑張っているあなたに、神様が「ゆっくり休みなさい」と言ってくれているのだと思って、ゆったりとした気分で、妊娠期を過ごされてはいかがでしょうか。

1人でもハッピー。2人ならもちろんウルトラハッピー!

双子

はじめて「お腹の赤ちゃんは双子です」と、お医者さんに告げられてから、あなたはどのように妊娠ライフを過ごされてきたでしょうか。

平穏に過ごされてきた方、はじめからかなり大変な思いをした方、様々だと思います。
これから出産までが長い方も、もう目前の方も、赤ちゃんとのご対面を、ワクワク期待しながら過ごしましょう。

双子の妊娠・出産はリスクが3倍以上と、ちょっと怖くなってしまうようなお話もしました。産後の子育ては、赤ちゃんが1人だけの時より大変なことも多いでしょう。
でもその分、未来の幸せは2人分ではなく、3倍4倍と、もっともっと大きいものになるのではないでしょうか。

双子のママ、パパにしか味わえない幸せを、これからどうぞ存分に味わってください。

そしてその時のために、今のご自分と、お腹の2つの命を大切に過ごされてください。赤ちゃんたちはきっと、ご両親であるママパパ2人を選んで、幸せだと思ってくれるはずです