妊婦の通勤対策

妊婦が通勤するときに気をつけたいこと対策体験談15

妊娠中の通勤の苦痛を少しでも和らげる対策をご紹介しています。通勤途中の苦痛は妊婦にしかわからないものです。もちろん周りの配慮が必要ですが、妊婦自身ができることはどんなことでしょうか。妊婦の通勤の苦しみを軽くする対策を考えてみましょう。

妊婦が通勤するときに気をつけたいこと対策体験談15

妊婦は通勤する時にどんなことに気をつけるといいの?

妊娠をしても仕事を続ける女性が増えました。大切なプロジェクトをまかされて仕事にやりがいを見出す人、いずれ職場へ復帰することを考えている人、様々な理由で仕事を続けています。

しかし、妊娠中はいつもと違い体調の変化がともなうため、家を出てから職場に着くまでの通勤時間が苦痛になります。襲いかかる通勤中の苦痛を少しでも和らげる何か良い方法はないものでしょうか。

今回は、通勤時間の苦痛を和らげる対策を考えます。一人で悩んでいても解決できないことだってあります。この体験談で解決方法を探してみてはいかがでしょう。

妊娠中の通勤はどんなことが大変なの?

通勤で使っているバスの車内でこれから座席に座る妊婦

体験談では、職場への通勤で妊婦が苦痛に感じていることを聞きました。電車やバス、徒歩の手段で職場へ通う通勤時間の苦痛は、以下のような意見が寄せられました。

  • 満員電車でお腹がつぶれそう
  • 立ちっぱなしはきつい
  • つわりで吐き気がする
  • 車内の匂いで気持ちが悪くなる
  • 食事がとれないとふらふらする
  • 「吐くかもしれない」がストレスになる
  • 「産まれるかもしれない」でドキドキする
  • 暑い日の徒歩通勤は身体がしんどい
  • 運転席のハンドルがお腹にあたる

妊娠中の通勤の苦痛を和らげる対策は?

妊娠中は、通勤の苦痛が少しでも和らぐように対策を考えましょう。苦痛が100%なくなるわけではなくても、対策をとるだけで気分が随分と楽になります。妊娠中の通勤に苦痛を経験した人が高じた対策は、自分に合う対策を考えるためのヒントになるでしょう。

  • 通勤時間を早め・遅めにずらす
  • 必ず座れる電車に乗る
  • 優先座席に座る
  • マタニティマークをつける
  • 飴やグミ、キャラメルを持っておく
  • 冷たい飲み物を準備する
  • 音楽を聴く
  • 気づいてもらえるように大きいマタニティキーホルダーを作った
  • つわりがやわらぐまで会社を休んだ
  • 顔を隠すためマスクをしていた
  • 何があるかわからないので早めに家を出た
  • 紙袋を携行していた
  • 車通勤は途中で休みをとる
  • レンタル自転車を利用した
  • 車のハンドルを上にあげた

通勤中の妊婦の悩みは妊婦だと気づかれにくいこと

自分が妊婦であることに気付いてほしく悩んでいる女性

通勤中の苦痛を和らげる対策が必要な理由は、つわりの他に、お腹が大きくないと、妊婦だと気付いてもらいにくいこともあげられます。お腹が目立たないと普通の働いている女性と見た目が変わらないので、配慮してあげたい人として見られないのです。

賛否両論ありますが、マタニティマークをつけることで妊婦だと気付いてくれる人が増えると体験談にありました。マタニティマークをつけて、ちょっとだけ席を譲ってもらいたいオーラを出してみてはいかがでしょうか。胸やバッグにさりげなくちょこんとつけるのです。それでもダメなら他の方法を考えましょう。

電車で席を譲ってもらったらお礼を言おう

具合が悪い時は、席を譲ってもらうのを待っているだけでなく、勇気を持って「席を譲ってください」と言ってみましょう。多くの人は、「どうぞ」と快く席を立ってくれるはずです。

このとき忘れちゃいけないのは、「ありがとうございます。助かります。」のお礼です。座っている人が妊婦さんに席を譲るのは本来当たり前のことですが、当たり前の気持ちが強く顔に表れすぎると、座っている人も分かっているけれどなんだか譲りたくなくなってしまいます。

感謝の気持ちを相手に伝えることで、席を譲った人は「次もまた譲ろう」と思えるものです。それを見ていた周りの人も「今度は私も譲ろう」と考え、思いやりの心がどんどん広がります。優しい心で満たされる車内は、妊婦さんにとって、いつも居心地のいいものになるでしょう。

妊婦が電車に乗る時に気を付けたいトラブル対応やマナー
妊婦が電車に乗る時に気を付けたいトラブル対応やマナー

妊婦の通勤対策体験談

公園で優しく微笑む妊婦

電車通勤だけでなく、自分で車を運転して通勤する時も細心の注意を払ってください。ここからは、寄せていただいた妊婦の通勤対策体験談をご紹介します。少しでも通勤中の苦痛が和らぐように、いい対策を考えてみましょう。

妊婦の運転はいつまでできる?気をつけたいこと体験談15
妊婦の運転はいつまでできる?気をつけたいこと体験談15

電車の時間をずらしました

あきこ(43歳)


会社までの通勤手段は電車でした。地下鉄への乗り換えも含めて自宅から一時間半ほどかかりました。

通勤において一番大変だったのは満員電車です。妊娠初期のころにはつわりもあって気持ちが悪くなり、妊娠後期になるとお腹が圧迫されそうになるので心配でした。

そこで、私が取った対策は通勤時間をずらすことです。通勤ラッシュになる前の、あの早い時間に電車に乗ることにしたのです。そのおかげで、最寄駅から会社近くの駅まで立つこともなく、毎日、座っていけるようになりました。

眠たい中朝早く起きるのは大変でしたが、精神的にも肉体的にも負担が減ったので良かったです。もちろん、帰宅時間も少し残業などをして、通勤ラッシュを避けて帰るようにしていました。

それができないときは別料金を払い、座席指定ができる特急に乗って帰ることもありました。ちょっとした工夫で、妊娠生活中の辛い通勤時間が楽になります。

普通電車に変えました

あや(40歳)


バスで10分間、電車で20分間かけて通勤していました。初期のつわりの時期は、本当に仕事に行けない状態でしたが、16週くらいから何とか通勤できるようになりました。

鞄にマタニティマークをつけてはいるものの、朝の殺伐とした電車内で席を譲ってくれる人は悲しいですが期待できません。

そこで、準急に乗っていたのを普通電車に変えて、必ず座れる電車を探しました。家を出る時間を少し早くしたら、会社に着く時間はそんなに変わりません。混んでいる電車に無理して乗るのは妊婦さんにはきついと思います。

また、妊娠中は、少し勤務開始時間を遅くしてもらうように上司や会社に相談するのもいいと思います。たとえ前例がなくても、女性が長く働くためには妊娠・出産・育児への理解が必要です。遅い始業に変更できないか頼んでみてください。

妊娠マークをバックにつけた

バスケット(30代前半)


私は、毎日往復2時間の電車通勤をしていました。朝は遅めでしたが、帰りは遅いことも多くありました。単純に通勤時間が長く、つわり時期も妊娠後期も含め、立ちっぱなしでいることがとてもきつかったです。

そのため私は、大体同じ車両の優先座席に乗るようにしていました。通勤に同じ電車を使う人が多くいるため、私が妊婦であることを1人でも多くの人に覚えてもらいたかったのです。

そして、必ず優先座席の前に、妊娠マークをバックにわかりやすく付け立つようにしていました。席を譲りたいと思う人も、相手が妊娠しているかどうか分かりづらい場合、気づかないふりをするしかない場合もあると思うからです。

私は妊婦で、できれば席を譲ってもらいたいと言うオーラをしっかりだし、座れるようにしていました。若干厚かましくいかなければ、長い通勤時間を苦痛の中で過ごすことになってしてしまいます。

優先席に座る

すずお(40代前半)


臨月に入るまで会社に通勤していました。駅までのバスと電車で20分、ドアトゥードアで1時間弱の通勤時間でした。

私が勤めていた会社は、8時出勤と始業時間が早かったため、行きの電車では通勤ラッシュでもみくちゃになることはありませんでした。

ただ、つわりなどで具合が悪い時が大変でした。優先席の前に立つのですが、つわりがある頃はまだそれほどお腹が出ていないので、妊婦さんだと気づいてもらえず、席を譲ってもらったことはありませんでした。混雑している電車の中では、妊婦さんだと気づいてもらうことはまず不可能だと思います。

そのため、私は妊娠中に調子が良くない日は快速電車ではなく時間がかかるけれど、各駅停車の電車に乗り換えて優先席に座って通勤していました。

優先席だからといって妊婦さんに気付いて譲ってくれる人はまずいません。でも本当に具合が悪い時には、自分から声をかければ必ず誰か席を空けてくれるので、勇気を出して一声かけて見てください。

電車の優先席に座って通勤をする妊婦のイラスト

時差出勤した

はな(31歳)


電車で1時間ほどの会社へ通勤していました。私はつわりが軽く、吐き気や気分が悪くなったりしたことは少なかったです。ただ、口の中が気持ち悪くなることが多く、レモン飴やグミを常に携帯していました。マスクにミントを付けたりしていました。

あと夕方に頭痛があったので、その時だけコーヒーを飲んでいいことにしました。我慢は精神衛生上良くないです。3カ月くらいの妊娠初期のだるさが辛かったですが、見た目に分からないこと、妊婦マークもまだもらえない頃が辛かったです。

その時は上司に相談して時差出勤させてもらいました。待てば始発に乗れたので、始発で座って通勤しました。お腹が大きくなってくると、年齢性別問わずいろんな方が席を譲ってくださって暖かい気持ちになりました。

キャラメルやキャンディを食べていた

さき(30代前半)


妊娠中まだ働いていた時に、片道15分程度の電車通勤をしていました。お腹が大きくなってからは席を譲られることも多く、大変さはあまり無かったのですが、逆にお腹が全く目立たない時期のつわり中の通勤がしんどかったです。

特に、電車の揺れでの気持ち悪さと、今吐いたら大変というプレッシャーが辛かったです。私は口の中に何かを含んでいたら吐き気が少しなおったので、電車に乗っている間はキャラメルやキャンディなどを常に食べるようにして対策していました。

もしこれから妊婦さんで電車通勤をしなければいけない方がいたら、ぜひ無理はしないで、しんどいと思ったらすぐ途中下車して休むことをおすすめします。

無理をすると切迫流産などになってしまうので、仕事も大事ですが、まず自分の体調を優先して欲しいです。

匂いがダメでした

ししゃも(26歳)


私は、通勤に電車とバスを使って1時間半ほどかかっていました。普段は、つわりもなく、なんて楽な妊娠生活なんだ!と思っていたのですが、通勤中だけは違いました。

なぜだか、電車とバスに乗っている間は、匂いが気になってしまい、気持ち悪くて堪りませんでした。毎日往復3時間はとっても苦しかったです。

どうにかこの気持ち悪さを楽にできないかといろいろと試しましたが、私の場合は、携帯は見ずに音楽を聴く、飴を常備、冷たい飲み物を用意で乗り切りました。

車酔いのような乗り切り方でしたが、意外と効果的でした。味覚と聴覚で臭覚の感覚が鈍ってくれたのかなと思います。効くかはわかりませんが、もし、よかったら試してみてください。

マタニティマークのキーホルダーを自作

まりお(36歳)


勤務先までは、電車で1時間半でした。2回乗り継いで会社まで通勤していました。ちょうど息子を妊娠していた時に、利用していた路線でトラブルがあり、いつもより電車も定期的にあるわけではなく、いつもより満員電車で困りました。

特にまだお腹は出ていなかったので、妊婦だと目立たなかったのです。そこで私は、大きめのマタニティマークのキーホルダーを作って、周りの人達に妊婦だとわかってもらうようにしました。少し大きめのをつけておくだけで、気づいてくれる人の人数が増えたのです。席を譲ってもらい本当に助かりました。

妊娠中は本当に体がしんどいので、絶対に無理をしないことです。気分が悪くなったらすぐに休みましょう。あとは、なるべく早く会社の人に言うといいと思います。

会社を休んで自宅で療養した

はる(38歳)


上の子を妊娠中、電車で1時半かかる会社への通勤がとにかく大変でした。妊娠初期に吐きづわりに苦しめられ、限界が来ては途中下車してトイレで吐くのを繰り返しながら、会社には遅刻の許しを貰って通勤していました。

帰りは、割高になってしまうものの、トイレ付きの特急電車を利用して、吐きながら帰宅していました。

しかし、結局体力が持たず、お医者さんに診断書を書いてもらい、つわりのピークが過ぎ去るまでの三週間あまりは会社を休んで自宅で療養させてもらう事にしました。

なので、つわりで苦しんでいる妊婦さんは無理して出社せずに、お医者さんや会社と相談して、一定期間休んでしまうのも一つの手段だと思います。

休んだ分はつわり開けに取り返す気持ちで、心身ともに一旦リセットする事も考えてみてください。

椅子に座り自宅療養に励む妊婦のイラスト

早めに家を出る

おか(35歳)


妊娠前は、原付で15分ほどと通勤時間も短く通いやすかったのですが、妊娠がわかってからお医者さんにバイクも自転車も乗ってはいけないと言われたので、徒歩で通うことになりました。

バスを使うには大回りして乗り継ぐ必要があったので、1時間はかかることになり、そちらの方が大変そうだったのでやめました。

徒歩では30分ほどなので、運動にもなるし歩けそうと思っていました。しかし、いざ徒歩で通うことになった時につわりが始まり、途中気分が悪くなって茂みで吐いてしまうことがありました。

吐かないまでもえづきが止まらなかったりで、人の目が気になりだし顔を隠すためずっとマスクをしていました。紙袋もいつも持っていましたし、気分を紛らわすガムやグミを噛みながら帰りました。

途中どんなハプニングがあるかもしれないので、早めに家を出ておくことが大事だと思います。

始業時間を早めてもらった

おれんじ(29歳)


通勤は電車で片道1時間半程度でした。つわりの時に、あまり食事を取れずにふらふらで、いつ吐くか分からないのに電車に乗っているのがとてもストレスでした。

途中で降りたくなる時があったので、なるべく早い時間に家を出て、途中で電車を降りても仕事に間に合うように対策しました。

また、会社の始業時刻を30分早くして頂き、なるべく空いている電車に乗れるようにしました。妊娠中に通勤で電車に乗るときは、少し大変ですが、なるべく早めに家を出てもしもの時に備えることをオススメします。

早くつきすぎてしまった場合は、会社でお茶を飲んでほっとする時間を取ると、「今日も頑張るぞ!」という気持ちになることが出来ました。出産するまでの数ヶ月の間なので、頑張って下さいね。

休憩しながら車通勤

なおまま(27歳)


通勤手段は車で、往復30キロの距離を通勤していました。片道約1時間です。つわりの頃は食欲がなく、運転することも大変でしたが、なんとか通勤していました。

お腹が大きくなってくると、いつ生まれるか正直わからないので、いつもドキドキしながら運転していました。

しかし、電車よりは座ることができますし、自分のペースで向かうことができるので、まだよかったのかなとは思っています。大変でしたが仕事を休むわけにはいかないので、頑張って産休に入るまで通いました。

いざというときは休憩できるように、余裕を持って向かうといいと思います。妊娠しながら通勤は大変ですが、自分の体調と相談して無理のないようにしてほしいです。

特に車は事故が怖いので安全運転で、しんどくなったら休憩することを大切に通勤するようにしましょう。

レンタル自転車を契約した

ミニもも(30代前半)


自宅から最寄り駅まで徒歩(3分)→駅から職場まで徒歩(15分)で通いました。夏の暑い時期に、屋根や日陰の無い道路を歩いて15分かけ職場に向かうのが大変でした。

日傘の使用及び首周りに冷たいタオルを巻いていましたが、途中から気分が悪くなる事もあったため、レンタルの自転車を契約し、雨天時以外は自転車を使用し負担を軽減しました。

夏場の暑い時期に無理をして外を歩くと体も辛いと思います。私もママ友に教えてもらい知ったのですが、車での通勤が不可の場合は、レンタルの自転車を使用するのも良いと思いました。ゆっくり運転すれば歩くよりも楽でした。

ただし、産婦人科で相談されてからの方が良いと思います。自転車に全く慣れていなかったり、お腹が張ったりするようであればオススメ出来ません。

レンタル契約した自転車のイラスト

ハンドルを一番上まで上げた

さぼくん(33歳)


私は、妊娠前から生まれる1週間前まで自家用車で会社に通勤していました。会社までは車で20分ほどのところにありました。

初めの頃は、とにかく悪阻がひどく、お腹を少しでも圧迫するような体勢は出来ませんでした。だから、シートベルトは下腹部を避けてするようにしていました。

悪阻がおさまってからはあまり困ったことはありませんでしたが、妊娠後期に入ってお腹がどんどん出てくると、まずハンドルにお腹が当たるようになって、でも椅子を下げるとアクセルが届かないという悪循環になりました。

ハンドルは上下出来るので一番上まで上げました。あと、腰の痛みもかなり酷かったので、こちらは椅子と腰の間に丸めたタオルなどを挟んで対応しました。

悪阻が酷い時などは無理に運転しないで誰かに送迎してもらったり、タクシーを使ったり、無理をする必要は無いと思います。みんながみんな理解してくれる訳ではありませんが、少しでも理解者を増やして安全に通勤してください。

満員電車では周りの力を借りる

aya(30代後半)


出産予定日1か月前まで勤めていました。毎日電車での通勤で片道25分程度。つわりはひどくなく、駅まで歩くのは妊娠中の運動にもなるし丁度よかったのですが、雨の日はさすがに込み合うので、立ったままでいることもしばしば。時折、私の大きくなったお腹を見て、迷惑そうな顔をされる方も居たりしました。

席を譲ってくださる方もいらっしゃいましたが、大体がサラリーマンだったり、高齢者だったり、子育てを経験された方がほとんどでした。

そんな中、ごく稀に若い方(大学生くらいの方)がとてもいい笑顔で席を空けてくださったことがありました。あの笑顔はとても印象的で、こちらが心から嬉しくなるような、そんな笑顔でした。

正直、バスや電車での通勤はおすすめできません。どうしても立たなければならない状況もありますので。でも、中には席を譲ろうと率先して動いてくださる方がいらっしゃいます。

そういう時は遠慮せず周りの力を借りながら、お子さんを大事に、ご自身のお体を大事に出産までお過ごしいただければと思います。

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