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妊娠10週の体調の変化や症状

妊娠10週の妊婦の変化!気をつけることや過ごし方

妊娠10週目には、妊婦や胎児にはどのような変化が現れるでしょうか。生活の上で注意すべきことや体に見られる症状、旅行には行けるのか、性別判断が可能かなどについて説明します。

妊娠10週の妊婦の変化!気をつけることや過ごし方

妊娠10週目に見られる妊婦の変化と胎児の成長、注意点

妊娠月数は妊娠0週から数えますので、妊娠10週目は妊娠3ヶ月目の第3週に当たります。つわりのピークを迎えている妊婦さんもいらっしゃる一方、つわりが徐々に治まって気分も落ち着いてくる方も増えてくる頃なのではないでしょうか。

妊娠10週目に見られる体調の変化や胎児の成長、注意すべきことや具体的な過ごし方などについて見ていきましょう。

妊娠10週の体調の変化や症状

体調の変化を感じる妊婦

妊娠10週目にもなると、食欲不振や吐き気といった妊娠初期に見られる症状から解放され、突然、食欲がわいてくる方が増えてきます。一昔前は、妊婦さんはたくさん食べて栄養を付けることが大事と言われていましたが、今は、食べ過ぎて妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などになるリスクの方が強調されていますので、体重が増えすぎないように管理することが大切です。

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子宮が大きくなり腰痛がひどくなる

赤ちゃんの身長は3cmほどですが、子宮は大人の握りこぶしほどの大きさになりますので、骨盤や周囲の臓器を圧迫して腰痛がだんだんひどくなっていきます。お腹を労わるあまり、同じ姿勢で長時間過ごすと腰痛が悪化しますので、適度なストレッチ、ゆっくりめのウォーキングがオススメです。

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血流増大!血管が浮き出てくることも

急激に子宮や胎盤が大きくなるということは、それに合わせて血液量も増大していると言うことに他なりません。血流が増えると血管も太くなり、人によっては血管が浮き出てくることもあります。妊娠10週目で、非妊娠時の1.5倍の血液量になると言われていますので、血管が浮き出てくるのも当然なことなのです。

特に首筋から乳房にかけての血管やお腹周り、太ももなどは、日に焼けていないことが多いですので、血管が目立ちやすくなります。ですが、出産後は自然に消えていきますので、気にしなくても大丈夫ですよ。

ただし、デコボコとした静脈瘤ができてしまわないように、体を締め付けるような下着や洋服は身につけず、立ち仕事を長時間行う人は弾性ストッキングなどを着用するようにしてくださいね。

メラノサイトが刺激されて、あざができる

妊娠するとプロゲステロンと呼ばれる女性ホルモンの分泌が活発になります。このプロゲステロンは褐色色素であるメラミン色素を合成するメラノサイトを刺激しますので、あざやほくろができやすくなってしまいます。

また、乳頭部が黒ずんだり、手足の関節部が黒ずんだり、そばかすが濃くなったりすることもあります。いずれも女性ホルモン量が平常量に戻ると解消されますが、『メラノサイトの活性化』=『日焼けしやすい』ということでもありますので、妊娠中はUV対策にも気を配らなくてはなりません

妊娠10週の胎児の成長について

お腹の赤ちゃんの成長をネットで調べる妊婦

妊娠10週目の胎児の体長は25~50mmほど、体重は5~12gほどになります。子宮内部の半分程度を占めるようになりますので、エコー写真でもどの辺が頭で、どの辺が手足なのかがよく分かるようになります。

骨や筋肉の強度が増す

「妊娠8~9週のエコー写真とあまり変わらない」という感想を持つお母さんやお父さんもいらっしゃるかもしれませんが、見た目にはあまり違いがなくとも、骨や筋肉は厚みが増し、強度も格段に高まっているのです。

細部が完成していく

爪や髪の毛といった細部もどんどん完成していく時期です。また、まぶたも完成し、まぶたの筋肉を使って開けたり閉じたりできるようになります。

心音がはっきり聞こえるようになる

心臓が動いているのをモニターで見るだけでなく、心音計(ドップラー聴診器)を用いてはっきりと心拍音を聞くことができるようになります。1分間に約150回と、大人と比べるとかなりハイスピードで拍動しています。

食欲をコントロールした過ごし方が大切

偏った食生活が治らない妊婦

妊娠10週目は体調が徐々に落ち着いて来る時期ですが、まだまだ安定期には入っていませんので、体調管理に注意しなくてはならない時でもあります。また、体調が良いとつい食べ過ぎてしまうかもしれませんが、非妊娠期と比べて2kg以上増えているなら、妊娠高血圧症候群などに罹患するリスクが高くなりますので、食欲をコントロールする必要があるでしょう。

カルシウムを意識的に摂取する

骨や筋肉が作られる時期ですので、タンパク質やカルシウムをしっかりと接種する必要があります。特にカルシウムは普段の生活でも不足がちな人が多い栄養素ですので、妊娠中は意識的に多めに接種するように心がけなくてはなりません

小魚や牛乳、ホウレンソウなどのカルシウム豊富な食品を食べることも良いですが、手軽にサプリメントで補給するのも良いでしょう。サプリメントを選ぶときは、妊娠中でも大丈夫かしっかりと確認してから購入して下さい。分かりづらいときは薬局やドラッグストアの薬剤師さんに尋ねて見ましょうね。

塩分は控えめに

塩分の強い食事を続けていると、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病に罹患してしまうことがあります。正常に妊娠が続けられなくなることもありますので、普段の食生活はもちろん、妊娠中の食生活においては特に塩分を控えるように注意しましょう。

カルシウムを補給したいためにチーズやチーズを使った食品を好んで食べていると、知らず知らずに塩分過多になってしまうことがあります。できれば、小魚(塩で味付けしていないもの)や牛乳、ヨーグルトなどからカルシウムを摂取するようにしてください。

サプリで葉酸を摂取

妊娠中、特に妊娠初期は、胎児の先天性障害リスクを軽減させるためにも『葉酸』を積極的に摂取することが求められています。妊娠10週目ころは、1日あたり400μgの葉酸を普段の食事にプラスして摂取する必要がありますので、葉酸サプリを利用することが推奨されます。

妊婦用の葉酸サプリは数多くありますが、オススメできるのは次の条件を満たすサプリメントです。

■葉酸サプリのチェックポイント
  • モノグルタミン酸型葉酸が、1日分に400μg含まれていること
  • 葉酸以外にも、妊娠中に補給したいカルシウムと鉄分が豊富に含まれていること
  • 妊婦にも安全な処方になっていること

上記の3つを満たしていれば、妊娠時のサプリメントとして適していると言えますが、カルシウムの吸収を助けるビタミンDや鉄分の吸収を助けるビタミンCが入っていれば、なお良いでしょう。

つわりは徐々に落ち着いてくる

つわりが少しだけ楽になった妊婦

つわりの症状は妊娠2ヶ月目(妊娠4週~6週頃)に始まって、妊娠4ヶ月(妊娠12週~15週頃)に終わる方が多いので、妊娠10週目にはつわりの症状が落ち着いてくる方が増えます。とは言うものの個人差がありますので、つわりがひどくて毎日辛い方も大勢いるでしょう。

つわり症状がひどいときは無理をせず、体を休めることを第一に心がけてください。職場の人にも理解を求め、有給休暇が溜まっている場合は消化するのも良いですね。

お腹のふくらみはまだ分かり難い

妊娠10週目では、まだまだ着衣の上からはお腹に赤ちゃんがいることは分かりにくいです。直接お腹を見ても、「そういえば、ふっくらしているかも」程度のふくらみ方ですので、周囲の人からは気付きにくい時期ともいえるでしょう。

ですが、お腹の中の子宮は確実に大きくなっていますし、腹囲も妊娠する前と比べて確実に大きくなっています。ゆったりとした服装をし、お腹に圧力をかけないように心がけましょう。乳房も大きくなってきますので、そろそろ妊婦用のアンダーウエアや洋服を買うのも良いですね。出産時まで使用できるものもありますので、かわいいデザインの機能的な下着や洋服を買って、つわりで落ち込みがちなテンションを上げていきましょう。

危険な出血があった場合はすぐに病院へ

おりものに茶色いものが混ざるときや微量の出血が見られることがあります。このようなときは、特に心配することはありませんので、下着やおりものシートを取り変えて、清潔に過ごすようにしましょう。

ただし、

  • 激しい腹痛を伴う出血
  • 生理のような大量の出血
  • 塊状の血

このような出血がでた場合はすぐに病院に行き診察を受けて下さい。

男女の性別は参考程度にしましょう

お腹の子の性別について考える妊婦

妊娠20週頃になると、ほぼ100%の確率で男の子か女の子か分かるようになりますが、妊娠10週目では、産婦人科の検診時に尋ねても「まだはっきりと分からない」と言われてしまうことが多いです。ですが、赤ちゃんの向きやエコーの写り方によっては予想がつくこともありますので、妊娠10週目に性別を教えてもらえることもあります。

ただし、妊娠10週目に性別を教えてもらっても、あとで「やっぱり男の子だった」「男の子と思ったけれども、女の子でした」と言われることもありますので、参考程度に聞いておくようにしましょうね。

体に過度な負担をかけない

安定期に入るまでもう少しです。体に負担をかけないよう、充分な休息と睡眠をとり、過度の運動や仕事は控えるようにしましょう。

旅行にいくときは万全の備えで

旅行に行くのは安定期に入ってからが望ましいのですが、どうしてもキャンセルできない旅行もありますよね。そんなときは、万全の備えで望むようにしましょう。次のチェックポイントを参考にして下さい。

■旅行に行くときのチェックポイント
  • 長時間の乗車や歩きなど、体に負担をかける行程が含まれていないこと
  • 宿泊先の近くに救急病院があること
  • サポートしてくれる人がいること
  • 医師に許可をもらっていること

念のため、旅行に行っても良いか医師に相談しておく方が良いでしょう。また、温泉に入るときは、足元が滑らないか、清潔なかけ流しのお湯か、お風呂上がりに体を冷やさないかもチェックするようにしてくださいね。

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体調はまだまだ不安定

妊娠期間も4分の1を終了しました。体調の不安定さは続きますが、日に日にお母さんになると言う自覚を強めていきましょう。

つわりや症状に個人差が多い妊娠10週目

つわりがまったくなくなる人もいれば、辛さのピークにある人もいるのが妊娠10週目です。安定期に入るまでもう少しですので、体調管理や服装などに気をつけて、自分と赤ちゃんを労わって生活していきましょうね。