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前駆陣痛はいつから?

前駆陣痛はいつから?初産と経産婦で始まる時期の違い

前駆陣痛はいつから始まるのか詳しい時期や、本陣痛との痛みや症状や間隔の違い、初産と経産婦の前駆陣痛の違いなど臨月にさしかかり陣痛が始まる前に参考になる記事を紹介します。前駆陣痛のタイミングの計り方、特徴から本陣痛に繋がるケースなども解説しています。

前駆陣痛はいつから?初産と経産婦で始まる時期の違い

前駆陣痛はいつから?本陣痛&出産はもうすぐ!

妊娠後期にはいると前駆陣痛、通称「偽陣痛」を体験する妊婦さんがいらっしゃいます。
前駆陣痛は早ければ妊娠32週頃からはじまりますが、平均して臨月の妊娠36週~妊娠38週頃に始まることが多くあります。

赤ちゃんが生まれる前準備として母体にお腹の張りや痛みといった形で症状が現れ、初産だと本陣痛と間違えてしまいがちですが、前駆陣痛がきたからといってすぐ出産ということになるのはまれです。

段階として前駆陣痛が本陣痛に徐々にシフトしていくことがあるので、妊娠後期でお腹の張りが目立つようになって来たら注意して観察してみましょう。

前駆陣痛とは陣痛の予行演習!痛みの特徴、いつ頃始まるか

前駆陣痛というのは、一般には偽陣痛とも呼ばれています。「偽」とつくだけあって初産の方には本当の陣痛と見分けがつきにくく、つい慌ててしまいがちです。
大体妊娠36週ごろから38週ごろの臨月の妊婦さんに起こる症状ですが、中には妊娠32週ごろから来たという方や前駆陣痛をまったく経験しないまま本陣痛・出産が始まる妊婦さんも少なくありません。

臨月に入り本陣痛前の前駆陣痛に苦しむ妊婦

しかし、妊娠時のおなかの張りや腹痛は要チェック項目。前駆陣痛が来ても慌てないように特徴や来る時期を詳しくチェックしていきましょう。

前駆陣痛は「陣痛の偽物」

前駆陣痛とは通称「偽陣痛」とよばれるもので、その名のとおり本当の陣痛ではありません。
ではなぜこの前駆陣痛が起こるのかというと、出産直前の妊婦さんの体が本能的に予行演習をしているためと言われています。

前駆陣痛が始まると、子宮口や子宮頸管(赤ちゃんが出産の時通る部分)が柔らかくなり始めます。この前駆陣痛を何度かくりかえすことで、出産しやすいからだ作りを促しているといわれています。

前駆陣痛はおなかの張りやちょっとした痛みがある程度なので、臨月におなかがよく張る、張って痛みがあるようになったら「前駆陣痛かな?」と思いましょう。

本陣痛と見分けられるか不安になりますが、前駆陣痛と本陣痛は実際の陣痛とは全く違う痛みの度合いや時間の間隔のズレなど、多くの違いがあるので落ち着いてチェックするようにしましょう。本当の陣痛のはじまりなのか、前駆陣痛なのかは意外に簡単に見分けられることが多いそうです。

前駆陣痛から本陣痛、本陣痛から出産までの流れ
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前駆陣痛から本陣痛まで、本陣痛に入ってから出産するまで、ここを読めば流れがしっかりわかります。出産の流れや陣痛の様子をお伝えすることで、リラックスした出産をサポートします。

前駆陣痛は妊娠36週~妊娠38週頃に始まる

前駆陣痛が始まる期間は平均して、妊娠期間が臨月に入る妊娠36週~妊娠38週頃に始まる方が多くいらっしゃいます。
前駆陣痛がそのまま本陣痛へシフトして出産に至るという場合もあるので、出産予定の1ヶ月前ごろから遠い場所への外出は控え、外出の時に陣痛が来るなどの万が一に備えて、持ち物に必ず母子手帳や病院・家族への連絡先をメモしたものを持ち歩くようにしましょう。

妊娠10ヶ月臨月のママと赤ちゃんの体の変化・出産兆候
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前駆陣痛の痛み方や間隔の特徴

前駆陣痛の痛みの感じ方や痛みが来る時間の間隔の特徴をつかんでおけば、本当の陣痛との見分けがつきやすくなります。痛みの感じ方には個人差がありますが、見分けるための前駆陣痛のポイントを紹介します。

深呼吸をして前駆陣痛をやり過ごす経産婦

痛み方の特徴1.痛みがすぐ消える

前駆陣痛の場合、痛みは来ても本陣痛のように一定の波もなく消えてしまうというのが一般的で、生理痛のような弱い痛み、鈍痛のようなものが来ます。
強さの度合が一定ではなく強弱の波があったりします。

痛みが来たと同時に出血があったり、痛みのくる時間が一定ではないが痛みが強くなってきている、あるいは痛みが続くという場合は胎盤剥離などの危険性があるので病院へ連絡しましょう。

痛み方の特徴2.おなかの張り方が一定しない

おなかの張り方が一定せず、バレーボールのように固く張ったり、妊娠初期のような軽い張り方だったりする。前駆陣痛の時の張りはきついなと感じたとき姿勢を変えてみると、収まる場合があります。横になったり、座ってみたり、逆に立ってみたりと試してみましょう。

切迫早産や安静を言い渡されているときはむやみに動かず、ゆっくりできる体制で張りが収まるのを待ちましょう

痛み方の特徴3.痛みがあるときに動くことができる

おなかの張りも痛みもあるが、同時に歩いたり普通の生活ができる、といった場合も前駆陣痛の可能性があります。圧迫感で動きは鈍くなりますが、動けている間は問題ありません。

動けるからと言って痛みや張りがきているときにガンガン動いたり、重たいものを持つなどの無理をすると母体やおなかの赤ちゃんに負担になるので、無理に動かず少し止まったり休んだりして過ごしましょう。

前駆陣痛と本陣痛の違いは陣痛の間隔

前駆陣痛の場合は痛み方に波があり、生理痛のような弱めの痛みや少し息苦しさや圧迫感を感じる痛みまでと、一定した痛みが来るわけではありません。ただし、本陣痛が近づくにつれ痛みの度合いは少しずつ強くなっていくようです。

痛みの来る時間も一定しておらず、1回の痛みが1分で終わってしまうものや3~5分続いてくる場合もあります。次の痛みが来るまでの間隔も短いものや翌日まで来ないものなど一定しません

本陣痛になると陣痛の間隔は一定し、痛みも段階ごとに強くなってくるので、前駆陣痛か本陣痛かまよったらまず、時間の間隔を図ってみると判断しやすくなります。

初産と経産婦の陣痛と前駆陣痛の見分け方

前駆陣痛がはじまった!でもこれでは本陣痛がいつ来たかなんてわからない…。と悩まなくても大丈夫です!
前駆陣痛と本陣痛の違いが判るポイントをおさえ、初産の妊婦さんと経産婦さんとのちがいまでチェックしましょう。

前駆陣痛を前に出産に繋がる本陣痛を想像する妊婦さん

陣痛と前駆陣痛の違い

まず、本当の陣痛が来ると前駆陣痛とは痛みのレベルが違うことに気付くと思います。今まではお腹が張る程度の痛みだったのにおなか全体がパンパンに張ったボールのように固くなり、思わず息みたくなるような痛みがやってきます。
このときは息まず、フ~っと口から息を吐いて痛みを和らげるようにします。

次に確認すべきは痛みの来る時間の間隔です。本陣痛が来た場合はまず1回数分の痛みが20分~30分の間隔をあけて定期的にやってきます。
徐々に時間の間隔が15分、10分、5分と短くなって来れば本陣痛だと判断しましょう。間隔が10分を切るまえには病院に連絡をして指示を受けるようにしましょう。

初産の場合は前駆陣痛から本陣痛になりやすい傾向がある

初産の時は経験がないので、前駆陣痛には気づきにくく、いつの間にか本陣痛が来ていた!という場合もあります。

前駆陣痛や本陣痛に気づくことができるように、臨月になってお腹の張りがきたら時間を計ってメモしておくように癖をつけましょう。

経産婦の場合は前駆陣痛が無いまま本陣痛がくることもある

基本的に初産の妊婦さんと比べて大きな差はありませんが、経産婦の場合は前回の出産が安産だった方は陣痛~出産までが早くなるケースが多く、自宅で陣痛の時間が10分間隔になる前に病院に来るような指導を受ける場合があります。

逆に前回難産だったかたは初産と同じように10分間隔になるまで自宅待機などの場合もあります。

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経産婦の場合は一度陣痛の経験があるため前駆陣痛との見分けはつけやすいと思いますが、臨月のお腹の張りが最初から陣痛だった!ということもあるため、注意が必要です。

前駆陣痛かなと思ったらやるべきこと

臨月に入って「おや?このおなかの張りは前駆陣痛かな?それとも本陣痛かな?」と思ったらまず以下の点をチェックしてみましょう。

臨月でお腹が張り苦しい思いをする初産の妊婦さん

痛みの周期をチェック

生理痛のような痛みや腰に来る鈍痛、おなかの張りによる痛みなどがじわ~っとやってきたら痛みが来た時点から時間を計測します。痛みが治まったら計測終了。これが1回分。
そこから2回目が来るまでの時間がどれくらい空いているのかを再度図ります。

1回目と2回目の痛みの感覚が30分~20分で、なおかつ3回、4回とふえていき、痛みが強くなるようであれば陣痛の可能性があります。逆に1回目と2回目の間が1時間以上~翌日まで何もないなど、間隔があきすぎているなら前駆陣痛と判断します。

前駆陣痛や本陣痛の時間を計るときはスマホのアプリなどに陣痛計測アプリがあります。ワンプッシュで記録できるのでお勧めです。

前駆陣痛のあいまの過ごし方

前駆陣痛のときの痛みは動けないほどではありませんから、普通に過ごしても問題はありません。ただし、妊娠初期~中期にかけて切迫早産などで安静をいわれたことがあるときはおなかが張っている間、動くのをやめて楽な体制で過ごしましょう。

時間を計り、一定でなければそのまま過ごしますが出血があったり、おなかの張りが強く痛みが強いときは病院に連絡して指示を受けましょう。

産院へ伝える4つの要点

いざ前駆陣痛の時間を計測して、短い間隔でどんどん痛みが来る場合や、出血があった場合はすぐに病院に連絡しましょう、慌てずに以下の4点を産院に伝えると病院から詳細な指示が聞けます。

  • おなかの張り方(バレーボール位の硬さ、ソフトボール位の硬さ等)
  • 痛みの来る時間の間隔(10~5分間隔等)
  • 痛みの度合い(痛みがあるとき動けなくなる、息みたくなる等)
  • 出血や破水があるかないか

いざ陣痛の痛みが来るとスマホをいじったり調べたりする余裕がなくなる場合もあります。事前にすぐ連絡できるように、電話番号を紙に書いておくと便利です。
病院だけでなく家族への連絡先、タクシーを使う場合はタクシー会社の連絡先なども書いておくと良いでしょう。

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前駆陣痛のうち特に注意したい症状5つ

前駆陣痛が来たとき以下の症状が一緒にある場合は注意が必要です。場合によっては赤ちゃんや母体に危険があるため、すぐ病院に行くべきものもあるので気を付けましょう。

連続した前駆陣痛に耐える出産間近の臨月の妊婦さん

1.破水がある場合

前駆陣痛がきだしたとき、まれに破水してしまう場合があります。

  • トイレなどで座っているときにダラダラと流れてくる水があり自力で止められない
  • 匂いをかいでみてアンモニア臭がしない
  • 色が透明か薄いピンク色をしている

といった場合は破水している可能性が高いです。

破水している場合はおなかの赤ちゃんと外が通じている状態なので生まれる前から細菌やウィルスに感染しやすい状態になっています。
破水中は赤ちゃんに感染の危険があるので股にバスタオルなどを挟み、すぐに病院に破水しているということを連絡しましょう。

2.痛みが来る時間が一定ではないが強い痛みが続く場合

痛みがきているけど1回目と2回目の間隔やそれ以降の間隔が一定していないからといって陣痛ではないとは言い切れません。
場合によってはいきなり本陣痛の痛みがき出している場合もあります。

また、痛みや張りがずっと収まらない場合は胎盤剥離などの危険性もあるため、痛みが続いたり強くなっているようであれば時間が一定していなくても病院に連絡を取り指示してもらいましょう。

3.出血がある場合

臨月に入って出血があった場合、ティッシュで拭くと付く位の少量であればおしるしの可能性がありますが、明らかに生理の時やそれ以上の量の出血がある場合は胎内に異常があるか子宮口の開き方が大きくなってきている可能性があります。
すぐに病院に連絡し診察を受けるようにしましょう。

連絡する際にはどれくらい量、どんな色の出血、いつから始まったか、いつ気づいたかを伝えるとスムーズに検診にすすめます。

4.胎動を感じない

赤ちゃんは生まれる直前まで動いています。ある日急に胎動を全く感じなくなった場合はおなかの赤ちゃんの身に異常があり、危険な状態になっている場合もあります。

おなかに意識を集中してみて全く動かないというのが1日続いたら病院へ行きます。胎動の感じ方には個人差もあるので、不安であれば病院でエコー検査をしてもらいましょう。

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5.臨月にはいっていないのに前駆陣痛が来ている場合

臨月にはいる前の妊娠中期~臨月前の段階で前駆陣痛や本陣痛が来てしまう場合もあります。
ただのおなかの張りかと思っていたら時間が一定の間隔だったり、痛みが強くなる場合もあります。

特に切迫早産と診断された方に多いので、一度でもこの診断を受けている妊婦さんには注意が必要です。安静を心がけてもなってしまう場合もあるので、病院にすぐ連絡するようにしましょう。

前駆陣痛は出産前の予行練習

前駆陣痛が初めて来たときは陣痛と勘違いして慌てやすいですが、落ち着いて時間を計り痛みの度合いを観察すると本当の陣痛との見分けはつきやすいです。初産だと経験したことが無いので不安にもなりますが、実際自分の体に症状が出るとピン!と分かるので、落ち着きどっしり構えましょう。

前駆陣痛は体が出産前の予行練習をしている証拠です。張りや痛みが始まったら「いよいよだな!」と心構えをしましょう。我が子に会えるまであと少しです。