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前駆陣痛の症状を解説

前駆陣痛の症状で心の準備!お腹の張りや痛みの特徴

前駆陣痛の症状、起こる時期や痛みの間隔の特徴、本陣痛との違いを紹介!下痢に似た痛みやお腹の張りを感じていても、出産兆候とは思い至らず、見逃してしまう方も多い前駆陣痛。身体の違和感に気が付けば出産への心の準備もできますので、代表的な前駆陣痛の症状をまとめました。

前駆陣痛の症状で心の準備!お腹の張りや痛みの特徴

前駆陣痛の症状を知っておけば心の準備ができる!?

出産を控えている方は、これから起こる未知の出来事について色々と不安を抱えていることと思います。
初産の場合、陣痛が15分間隔になったら病院に連絡するのが一般的ですが、「陣痛ってどんな痛みなんだろう?」「突然痛くなったらどうしよう?」「陣痛に気が付かなかったらどうしよう?」と今もたくさんの疑問や不安がありますよね。

そんな方に知っておいてほしいのが「前駆陣痛」という出産が近づいたときに起こる症状です。
実は陣痛には前駆陣痛と本陣痛があります。前駆陣痛は、本陣痛が始まる予行練習のようなものと言われることもあります。
前駆陣痛はすべての人に起こるわけではありませんし、起こったとしても症状は様々で個人差があります。しかし、代表的な前駆陣痛の症状を知っておけば、出産の兆候に気が付きやすくなり、「そろそろ出産かも!?」と心の準備をしやすくなります。

前駆陣痛とはなにか、代表的な症状や注意するべき前駆陣痛の症状や対処法もご紹介します。

前駆陣痛とは?

前駆陣痛と腰痛に悩まされる妊婦

前駆陣痛をほとんど感じない人もいれば、痛みを伴う場合もありますし、後になってあれが前駆陣痛だったのかもと、その時にはわからなかったということも多いようです。
前駆陣痛について、いくつかの症状や対処法などをご紹介します。

前駆陣痛の原因は出産のための子宮収縮

前駆陣痛がなぜ起こるのかということは、まだ医学的には解明されていないようですが、前駆陣痛は、体が出産のための準備を始めているときの症状といわれています。
子宮が収縮することで、赤ちゃんが産まれる時に通る産道や子宮口を柔らかくして、体が出産に備えているところで、この子宮の収縮によって痛みを伴う場合もあります。

前駆陣痛の現れる時期と期間

出産に個人差があるように、前駆陣痛も人それぞれです。
通常は臨月に入る妊娠36週頃から症状が現れることが多く、出産予定日の2週間前後で症状が出る場合が一番多いようです。

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ただし、必ずしも症状が現れるわけではなく、出産の直前まで痛みを感じない人もいれば、出産の1ヶ月近く前に痛みを感じる場合もあるので、前駆陣痛がないからといって心配することはありません。

前駆陣痛の代表的な痛みの症状

前駆陣痛はまったくなにも感じない人もいれば、圧迫感を感じる程度の人、辛い痛みを伴う人、と個人差があります。
後で思い出すと、あれが前駆陣痛だったのかもとその時は気づかないケースも多いようです。
代表的な痛みの症状がいくつかあるのでご紹介します。

生理痛に似た痛み

前駆陣痛は、生理痛のような痛みと例えられることがよくあります。
子宮が収縮するときの痛みで、まさに生理痛と同じ下腹部がズーンと鈍い痛みの波が来ては、引いていく感じです。

下痢の腹痛に似た痛み

前駆陣痛の症状が出ているとき、下痢の痛みと間違える人も多いようです。
下腹部のあたりがチクチクと下痢になったときのような痛みと不快感でトイレに行くと、何も出ないということがあるようです。
その時は、前駆陣痛とはわからず、後になって思い出すと、あれが前駆陣痛だったのかなという感じのようです。

お腹の張りに近い痛み

前駆陣痛の症状でよく出るのが、お腹の張りのような痛みです。
本陣痛は体が赤ちゃんを押し出そうとし、子宮が収縮するのに伴って痛みを感じるようになる症状のことですが、前駆陣痛は、本陣痛の前の子宮が収縮する際の痛みがそれほど強くない場合をいいます。
前駆陣痛から本陣痛にすぐに進行する場合もあります。

おなかの張りがひどくガチガチになっているような場合は、まず胎動があるかチェックしてみましょう。お腹の張りが定期的にひどくなってきて、痛みを伴い、短い周期で起こる場合は病院に連絡をして指示を仰ぎましょう。本陣痛が始まっているケースもあります。初産の場合は陣痛が10分毎、経産婦の場合は15分毎くらいになると来院して出産の準備を始める目安となります。
初産婦に比べると経産婦は陣痛から出産へ進む時間が短いケースが比較的多いため、早めの入院となります。

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腰痛

8カ月を過ぎて妊娠後期になるとお腹が大きくなり、腰に負担がかかるために腰痛がひどくなることが良くあります。妊娠後期の腰痛と前駆陣痛で感じる痛みの違いは、前駆陣痛の症状として感じる腰痛は、背中の下部に痛みを感じることが多いようです。ズンズンという感じの痛みが定期的に起こる場合は、前駆陣痛の可能性もありますので注意しましょう。

腰痛の症状もその時は前駆陣痛だと気づかないことも多く、後になってみるとあれが前駆陣痛だったのかもという感じのようです。

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胃痛

前駆陣痛の症状として、キリキリとした胃痛の症状をあげる方もいます。
胃痛の症状は前駆陣痛に限らず、出産が近づき出産への不安を感じることからくる場合もあります。胃痛の症状が出た場合は、なるべく、リラックスして過ごすようにしましょう。リラックスすることで症状を和らげる場合もあります。

吐き気

前駆陣痛に伴い、吐き気を感じる方もいます。
吐き気も前駆陣痛に限らず、妊娠9ヶ月くらいになり子宮が大きくなってくると、胃が圧迫され、つわりのような吐き気を感じたという方も多く、前駆陣痛の症状ではないこともよくあります。
吐き気もその時は、前駆陣痛と気づかずに後になってそうだったかもということが多いようです。

前駆陣痛の特徴・本陣痛との違いは?

前駆陣痛が辛く医者から処方された薬を手にする妊婦

まず、前駆陣痛の本陣痛と違う点は、前駆陣痛は痛みの間隔が不規則なのが特徴です。
また、前駆陣痛は痛みがそれほど強くなく、強くなったり弱くなったりする場合や、圧迫感を感じる程度という場合、痛みを感じない場合も多くあります。前駆陣痛は、規則的な痛みがないため、ただの胃痛や腰痛と勘違いされている場合もよくあります。

痛みを感じたときに、姿勢を変えるとおさまるということも前駆陣痛の特徴です。ただし、前駆陣痛にも個人差が大きいため、必ずしもこれという決まりがありません。痛みを感じて、心配な場合はかかりつけの産婦人科に連絡をして指示を仰ぐのが良いでしょう。

本陣痛は、痛みの間隔が規則的で、間隔が次第に短くなっていくのが特徴です。痛みの間隔が短くなってくると出産が近づいているということになります。本陣痛は前駆陣痛と違って、痛みが徐々に強くなってきて、姿勢を変えても痛みが和らぐことはなく、赤ちゃんを産み出すときに痛みが最も強くなります。本陣痛に気が付かないということはまず考えられません。

おしるしは前駆陣痛の後に来る

おしるしとは、出産が近づいてくると子宮が収縮をすることで、子宮口が徐々に開いてきて、羊水と赤ちゃんを包んでいる卵膜が子宮壁からずれ、剥がれることでその部分の小さな血管が破れて出血します。出血した血液が粘液とともに出てくるため「血が混ざったおりもの」のようなものが出てきます。

子宮が収縮することで感じるのが前駆陣痛で、それによって子宮口が開き、卵膜が子宮壁から剥がれることで起こるのがおしるしなのです。そのため、通常おしるしは前駆陣痛のあとに来るといわれています。
しかし、前駆陣痛を感じない人もいれば、おしるしが起こらない人もいます。前駆陣痛とおしるし、どちらが先に起こっても、どちらかしか起こらなくても、出産が近づいているという心の準備をしておきましょう。
出産を控えて、不安はあると思いますが、なるべくリラックスして出産のときに万全の態勢でのぞめるように、体力を温存しておきましょう。

突然破水がきても慌てない!

出産間近でお腹が張っている妊婦

前駆陣痛が起こる前や前駆陣痛に気が付かないうちに突然破水をしてしまうこともあります。心の準備という意味では少したいへんですが、突然破水がきても慌てず、適切な対処をすれば問題なく出産できます。

破水が起こった場合は、母子ともに感染症の危険性がでてくるため注意が必要です。破水は、赤ちゃんを包んでいる卵膜に穴が開いて、羊水が出てきている状況です。破水も人によって個人差があり、大量の羊水がどっと出てくる場合もあれば、少量ずつじわじわ出る場合もあります。
尿漏れとの区別がつきにくい場合もありますが、尿漏れの場合はアンモニア臭がするはずです。羊水のにおいは、個人差があり無臭の人もいれば、生臭いにおいがする場合もあるようです。また、尿漏れの場合は自分の意思で止めることが出来ますが、羊水は自分の意思では止められないので、どちらか判断できない場合は、力を入れて止められるか試してみましょう。

なるべく動かず静かに横になって、清潔なナプキンやパッドなどをあててすぐに病院へ向かって下さい。羊水は大量に出てくる場合もあるので、タオルなどを巻いておくと良いでしょう。お風呂やシャワーは感染の危険性があるので、そのまま病院へ行きましょう。

通常は、破水してから24時間以内に陣痛が始まる場合が多いのですが、陣痛が起こらない場合は陣痛促進剤を使い、人工的に陣痛を誘発することがあります。

注意が必要な前駆陣痛の症状

出産までの間をリラックスして過ごす妊婦

前駆陣痛には、いつくか注意が必要な場合がありますので、ご紹介します。

時期が早い

通常は妊娠37週からの正常な出産時期を正期産といい、それよりも早い時期22週から36週での出産を早産といいますが、早産の場合は胎児が十分に育っていないことが多く、危険が伴う場合があります。
妊娠8カ月や9ヶ月頃に前駆陣痛のような痛みを感じる場合は、切迫早産ということも考えられます。前駆陣痛が1ヶ月ほど続くケースもあるのですが、いつ本陣痛が来るか油断はできません。切迫早産の危険性があると診断された場合は、安静にして治療が必要になることもありますので、早めにかかりつけの産婦人科に連絡をして医師の指示を仰ぎましょう。

出血がある

出産が近くなってくると、おしるしといって少量の血が混ざったおりもののようなものが出ることがありますが、異常な量の出血や何日間も出血がある場合は産婦人科を受診するようにしましょう。

激しい痛みを伴う

激しい痛みがある場合は、かかりつけの産婦人科に連絡をしましょう。
前駆陣痛が始まってからすぐに本陣痛が始まる場合もありますし、前駆陣痛がなく本陣痛が起こる場合もあります。
お産が始まっている可能性もありますので、痛みが強い場合はすぐにかかりつけの産婦人科に相談をしてみましょう。

前駆陣痛の対処法~辛い痛みを和らげるには~

前駆陣痛か本陣痛か確かめるためにメモを取る妊婦

前駆陣痛は、数日で終わり、本陣痛が始まるケースが多いようです。
その中でも1日以内で本陣痛が始まるケースが一番多いのですが、中には1週間以上前駆陣痛が長引いたという場合もあります。
前駆陣痛の痛みは、それほど強くない場合が多いようですが、痛みを伴う場合や長期間に渡る場合の対処法をいくつかご紹介します。
人によって、効く対処法も様々なので痛みがある場合は、色々試してみて下さい。

楽な体勢でリラックス

横向きで寝たり、股にクッションを挟んで寝たり、人によって楽な体勢が違います。痛みが和らぐ楽な姿勢を探して、リラックスしましょう。

腰をさすってもらう・温める

腰をさすってもらうと楽になることがあります。痛みがひどい場合は、家族やパートナーにさすってもらってみて下さい。
カイロや湯たんぽなどで腰を温めてみるのも効果的です。少しは楽になるかもしれません。

気を紛らわす

誰かと話をしたり、テレビやDVDを見たり、痛みを感じないように気を紛らわせる方法を試してみましょう。
いよいよ出産ということで赤ちゃんに会える喜びの一方で、恐怖心もあるでしょう。不安やストレスを感じないように気分転換になるようなことをやってみましょう。安産のためにもリラックスすることが大切です。

「なんとなくの違和感」は前駆陣痛の症状かも!?

前駆陣痛があれば出産への心の準備ができますが、前駆陣痛はすべてに起こるわけではありませんし、起こったとしてもその症状は様々で、個人差があります。また、あまり予定日より前に前駆陣痛があるのも心配ですし、前駆陣痛が長引くとママ自身も辛いでしょう。

出産後のママたちが多く言うのが「今、思うと…」というなんとなくの違和感を覚えているようです。思い返すと、その日は朝からお腹が痛かったとか、数日前から下痢かと思ってトイレにこもっていたなど、その時は前駆陣痛と意識していなかったけど、あれが前駆陣痛だったのか!と後で気が付く方がたくさんいます。

予定日が近づいたら、いつ出産になってもおかしくないということは念頭に置いておきましょう。
前駆陣痛と思っていても、痛みが定期的に短時間で来るようになったら、本陣痛が始まっていることが考えられますので、かかりつけの病院に連絡をして医師の指示を仰ぎましょう。

大切なのはリラックス!もうすぐ赤ちゃんに会えますよ。