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経産婦の出産傾向と特有のお悩み

経産婦の出産にみられる傾向や注意点とお悩み対策

経産婦さんの出産特有の傾向やそれに対する注意点、経産婦さんだからこそ抱えがちな上の子可愛くない症候群に関するお悩みなどについて解説します。経産婦さんならではの傾向がある出産スピードについてや陣痛の兆候、産後の後陣痛や肥立ちについても触れていきます。

経産婦の出産にみられる傾向や注意点とお悩み対策

2人目はスピード出産?経産婦の出産傾向とお悩み

「2人目のお産はすごく早かった!」「2人目だからきっと早いんじゃない?」そんな声をよく聞きませんか?

一般的に、初産の妊婦さんよりも経産婦さんのほうがお産はスピーディーだと言われています。2人目、3人目の出産を控える妊婦さんの中には、「でも早いってどのくらい早いんだろう?何か気をつけないといけないことはあるのかしら?」と気が気でない人もいるかもしれません。
また、出産経験があるとは言っても、2人目、3人目だからこその心配やお悩みもあるのではないでしょうか?経産婦さんの出産の特徴や傾向、経産婦さんだからこそ抱えがちなお悩みを解決します。

経産婦さんの出産ってどんな感じ?初産との違い

それでは実際、初産の妊婦さんと、2人目、3人目の経産婦さんにはどのような違いがあるのでしょうか?
お産のスピードの早さについては、1人目より2人目、2人目よりも3人目が早い、などとよく耳にしますが、どうやら出産のスピードだけでなく、日々のマタニティライフや産前産後の体調などにも様々な違いがあるようです。

傾向その1.出産の展開が早い/分娩時間が短い

一般的に経産婦さんはお産がスピーディーと言われているのは前述のとおりですが、「お産がスピーディー」と一言で言っても、実際は「出産の展開が早い」「分娩時間が短い」というのが特徴です。
でも、それって何故なのでしょうか?

2人目出産で展開が早い妊婦さん

1人目で一度分娩を経験している経産婦さんは、初産の産婦さんと比べると子宮口や産道が開きやすいので、お産の進行も早くなるといわれています。一度広がったことのある子宮口や産道は初産の時よりも柔らかくスムーズに開き、初産と比べると分娩時間自体も短くなることが多いようです。

実際に、平均的な分娩の所要時間は、初産婦さんで10~15時間程度、経産婦さんだと6~8時間程度と言われていますから、2人目の分娩時間は、なんと1人目の半分!なんて人もいるようです。
ただ、注意したいのは、これはあくまでも一般的な目安だということ。分娩所要時間には個人差がありますし、1人目よりも2人目が難産で、分娩に時間がかかる人だっています。
2人目の赤ちゃんが1人目の赤ちゃんよりも極端に大きい場合、産道を広げる時間が必要な分、お産に時間がかかる場合もあるなんて話もあります。

ちなみに、「2人目のお産は早い」「2人目は早く生まれる」と聞いて、1人目の出産よりも2人目の出産は「週数」が早く生まれる、と思っている人はいないでしょうか?
経産婦さんの場合、陣痛が始まってから出産までの「分娩所要時間」は確かに短くなるようですが、陣痛が始まる時期自体は、その妊娠によってそれぞれ異なりますので、必ずしも「週数」も早くなるとは限りません。

妊娠週数の平均で見ると、1人目の出産時よりも2人目、3人目の出産時の方が多少早い週数で分娩となる傾向はあるようですが、これはあくまでも「傾向がある」という話です。

陣痛の開始時期は、その妊娠での体の状態や体重の増加の程度、また、ママ自身の精神状態など、いろいろな要因で変わってくるものですから、「2人目のお産は早いものだ」と頭でっかちにならず、健診で体の状態を確認しながら、心穏やかに過ごすようにしましょう。
経産婦さんでも予定日を超過するケースは多いですから、正産期をむかえても全然陣痛の兆候がないという場合でも、あまり心配しないでくださいね。

経産婦の陣痛開始や間隔の特徴と陣痛に対するお悩み解説
経産婦の陣痛開始や間隔の特徴と陣痛に対するお悩み解説
経産婦さんの陣痛の開始や間隔にみられる特徴や出産までの傾向、陣痛を待つ上での経産婦さんならではの注意点などについて解説します。経産婦さんが抱えがちな陣痛に関するお悩みにも触れていきます。

傾向その2.体の変化に気付くのが遅い

初産のときには、妊娠中ほんの少しの体の変化にも敏感になり、おしるしや破水、陣痛などについても「どんな感じだろう」「陣痛ってわかるのかな」などと不安がいっぱいで、インターネットや本でひっきりなしに情報収集していた人も多いと思います。
しかし、2人目、3人目の出産となると、前回の妊娠の経験からこのような不安からは解放され、ストレスのない余裕のあるマタニティライフを送ることができる人が大半です。

臨月に入り体の変化を医師と相談する妊婦さん

しかし、この余裕が要注意です。余裕がある分、気持ちがのんびりしてしまい、陣痛につながるような体の変化に気づくのが遅くなってしまうことがあるんです。ではどんな体の変化に注意していればいいのでしょう?

経産婦の陣痛の兆候と間隔

まず、気にすべきは陣痛の兆候です。経産婦はお産が早いって言うのはわかったけれど、「陣痛の兆候も初産と違ったりするのかな?」予定日が近づくにつれ、気になってきてしまいますよね。
でも、正直言って、初産でも二回目、三回目のお産でも、具体的にはそう違わないのが実際のところです。

初産のときに、下痢や吐き気腰の痛み頻繁なお腹の張り、それまでと比べた場合の胎動の減少おしるしなどが陣痛の兆候だ、と聞いて、臨月にドキドキしていませんでしたか?
これら陣痛の兆候と考えられる症状は、経産婦さんの場合も同じなんです。でも、初産の場合と2人目、3人目の場合、何が違うかといえば、気持ちが違います。

おしるしも、陣痛も、分娩も、すべてが初めてだった初産のときとは違い、経産婦さんはこれから何が起きるかが予想できますし、どう対処すればいいかも経験済みです。過去に出産したことがある、という経験からくる心理的な余裕があるのが、初産婦さんと経産婦さんの一番の違いです。

この「経産婦さんの心の余裕」は、強味でもあり、弱味でもあると言えるのではないでしょうか。気持ちをのんびりリラックスして心穏やかに出産のときを待つことができますが、リラックスしすぎて陣痛の兆候に鈍感になってしまうのは避けたいですね。

おしるしがないからと油断しない

先ほど触れたように、陣痛の兆候は初産でも二回目、三回目のお産でも具体的には違いません。ただ、気にしてほしいのはおしるしについて解説します。
初産の場合は、個人差はあるものの、おしるしを経験した人が多いと思います。でも「経産婦はおしるしがない」なんて話を聞いたことがある人はいませんか?

しかしながらこれは間違いで、経産婦さんでもおしるしがあった後に陣痛が始まる、というケースはたくさんあります。けれども、おしるしの後にすぐに陣痛が始まるケースがありますので、この場合産婦さんはおしるしが出たか出ないかを把握することなくお産に進むことになります。

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経産婦さんの場合は特に陣痛から出産までがスピーディーなことが多いため、産婦さん自身がおしるしに気づかずに出産を終える、ということもあるんです。「まだおしるしがないから大丈夫」なんて油断は禁物ですよ。

ちなみに初産のときには、「おしるしから24時間以内に陣痛が始まることが多い」なんてよく聞いたと思います。しかし、2回目、3回目の出産で、初産のときと同じようにおしるしがあった場合にも、経産婦さんの場合はおしるしから陣痛までの時間がびっくりするくらい短いケースもあります。

まだ24時間もある、なんてのんびりしている間に本陣痛が始まってしまっては大変です。臨月に入ってからは体調の変化には十分注意しましょう。

微弱陣痛にも注意

おしるしと同様に、経産婦さんが注意したいのが「微弱陣痛」です。
微弱陣痛というのは、痛みの周期や長さが未だバラバラで子宮口が広がらず、未だ出産にはつながらない陣痛のことですが、軽い生理痛のような痛みのことが多いため、以前の出産で本陣痛の痛みを経験している経産婦さんは、「このくらいは大したことないぞ」と普通に生活してしまいがちです。

けれどもここで思い出してほしいのが「2人目の出産は早い」こと。不定期な微弱陣痛が続くなぁ、と思っていたらどんどん間隔が短くなりいつの間にか本陣痛に変わり、一気に出産へと進んでしまうことがあります。

経産婦さんの場合は、痛みの周期がバラバラでも、生理痛のような痛みを感じるようになったら念のため病院へ連絡して指示を仰ぐのが安心です。

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経産婦は陣痛開始後のスピードに注意

初産では、陣痛が始まり朝一番で病院に入院しても「まあ、今日中には生まれると思いますよ」なんて言われたりして、「今日中?まだそんなにかかるの?」と気が遠くなるような思いをした人もいるのではないでしょうか?

その点、経産婦さんのお産はスピーディーと言われますので、多少気分が違うかもしれませんね。でも、陣痛開始後の分娩進行のスピードが、思いのほか早い場合もある点は注意が必要です。
陣痛の間隔が、初産婦さんなら10分間隔、経産婦さんなら15分間隔になったら連絡するように、と指導する病院が多いのはこのためで、経産婦さんの陣痛開始後のスピードを考慮しています。

日本産婦人科学会の定義によれば、分娩所要時間には、その意味合いから、次の三つに分けられています。

分娩第1期:分娩開始から子宮口全開大まで
分娩第2期:全開大から胎児娩出まで
分娩第3期:胎児娩出から胎盤娩出まで

この、分娩第1期の所要時間の平均が、初産婦さんで10〜12時間、経産婦さんで5〜6時間、分娩第2期の所要時間が、初産婦さんで1〜2時間、経産婦さんで30分〜1時間くらいと言われているのですが、実際、経産婦さんの場合、第1期の後半から第2期が一気に進み、あれよあれよと言う間に出産、というケースだってあります。
中には、1〜2回のいきみで赤ちゃんの頭が出てくるケースもあるそうですよ。

ですから、臨月に入り、陣痛の兆候があったらすぐにでも出産になる可能性も考えて、万全の態勢で毎日を過ごしましょう。病院までの移動時間も考えて、「15分間隔」よりも多少の余裕を持って連絡してもいいかもしれません。

出産時こんな兆候があったら要注意

・下痢になる
・吐き気がする
・腰が痛む
・頻繁なお腹の張り
・おしるし
・胎動の減少
・不定期な生理痛のようなお腹の痛み

傾向その3.後陣痛がつらい

「経産婦さんは産後辛いよー」と言われることの一つに、「後陣痛」があります。
臨月に入り、出産前には胃のすぐ下辺りまで大きく膨らんでいた子宮が、出産後、一週間くらいかけて、小さく骨盤内に元通りに収まろうと収縮していくのですが、この収縮時の痛みが「後陣痛」と言われるものです。

出産後激しい後陣痛に悩まされるママ

初めての出産のときよりも、2人目、3人目の出産のときの方が子宮がよく伸びていて、元にもどるために収縮するスピードも速いため、その分、後陣痛の痛みが強い傾向があります。後陣痛の感じ方には個人差がありますが、軽い生理痛程度、と感じる人がいる一方、陣痛と同じくらい辛い!と感じる人もいます。

1人目のときはほとんど辛いと思わなかったのに!とびっくりする人もいるでしょう。
でも、後陣痛の辛さは産後1~2日がピーク。長くても一週間程度です。後陣痛があるということは、子宮が回復しようと頑張っているということ。子宮が完全に元通りに戻る産後6週間前後まで軽い後陣痛を感じることはありますが、子宮と体形のリカバリーのために必要な痛みだと覚悟して、無理せず乗り切りましょう。

傾向その4.産後の肥立ちが早い

後陣痛の辛さとは裏腹に、経産婦さんは「産後の肥立ちが早い」とも言われています。
産後の肥立ち、とは、つまり産後の体の回復のこと。妊娠出産で女性がかなりの体力を消耗するのは周知のことですが、体力を消耗した分、それだけ産後は体の回復に時間も必要になるのは当然のことです。

先ほど、後陣痛の痛みは子宮が妊娠前の元の状態戻ろうと収縮しているためで、初めての出産のときよりも、2人目、3人目の出産のときの方が子宮がよく伸びていて、元にもどるために収縮するスピードも速いので痛みも強い、と説明しました。子宮の戻りが早い、ということは、それだけ体の回復も早いということになります。
経産婦さんの後陣痛の辛さと産後の肥立ちの早さは繋がっているとも言えますね。

ただ、産後の肥立ち、すなわち体の回復は子宮の回復のみではありません。
よく「肥立ちが良い」「肥立ちが悪い」と言う言葉を聞くと思いますが、「産後の肥立ちが良い」というのは、出産後の女性が順調に元通りの体に戻っていくことができている状態、逆に「産後の肥立ちが悪い」というのは、出産後、体の不調が続いていたり、消耗した体力がなかなか元に戻らなかったりする状態のことを言います。

経産婦さんも、いくら子宮の回復が早いとはいえ、産後にあまり無理をすると乳腺炎や産後うつ、頭痛や腰痛など体に不調が生じ、「産後の肥立ちが悪い」状態にもなりかねません。経産婦だから、体力があるから、など産後の肥立ちを甘く見るのは禁物です。誕生した赤ちゃんとの元気な生活のためにも、産後のダメージは無理せずしっかり回復しましょう。

傾向その5.2人目だから気持ちに余裕がある

当然のことなのですが、経産婦さんは1人目の妊娠出産を経験済みです。
そのため、妊娠の今後の進み方や、トラブル時の対処、陣痛の兆候や実際の分娩まで、1人目の経験がある分、初産のときよりも心に余裕があります。

また、初めての妊娠のときには、「胎動ってどんな感じだろう?」と悩んでしまい、なかなか気づくことのできなかった胎動も、経産婦さんの場合は1人目で体験している分、早くに気づくことが多いようです。
胎動に早く気づくことができると、お腹に赤ちゃんがいる、という実感を持つこともできますし、胎動が穏やかか激しいかなどで、その子の性格を予想して出産を楽しみに待つことだってできます。

赤ちゃんの体調にも細やかに気を配ることもできますね。

経産婦のお悩みと対策

妊娠出産に心配や悩みはつきものですが、上の子の出産経験があるとはいえ、経産婦さんにだってお悩みがあると思います。お悩みすべてに触れることはできませんが、ここでは比較的代表的な「経産婦さんだからこそのお悩み」と対策について触れてみます。

お悩み1.上の子可愛くない症候群

「上の子可愛くない症候群」とても衝撃的な言葉ですが、聞いたことはありませんか?上の子可愛くない症候群とは、下の子が生まれてから上の子が可愛いと思えなくなってしまう、という育児ノイローゼの一種で、二人以上の出産経験のある経産婦さんの多くが経験すると言われています。

2人目を出産しても上の子が可愛い主婦

上の子可愛くない症候群の原因

原因はいくつか考えられますが、以下が主なところでしょうか?

・小さな下の子を守ろうとする本能
・上の子のイヤイヤ期や赤ちゃん返り
・時期的にママの気持ちに余裕がない

上記三点はすべてがつながっています。出産後、ホルモンバランスが崩れ体調が優れないママもいるでしょう。
そんな中、これまで上の子のお世話だけしていたところへ下の子のお世話が加わります。いつの間にか心も体もパンク寸前になったママに、そんなことはわからない上の子が赤ちゃん返りを起こします。

上の子と下の子の年齢差によっては、イヤイヤ期が重なることもあるでしょう。今までニコニコと聞き分けのよかった上の子が、ママに構ってほしくて下の子に意地悪をする様子にイライラ。「小さなものは守らないといけない」という動物としての本能のようなものもあるのかもしれませんが、上の子にきつくあたってしまうこともあるでしょう。

でもこれは本当に多くの方が経験することですので、自分ばかりと思い悩まないでください。本当は「上の子が可愛い」から「上の子が可愛く思えない」ことを悩んでしまうのです。

妊娠中からできる対策は育児ノイローゼを認識すること

妊娠中からできる「上の子可愛くない症候群」対策の一番は、この「上の子可愛くない症候群」という育児ノイローゼを認識しておくことではないかと思います。
認識しておくことで、産後、自分が「上の子がかわいく思えない、どうしよう、私おかしいのかな」という状況に陥っても、「自分は今、育児ノイローゼになっているんだ」と把握することができるので、いたずらに悩み続けることを避けることができるでしょう。
ノイローゼだとわかっていれば、病院へ行って相談するという選択だってできます。

また、それと同時に、上の子の赤ちゃん返りを大きな心で受け止める覚悟をしておきましょう。上の子の気持ちになってみてください。
それまで自分が独り占めしていたパパやママを、突然現れた小さな赤ちゃんが自分から奪っていってしまうんです。ママを取られちゃった、と思った上の子が荒れてしまったり、逆に甘えてきたりするのはある意味当然です。

上の子はママを困らせたいわけではなく自分を見てほしいだけ。これを理解し、「やっぱり赤ちゃん返りしちゃったな、仕方ないな」くらいに構えていることができるとよいと思います。

お悩み2.2人目だからこそ怖い

経産婦さんは出産に関して「2人目だから余裕でしょう?」なんて言われがちですが、上の子の出産を経験しているぶん心に余裕があるようでいて、実は2人目、3人目だからこそ出産が怖いと思ってしまうママもいます。
1人目の出産で陣痛の痛みや産後の辛さを知っているからこそ「むしろ今回の出産の方が怖い!」という方も多いです。

出産の恐怖を知っている経産婦

過去に経験したあの痛みがまた襲ってくるんだ、という恐怖。さらに「経産婦はお産が早い」なんて言われているのですから、ゆっくりじんわり痛みが増していった初産のときと違って、痛みに体が慣れる暇もなくMAXの痛みがいつ襲ってくるのか、お産のスピードに体がついていけるのか、と恐怖に感じてしまっても無理はありません。

それに、1人目のお産が順調だった経産婦さんでも、今回は難産になる可能性だってありますから、必ずしも前回と同じ経過で分娩が進むのかはわからないのです。
一度経験があるとは言っても、やはり出産には「未知の世界」がいっぱい。怖くなってしまうことがあっても当たり前です。

出産の痛みが怖い…呼吸法でリラックス&痛みを和らげる方法
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出産の痛みには男性は耐えられない、鼻からスイカ…等様々な陣痛、出産の痛みに対しての怖いうわさは絶えず、出産目前の妊婦さんにとっては不安!陣痛や出産の痛みを乗り越えるための方法などをご紹介。

また、日々お腹が大きくなり、どんどん変わっていく自分の体に戸惑ったり、出産前後のことをあれこれ調べたりと気持ちも体もいっぱいいっぱいだった初産のときと比べ、経産婦さんは出産準備も手順の把握も万全。余裕があるぶん、過去に経験した、あの出産の痛みを想像して恐怖感が増し、心が落ち着かなくなってしまうこともあるのではないでしょうか。

2人目出産の対策は恐怖を受け入れること

お産に対する恐怖心への最善策は、「恐怖心を受け入れて、心を強く持つ」。難しいことですが、これに尽きるのではないでしょうか。
一度経験したのでわかっているはずです。痛みはいつまでも続くわけではありません。私は一度乗り越えたのだから今回も大丈夫、と自分に言い聞かせましょう。

一度目の出産の「痛み」ばかりを思い出すのではなく、痛みの末に上の子が誕生した嬉しい瞬間や、そのときの感情を思い出してみたり、今回の出産で家族が増え、今後待っているであろう賑やかで楽しい家族の様子を思い描てみるのはどうでしょう。
また、以前の出産の「こうすればよかった」「あれがあると便利だった」など、痛み以外の振り返りを行い、改めて出産に向けての準備を行って、余裕のある出産に備えることができるとよいですね。

心穏やかに出産を迎えましょう!

経産婦さんの出産傾向や、それに伴う経産婦さんのお悩みについて触れてきましたが、少しは不安が和らいできたでしょうか。
1人目の経験があるぶん、いろいろ考えてしまうことはあるかと思いますが、すべては生まれてくる赤ちゃんのためです。

出産は女性の特権ですし、痛みも恐怖も乗り越えた先には赤ちゃんとの対面が待っています。経産婦さんならではの出産傾向を理解して備えることはもちろん重要ですが、上の子の出産の経験を糧にして、心地よい出産ができるように気持ちを穏やかにしてその時をむかえてくださいね。