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陣痛の痛みの逃し方8選+グッズ

陣痛の痛みの逃し方 呼吸法など8つの痛み軽減方法とグッズ

陣痛の痛みの逃し方を知りたいという未来のママのために、8つの方法をわかりやすくまとめました。出産に向けてのイメージトレーニングも兼ねて練習できるものばかり。あると便利なグッズも随所で紹介しています。

陣痛の痛みの逃し方 呼吸法など8つの痛み軽減方法とグッズ

陣痛の痛みには逃し方がある

出産予定日が近づくと「もうすぐ赤ちゃんに会える」とワクワク・ドキドキする反面、「陣痛の痛みって、どんなものなんだろう?」「陣痛に耐えて、ちゃんと出産できるかな」と、不安な気持ちも感じてしまいますよね。特に痛みの程度については

  • 「生理痛の数十倍」
  • 「腰をハンマーで砕かれるような感じ」
  • 「便秘1ヶ月分のかたまりを出すみたい

など、さまざまにたとえられていて、なんだか不安をあおる想像ばかりがふくらんでしまうのではないでしょうか?

陣痛は、確かに痛いものです。でも、陣痛の痛みには逃し方があるのです。陣痛が始まってから赤ちゃんと出会うまで、ただただ激痛に耐え続けなければならないというわけではありません。ぜひ痛みの逃し方のコツを覚えておきましょう。できれば事前に練習をしておくと、気持ちに余裕を持って出産に臨むことができますよ。

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陣痛は赤ちゃんを押し出そうとする子宮の収縮で起きる

陣痛の痛みの逃し方を覚える前に、なぜ陣痛が起きるのか、痛みの正体は何なのかを知っておきましょう。正体がわからないものに対して人は不安を感じますが、正体がわかれば不安は半減します。陣痛の仕組みも、知れば「痛みに対して前向きに働きかけよう」という気持ちになれると思います。

ママの陣痛を和らげる男の子

陣痛の痛みを生じる要因は2つあります。ひとつは「赤ちゃんを外に押し出そうとする子宮の収縮による刺激」、もうひとつは「子宮を出た赤ちゃんが通れるように骨盤や子宮口が開くときの刺激」です。この2つの刺激が、痛みとなって伝わってくるのです。ママが感じている痛みの向こう側では、赤ちゃんも狭い子宮から産道を通り、生まれようと頑張っているということなのですね。

ですから「出産はママひとりが痛みに耐えるものではなく、赤ちゃんと力を合わせてするもの」と、そんなふうに考えてみませんか?ママが感じる痛みを少しでも和らげることで、生まれてくる赤ちゃんに力を貸してあげましょう。

陣痛の痛みの逃し方、効果が期待できる8つの方法とお役立ちグッズ

痛みの感じ方には個人差があります。また、楽になる方法も人によって違います。ですから、ここに挙げる方法の中から、気になるものをいくつかを練習しておくことをおすすめします。さらに、実際に陣痛が始まったときにも、ぜひこのページを参考に、少しでも痛みが和らぐ方法を見つけてみてください。

リラックスできる環境で過ごす妊婦

1.呼吸法を取り入れる

呼吸法のいいところは、場所や時間を選ばずに練習できること。練習する際のポイントは、リラックスしてゆっくりとした呼吸を心がけることです。呼吸に意識を向けることで痛みから気をそらすことができます。また、ゆっくりとした呼吸を身につけておけば過呼吸も防ぐことができます。

陣痛の痛みで呼吸が浅くなったり、苦しくと息を止めてしまったりすると、赤ちゃんに新鮮な酸素が行き届かなくなってしまいます。そうすると赤ちゃんも苦しくなってしまいますから、呼吸法は覚えておいてソンはありません。実際に出産するときには助産師さんがそばにつき、出産の進行に合わせて誘導してくれると思いますが、ここでは呼吸法としてよく知られている「ラマーズ法」と「ソフロロジー」について簡単にご紹介します。

ラマーズ法

「ヒッ・ヒッ・フー」のリズムで知られている呼吸法です。お産の進行(陣痛の度合い)によって、息の吸い方と吐き方が少し変わります。

●陣痛の間隔:8~15分
鼻からゆっくりと息を吸い、口からゆっくりと息を吐きましょう。胸式呼吸で行います。


●陣痛の間隔:3~5分
息を吸って「ヒー」と吐いた後に、短く息を吸って「フー」と長めに息を吐き出します。「フー」のほうに意識を向けるようにします。


●陣痛の間隔:1~2分
「ヒッ、ヒッ」と短く息を吐き、「フー」と長めに息を吐き出します。いきみたくなったときには、「フー」の後に「ウン」と声に出すことでいきみを逃します。

ソフロロジー呼吸法

ヨガと禅を取り入れた呼吸法で、腹式呼吸で行います。あぐらをかき背筋を伸ばした姿勢でスタート。ゆったりとした音楽などをかけてリラックスして取り組むとよいでしょう。

右手をお腹の上に当てて、ゆっくりと鼻から息を吸いこみます。そのときに、自分の頭のてっぺんから足の先まで、さらには胎盤を通して赤ちゃんにも新鮮な酸素が行き渡る様子をイメージしてみましょう。

次に、口からゆっくり吐き出します。ゆっくりゆっくり、すべての息を吐き切りましょう。そしてまた鼻からゆっくり吸う…を繰り返します。慣れてきたら、息を吸った後に2秒ほど息を止めてから吐き出すようにしてみましょう。

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2.楽な体勢を見つける

陣痛は、体勢でも和らげることができます。実際に陣痛が起きてみないと、自分にとってどの体勢が効果的かはわかりませんが、知識として覚えておけばきっと役に立ちますよ。

四つんばいになる

四つんばいの体勢は、腰にかかる負担を軽減して、痛みを和らげる効果があるそうです。ひざが痛くならないように、マットや座布団などを置いて四つんばいの体勢をとるとよいでしょう。

抱き枕を抱える

抱き枕をお持ちでしたら、抱えたり足の間にはさんだりして横になってみましょう。リラックスできると同時に腰への負担も軽くなり、痛みが和らぐ効果が期待できます。

あぐらをかく

あぐらをかく体勢は、股関節を開くことにつながります。股関節が開くと産道が広がりますから、痛みが和らぐと同時に、お産がスムーズに進むことが期待できます。この体勢で先ほどご紹介したソフロロジー呼吸法をしてみてもよいのではないでしょうか。

反対向きの姿勢でイスに座る

足を開いてイスをまたぐようにして、背もたれに向けて座ってみましょう。この体勢も股関節が開きますから、腰の痛みが楽になり、お産の進行もスムーズになることが期待できます。

3.リラックスを心がける

痛みばかりに気持ちがいってしまうと、体が緊張してこわばりがちになります。体が緊張すると血行も悪くなりますし、陣痛の痛みが強くなるともいわれています。緊張をゆるめ、リラックスできる自分なりの方法を見つけておきましょう。例えば次のようなことはいかがでしょうか?

ベッドの上で寝転がる妊娠中の女性

●テレビや好きなDVDを見る
●好きな音楽を聴く
●お気に入りの飲み物を飲む
●アロマなどの香りをかぐ
●誰かとおしゃべりをする
●軽いストレッチやウォーキングをする

4.下半身を温める

腰やお腹など、痛みを感じる部分を中心に、カイロや湯たんぽなどを当てて温めます。温めると血行がよくなり筋肉の緊張もゆるみます。痛みも和らいでくることでしょう。もしもパパがそばにいるようでしたら、腰など自分の手の届きにくいところをさすってもらってもよいですね。

足先を冷やさないように靴下をはくこともおすすめです。もしくは、洗面器にお湯を入れて足をひたす「足湯」をどうぞ。気持ちがすっきりすると同時に、血行をよくしてリラックスさせてくれる効果が期待できます。

5.テニスボールなどでマッサージをする

テニスボールやゴルフボール、もしくは自分やパパのこぶしなどを使い、痛む場所をぐいっと押してマッサージをするのも効果的です。緊張した筋肉がほぐれて楽になります。テニスボールを2つソックスに入れて口をぎゅっと結んだものを作っておくと、床に置いて腰を当てるだけで広い範囲のマッサージができて便利ですよ。

腰のほか、肛門のあたりや太もものつけ根なども、マッサージをすると効果的といわれています。自分で押してみて「気持ちがいい」「楽になる」というところを見つけてみましょう。

6.声を出す

あまりの痛みに、ついつい大きな声が出てしまうこともあるでしょう。ですが、大きな声を出すことは息を吐くことにもつながるので、決して悪いことではないそうです。声を出すことで痛みから気をそらすこともできますから、あまりにも痛いときには、声を出すことをおすすめします。

大自然でストレスレスで生活する妊婦

7.顔を冷やす

下半身は温めたほうがよいのですが、陣痛の痛みに耐えていると、顔がほてってしまうことも多いようです。そのようなときは、冷たいタオルを顔に当ててみましょう。保冷材をタオルなどにくるんで使ってもよいですね。うちわであおぐ風も気持ちがいいものです。ちょっとした気分転換で、痛みから気持ちをそらしていきましょう。

8.何かを握りしめる

タオルやぬいぐるみ、パパの手など、握りやすいものをギューッと握りしめます。握りしめる力で痛みを放出するというイメージを重ねてみましょう。パパの手なら、温もりと愛情も感じられるのではないでしょうか。それが、きっと赤ちゃんにも伝わりますよ。

陣痛をともに乗り切るお役立ちグッズ

抱き枕、テニスボールやゴルフボール、タオル、保冷材、うちわなど、痛みを逃す方法で紹介したグッズのほか、あると便利なグッズを紹介します。決して高価なものではありませんし、出産以外でも使えるものばかりです。あらかじめ用意して、身近なところに置いておいてはいかがでしょうか。

初出産のため陣痛に慣れない女性

●ストロー
ストローは、横になったまま飲み物を飲めるので便利です。ぜひ備えておきたいもののひとつです。


●大きめのクッション
枕がわりにしたり、もたれかかったり、痛みが強いときには抱きしめたりバンバン叩いたり、ひとつあると重宝です。


●リップクリーム
唇が乾燥しがちなママにおすすめです。カサカサな唇だと呼吸もしにくくなりますが、リップクリームを塗ると楽になるようです。

陣痛の痛みを上手に逃して、ステキな出産をしましょう。

出産までにかかる時間、陣痛の痛み方は、本当に人それぞれです。「思ったほど痛くはなかった」というママもいれば、「難産で大変だった!」というママもいます。でも、そのひとつひとつが、産んだママと生まれてきた赤ちゃん思い出になります。

陣痛が始まるとどうしても痛みが気になってしまうのは、しかたのないことです。痛みが来たらここで紹介した方法で痛みを逃し、痛みが引いたときには食事を摂ったり体を休めたりして、出産に備えましょう。水分補給も忘れずないでくださいね。

陣痛が来れば、赤ちゃんに対面できるのも目前となります。できるだけ痛みを感じずに、いい出産ができるように応援しています!