紬という名前を付けよう!

紬(つむぎ)という名前を子供に付けたい!紬の意味や字画

紬を赤ちゃんの名前に付けたい方に参考にしていただきたい紬の名付けについてご紹介します。紬の字が持つ意味、成り立ち、紬の字にまつわる話や字画、男女名、紡と績がつく男女名、着物としての紬など覚えたい情報がいっぱいです。紬を知って、ステキな名前をつけましょう。

紬(つむぎ)という名前を子供に付けたい!紬の意味や字画

紬を子供の名前にしたい!漢字の意味や「つむぎ」に関連したおすすめ名前

着物とは、もともと着る物という意味で使われていた言葉でした。しかし、幕末に西洋から洋服が入ってきたとき、西洋から入ってきた服を西洋服、洋服と呼び、日本に元々あった服を西洋のものと区別して和の服、和服と呼ぶようになり、和服と同じ意味で着物という言葉が使われるようになりました。

着物は日本の民族服であり、日本人の心です。紬(つむぎ)というと、大島紬や結城紬のように高価、高級なイメージがありますが、実は江戸小紋、小紋と並んで普段着に位置づけられるカジュアルな着物です。

高級そうなイメージ、気品あるイメージを持ちながらも、実は親しみやすい庶民の服という一面を持っている紬。歴史がある絹織物でありながらも、長い歴史の中でその価値を変えながら長く受け継がれてきた柔軟な一面を持っています。紬が持つ様々なイメージにいろんな願いや気持ちを託して名付けをしたいですね。

「紬」の意味

名前に使う紬という漢字に込められた意味

紬の「糸(いとへん)」はより糸の象徴。「由」は引き抜くという意味を持つことから、麻や綿、蚕の繭から糸を引き出すという意味になりました。また、つむぎや紬織り、広い意味では絹織物という意味もあります。

意味はつむぐ・引き出す

「夢をつむぐ」「言葉をつむぐ」こんな言い回しを聞いたことがあるでしょう。これは、紬の「より糸の中から糸を引き出す」という意味が転じて、いろんな夢(言葉)の中から、ふさわしい夢(言葉)を引き出して1本の糸にするという意味を持ったからです。着物としての紬、織物としての紬、そして日本語の言い回しとしてのつむぎ。紬は「和」や「和の心」そのものです。

「紬」は紬糸を使った織物の意味

織り機

着物には後染め(染め)と呼ばれ、生地が出来上がってから色柄を付けていくものと、先染め(織り)と呼ばれる糸を染めてから織るものがあり、後染め(染め)の着物の方が格が上と言われています。紬は絹織物ですが、先染め(織り)に分類されます。この格の差は、先染め(織り)の方が色数が少なく地味であるということからきています。

紬はもともと庶民の着物だった!

もともと紬は庶民の着物でした。紬の手触りはごわごわでザラザラ。色も地味です。でも、親から子に受け継いで着続けることができるほど丈夫なうえ、着ているうちに体になじんでくるので、とても着やすい着物でもあります。

色合いも地味で粗野な着物であるにも関わらず、実は高級な絹でできているというアンバランスさがツウにウケ、注目されるようになりました。もとは庶民の着物とはいえ作業工程は細かく、その大半が手作業であることから価格も高くなっています(最近は機械を取り入れているところもあります)。

紬は紬糸を使って作られているのですが、献上品として作られる紬は、生糸としても通用するほどの上質な繭をあえて使うことがあります。

紬糸って?

紬糸とは、くず繭や真綿を手でよって紡いだ絹糸のことです。対して生糸とは、蚕の繭からとったまま手を加えていない糸のこと。手作業で作られた分、紬糸の方が高級な感じがするのですが、生糸になれない短い繊維を使用することから、絹糸を作る際の副産物としての意味合いが強かったのです。

「紡」「績」との違い

「紡」と「績」どちらも「紬」と同じく「つむぐ」と読むことができるのですが、2つあわせると「紡績(ぼうせき)」となり、これまた「つむぐ」という意味になります。

紡の意味

「紡」には、繭や綿の繊維を引き出し、それを寄り合わせて糸を作ること、また何かを寄り合わせることという意味があります。

績の意味

「績」には、縦糸を張った間に横糸をだんだん積み重ねていくこと、布を織ることの他に引き伸ばすことという意味があります。

紬の読み

子供の名前を考えている母親

一時期、外国人にも発音しやすい名前をつけることが育児雑誌などを中心にもてはやされたこともあり、キラキラネームが大流行したのですが、今はどちらかというとキラキラネームを避けようとする流れが主流になっています。

キラキラネームを避けようとする流れから、和風の漢字がふたたび脚光を浴びるようになってきました。この頃から人気が急上昇し始めた漢字の一つが「紬」です。

音読みと訓読み

音読みは「チュウ」訓読みは「つむぎ」「つむぐ」と読みます。

字画

字画は11画です。

「柚」に似ているから間違いやすい!「紬」は「ゆ」とは読みません

紬と柚。似ているので読みがよく混同されていますが、いとへんがつむぎ、きへんはゆず。2つの漢字は全く別の漢字です。柚はみかん科の常緑低木で、柑橘類の一種としておなじみです。確かに織り機の道具で縦糸を巻くものの名前にも「柚」がありますが、同じ漢字ではありませんので間違えないようにしましょう。

ただし、人名は、漢字の読みに規制がないため間違えていても出生届けは受理されます。実際、柚と間違えたんだろうなと思うような読みの子供もいます。でも、自分の名前の由来が「漢字を間違えた」なんてことだったら悲しいです。

他人から読みを指摘されることもあるかも知れません。漢字はどれだけ似ていても、別の成り立ちや意味を持っています。絶対に間違えないようにしたいものです。

「紬」の読みの「つ」「つむ」「むぎ」の読みを利用する名前も増えている

紬という漢字には「つむぎ・つむぐ・チュウ」という読みしかありません。でも、どうしても「紬」という漢字をつけたかった方々の中で「つ・つむ・むぎ」と読ませる名乗り読みが登場しました。

紬は読み方が少ないので、もしかしたら将来的に「つ・つむ・むぎ」も名乗り読みとして認められる日がくるかもしれません。

「つむぎ」という読み方がつく名前

正確にはつむぎという読みは「紬」一文字になります。ここでは「紬」を「つむ」と読んだ場合のつむぎという名前の例をご紹介します。

紬伎

紬が11画、伎が6画、合計17画。伎という漢字は、細かい技や細工という意味を持つ漢字です。また精巧な技や手段を心得ている人という意味もあります。たくさんの努力を重ねて、糸をつむぐように夢や希望をつむぐことができる手段や技を手にすることができるようにとの願いが込められる名前です。

紬義

紬が11画、義が13画、合計24画。義という漢字は、かどめが正しいという意味があります。かどめとは理由、理屈、筋道という意味です。また良いことや、強欲さに負けず筋道を立てる心という意味も持っています。いつも正しい心を持ち、自分の夢に向かって着実に努力を重ねられる人になるようにとの願いを込めることができます。

紬芸

紬が11画、芸が7画、合計18画。芸という漢字は手を加えて栽培したり、自然の素材に手を加えて形良く仕上げることなどの意味があります。転じて技術や学問を指す漢字でもあります。良い将来を手に入れるため、いろんな努力をできる人になるように、技術や学問を自分の将来に生かすことができる人になれるようにという願いを込めた名前です。

紬葵

紬が11画、葵が12画、合計23画。葵という漢字は地にしっかり根を張って太い茎をまっすぐ伸ばし大きな花を咲かせる葵という植物を指しています。成功の糸口を自分で見つけたら、それに向かってしっかり努力し、成功を掴めるようにとの願いが込められそうです。

紬祇

紬が11画、祇が8画、合計19画。祇という漢字は地の神様を表す漢字です。また「ただ」「ひたすらに」という意味も持っています。目標に向かってストイックに努力できる人になるように、最後には成功を掴めるようにとの願いが込められた名前です。

「紬」一文字の読み方

ネットを見て驚いている女性

読みが少ないと言うことは、読み間違いが少ないということです。紬は日本人にとってはなじみの深い物でもありますので、覚えてもらいやすい名前の一つとも言えます。

ただし、ネットなどを見ると「紬」は読めない人も一定数います。また、アニメのキャラクターを連想するという人も一定数いました。

アニメのキャラクターを連想するのは、同じ名前であれば、ある程度は仕方がないことですし、俳優さんと同じ名前の方が、名前の話になるとその俳優さんを引き合いに出されるのと同じようなことではないでしょうか。変なキャラクターでもなく悪役ということでもないようですので、そこまで気にすることでもないでしょう。

紬という漢字が読めない方に関しては、難しい漢字ではありませんし、着物の種類としても有名ですので一度説明すれば覚えてもらえるでしょう。

紬(つむぎ)

主に女の子に使われる読み方ですが、男の子でも違和感なく受け入れてもらえるのは、本来の読みをそのまま生かした読み方だからでしょう。

紬(つむぐ)

主に男の子に使われる読み方です。女の子の名前なら、どちらかというと「つむぎ」の方が受け入れてもらえやすいのではないでしょうか。

「つむぐ」の読み方は「つむぎ」と比べると読みにくい、発声しづらいという声があります。「歩」を「あゆむ」、「望」を「のぞむ」、また、音訓読みや名乗りにはありませんが「広」を「ひろむ」と読む名前の方もいます。どうしても読みにくいということもありませんので、安心して「つむぐ」の読み方を選んでも良いでしょう。

男の子でもOK?

「紬」は、男の子の名前としても、女の子の名前としても違和感のない名前です。「つむぎくん」「つむぐくん」どちらも和風の名前で、読み方も正しい素敵な名前だと言えるでしょう。

「紡」「績」を使った名前

「紡」も「績」もあまり名前には使われない漢字という印象があります。でも、どちらも「つむぐ」という読みと素敵な意味を持っています。

女の子の名前

笑顔の女の子と母親

紡(つむぎ)

10画。「紡」という漢字には、繭や綿の繊維を引き出し、それを寄り合わせて糸を作ること、また何かを寄り合わせることという意味があります。人との縁や、努力の結晶を自分の力で手繰り寄せることができるようにとの願いが込められそうです。

紡美(つむみ)

紡が10画、美が9画、合計19画。「美」という漢字には見た目が細やかで格好が良いことや美しいこと、繊細な美しさという意味があります。また、良いという誉め言葉でもあります。人生に必要なものを自分の力で引き出し、より合わせ、幸せで美しい人生を送ることができるようにとの願いが込められます。

績子(いさこ)

績は17画、子3画、合計20画。「子」という漢字は頭が良く、孔子や老子、孟子などのように、人格が優れた人につけた敬称です。また、「子」という字は親しみや敬う意味もありますので、男性が成人した後も、そのまま名乗っている人が多くいました。

鎌倉時代頃になると、身分の高い女性の名前に「子」をつけるようになりました。昔ほど多用されることがなくなった「子」の字ですが、最近は少しずつ見直されている止め字でもあります。

自分がより良い人生を歩むために、必要なものを自分で選んでたぐり寄せることができる賢い子になって欲しいという願いが込められそうな、古風な印象を持つ名前です。

菜績(なつみ)

菜が11画、績が17画、合計28画。「菜」という漢字は草の名前としてもなじみがありますが、女の子の名付けによく使われる人気の漢字でもあります。努力を重ねて成功を掴んで欲しい。親しみやすくてみんなに愛される子になって欲しいという願いが込められます。

男の子の名前

母親に後ろから抱っこされている男の子

紡(つむぐ)

10画。「紡」という漢字には繭や綿の繊維を引き出し、それを寄り合わせて糸を作ること、また何かを寄り合わせることという意味があります。女の子の名付けと同じく、人との縁や、努力の結晶を自分の力で手繰り寄せることができるようにとの願いが込められそうです。

紡弘(つむぐ)

紡が10画、5画、合計15画。「弘」という漢字には枠一杯に広がって中が広いこと、スケールが広いことという意味があります。人としての器が大きい人には魅力を感じます。いろんなチャンスを逃さない繊細さと、大きな器を持った人あわせ持った、魅力あふれる人になって欲しいという願いが込められます。

績(いさお)

17画。「績」という漢字は、縦糸を張った間に横糸をだんだん積み重ねていくこと、布を織ることの他に引き伸ばすことという意味があります。積み重ねることの大切さを知る人、忍耐強く努力し、何かを成し遂げることができる人になって欲しいとの願いが込められた名前です。

績人(せきと)

績が17画、人が2画、合計19画。「人」という漢字はそのまま人間という意味です。画数が少ないので、画数の多い漢字と組み合わせたときのバランスが良い漢字でもあります。昔のドラマのセリフで「人という字はお互いが支えあって立っている」というものがありました。

実は漢字の成り立ちを見てみると、人という字は人が腕をだらりと伸ばして一人で立っている姿からできた漢字です。努力を重ね、しっかり自立できる大人になるようにとの願いが込められた名前です。

「紬」の名前を最高のプレゼントにしよう!

「紬」という字を使った名前はあまり一般的ではないかも知れません。それでも、「紬」にはたくさんの意味があり、たくさんの願いを込めて名付けができます。

いろんな願いや思いを込めて最高の名前をプレゼントしたい気持ちはみんな同じです。独りよがりの名付けにならないようにしたいですね。

おすすめコンテンツ