「すず」と読ませる名前の漢字

「すず」という名前の印象~漢字とひらがなどっちが良い?

すずという名前を子供につけたい方向けに、女の子と男の子、それぞれにおすすめの漢字やその漢字が持つ意味、画数を解説。女の子ならひらがなのままというのも、可愛くて人気がありますが、姓名判断には注意が必要です。漢字一文字の名前は将来的な姓の変更も頭に入れておきましょう。

「すず」という名前の印象~漢字とひらがなどっちが良い?

赤ちゃんの名前、「すず」という名前にしたい!

「すず」というと何を連想しますか?

「鈴」は、中の空洞に小さな玉や石が入っていて、振るとかわいらしい音が鳴る物のことです。それから、アンデルセン童話のすずの兵隊も有名ですね。

金属の「錫」はさびにくく柔らかい特徴がありますし、地名や人名としても身近な印象を与える「すず」は名付けでも常に人気のある名前です。

音の響きも柔らかく、人に優しい印象を与えることができる「すず」という名前をどんな漢字にするかで、印象も大きく変わってきます。「すず」にはどんな漢字があるのでしょうか。人名としてのすずに似合う漢字は?

あなたの赤ちゃんに一番似合う「すず」を一緒に探しましょう。

女の子を「すず」と名付けたい!ひらがなが良い?漢字のおすすめは?

女の子で漢字1文字の場合、苗字が変わる可能性を考慮

「すず」と読めて、女の子に似合う一文字、二文字の漢字をそれぞれ紹介します。また、柔らかい印象を出せるので、女の子の名前はひらがなも人気ですが、その場合、画数や姓名判断はどうなるのかも解説します。

漢字一文字が定番ですが、女の子は将来的に苗字が変わる可能性も頭に入れておきましょう。

ひらがなで「すず」と名付けるのは良い?悪い?

ひらがなの名前は、姓名判断の流派によっては「悪い」とされるケースもありますが、ひらがなも漢字と同じように画数を数えて診断する流派もあるので一概には言えません。

ひらがなの名前は読み間違われることがなく、柔らかい印象を与えられるというメリットもあり、特に女の子の名付けでは人気があります。また、芸名ではありますが、最近は「広瀬すず」さんという女優さんも活躍されていますので、人から由来について関連性を尋ねられるかもしれません。

ひらがなの「すず」の画数

「す」の画数は姓名判断の世界では3画です。また「゛(濁音)」は2画として数えます。「すず」の場合は合計8画ですね。

「すず」と読む、女の子に似合う一文字の漢字や画数

風鈴を手に持っている浴衣を着た若い女性

漢字一文字で「すず」と読ませる名前を紹介。一文字の名前はとってもカッコいいですが、苗字との字面のバランスも考慮しましょう。

鈴…13画

やはり1番オーソドックスなのは、「鈴」です。よくご存じのように「鈴」は、小型の鐘や球体の中に、小さな玉などが入っていて、音がする物体です。

鈴の「金」は金属と、土地の神様を祭るために柱の形に固めた土をすっぽりと覆い隠す様子を意味し、土の中に含まれる金属を表しています。

「令」は頭上に輝く冠と、ひざまづく人の象徴であることから、人が神様の意見を聞くという意味を持っているのですが、鈴の場合は「冷」と同じ読みを持っていることから、すずしいという意味で使われています。

ここから涼しい音がする鈴という漢字ができました。鈴の持つかわいらしいイメージや、涼やかな音が持つ爽やかなイメージ、またお守りともされる鈴の神聖なイメージを込められる漢字です。

和…8画

「和」という漢字は丸くまとまった状態や一緒に溶け合った様子、成分が違うものを上手く調合することや調合された状態、やわらぐことやなごむこと、やわらぎなどを表す漢字です。また、日本を表す漢字でもあります。

「禾」は穂先が茎の先端につくほど垂れ下がっている様子を表し、「口」はそのまま人の口を表しています。「禾」は本来、稲を表す漢字ですが、ここでは「會(会の旧字体)」と同じ意味で使われています。そこから「和」は人の声と声が調和する=和むという意味を持つ漢字になりました。

調和や平和など、安定したイメージを持つ「和」という名前は、穏やかな性格や雰囲気を持つ女の子に育つようにという願いや、子供が平和に暮らせるようにという願いを込められます。

紗…10画

「紗」という漢字は細い絹糸で織った軽くて薄い絹織物や薄絹、布目の粗い薄い織物や、麻や綿をほぐして荒くすいた糸を表す漢字です。「沙」という漢字と似ているので混同されやすいのですが、「沙」は「すず」とは読みませんので注意が必要です。

「糸」はより糸の象徴であり、「少」は小さな点の象徴です。この2つの意味から、薄くて目の荒い絹織物という意味を持つ「紗」という漢字ができました。この漢字は女の子の名前にとても人気のある漢字ですが「すず」と読ませる使い方は珍しいのではないでしょうか。

「すず」と読む、女の子に似合う二文字の漢字や画数

女の子で二文字の漢字のすずちゃんを紹介します。

ただし「々」については、人名漢字としては認められているものの、もともと読みの音がないので躍り字と呼ばれる記号扱いとなっています。

漢字の画数を重んじる姓名判断でも流派によって扱いが異なり、「々」をそのまま3画と数える流派もあれば、前の漢字の繰り返しを表す記号との考え方から、前の字の画数として数える流派もあります。

例を挙げて説明すると、以下の通りです。

「寿々」という名前の場合
「寿 7画」+「々 3画」で合計10画とする流派
「寿 7画」+「寿 7画」で合計14画とする流派

同じ「々」という漢字を使っていても、姓名判断の結果は異なります。

寿々

寿が7画。「寿々」は合計10画。「寿寿」は合計14画。

「寿」という漢字は命が長いこと、長命、長生きすることを表しています。また年長者に対する長寿のお祝いやそのお祝いで送る祝いの品、めでたいことやお祝いの言葉を述べるという意味もあります。

おめでたい漢字を重ねることで非常に縁起の良い名前ができました。子供に長生きして欲しいと思うのは親としては当然の気持ちです。誰だって子供には長く幸せな人生を歩んで欲しいと願うものです。子供の人生が祝福に満ちたものであるようにとの願いが込められる漢字でもあります。

珠洲

真珠が入っている貝のイラスト

珠が10画、洲が9画、合計19画。

「珠」という漢字は丸い真珠を表す漢字で、美しいものを例えて言うときに使う漢字です。また、朱色の玉という意味や、貝の中にじっととどまっている玉という意味もあります。
美の女神ヴィーナスが生まれ、地面に足をついたとき、ヴィーナスの肌にしたたる水滴の一滴一滴が真珠となったという伝説が残るほど、美と真珠の関係は深いものです。

「珠洲」は石川県能登半島にある市の名前でもあります。この地名は高倉宮主神のニニギノミコトが降臨したときに鈴を以って地を鎮めたという伝説からきています。鈴は万葉仮名で須須、または須受。珠洲は鈴の佳名(縁起が良い名前)です。万葉集でおなじみの大伴家持が妻に対して真珠の歌を詠んだのですが、その中でこの珠洲市のことを真珠のような洲と歌っています。

後世に語り継がれるような美しい人になってほしい、真珠のように慎み深く清らかな女性になって欲しいという願いを込めた漢字です。

春津

春が9画、津が9画、合計18画。

「春」という漢字は四季の一つを表す漢字です。冬眠から覚めた生き物が動き出す季節のことであり、地中が陽気であたためられ、木々に芽が出るさまを表わす漢字でもあります。また若さそのものや元気な時期という意味もあり、生命力や命の存在をイメージさせます。

「津」という漢字はしずくや水分でうるおうことを表す漢字です。また生活を潤すお金という意味もあります。

健康で元気に生きて欲しい、金銭的な苦労とは無縁の人生を送って欲しいという願いが込められた名前です。

沙鶴

沙が7画、鶴が21画、合計28画です。

「沙」という漢字は砂や、非常に細かい石、または砂浜や水のない砂原を表す漢字です。また沙汰という漢字にも使われるように水で洗って良いものを見つけるという意味も持っています。この漢字は日常生活で使われることはあまりないのですが、女の子の名付けに使われる漢字としてはとても人気のある漢字ですね。

「鶴」という漢字は鳥の種類を表す漢字です。鶴は千年生きると言われていて、万年生きるとされる亀と並んで長寿の象徴としても有名で、とても縁起の良い鳥です。

健康で長生きして欲しいという願いはもちろん、偽物に惑わされることがない、本物を見分ける力を持った人になって欲しいという意味が込められた名前です。

雛々

雛が18画。「雛々」は合計21画。「雛雛」は合計36画。

「雛」という漢字はひよこを始めとする鳥の子を表す漢字です。また小さいことや愛らしさを表す漢字でもあります。

赤ちゃんは親にとって小さくて守るべき物、そしてかけがえのない愛おしい存在です。そんな気持ちを、雛という漢字を2つ重ねることで表現しました。そして誰からも同じように愛されて欲しいという願いや、一生をかけて守ってくれる人に出会えるようにという願いも込めた漢字です。

おめでたいことや良いことは重ねることでその意味を増す効果があります。表現できないほどの愛が込められた漢字でもありますね。

「すず」一文字の漢字を名付けに使う際に考えたいこと

ウェディングドレスを着て新郎と腕を組んでいる花嫁

男女平等と言われてはいますが、現在も結婚となると、女性が男性の姓を名乗るのが一般的です。そのため女の子の名前が漢字一文字の場合、一文字の苗字(林、森、原、辻など)の男性と結婚し、その姓にかわると、字面は二文字。日本人の名前としてはバランスが悪いと悩む人もいます。

ただし、一文字姓、一文字名は書くときに姓と名の間のスペースを大きめにとることでバランスよく書けますし、カッコいい、名前がわかりやすいなど、好印象なケースもあります。

赤ちゃんの名付けは苗字とのバランスをもちろん考える必要がありますが、結婚や離婚などに伴う改姓まで考えるとキリがなくなります。「姓は変わる場合もある」ということだけ、念のため頭に入れておきましょう。

男の子の名前を「すず」とするのは変?良い漢字はある?

男の子にも「すずくん」は実在します。ただし名前への印象は個人の感覚によって大きく左右されますが、やはり「すず」と聞くと女の子をイメージする人が多いでしょう。

理由があってどうしても「すずくん」にしたい場合は、男の子らしい漢字を用いるという方法があります。

「すず」と読む、男の子らしい一文字の漢字や画数

漢字とは不思議かつ便利なもので、漢字ひとつで日本人の頭に様々なイメージを喚起させてくれます。男の子を「すずくん」と名付けたい場合は強さや凛と引き締まったイメージのある漢字を使うと、「すず」という名前がぐっとカッコよく見てきます。

宰…10画

「宰」という漢字は肉などを切って料理することを表す漢字です。転じて、意のままに仕事をする、切り盛りするという意味も持つようになりました。また、仕事を処理する役や領地の治者という意味もあります。

「宀」は屋根や家屋を表し「辛」は調理用の刃物を表し、ここから祭りや宴会のために料理をするという意味を持つ漢字ができました。

リーダーシップがとれる人、人を率いることができるような強い人になった欲しいという願いを込められます。「宰」はとても男の子らしい印象、強い印象を与えられる漢字ですので、男の子の名付けにはピッタリですね。

表…8画

「表」という漢字は衣服の外側や上着を表す漢字です。転じて、物事の上辺や表面を表す漢字になりました。また、人々のお手本や示す印という意味もあります。衣服の襟元と毛を表す記号から「表」という漢字になりました。

表舞台で活躍できる人になるように、日の当たる場所で明るい人生を歩いていって欲しいという願いを名前に込められます。

涼…11画

縁側にかかってる涼し気な風鈴

「涼」という漢字は爽やかでひんやりしている、すずしい、ひややかなことの他に涼しさを求めるという意味を持つ漢字です。また、汚れがなく美しいことやはっきりしていることを表す漢字でもあります。

「氵」が流れる水を表し、「京」が高い丘などの上に立つ家を表しています。「涼」が「良」と同じ読みを持つため同じ意味を持つようになり、良い水。転じてすずしいという意味を持つ「涼」という漢字ができました。

裏表のないはっきりとした人になって欲しい、正直に生きる人になって欲しいという願いが込められる名前です。

「すず」と読む、男の子らしい二文字の漢字や画数

男の子の名付けに「すず」とつける場合は、できるだけ固い漢字を組み合わせた方が女の子と間違われません。音の響きが柔らかい分、漢字で男の子らしさを表現しましょう。

司杜

司が5画、杜が7画、合計12画。

「司」という漢字は役目の担当者、1つの仕事に通じている人を表す漢字です。また役所や役目の名前という意味もあります。

「杜」という漢字は山林などに自生しているばら科の落葉高木の名前、もしくはその実を表す漢字です。また、出入り口を閉めて中にこもるという意味もあります。「神社の杜」という言葉があるのはみなさんご存知だと思いますが、これは神社の周りなど限られた範囲にある神聖な森を表す言葉です。

志を高く持ち、1つの仕事を極めることができる人になって欲しいという願いが込められた漢字です。

守治

守が6画、治が8画、合計14画。

「守」という漢字は手の中に入れて離さないことや、なくならないように保持すること、またはそのための備え、そして心構えを保つなどの意味を持った漢字です。

「治」という漢字は人工的に物事を上手く調整すること、政(まつりごと)を行い国をおさめること、手を加えてケガや病気をなおすこと、国の秩序が正しいこと、など乱れを治すことや管理することという意味を持っています。

何かを守る強さを持った人になって欲しい、物事に対する準備を欠かさない慎重さや計画性を持ち、必要なことをきちんとこなしていける人になって欲しい、周囲の人に恵まれ、調和のとれた中で平和に生きて欲しいという願いが込められた漢字です。

須徒

須が12画、徒が10画、合計22画。

「須」という漢字は柔らかいあごひげを表す漢字です。また用いることや求めるという意味がある他に、ぜひにと期待され必要とされるという意味も持っています。

「徒」という漢字は、一歩一歩と歩くことや歩兵、何も持たないという意味も持っています。

若いうちは何も持たない身軽さで軽やかに歩を進め、成長と共に少しずついろんな物を自分の力で手に入れていって欲しいですね。また、人から必要とされる人物になって欲しい、目的までの道のりを着実に自分の足で歩き、自分の力で色んなことを解決できる力を持った人になって欲しいという願いが込められます。

キラキラネームの是非と相談相手

生まれてくる赤ちゃんのために、赤ちゃんが幸せな人生を歩めるようにと、子供の幸せを祈って行なうのが名付けです。

本来、そんな純粋な親の気持ちが込められた名付けに対して、他人が干渉する必要はありません。ですが、その思いが一人歩きしすぎると子供にとって不利益になってしまう名前があるのも事実です。

名付けは子育ての最初のバロメーターです。
インターネットが発達した今、人から教わったり、わからない点を調べる手段は昔に比べて格段に増えています。候補の名前を決めたら、他の人は読めるか、意味はおかしくないかなど、第三者に率直な意見を求め、忠告を受けた際には、一度冷静になってみましょう。

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