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感動!胎児の成長過程

胎児の成長は感動的!妊娠月ごとの赤ちゃんの様子を知ろう

胎児の成長が気になる…生まれる前から我が子が気になって仕方がないマタニティママのために妊娠月数ごとの胎児の成長の様子、発達曲線や成長の個人差、体重の大体の重さイメージ付きでご説明。まだ見ぬ赤ちゃんの神秘的ともいえる10ヶ月の成長を確認し、残る妊娠期間一日一日を大切に過ごしましょう。

胎児の成長は感動的!妊娠月ごとの赤ちゃんの様子を知ろう

おなかの中ではこんな風に成長している!胎児の成長ダイアリー

健診時の超音波検査はいつもお腹にいる赤ちゃんの姿を見られるため、ママの楽しみでもあります。母親のお腹で子が育つというのは、一見当たり前のように感じますが、本来はとても神秘的なこと。一人の人の中に別の人の命があるなんて、本当にすごいこと!
今自分のお腹の中で、赤ちゃんがどのくらいの大きさになっているのかだけでなく、どんなふうに育っているのか…も知ることで、妊娠中の一日一日がもっと大切な日になるハズです。

今回は、赤ちゃんがママのお腹の中で育っていく様子について追いかけてみましょう!

胎児の成長過程ってどんな感じ?

ママのお腹にキスをする男の子

胎児の成長の仕方をご存知ですか?

子どもは、身長と体重が程よく同じように伸びていきますよね。でも赤ちゃんは、その胎内にいる10ヶ月を通して見てみると、まずは身長がぐっと伸びて、そのあとふっくらしてくるんです。
へーっと思ったプレママさん、そうです、こんな風に赤ちゃんのことをあれこれ知っていくのは、楽しいですよね。
赤ちゃんの大きさや重さ、どこがどのように発達していくのかなどについて、妊娠月数ごとに詳しく解説していきましょう!

胎児の大きさ測定はこの5箇所!

妊婦健診のときには、エコー検査があります。あの検査の時に、お医者さんや検査技師さんは、写真のいろんなところをクリックしながら見ています。あれは、赤ちゃんの体の部分の長さを測って、身長や推定体重、週数などを確認しているのです。

赤ちゃんのどこがどんなふうに成長しているのかは知りたいけれど、エコー検査のときに、担当医にいろいろ質問できない…仕方ないですね!
まずは、渡されるエコー写真に印刷されたアルファベットの意味やどの場所を測定しているのかを説明していきます?

赤ちゃんのエコー検査で測る部分

BPD…頭の横幅(児頭大横径)
APTD…おなかの前後の厚み
TTD…おなかの左右の幅
※APTDとTTDを合わせておなかの横断面の面積を測る
FL…大腿骨の長さ(大腿骨長)
CRL…頭の先からお尻までの長さ(頭殿長)※初期のみ

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妊娠12週までは…

初期には、まだ胎児の大きさが小さいので、頭からお尻までの長さである頭殿長を測って週数や大きさを確認します。しかし、12週以降になると胎児の大きさに個人差が出てきますので、そこから先は、FL(大腿骨長)を測って確認します。

妊娠12週以降は…

妊娠12週以降は、頭の横幅(児頭大横径)、おなかの横断面の面積(左右径と前後径)、大腿骨の長さ(大腿骨長)の3つを測り、その数値を総合して、赤ちゃんの身長や推定体重などを算出していきます。

妊娠1ヶ月…赤ちゃんはまだたまご

妊娠1ヶ月は、まだ妊娠していることすら気づかない時期です。つまり、前の生理が来てから次の生理を待っている時期ですので、生理が遅れている時期でもないのです。

妊娠日数は、前の生理が来た日を起点に0週0日として数えていきます。つまり、妊娠0週・1週は妊娠日数には入っていても事実上はまだ赤ちゃんは存在していません。妊娠1ヶ月の時期には、まだ胎児とも呼べず、赤ちゃんは「胎芽」と呼ばれます。

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妊娠2ヶ月…脳や重要な臓器から形成され始めます!

妊娠2ヶ月になって、やっとママ側は自分が妊娠していることに気づき始めます。
妊娠6週頃に、赤ちゃんの入っている胎嚢と呼ばれる袋と赤ちゃんの心拍が確認されると、妊娠確定です。病院で妊娠の確定をしてもらう頃には、現在妊娠2〜3ヶ月と言われることが多いでしょう。

赤ちゃんの大きさは、身長0.3~2.0cm、体重4g程度。小さいですね!豆粒ほどの小さな赤ちゃんですが、早くも重要な器官が作られ始める非常に重要な時期でもあります。脳や心臓、肝臓、目や鼻などの器官、神経系ともに盛んに発達していきます。そして、手足がなんとなく生え始めます。

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妊娠3ヶ月…腎臓はもう完成!骨の構築もスタートします!

赤ちゃんは身長3.0~8.0cm、体重4~25gくらいです。3ヶ月の始め頃からは、骨の形成が始まっていきます。また、腎臓が完成しますので、羊水を飲み込んで、おしっことして膀胱から排出するようになります。こんな手のひらサイズの頃からおしっこが出来るなんて、なんだかすごいですね。

手足は指が分かれ、柔らかい爪は生え始めます。かわいいまぶたもできていきますよ。
体全体の様子としては、徐々に2頭身から3頭身へと変わっていきます。どんどん人間らしい体になっていきます。手足がしっかりと生えて、自由に動かせるので、ママはまだ感じることができませんが、意外と自由にプカプカと遊んでいるんですよ。

ママの方はつわりのピークを迎える辛い時期でもありますね。赤ちゃんの健康を願って、もう一踏ん張りです。

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妊娠4ヶ月…胎盤完成!まつ毛も生え始めますよ!

赤ちゃんは身長9~16cm、体重25~140g。重さにしておいなりさん1、2個程度。
胎盤が完成に向かい赤ちゃんはへその緒を通して、ママから酸素や栄養をもらうようになります。
骨が硬くなり、エコーでも背骨をしっかり確認できますね。皮膚が厚くなっていくとともに、こんなに小さくても筋力が強くなっていきます。眉毛やまつげなどの体毛が生え始めるのもこの頃。もうまつ毛が生えているだなんて…胎児とは言えもはや一人前のヒトなんですね!

まだエコーで確認することはできませんが、男の子女の子ともにそれぞれ外性器が形作られていきます。胎盤ができるとともに、ママのつわりも収束に向かいます。

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妊娠5ヶ月…産毛や手足の指紋も出来てきます!

赤ちゃんは身長17~23cm、体重140~350g。重さにしてごはん茶碗1、2膳くらいですかね。
赤ちゃんの体ではいろんな細かい部分が作られて行っています。例えば、毛。頭に髪の毛が見られるようになり、全身にも産毛が生えていきます。意外にもまつ毛より髪の毛の方があとなんですね。手や足の指紋ができ始めるのもこの頃。
細部まで、どんどん人間らしくなっていく赤ちゃん。お腹の中でママ知れず指しゃぶりを覚えた赤ちゃんが、エコー検査でその姿を見せてくれるかもしれませんよ☆

安定期に差し掛かったこの時期くらいからは、ママがホッと一息つける時期となります。

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妊娠6ヶ月…お腹の中でママの身体の音や声を聴いていますよ!

身長24~30cm、体重350~700g。重さにしてかつ丼1~2杯程度。段々重たくなってきました。身長も早くも、出生時の約半分くらいにまで成長します。

胎動ははっきりと感じられるようになる時期で、ママも赤ちゃんがお腹にいることをしっかり実感できるようになりますね。聴覚が発達し、子宮の外の音が聞こえるようになります。赤ちゃんは、ママの声や心音、消化の音などを聞いて過ごしています。プールで潜っている時のような聴こえ方をしているそうですよ!
まばたきやしゃっくりもできるようになり、体も活発に動くようになっていきます。
エコーのタイミングによっては、外性器がみえて、性別がわかることもあります。楽しみがどんどん増えていきますね。

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妊娠7ヶ月…鼻の穴開通&おっぱいを飲む準備を開始!

赤ちゃんの大きさは身長31~37cm、体重700~1,200g。重さは牛乳パック1本分くらい、もう結構な重さ!と思う反面、あと出生時の体重までまだあと2kgあります。これを考えると妊娠って大変です。

赤ちゃんの動きはますます活発になり、胎動が痛いほどになるでしょう。体の動きを自分の意思で動かせるようになるので、赤ちゃんは体勢を変えたり、キックやパンチをしたりして楽しんでいます。
五感がめざましく発達していき、聴覚はほぼ完成。産まれてすぐにおっぱいを吸えるように、唇の神経を発達させて準備していますよ。なんと鼻の穴が開通するそうで、どんどん外の世界に出る準備をしはじめます。

妊娠8ヶ月…お腹の赤ちゃんは徐々に生まれる準備を整えています!

妊娠8ヶ月のエコー写真

身長38~42cm、体重1,200~1,900g、もう例えるモノがなくなってきました。重さはたまねぎ中玉5~6個くらいです。

赤ちゃんの見た目にも、ほぼ出生時と変わらないほどになっていきます。内臓の形や機能面では、ほぼ完成、もし早く産まれてきてしまっても、医療的補助を借りれば、なんとか外の世界で生活することができます。
体の成長とともに、子宮は徐々に狭くなります。ぐるぐると自由に動いていた赤ちゃんは、そろそろ頭を下にして体勢を整えつつ、羊水を飲んだり吐いたりして呼吸の練習を始めます。しゃっくりをよくするのも、呼吸の練習をしているのですよ。顔も、ふっくらしてきて赤ちゃんらしさが増します。

妊娠9ヶ月…赤ちゃんの位置はだいぶ下がっていきます!

身長43~46cm、体重1,900~2,600g。
赤ちゃんの体重がどんどん伸びていますね。赤ちゃんは全身ぷにぷにお肉がついていきますが、これは産まれたあと体温を保つためにも重要な働きを持ちます。

34週頃には、赤ちゃん側の出産準備の最終段階である、肺機能が完成します。肺機能の完成は、たとえ少し早めに産まれても、さほどトラブルなく外の世界に馴染むことができる目安となります。
髪の毛が伸びたり、顔の筋肉が細く動くようになったり、自律神経の働きが整いつつあったりと、大人顔負けの人間の姿になっていきます。赤ちゃんの頭も骨盤にセットされ、前駆陣痛もあるかも?赤ちゃんに会えるまでもう少しです。

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妊娠10ヶ月…いつ生まれてもOK!

身長47~51cm、体重2,600~3,200g。
37週を過ぎると、いつ産まれてきても構わない「正期産」の時期に入ります。赤ちゃんの体では、全身を覆っていた胎脂が減り、出産に向けて微調整の時期です。
あとは、赤ちゃんが陣痛ホルモンを出すタイミングを待つだけ。ママは大きな気持ちで待っていましょう。

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お腹の赤ちゃんにも個人差はある!胎児の発達曲線と成長

胎児の体重増加の目安

エコー検査をして、お医者さんに「推定体重も身長も、発育具合は正常範囲ですね」と一言言われるのならまだしも、「少し小さめですねぇ…」と言われたらママは一気に心配になってしまいますよね。
正常範囲とは、胎児の発達曲線というグラフで表される正常値の目安のこと。発達曲線についても詳しく知っておきましょう。

胎児の発達曲線の読み取り方

胎児の発達曲線とは、正期産に正常な体重で産まれた日本人の赤ちゃんの統計をとって作ったものです。胎児がお腹の中で発育している間の、だいたいの目安となります。母子手帳にグラフが記載されているのを確認したママさんもいるでしょう。

上記の条件に当てはまるたくさんの赤ちゃんの、胎内での推定体重を平均してグラフにしています。その週数ごとに「これぐらいの推定体重があれば出生時に正常体重で産まれてくる可能性が高くなる」ということを意味しています。

常にグラフの真ん中を推移する必要はなく、グラフの下から上の間であれば、どこにいても問題はありません。ちなみに約 95.4%の赤ちゃんがグラフの幅内におさまるのだとか。また、誤差などを考えても、このグラフ±2.0 SD(偏差値の値)という範囲であれば、問題ないとされています。

胎児だって成長には個人差があるんです

95%の赤ちゃんがだいたい同じような育ちかたをしていくとはいえ、もちろんそこには多少の個人差があります。初期の胎児こそ皆ほとんど同じ発達をたどりますが、中期以降は個人差が明確になっていきます。

これは、赤ちゃん自身の要因でもありますし、ママの体格やパパの遺伝子にも影響されるのだそう。何か問題があって、発育不全や巨大児を指摘された場合は改善や対策が必要ですが、問題のない場合は個人差と考えて構わないでしょう。

エコー検査の測定値も「推定」です

また、エコー検査で測定される数値もあくまで画面上で推定した結果であることも覚えておきましょう。
特に正期産に入ってからのエコー検査で、「少し小さめかも~」と言われても、過度に心配する必要はありません。推定体重には常に±10%前後の誤差があると言われていますので、例えば、推定体重3,000gの赤ちゃんであれば、前後300gの誤差があって、小さくて2,700g、大きくて3,300gくらいで出生するという具合になりますね。

発育不全?予防にはママの過ごし方が肝心

妊娠中に気を付けたい事をタブレットで調べる妊婦

中には、週数の目安となる発達状況に達せず、子宮内発育不全と診断させる場合があります。これには、赤ちゃん自身に問題があったり、ママ側の妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などが原因になっていたりと、理由は様々です。

胎児側に問題があることを除いては、ママ側が妊娠中の生活をしっかりと整えるのが、一番の予防法になります。妊娠中には、普段よりも多くの栄養を必要としますし、貧血にもなりやすくなっています。赤ちゃんと母体の両方にしっかりと栄養を届けるためにも、食事は栄養のあるものを摂るように心がけましょう。妊娠中の不摂生は避けましょうね。

ただし妊娠中の運動不足がいけないからといって、妊娠前と同じように動くのもおすすめはできません。ママの方が体力を使いすぎると、その分エネルギーも消費したり、おもわぬトラブルを招いたりしますので、安全第一でゆったりとした生活を心がけましょう。

10ヶ月の軌跡は、とても貴重で神秘的なもの

人間学の領域で哺乳類の私たちは、ママのお腹で過ごす10ヶ月の間に生物の進化を一通り経験して生まれてくると言われています。
確かに、初期の赤ちゃんは、魚のような形をしていますし、そこから手足が生えてくるようすは、まさに魚類から両生類への進化の過程のようにも思えます。感動ですね!

地球上全ての妊婦さんたちは今、一日一日そのような神秘を身をもって経験しているといえます。この時間は、人生の中でも非常に貴重な時間ですよね。ぜひ、この10ヶ月を楽しんで過ごしましょう。赤ちゃんはきっと、ママと会えることを待ちわびながら、今日も少しずつ成長していますよ。