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胎動が痛いときの対処法

胎動が痛い!「もうやめて」と言いたい痛みへ5つの対処法

胎動が痛い!はじめは待ち遠しかった胎動も、赤ちゃんが大きく、力が強くなるにつれ、ママには痛みを伴う辛いものになってしまいます。中には臨月まで胎動の痛みに悩み、陣痛と胎動を勘違いなんてことも…。胎動が痛いことに悩んでいるママたちの悩み、胎動の原因と痛みのピーク、対処法を紹介します。

胎動が痛い!「もうやめて」と言いたい痛みへ5つの対処法

胎動が痛い原因や痛みのピーク、対処法は?

最初は心待ちにしていた胎動。妊娠20週頃から「これが胎動?」と感じるほどの弱さで始まり、それから数週間経ってパパにも胎動が感じられるようになります。

「あぁ、赤ちゃん元気に育っているんだな」「今、動いてくれた」など胎動を感じる幸せに浸っていたのも束の間、赤ちゃんは大きく、力も強くなり、胎動は激しくなってきます。

お腹や膀胱に赤ちゃんが思いっきりパンチにキック!
ママによっては痛いほどの激しい胎動になり、思わず「もうやめて!」と赤ちゃんにお願いしてしまうことも…。今回は実は多くのママを悩ます胎動の痛みについて紹介をします。

ママたちの悩み「もうやめて!」とお願いしたくなる痛い胎動

胎動が痛くてお腹をさするママ

胎動には個人差があります。あまり胎動を感じないママは「赤ちゃんは無事かな?」と心配になりますが、胎動を激しく感じるママは「このまま破水をするのではないか」とそれはそれで心配になるようです。
「こんなに激しく動いているのは、赤ちゃんが苦しがっているから」と思ってしまうママもいます。想像していた以上の胎動でビックリしてしまうこともありますが、胎動は赤ちゃんが元気に育っているかを知るバラメータです。苦しい時は動きが鈍く、少なくなりママに知らせてくれます。胎動が激しいからと言って心配をする必要はありません。痛みを伴うほどの激しい胎動は元気な証拠です。

お腹の中にいるのは可愛いはずの赤ちゃんですが、毎日毎日激しい痛みに襲われると「もう、やめて!」と言いたくなることもあります。胎動の激しいママたちはどんな悩みがあるのでしょうか。ママたちに多い悩みと対策を紹介します。

1.お願い、寝かせて!胎動が痛くて眠れず、睡眠不足に

お腹の中の赤ちゃんは寝たり起きたりの40分サイクルを24時間行っています。そのため、ママが夜だから寝ようとしても赤ちゃんは関係なく活発に動きます
ママはゆっくりと体を横にすると胎動を感じやすくなり、赤ちゃんはママが忙しく動かなくなり、ゆっくりとしていることで元気になり活発化します。そのため胎動の激しさで眠れなかったり、寝ているところを起こされたりしてしまうこともあります。

臨月に入り、胎動が鈍くなるころまで睡眠不足が続くママもいます。しかし、臨月に入る頃には胎児が大きくなり、羊水の量も多くなりかなりの重さになり仰向けでは眠れなくなります。
なるべく日中でも休める時は休む、横向きに眠るなど工夫が必要となります。

2.それはおもちゃじゃありません!尿漏れ&頻尿

子宮が大きくなったことで尿道や膀胱に圧力がかかってしまい、尿道を上手に締めることができないため、ふとしたタイミングで尿漏れを起こしてしまいます。
くしゃみや立ち上がるときも油断できませんが、胎動でも尿漏れは起こります。これは、赤ちゃんが大きくなり圧力をかけてしまっている中、赤ちゃんが動くことで膀胱に赤ちゃんが触ってしまったり、尿が溜まって膀大きく膨らんだ膀胱を触ってオモチャにしたりして刺激となり痛みと共に尿漏れをしてしまうためです。
また、逆子の場合は力の強い足が下になるため、膀胱にキックをされより強い痛みを感じ、頻尿になるママも多くいます。

妊娠中の尿漏れに悩んでいるママは多くいますので、恥ずかしいことではありません。尿意を感じるタイミングではなく、こまめにトイレに行く、尿漏れパッドをする、骨盤底筋を鍛えるなど対策をしましょう。

3.内臓からのボディブロー!?胃が痛い

パパにも手伝ってもらい胎動をおさめるママ

胎動による胃の痛みは赤ちゃんがキックやパンチなどで刺激をすることで起こります。体の中から殴られるわけですからかなり痛く感じます。
そして、尿漏れと似た現象でも痛みをかんじます。子宮の中で赤ちゃんは大きくなり、胃や腸にも手が届くようになります。ママが食事をすると胃や腸が大きく膨らみ動くため、触ってオモチャにしているのです。

胃の痛みを少しでも解消するためには、1回の食事量を減らし、何回かに分けて食事をすると消化不良を防ぎ、胃を大きくし過ぎることもないため胃の痛みを減らすことができます。
ただし、症状によっては妊娠高血圧症候群の可能性もあります。胃が痛む以外に吐き気や頭痛、なかなか痛みが治まらないなどの症状も伴うようであれば病院に相談をしましょう。症状次第では赤ちゃんの命に関わることもあるので、自己判断をしないようにしましょう。

妊娠後期になると「胃が痛い」というママが多くいます。これは大きくなった子宮が胃や腸を圧迫してしまう事が理由に挙げられます。圧迫されたことにより消化不良や胃酸の逆流が発生し、胃痛を起こしてしまうのです。この症状が後期つわりです。

4.動きすぎじゃないの!?お腹が張る

激しい胎動を感じるとお腹の張りも感じるママも多くいます。お腹の張りは早産の心配をしてしまいますが、胎動によるお腹の張りはあまり心配はなく、30分程度で張りが治まるようであれば問題はありません。
しかし、出血を伴ったり、痛みを感じたり、30分以上お腹が張るような場合は、胎盤に異常が出ていたり、早産の兆候の可能性もあるので、すぐに病院に連絡をし、相談をしましょう。

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番外編:こんなに痛いのはもしかして逆子!?逆子の胎動の特徴

妊娠初期の頃の赤ちゃんはくるくると回転を繰り返しています。後期に入り子宮が狭くなってきた頃に赤ちゃんが回転をしたまま戻れなくなることがあります。胎動の位置が通常と違う事で逆子と気が付くこともありますので、普段から胎動の位置や痛みに気を付けて過ごすと良いでしょう。
逆子の場合の胎動の痛みは次のようにいわれています。

  • 下腹部を蹴られているように痛む
  • 膀胱に刺激や痛みがあり、頻尿になる
  • 立ち上がった時に恥骨に痛みを感じる
  • おへその下やわき腹でモゾモゾとした動きを感じる

胃の辺りなどお腹の上の方で感じる通常の胎動に対し、おへその下から膀胱辺りに胎動が集中していたら逆子の可能性があります。逆子は胎動の中で最も力の強い足が下にくるため、膀胱などに痛みが集中し、ママはかなりの痛みを感じることがあります。

胎動が痛いと感じる原因は?赤ちゃんの手足は実はゴツゴツ!?

激しい胎動に気が滅入る妊婦

胎動は「赤ちゃんが元気に動いている証拠」といっても、どうしてこんなに痛いのでしょうか?胎動の痛みの原因、赤ちゃんの胎動の特徴を解説します。

胎動が痛いのは妊娠7か月頃がピーク

胎動が激しくなるのは妊娠7ヶ月頃です。この頃の赤ちゃんは筋肉も発達してきて、動きが活発になって骨もしっかりとしてきます。
脂肪がついて丸くふっくらとしているイメージの赤ちゃんですが、お腹の中の赤ちゃんはまだ皮下脂肪が少ないため骨ばった力の強い手足がぶつかってくると強い痛みを感じてしまいます。

妊娠後期、生まれる直前まで胎動に悩まされることも…

妊娠後期に入る頃にはお腹の中の赤ちゃんは成長し、臨月に入ると赤ちゃんは子宮内で下に降りてきて、骨盤の間にすっぽりと治まるように入ります。頭が骨盤に固定され、子宮の中では大きくなった赤ちゃんが自由に動けるスペースは少なくなります。そのため、一般的には胎動の回数は減り、力強かった動きも弱くなります。

しかし、人によっては生まれる直前まで胎動が激しく、痛いこともあります。普段から胎動が激しかったり、前駆陣痛の痛みが弱かったりすると、胎動の痛みと前駆陣痛による子宮収縮の痛みを混合してしまうことも…。
胎動や前駆陣痛では体勢を変えれば痛みが和らぐこともありますが、陣痛はあまり和らぐことはなく、時間の経過と共に痛みが強くなるのが特徴です。

陣痛中にも胎動を感じて痛くて仕方ないというママもいます。「陣痛が治まったと思ったら赤ちゃんが活発に動いて休まらない」というママもいます。産まれるまで赤ちゃんが動き続けているなんて不思議な感じがしますし、たいへんですが、それだけ赤ちゃんは元気な証拠だと思って乗り越えましょう。

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胎動が痛い原因:胎動は赤ちゃんの筋トレ&遊びの一面も

胎動は赤ちゃんが元気な証拠だとしてもあまりに痛いと辛いものです。胎動が痛いほど激しい原因は何でしょうか。お腹の中の赤ちゃんの動きを紹介します。

筋トレで体を作っている

赤ちゃんはお腹の中では羊水で満たされた子宮に入っています。お腹の中ではプカプカと浮かんでいるため力を使う必要はありません。ですが、お腹の中の赤ちゃんは外に出た時のため筋肉をつけようと頑張っているのです。
丈夫な体で外に出ようと頑張った結果胎動が痛くなっていると思うと、「やめて」とも言いづらいですね。

ママの体の変化に反応している

赤ちゃんはママのお腹の中で安心して過ごしています。そのお腹に何か変化が起こると興味を惹かれて反応をしてしまいます。胃や膀胱が大きくなるとその場所を触ろうと体を動かしたり、蹴ったりします。また、へその緒の存在に気が付くと握って遊んでいる姿をエコーで見たというママもいます。

外からの刺激にも反応するので、お腹を押すとキックを返してくるという現象もおきます。その現象を利用して赤ちゃんとコミュニケーションをとるママもいます。

夜になると胎動が痛いは誤解!?

「夜の胎動が痛い」「夜の方がよく動く」というママは多くいます。これは、赤ちゃんが夜になると活発になるためではありません。
赤ちゃんは昼夜関係なく寝たり起きたりを40分程度のサイクルで繰り返しています。昼間も動いてはいますがママが活発に動くため栄養や酸素がママに優先的に使われ、夜になるとママの活動が緩やかになることで、赤ちゃんに血流が流れることで動きが活発になります。ママ自身が動いているために赤ちゃんの動きに気が付かないため、夜のリラックスした状態で気が付きやすくなると言われています。

胎動が痛いときの5つの対処法

パソコンを使いインターネットで胎動の対処法を探す妊婦

胎動は赤ちゃんが元気に育っている昇降だとしても、あまりに痛くなると辛いものですよね。痛くて眠れない、お腹が張って辛い時は痛みを上手く逃がすことで和らぐことがあります。

1.お腹を軽く揺すり、赤ちゃんの姿勢を変える

胎動が膀胱や胃を蹴ってしまい激しい痛みを感じる時は、お腹を軽く優しく揺すると痛みが和らぐこともあるので試してみても良いでしょう。
これは、お腹を揺することでお腹の中の赤ちゃんが姿勢を変えてくれるためです。骨ばった部分が当たって痛い時など、当たり方が変わるだけでも随分と楽になります。ただし、揺すり過ぎてお腹が張らない程度に気をつけましょう。

2.キックゲームで赤ちゃんが蹴る向きを誘導

赤ちゃんとのコミュニケーションとして使われるキックゲームですが、胎動の痛みを逃がすことにも役に立ちます。
キックゲームは、赤ちゃんが蹴ってきたら、蹴った場所と同じ場所をママがポンと叩きます。少し間をおいて赤ちゃんが蹴り返して来たら、また同じ場所をポンと叩くことを繰り返し、慣れてきたら赤ちゃんが蹴ってきた場所と違う場所をポンと叩くとその場所にキックをしてくるようになるという遊びです。
リラックスして行う赤ちゃんとの遊びですが、蹴り返そうと体勢を変えるため当たって痛い場所から痛みの少ない場所に誘導することができます。痛みの強くなりがちな後期になるほど、赤ちゃんは外の音や光に反応してくれるのでキックゲームへの反応も良くなります。
気長に行うため、即効性はありませんが楽しみながらストレスなく痛みに対処できそうですね。

3.ママが活発に動く・運動をする

座った状態や横になった状態では、赤ちゃんは下腹部や横腹の近くにいることが多く、痛みを伴いやすい場所を蹴られる可能性が高くなります。赤ちゃんがあまりにも動いて痛いようであれば、ママが立って軽く動くことで、蹴られる位置を変えたり、赤ちゃんの向きを変えたり、赤ちゃんへの血流を少し和らげたりすると良いでしょう。

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4.抱き枕を使って楽な姿勢を研究

抱き枕を足の間に挟んで横になると体への負担が軽くなります。
寝る際は、抱き枕を挟み、左側を下にして寝ると良いといいますが、足を延ばしたり、軽く丸まったりすると楽なママもいますので、ママ自身が色々と試して楽な姿勢を探すと良いでしょう

5.「眠らなきゃ!」という意識を変革

お腹が大きくなり胃が圧迫され気持ちが悪くなって休みたいと思っても、リラックスした体勢や体を横にすると赤ちゃんの動きが感じやすく、赤ちゃんも活発化して痛みが強くなります。眠っている時にあまりの痛さで起きてしまった、眠ろうとしても眠れないというママも多く睡眠不足に悩まされることも少なくありません。

そんな時は「寝なくちゃ!」と考えるのではなく、状況が許すのなら昼間などの胎動の落ち着いたタイミングなどで眠るようにすることも試してみましょう。寝なくてはいけないと思うことがより強いストレスとなることもありますので、眠れるときに眠るという生活に切り替えて良いでしょう。

胎動後も痛みが続くようなら要注意

胎動が痛くて産婦人科に相談にいく妊婦

胎動による痛みは赤ちゃんが蹴ったりパンチをしたりした衝撃による痛みです。そのため胎動が終わると痛みはすぐに消えます。胎動が終わっても痛み続ける場合は胎動とは違う痛みの可能性があります。
痛みがあまりにも続いたり、いつもと違ったりするなど少しでも気になることがある場合は早めに病院を受診しましょう。

胎動は今だけ!痛いのも懐かしい思い出になるかも?

最初は胎動を感じられるのが嬉しかったママでも、赤ちゃんが成長するにつれて胎動が大きく、激しくなると「痛い!」「お願い、じっとして!」「もう産まれちゃうんじゃないの!?」と思ってしまうこともあります。
胎動の痛み度合や頻度は、赤ちゃんによってもバラバラです。あまり過敏になり過ぎず、「痛いけど元気に育っている証拠」「産まれたらいっぱい遊ぼうね」と声をかけてあげましょう。きっとママのお腹の中が楽しくて、赤ちゃんは元気にいっぱい遊んでいるのでしょう。

胎動は産まれてしまっては感じられない今だけの貴重な体験です。生まれてしまえば「胎動が痛くてたいへんだった」と懐かしい思い出になるはずです。少しだけ我慢をしながら楽しんでください。