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胎動を感じない時の対処法

胎動を感じない?不安を感じた時の対処法、病院受診の目安

胎動を感じない日があると、妊婦さんはとても不安になりますね。でもまずは落ち着きましょう。本当に胎動がないのか、ママや赤ちゃんの体質や性格によって胎動を感じにくいだけなのか見極める必要があります。胎動がない原因、胎動を感じない時の対処法、病院を受診するべき目安を解説します。

胎動を感じない?不安を感じた時の対処法、病院受診の目安

胎動を感じない!?不安を感じた時の対処法

胎動はお腹の赤ちゃんの元気さを伝えてくれるものです。お腹の赤ちゃんが元気かどうか知るためにママにとって胎動はとても大事なものですよね。
特に妊娠後期は、お腹の赤ちゃんの胎動を感じるのが当たり前の日々を過ごす頃ですが、いままで元気な赤ちゃんの胎動を感じていたのに、しばらく感じない時間があると「赤ちゃんは元気かな?大丈夫かな?」と、不安や心配を抱いてしまうものですね。臨月期の妊婦さんはもうすぐ出産を控えて精神的にどうしても不安定になりがちですし、胎動を感じないとなると一気に不安度が増してしまいます。

胎動を感じない時、赤ちゃんはどのような状態なのでしょうか?すぐに病院を受診するべきなのでしょうか?胎動を感じない原因や対処法をお伝えします。

妊娠初期・中期・後期の胎動を感じない時の原因

聴診器を当てて胎動を確認するママ

今まで元気な赤ちゃんの胎動を感じていたのに急に感じなくなったという場合は注意が必要です。とくに、臨月に入り、生産期を迎えた妊娠後期の妊婦さんの身体は、出産に向けて赤ちゃんの頭がママの胎盤のなかにしっかりと固定されるようになるので今までのようにあまり大きく動けなくなります。しかし、胎動がまったくなくなるということは考えられません。

妊娠経過と胎動

妊娠初期、中期、後期の胎動の特徴と胎動を感じない場合に考えられることについて解説します。

妊娠初期の胎動

妊娠初期(妊娠16週)までは、胎動を感じることはほとんどありません。「そろそろ胎動があってもいいのに…」と心配している方もいるかもしれませんが、妊娠経過が順調なら焦らず待ちましょう。赤ちゃんは動かないのではなくてママのお腹の中でバタバタと自由に動いています。赤ちゃんの身長がほんの数㎝ですから、活発に動いていても胎動として振動が伝わりにくい時期なのです。
時々お腹のあたりがグルグルっと動くような感じがしますが、これはまだ胎動ではなくて腸内のガスの動きだったり、脈の動きを体感しているだけです。

妊娠中期の胎動

妊娠中期以降になると、個人差があるものの赤ちゃんの胎動を感じ始めるママが増えてきますね。初めはとても小さな胎動ですから、ほとんどのママが気付かないか腸の動きかどうか見分けが付かない程度でしょう。早い人で妊娠16週以降の安定期に入ったあたりから胎動を感じ始めますし、妊娠22週~23週頃にはほとんどの人が胎動に気付きます。

赤ちゃんの大きさや性格、ママ自身の脂肪のつきかた、子宮のサイズなどによって胎動を感じるタイミングはさまざまです。また、あまり動きが激しくない赤ちゃんだったり、羊水の量などによっても胎動の感じやすさに差があります。
日中、忙しくしているママは胎動を感じにくいこともありますので、「胎動がないかも」と思ったら慌てず安静にして、本当に胎動がないのか、自分が感じにくいだけなのか確かめましょう。

妊娠後期の胎動

赤ちゃんの胎動が少なくなり心配になるママ

妊娠後期に入ると、赤ちゃんの発達も著しく、また赤ちゃんが過ごす子宮内もだんだんと窮屈になってくるので全身でバタバタと自由に動くということが少なくなってきます。胎動もぎゅ―っと強く押されたり、蹴られたりするような動きになります。赤ちゃんが力強く、元気に育っていることが嬉しい半面、胎動が痛くて辛いママもいるでしょう。

出産間近になると、赤ちゃんは産道近くまで下がってくるために自由に動けなくなり、ママは胎動を感じ難くなります。赤ちゃんの身体がママの骨盤にすっぽりと収まってくるこの時期に、胎動が弱い、少ないと感じるのはよくあることです。しかし、胎動がまったくなくなるというのは考えにくいので、胎動がないのか、胎動を感じられないだけなのか見極めるのが重要です。

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本当に胎動がないのか、感じられないだけなのか確認する方法

いつもの環境を変え胎動を確認するママ

最近、胎動を感じられないと不安に思っているママは、胎動を本当に感じられないだけなのか、胎動がない状態なのかということをよく見極める必要がありますね。

安易に考えず、万が一という場合の早期発見のためにも、胎動の有無は注意してみていかなければなりません。

胎動を確認する方法 胎動10カウント法

胎動をしっかりと感じて確認する方法としておすすめの胎動カウント法をご紹介します。
胎動の異常の有無を分かりやすくカウントする方法として、数種類のカウント法がありますがここでご紹介する方法は一般的に試されている「胎動10カウント法」といわれる方法です。

ママが一番楽な姿勢をとり、お腹の中の赤ちゃんの胎動を数えていきます。最初に感じた胎動を1回目として、そこからはっきりと分かる胎動を10回カウント出来るまでの時間を見ていきます。この時間を数値にして、かかりつけ産婦人科医師の受診の際に見てもらいます。

以上の方法によってカウントする中で、赤ちゃんの異常を判断するためにはいくつかの基準があります。

  • 10回胎動を数え終わるまでに1時間以上かかる場合。
  • 時間をおいて2回~3回カウントして、2回~3回とも30分以上かかる場合。
  • 急に10カウントし終わるまでに、かかる時間が長くなる場合。

これらの症状がみられた場合は、速やかにかかりつけ医に相談し、必要であれば病院を受診しましょう。胎動が全くなくなるというのは、最悪なケースで赤ちゃんの命に危険が生じるというケースも稀にありますから注意しましょう。

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胎動がない時の受診の目安

10カウントで胎動を計るママ

胎動を感じない場合は、まずは胎動のカウントを行い、上記のような状態の時は病院に相談しましょう。その他にも病院受診の目安となることをまとめました。

病院を受診の目安は半日~1日

胎動を感じないというのは深刻なケースがありますから、半日~1日胎動を全く感じなかったらかかりつけの産婦人科の専門医師を受診するべきでしょう。万が一の場合は早期発見が一番ですし、なんともなくてもお医者さんに「大丈夫ですよ」と言って頂くだけで安心感が違います。
妊娠中はあまり不安や心配などで自分に負荷をかけないように、どうしたら安心出来るかを念頭においてゆったりと過ごすことを心がけてくださいね。

胎動がない原因として考えられる「胎児機能不全」

胎動が少ないため産婦人科で診察を受けるママ

全く胎動を感じられなければ、胎児機能不全の疑いがあります。この場合は要注意です。胎動がないことが赤ちゃんの異常のサインなのです。
胎児機能不全というのは、胎盤の機能の低下や異常が考えられるほか、お腹の赤ちゃんの身体にトラブルが起きている状態で赤ちゃんに送られるべき酸素量が減っているのです。要するに、低酸素状態に陥っていて、赤ちゃんが弱っているということですから注意が必要です。

この胎児機能不全の原因として挙げられるのは

  • 胎盤の機能低下によるもの。
  • へその緒が何らかのトラブルを引き起こしている場合。
  • 心臓病やと糖尿病などの合併症による母体のトラブル。

以上の3点が胎児機能不全の原因とされています。
また、前置胎盤や常位胎盤早期剥離などの胎盤機能の低下によっては、妊娠高血圧症などを引き起こしてしまう場合なども考えられます。
一刻も早く対処しなければいけませんから、胎動がないと気付いた時点で早めの受診が必要ですね。

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1日1回は胎動を確認する時間を持つ

赤ちゃんの胎動が気になって心配な時は、ゆったりとした時間をつくってお腹の赤ちゃんに集中してみると良いでしょう。胎動は夜間の方が感じやすいので、何もしないリラックスした時間を作り赤ちゃんと対話してみることをおすすめします。

赤ちゃんが寝ているときは、もちろん胎動を感じません。赤ちゃんはだいたい20分ごとに、睡眠と覚醒を繰り返すと言われています。赤ちゃんが眠っている間は、どんなに意識を集中しても胎動を感じられないので、胎動カウントはやり直しになります。

忙しいママにとって、胎動を感じる、感じないといったことに気付かないということもありますから、1日に1回はゆったりとした時間をもって胎動を感じる時間を設けたいですね。