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胎動で感じる赤ちゃんのしゃっく

胎動でしゃっくりは感じられる?胎児がしゃっくりするワケ

胎動でしゃっくりを感じるときはどんなときでしょうか?お腹の中の胎児がしゃっくりをすることを知らない妊婦さんもいると思いますが、胎児はお腹の中でしゃっくりをして、その感覚をママが感じることもできます。いつからどんな感覚でママが感じられるのか紹介します。

胎動でしゃっくりは感じられる?胎児がしゃっくりするワケ

胎児のしゃっくりによる胎動の感じ方&胎児のしゃっくりの原因って何?

妊娠が判明してから、無事に出産するまでの9ヶ月ちょっとの間、ママの体や胎児は刻々と劇的な変化を続けるので、「これって大丈夫?」と心配になることも多いですよね。
特におなかの中の赤ちゃんの様子は、エコー検査以外では見えないので、ちょっとした変化で不安になることも多いと思います。

そんな赤ちゃんの様子が、ママにも少しずつわかるようになるのが、胎動です。赤ちゃんは妊娠8週目くらいの早い時期にはもう、おなかの中で飛び上がったり回転したりして動き回っています。
しかし、ママがはっきりと胎動を感じられるようになるのは、通常、妊娠20週(5ヶ月)くらいからです。

胎動は、おなかをポコンッと蹴られたとか、ぐにゅーっと手足を伸ばしているような感じ、などと表現されることが多いですが、赤ちゃんのしゃっくりも胎動として感じることができるって知っていましたか?しゃっくりはどのような感覚でママに伝わるのか解説します。

胎動でわかる!胎児のしゃっくりを観察しよう

お腹のしゃっくりの胎動を感じるママ

妊娠5ヶ月頃になると、ママのおなかの中で、シュワシュワと、またはプクプクと炭酸が泡立つような感覚がすることがあります。特に初めて妊娠するママには気が付きにくい感覚ですが、それが胎動です。
胎児が成長するにつれ、胎動も、手足を伸ばすときのぐにゅーという感じや、子宮壁を蹴るポコッという動き、そのほかにも、ポコポコ、ぐるぐる、もこもこ・・・と、感じ方は時により、人それぞれです。

筆者は1人目を妊娠中、5ヶ月を過ぎた頃に、ぎゅるぎゅると腸が動くような感覚が何度かありました。
おなかを壊したのかと思いトイレに行っても何も出ない、ということが続き、しばらくしてようやくそれが胎動だったと気がつきました。2回目の妊娠時は双子だったので、上はみぞおちから、下は恥骨まで、ありとあらゆる場所を蹴られて痛かったのを覚えています。

では、赤ちゃんのしゃっくりによって感じる胎動とは、いつから始まり、ほかの胎動とはどんな違いがあるのでしょうか。ママはしゃっくりだと認識することができるのでしょうか。

胎動で感じる赤ちゃんのしゃっくりはどんな感じ?

それでは、赤ちゃんのしゃっくりは、ママはどのように感じるのでしょうか?

規則的でリズミカル、ピクピクッとした動き

赤ちゃんに手を当て胎動を感じるママ

しゃっくりによる胎動は、他の胎動とはまた違う動きだと感じる人が多いようです。
よくいわれるのが、「ぴくっぴくっ」という痙攣するような動きだということ。またはポコッポコッとはじけるような感じだったり、小刻みに震えるような、ちょっとくすぐったいような動きと感じることが多いようです。

また、しゃっくりによる胎動の特徴は、その動きが定期的でリズミカルであることです。赤ちゃんはおなかの中で、規則的にひくっ、ひくっとしゃっくりをしているので、ママにもそのリズムが感じられるのですね。
ひくっ、ひくっ、のリズムのあまりの速さにびっくりしてしまいますが、赤ちゃんは心拍数が多いので、しゃっくりのリズムも速いようです。

胎児のしゃっくりによる胎動を感じる位置は?

胎動について医師に相談するママ

しゃっくりによる胎動は、通常、おへその少し下あたりで感じることが多いようです。
ただし赤ちゃんは常に羊水の中を動き回っているので、そのときの位置により、しゃっくりを感じる場所が変わるのは当然のこと。
みぞおちやおなかの横のほうで感じる人もたくさんいます。

また、出産が近づくと赤ちゃんの位置が下がってくるので、しゃっくりを感じる場所も、膀胱のあたり、または恥骨のあたりとだんだん下がってくるようです。

手足の胎動との違い・区別のしかた

前述したように、しゃっくりによる胎動の特徴は、小刻みな痙攣するような動きであることと、動きが定期的・規則的であること。
手足を動かしているときの「うにょー」という比較的ゆっくりとした伸びるような動きや、足で蹴った時のポコンッという衝撃がくる動きとは明らかに違うので、慣れてきたら区別できることが多いのではないでしょうか。

胎児のしゃっくりはいつからわかる?

胎動を感じながらくつろぐママ

赤ちゃんは、ママが胎動を感じ始める時期とほぼ同じ、妊娠20週(5ヶ月)頃から、ママのおなかの中でしゃっくりをし始めるといわれています。

そもそもしゃっくりとは、胸腔と腹腔を区切る横隔膜と呼ばれる薄い膜のような筋肉が、食事や呼吸などによる刺激が原因となり、痙攣を起こした状態のことをいいます。
一時的なものなので、放っておけば、数分から長くても数十分で自然と治まるものです。

5ヶ月頃からしゃっくりをし始める赤ちゃんですが、その感じ方は個人差が大きいので、しゃっくりだと気がつかないママも多くいます。
一人目のときはわからなかったけれど二人目でしゃっくりだと気がついたママ、また、周りの人も驚くくらいにママの体もぴくっと動いてしまうこともあります。

妊娠後期に入る妊娠32週(8ヶ月)頃には赤ちゃんのしゃっくりを感じることができる人が多いようで、外からもピクピクおなかが震えるのが見えることも。
食事の後や寝るときにしゃっくりを始めることが多い、と感じるママも多く、夜になると赤ちゃんがしゃっくりを始めるので眠れない、と訴える人もいます。赤ちゃんのしゃっくりは、通常、出産直前まで続きます。

しゃっくりの位置で逆子かどうかわかる?

ママの胎動を感じるパパ

よく言われるのが、ママがしゃっくりを感じる位置で、おなかの赤ちゃんが逆子であるかどうかがわかるというもの。
確かに、大きく動く手足と違い、しゃっくりならその位置から胎児の体勢がわかりそうなものですが、医学的には信ぴょう性はあるのでしょうか?

逆子の場合のしゃっくりの特徴

普通はおへその少し下あたりで感じる、しゃっくりによる胎動ですが、胎児が逆子だとおしり側が下になるので、その場合は痙攣するような動きをおへその上のほうで感じるといわれています。

ただし、しゃっくりは、横隔膜の痙攣なので、肺からおなかにかけての筋肉も動きます。しゃっくりによって頭や足もつられて動いたりするので、しゃっくりを感じる位置だけで胎児が逆子であるかを判断するのは困難です。

実際に、逆子のママでもしゃっくりの胎動をおへその下で感じるという人も多いようですので、逆子の疑いがある場合は、エコー検査などできちんと医師による診断を受けて判断してもらってください。

おしっこでも胎動もあるの?

大きくなったお腹を支えるママ

ママのおなかの中でいろいろな活動をしている赤ちゃんですが、実は胎児もおしっこをしているって知っていましたか?
胎児は妊娠4ヶ月頃から、羊水を飲んで呼吸の練習を始めます。そのときに飲み込んだ羊水をおしっことして排泄し、それがまた羊水になる、という循環を繰り返しているのです。

胎児がおしっこをするときには、体がぶるっと震えることがあり、それを胎動として感じるママもいるようです。
胎動もぶるぶるっと振動するような、携帯電話がマナーモードのときみたいな振動と表現するママもいますね。震えているような動きで、赤ちゃんが寒いのでは?と心配になってしまいますが、おしっこをしているだけなので大丈夫ですよ。

胎児がしゃっくりをする原因

赤ちゃんがママのおなかの中で頻繁にしゃっくりをしているなんて驚きですが、胎児がしゃっくりをする原因とは何なのでしょうか。

しゃっくりの原因は、よくわかっていない

お腹が張り横になるママ

しゃっくりとは、横隔膜が刺激により痙攣を起こしている状態のことです。大人のしゃっくりの場合は、食べ物や飲み物の刺激、また呼吸時の刺激などによりしゃっくりが起こると考えられています。
でも赤ちゃんは、栄養も酸素も、胎盤につながったへその緒を通して受け取っているので、食べ物や呼吸の刺激が原因とは考えられませんよね。

赤ちゃんのしゃっくりの原因は、実はまだはっきりとは解明されていません。しかし、一般的に、次の二つが主な理由ではないかと考えられています。

1.飲み込んだ異物やゴミを吐き出すため

赤ちゃんはママの胎内で、羊水を飲み込んでいます。しかし羊水に混じった異物やゴミを一緒に飲み込んでしまうと、鼻やのどの奥に詰まってしまう恐れがあり危険なので、取り除く必要があります。
そのために横隔膜の痙攣を起こし、異物やゴミが肺に行かないように、取り除く役目をしていると考えられています。

2.肺呼吸の練習

ソファーの上でお腹をさするママ

胎児は、ママのおなかの中では羊水に浮かんで生活しています。胎盤を通して母体から酸素をもらい、二酸化炭素を排出するという、ガス交換によって呼吸を行っているのです。しかし出産後、いったん外の世界に出たら、自分で呼吸をしないといけません。

胎児のしゃっくりは、出産後にすぐに肺呼吸を始めるための練習であるともいわれています。横隔膜を痙攣させることで、出産後、スムーズに呼吸ができるように訓練しているというのです。
また、母体に冷えがあると、羊水も冷たいので胎児がしゃっくりを起こす、という説もあります。

どちらの理由なのかは定かではありませんが、どちらにしろ、赤ちゃんのしゃっくりは、体の形成に大切な役割を担っているのですね。

毎日しゃっくりをしているようだけど、大丈夫?赤ちゃんのしゃっくりウソとホント

赤ちゃんはおなかの中でしゃっくりをしている、ということはわかりましたが、中には、赤ちゃんが毎日、日に何度もしゃっくりをしているみたいだけど、これって正常なの?と不安に思うママもいるようです。

しゃっくりが頻繁でも心配ご無用

出産費用を計算するママ

もともとしゃっくりの多い赤ちゃんと少ない赤ちゃんがいますが、ママのしゃっくりによる胎動の感じ方や認知度にもかなりの個人差があります。
実はしゃっくりしているのに気がつかない場合や、逆に別の理由の胎動なのにしゃっくりと勘違いしている場合も考えられるので、ママが感じるしゃっくりの間隔や頻度に関して、どこまでが正常な範囲かと定義するのは難しいことです。

毎日しゃっくりをしていたり数十分も止まらないようだと、赤ちゃんが疲れて苦しいのでは、障害などの影響はないのかな、と不安になることもありますよね。

胎児のしゃっくりは大人と違い、それにより不快感や苦痛を感じることはないといわれています。長時間続くと苦しそうですが、まったく心配はいらないそうです。
長時間しゃっくりが続くことにより発達に影響を与えることもありません。

おなかの中でよくしゃっくりをしていた赤ちゃんは、生まれてからもしゃっくりをすることが多い、という話もありますので、そういう体質なのかもしれませんね。

胎児のしゃっくりウソとホント

タブレットでしゃっくりの胎動について検索するママ

また、しゃっくりが多いと赤ちゃんがダウン症になる、という噂がまことしやかにささやかれているようですが、これもウソ。そもそもダウン症とは、染色体の数の異常による先天的な障害のため、しゃっくりとは全く関係ありません。

胎児のしゃっくりを止めるための効果的な方法はありませんが、しゃっくりをするということは、肺や筋肉が順調に成長し、横隔膜が正常に機能していることの証拠。
妊娠中のママの不安は赤ちゃんにも伝わるので、元気に育っているんだ、くらいに思って、心配しすぎないようにしましょう。

しゃっくりを感じない・わからない場合は?

逆に、赤ちゃんのしゃっくりを感じない、わからない場合は、何か問題があるのでしょうか。
ここまでみてきたように、赤ちゃんのしゃっくりによる胎動の感じ方には個人差があり、妊娠後期になっても感じないママもいますし、中には妊娠中、出産まで一度も感じなかった、という人もいるくらいなので、気にしなくて大丈夫ですよ。

赤ちゃんはしゃっくりをしているのに、気がつかなかっただけとも考えられます。どうしても気になるようなら、検診の際に主治医の先生に聞いてみましょう。
ただし、胎動をまったく感じないようなら別問題。特に、これまで頻繁にあった胎動が2、3時間ない、など、いつもと様子が違う、と感じたら、すぐに病院に連絡してください。

かわいい赤ちゃんのしゃっくり、ぜひ楽しんで!

妊娠中の体の変化は驚きの連続ですが、赤ちゃんのしゃっくりを胎動としてママが感じられるなんて、ビックリですよね。

おなかの中の赤ちゃんは見えないけれど、こうやって様子を知らせてくれているんだと思うと、とてもかわいく、いとおしく感じます。
ママと一心同体の赤ちゃん、こうやって赤ちゃんの様子を自分の体を通して感じることができるなんて、ママだけの特権です。長いと思っていた妊娠期間も、過ぎてしまえばあっという間。今しかないこの貴重な体験を、ぜひ楽しんでくださいね。