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胎動が少ない原因と受診の目安

胎動が少ない3つの原因|不安な時の確認方法&受診目安

胎動が少ないのはなにかの異常!?最近、赤ちゃんの胎動が少ない気がする…。普段は「元気だな」ぐらいにしか思ってなかった胎動がいつもと違うとママは不安になりますよね。臨月なら少ないのは普通?障害との関係は?まずは落ち着いて胎動カウントをし、必要なら病院を受診しましょう。

胎動が少ない3つの原因|不安な時の確認方法&受診目安

胎動が少ない気がする…。危険なケース、病院受診の目安とは?

胎動を感じる時期や感じ方、強さなどは実にさまざまで個人差があります。それまで元気に赤ちゃんが動いていてしっかりと胎動を感じていたのに、「最近胎動が少ないかも?」と気が付くとママはとても不安になりますね。特に出産に対して緊張感と不安でいっぱいになっている臨月期のママにとっては、胎動の有無はとても大事なことです。
胎動が少ない原因や病院受診の目安を見ていきましょう。

胎動が少ない原因・考えられる3つのケース

ヘッドフォンで胎動を確認する妊婦

胎動が少ないときや弱く感じるときは、赤ちゃんの元気があるのかないのか、またちゃんと発育しているのかどうか、とても気になってしまいます。赤ちゃんの命や成長に関わる問題なので、簡単に大丈夫ともいえません。しかし、胎動が少なくても定期的に赤ちゃんの動きを感じられるのなら心配のいらないケースが多いのは事実です。
胎動が少ない原因は以下の3つに分けらます。

1.はっきりと胎動を感じられる時期ではない

胎動が感じられるのは一般的には妊娠中期からからです。以下の時期には胎動が感じられなかったたり、少ないと感じるケースが多いようです。

妊娠初期…まだ胎動がない。これって遅い?

妊娠初期は赤ちゃんの胎動をしっかり感じることが難しい時期です。すでに赤ちゃんは子宮の中で自由に動きまわっていますが、子宮の広さが十分なので胎動としてはなかなか伝わって来ません。
妊娠16週安定期に入ってすぐに胎動を感じたとしても、はじめは「動いたような気がする」「もしかしてこれが胎動?」というレベルの動きなので、規則的に胎動を意識できるのはまだまだ先です。赤ちゃんが大きくなって、子宮が狭くなるにつれて、胎動をはっきり感じることも増えるでしょう。妊娠経過が順調なら、胎動の有無をあまり気にする必要はありません。

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臨月~正産期…最近、胎動が少ない気がするけど大丈夫?

臨月に入ると胎動が少なくなるといわれています。出産に向けて赤ちゃんの頭が固定されることで、ママのお腹の中を自由に動けなくなったために、胎動が少なくなったように感じるケースですね。この時期は妊婦検診が週に1回はありますので、心配ならお医者さんに相談してみましょう。
ただし、臨月に入ったからと言って、胎動がまったく感じなくなることはありません。正確にいうと、これまでに比べてママが胎動を感じにくくなるだけで、赤ちゃんは動いているはずです。もしまったく胎動を感じない場合は至急病院を受診しましょう。

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2.ママの体質・ライフスタイル&赤ちゃんの性格

生まれてくる赤ちゃんのためにベビー服を準備する妊婦

胎動が少ないと思うのは、ただ単にママが胎動に気付いていないだけのこともあります。胎動の感じ方には非常に個人差があり、ママの体型、子宮の広さや羊水の量、また赤ちゃんの身長や性格などによっても胎動の感じ方がだいぶ違ってきます。
例えば、ママが比較的ふっくらした体型で、日中は忙しく動き回っている。赤ちゃんは小さめで、激しい動きは控えめ。こういった条件が重なると、例え赤ちゃんがお腹の中で動いていても、ママが胎動を意識できる回数は比較的少なくなります。
普段から胎動が少ないと感じる場合は、検診の時にお医者さんに尋ねてみましょう。

3.赤ちゃんに元気がない状態

1番注意が必要なのは、赤ちゃんに元気がないために、胎動が少ないといった場合です。いつもは元気なのに、ここ数日元気がない。いつもと様子が違うと感じたら、病院受診を考えましょう。
急に胎動が少なくなる場合は、ママ自身の健康状態も無関係ではありません。ママが体調不良だと、母体に優先的に栄養や酸素が送られますので、赤ちゃんは元気がなくなり、動きが弱くなってしまいます。

胎動とお腹の赤ちゃんの障害の関係

胎動が少ない時、赤ちゃんに障害があるのではと疑う方もいるようですが、医学的な根拠はありません。例えばダウン症児の特徴として「筋力が弱い」という点が挙げられますが、胎動が弱いことと赤ちゃんがダウン症児であることはイコールではありません。また、これとは逆に胎動が激しいとダウン症では?という話もあり、根拠がありません。
胎動の強弱・多少と赤ちゃんの障害の有無は医学的根拠がありませんので、噂に振り回されないようにしましょう。

本当に胎動が少ない?ママが感じられないだけ?胎動を感じる方法

胎動が少なく心配になる妊婦

「胎動が少ない?」と感じたら、まずは本当に胎動が減ってしまったのか、それともママが感じないことが多かったのか、見極める必要があります。

赤ちゃんの胎動は、忙しい昼間の時間帯に比べると、リラックス出来る夜間の方が感じやすいです。胎動が感じにくい時は、夜にゆったりとした時間を作って赤ちゃんの動きを注視してみてください。
お風呂に入ったり、優しくお腹をマッサージすることで赤ちゃんが反応を返してくれることもありますので、日常的に赤ちゃんとコミュニケーションをとるつもりで胎動を確認するのもおすすめです。

胎動10カウント法で赤ちゃんが元気かチェック!

お腹の胎動を時計でカウントする妊婦

胎動のカウント法はいくつかありますが、一般的に知られているのが「胎動10カウント法」です。これは、赤ちゃんの胎動を10回感じるのにどれくらいの時間がかかるかを計るというシンプルなカウント法です。

まずはママが一番楽で、胎動をカウントしやすい姿勢をとります。最初に感じた胎動を1回目として、そこから10回カウント出来るまでの時間を計ります。はっきりと分かる胎動のみを数えます。この時間を数値グラフにして、心配な時は医師に見てもらいます。

胎動10カウント法によって、赤ちゃんの異常を判断するためにはいくつかの基準があります。

  • 10回胎動を感じるまでに1時間以上かかる場合
  • 時間をおいて2回~3回同じようにカウントしても、すべてが30分以上かかる場合
  • 毎日行っていて、急に10カウントにかかる時間が長くなる場合

これらの症状がみられた場合は、速やかに受診しましょう。日課として胎動カウントを行っていれば異変に気が付きやすいです。ぜひ今日からはじめてみてください。

やっぱり胎動が少ない!こんな時はすぐに病院へ

胎動が少なり病院で診察を受ける妊婦

胎動が少ないと感じて病院を受診した場合、特に異常はなく、数日後にはまた胎動がよく感じられるようになったという方が大勢いらっしゃいます。しかし、万が一の状態を考えて、病院を受診するのは決して悪いことではありません。医師や専門家に「大丈夫」と言ってもらえればそれだけで安心できるので、不安やストレスをため込まずに済みます。

病院受診の目安

胎動10カウント法でおかしな兆候が見られたときは病院を受診しましょう。それ以外にも、安静にしているにもかかわらず、胎動を感じにくい。ママが「おかしい」と感じる。半日~1日程度、赤ちゃんの胎動がしっかり感じられなかった場合も受診した方がいいでしょう。

胎動が少ない状態かつお腹の張りや痛みが頻繁に起こる場合は、切迫早産や切迫流産ということも考えられます。もし全く胎動を感じられなければ、胎児機能不全の疑いがありますからこの場合は要注意です。胎児機能不全とは赤ちゃんの身体に異常が起きている状態で、所謂低酸素状態に陥っているとされます。

母体の異常、赤ちゃんの異常には一刻も早く対処しなければいけませんから、胎動の変化が少しでも気になるようでしたら、早めの受診が必要ですね。

胎児機能不全とは

妊娠中の胎児機能不全の原因として挙げられるのは

  • 胎盤の機能低下によるもの
  • へその緒が何らかのトラブルを引き起こしている場合
  • 心臓病やと糖尿病などの合併症による母体のトラブル

以上の3点が胎児機能不全の原因とされています。

普段から赤ちゃんの胎動に注目しておく

ママにとって胎動が少ない時は非常に不安や心配にかられますが、心配のし過ぎはストレスとなります。胎動カウントをすることによって、普段から赤ちゃんの胎動と元気さを確認することが可能ですし、万一の時は赤ちゃんの異常に気付くことが出来ます。
ゆったりと静かに赤ちゃんの胎動に耳を傾け、心を通わせることが大切ですね。心配なときもそうでないときも赤ちゃんと対話するのは良いことです。落ち着いてリラックスした気持ちで赤ちゃんと向き合ってみてください。