妊娠中に情緒不安定になる原因

妊娠中の情緒不安定はなぜ?泣いてしまった理由の体験談

妊娠中の情緒不安定はよくあること?情緒不安定がひどくなる時期や原因を解説。先輩ママに情緒不安定になり泣いてしまったエピソードや解消法を教えてもらいました。産後に思いかえすと「なんで涙が出たんだろう…」と不思議な妊娠中の情緒不安定。妊婦さんは思い詰めずに乗り越えていきましょう!

妊娠中の情緒不安定はなぜ?泣いてしまった理由の体験談

妊娠中の情緒不安定はなぜ?

妊娠中に以下のような症状はありませんか?

  • いつもなら気にも留めないことで泣いてしまう
  • 寂しさや不安で胸が潰されそうになる
  • 無性にイライラした後、ひどい自己嫌悪になる
  • 感情の起伏が激しく、自分をコントロールできない

妊娠中の情緒不安定は、決して珍しいことではありません。例え普段は明るく社交的な女性であっても、別人のようにくよくよと泣いてしまうこともあるのです。

妊娠中の情緒不安定の原因や解消法を、先輩ママの体験談から探っていきましょう。

妊娠中の情緒不安定は、時期を問わず訪れるもの

妊娠中の情緒不安定は、妊娠初期のつわりがひどい頃からはじまったという人もいますが、妊娠中期など一般的に安定期と呼ばれ、体調が落ち着いてくる頃に陥る人も少なくありません。

具合が悪く、家に引きこもることで気が滅入るというのは一つの傾向としてはありますが、妊娠中の情緒不安定は例え体調面での不安が少なくても、引き起こる可能性は十分にあります。

体験談では15名の元妊婦さんに話を聞きましたが、特に情緒不安定だった時期は、妊娠初期・中期・後期で各5名ずつという結果でした。

妊娠中に情緒不安定になる原因

出産・子育てへの不安・恐怖・プレッシャー

暗い部屋で窓から外を見つめる女性

多くの妊婦さんが経験する情緒不安定は、出産・子育てへの不安やプレッシャーが引き金となります。特に赤ちゃんの成長や妊娠経過に不安を抱えている人は、心配のあまり悪い方向に思考が展開しやすくなります。

「赤ちゃんは無事生まれてきてくれるだろうか」という不安
「出産とはどのような痛みなのだろう」という恐怖
「こんな自分が子供を育てられるのか」といった親になることへのプレッシャー

赤ちゃんとの生活を楽しみにする反面、先のこと、将来のことを考えすぎると不安な気持ちも湧いてきます。結果、自分でも理由がよくわからずに、涙が出てくるという状態に陥ってしまうのです。

身体が思うように動かないストレス

妊娠初期のつわりが顕著ですが、それ以外にも妊娠中は体調が優れないことが少なくありません。
体調が悪いと、やはりイライラしたり、気持ちが沈みます。外出もしづらく、自分の殻に閉じこもりがちになります。

いつもなら気にも留めない夫や周囲の言動にイライラし、激怒。しかし、興奮状態が冷めたあとに、自己嫌悪に陥る人は少なくありません。

ホルモンバランスの変化

顔を手で覆う女性

妊娠中の情緒不安定の原因に関しては、「自分でもよくわからない」と答える妊婦さんも多いです。理由もわからずイライラする、涙もろくなる、感情の起伏が激しくなるのは、ホルモンバランスによる影響も考えられます。

妊娠すると、女性ホルモン「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が妊娠継続と分娩準備のために日に日に増大していきます。こうしたホルモンの変化は、妊娠前には体験しえなったことですので、それが精神面に影響を与えている可能性は無視できません。

妊娠中に情緒不安定になった体験談15

妊娠中に情緒不安定になってしまった先輩ママの体験談です。
特にいつ頃の情緒不安定がひどかったか、当時の様子や泣いてしまったエピソード、自分で思いつく情緒不安定の原因を教えてもらいました。

現在妊娠中で、情緒不安定な妊婦さんへのアドバイスも参考にしてください!

妊娠初期(妊娠1ヶ月~4ヶ月)に情緒不安定でした

未知のことに不安が募る女性

何でもないことでに泣いてしまう

あい(20代前半)


妊娠初期に情緒不安定だったように思います。人に言われた一言で傷ついてしまうことが多く、悪阻で寝込んでいた時に旦那に「いいよ。やっておくから」と少し強めに言われただけで責められたような気分になって泣いていました。そこまで気にするようなことでなくても、引きずってしまったりしていたので、今思うとすごく繊細だったなと感じています。

私は話を聞いてもらうと楽になれる方だったので、自分の話を聞いてくれる人にお話ししたり、横になったりして考えないようにしていました。妊娠中は情緒不安定になりやすいですが、落ち込むことなく自分に合っているストレス解消方法を見つけていきましょう。

わからないから不安になる

みおん(39歳)


妊娠4ヶ月頃、つわりがひどく体調不良が続きました。出産するのが怖くなりかなり情緒不安定になりました。出産は痛いというイメージばかりで、妊娠したのは嬉しかったですが、わからないことが多すぎて不安でした。

経験を多く積んだ今は、出産に対する不安は取り越し苦労だったと思えます。妊娠中にが情緒不安定になるのは、初めてのことや分からないことがたくさんあるからです。先輩ママの話を聞くなど、出産を楽しみに待てるように考え方を転換すると気持ちが楽になります。

子供を産んでみて私が思うのは、出産は人生において我が子ようやく出会える素晴らしいイベントです!

夫の何気ない一言に大泣き

田口美奈子(30歳)


ちょうど妊娠4か月目の時につわりが酷くて寝込む日々がありました。朝は主人が仕事へ行くので、朝食の支度はしていました。しかし、気分が悪いのでどうしてもいやな顔をしてしまいます。そんな私を見て主人が「もう起きなくてもいいよ。朝はコンビニに寄るから」たったその一言に対して私は怒りを主人にぶつけてしまい「私だって頑張ってるんだから!」と言い大泣きをしてしました。

主人はとても優しい人なのになぜあんなに怒ったのだろう。そして泣いてしまったんだろう。今思うと、妊娠中はつわりなどで体が思うように動かず、不安で精神的に感傷的になりやすくなっていたのだと思います。初めての出産に戸惑う場面も多く、思うようにいかない自分が情けないと感じている部分がありました。

妊婦さんが情緒不安定になるのは当たり前のことですから、きつい時には遠慮せずに体を休める、精神を休めることが大事だと思います。周りのご家族もきっと優しく見守ってくれていると思います。

つわり中のフライドポテト事件

ゆみ(30代前半)


妊娠初期、つわりが重くて、寝ても覚めても吐き気との戦いでした。トータルで見ると妊娠生活は楽しかったのですが、つわりの最中だけは情緒不安定でした。

つわりが1番ひどい頃、私はどうしてもフライドポテトが食べたくて主人に仕事の帰りに買って帰ってくるようにお願いしました。外出もままならないので、フライドポテトを持って帰ってくる主人を待ちわびていました。しかし帰宅した主人は飲み会に参加したため、家に帰る時間が遅くなってしまい、「フライドポテトは買えなかった」と言うのです。普通の状態であれば気にも留めないと思うのですが、この時は泣いて主人を責めました

今となっては笑える話ですが、つわり中は気分がすぐれないため。こんな些細なことでも泣いて取り乱していました。

現在、妊娠中の方もつわり中はつらいと思います。でも、つわりには必ず終わりが来ます!赤ちゃんのためにも頑張って乗り越えてください!

つわりが終わりを迎えたと感じたのはいつだった?体験談15
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自己嫌悪で自分を責めてしまう

りかこ(24歳)


妊娠中、特に9週~13週頃にかけてつわりがひどく、自分の思い通りに家事ができないことに悩んでいました。結局家事が1週間に1回はできたらいい方という悲惨な状態で、旦那にお願いしっぱなしでした。その時に旦那には、「俺がやるから気にしなくていいよ。今は体のことだけ考えて」と言ってくれていたにもかかわらず、何もできない自分が嫌で仕方なく、どんどんブルーになっていました。

周りに話すと、「優しい旦那さんなのだから、素直に甘えたらいいんだよ」と言ってくれたのですが、優しさを受け入れるどころか、自分ができないことをひたすらに攻め続けて泣いていました。今思えば贅沢な涙だと思うのですが。

私は今まで健康だったので、妊娠を機に「体が自分の思うように動かなくなる」というのがすごく怖くて、情緒不安定になったのかなという気がします。同じように妊娠している友達ができると、持ちが共有できるので、もしかしたら楽になれるかもしれません。

つわり中に感じた旦那の優しさ&腹が立った行動体験談15
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妊娠中期(妊娠5ヶ月~7ヶ月)に情緒不安定でした

プレッシャーと不安な気持ちが大きくなる妊婦

優しさを素直に受け取れませんでした

sasa(30代後半)


情緒不安定がひどくなったのは妊娠20週目くらいからで、だんだんと感情の起伏が激しくなりました。

何をしても、どんな状況でも常にイライラしていました。情緒不安定で自分をおさえられず周りにあたってばかりいました。どんなに親切にされても、優しい言葉をかけてもらっても、素直に感謝できず、そんな自分が嫌になり気持ちが落ち込む。悪循環の毎日でした。

妊婦が情緒不安定になる原因はやはりホルモンバランスが安定しなくなるからだと思います。そのため今情緒不安定になっている妊婦さんがいらっしゃったら時期的なものと割り切り、そこまで思いつめづ必要はないと思います。私は1ヶ月くらいで少しずつ落ち着いたので、まずは肩の力を抜きましょう!

「お腹の命を守らなきゃ」というプレッシャー

jajaja(32歳)


妊娠7ヶ月頃に切迫早産と診断され、毎日不安に想いながら過ごしていました。張り止めの薬を処方されて飲んでいましたが、自宅安静でほぼベッドにいたので、「今産まれたらどうしよう」と悪い方ばかりに考えがいき、辛くなりました。
妊娠9ヶ月には入院すると、不安な気持ちは減っていきました。病院ならなにかあってもすぐに処置してもらえるので安心したんだと思います。

妊娠中は命を背負っているし、わからない事だらけで不安になるのは当たり前だと思います。でも、考えてばかりいるのは良くなかったなと後悔もしています。

私不安ばかりで、赤ちゃんが産まれた生活を楽しみにすることがあまりできませんでした。本当は、産まれた時のことを考えると、ワクワクして楽しい妊娠生活が過ごせると思います。自分の子供は可愛いし、毎日色んな発見がありますよ!

買い物で家族連れを見ると泣いてしまう

y.mam(27歳)


私が妊娠中に情緒不安定になったのは、安定期に入りお腹も目立ってきた7.8ヶ月頃でした。つわりが終わり、マタニティライフを満喫出来る時期に入ると、きちんと赤ちゃんが育っている嬉しさ反面、こんな自分が母親になれるのかと、出産への不安と期待が入り混じっていました。

この頃は、買い物で家族連れを見かけると、憧れ、不安、希望などで気持ちがぐちゃぐちゃになり、自分でもよくわからずに涙が溢れることがありました。

ですが、今思えばあんなに深く考えずに、もっとマタニティライフを楽しむべきでした。妊婦さんは、不安かと思いますが、考えすぎないように趣味などに時間を使うと良いと思います。

産後、夫に謝りました

佐藤すず(27歳)


妊娠中期の情緒不安定がとくにひどかったです。旦那の何気ない一言に過剰に反応して、暴言をはいた挙句、大泣きして寝てしまうということがよくありました。

原因としては、ホルモンの関係と、あとは出産という大仕事に対する周りからのプレッシャーがあったと思います。ただ、それでも当時の事を思い出すと旦那に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

妊娠中の情緒不安定は、個人差はあるものの、妊婦さんなら誰しも少しは経験があると思います。今、妊娠中の方は、気分転換に好きなことをしたり、美味しいものを食べたりするなどして、今しかない妊婦生活を楽しんでください。

家に閉じこもらず外の世界を

あい(30代後半)


妊娠6ヶ月の時に、つわりもピーク時よりはマシになっていましたが、まだ食べ物の臭いをかぐと気持ち悪くなり、精神的にも参ってしまいました。耳鳴りもひどくなり、家族以外の人間と会うのが億劫で、家にこもっていました。

予定日まで4か月もあるのに、自分は無事に出産を迎えられるのか?無事に出産して子育てが出来るのか?ずっと不安に思っていました。

今の自分なら、その当時の自分にそんなに不安になることないよ!大丈夫だし、お腹の中で赤ちゃんも頑張っているよ!と声掛けをしたいです。

出産してからは、子育て支援などいくつかの相談機関がありますが、出産前だと命に関わるような母体の健康状態は見てもらえますが、メンタル的に不安な気持ちを聞いてくれるところがあまりないように思います。

妊婦さんには、不安に思う事を一人で決して抱え込まず、産院などで相談するなり、支援してくれる施設を探して欲しいです。

妊娠後期(妊娠6ヶ月~10ヶ月)情緒不安定でした

涙ぐんで落ち込む女性

先のことを考えすぎて不安になった

りんご(30代後半)


二人目の出産の時です。一人目の出産の時は近場に義両親や両親がいたこともあり、その後の育児に関して不安に思うことはありませんでした。しかし二人目の育児の時は両親が住んでいる土地よりもかなり遠方での育児だったので、ものすごく不安になり「今後2人の子をきちんと育てていけるんだろうか」と思い詰めました。

情緒不安定はときに臨月の頃がひどく、息を切らしながら主人に怒鳴ったり、不安を吐露することがあり、いつものような明るさのある自分とは全く違い、とにかく不安でいっぱいでした。

当時はまだ先の見えない未来に対しての不安が本当にたくさんあって、なかなか楽観的にはいかなかったんだと思います。その気持ちもわからなくはないですが、もし悩むのであれば、先のことを考えすぎずに、その時になってから悩めば良いと今は冷静に考えています。

妊娠後期に入るにつれて気持ちが沈む

杉本 茜(29歳)


安定期は外に出かけて好きなものを少しずつ食べることができて、まさに「ハッピーマタニティライフ」を送っていました。しかし、妊娠7ヶ月に入った頃に、急に情緒不安定になる日が増えました。

もともと喜怒哀楽が激しい私ですが、ちょっと料理に失敗したり、体調が悪く家事が滞ってしまうと「こんなんで母親になれるのか」と落ち込んでしまいます。テレビを観ててストーリー性のあるCMに感動して泣くことまで。妊娠8ヶ月に入ると「とうとう後期に入ってしまった…」と、まだ経験したことのない出産の痛みが怖くて、不安で、毎日泣きながら眠る日が続きました。

あんなにうれしくて楽しみな赤ちゃんが、とても不安に感じてしまい主人もオロオロ。しかし、すべて「ホルモンバランスのせいだ!」と思うようにしました。また、他の妊婦さんも自分と同じように不安だと思うと、気が楽になりました。思うように体も動かず、我慢することも多い妊娠期間ですが、「妊婦はそういうもの」「自分だけじゃない」と考えると、少しほっとします。

イライラした後、自己嫌悪に

なな(30代)


妊娠し情緒不安定になったわたしは、普段なら怒らない事でもすぐイライラして怒りっぽくなりました。特に妊娠8ヶ月以降は、道を歩いていてもすれ違う人にイライラする始末でした。そういう自分が嫌で、お風呂で1人で泣いたりしていました。

今振り返ると、「なんであんなに怒りっぽかったんだろう」と、不思議で仕方がありません。その時は、ホルモンバランスが崩れているからだ、と言い聞かせていました。今思い返しても、ホルモンバランスのせいだと思いますし、子供を守ろうとする親の本能なのかな、とも思います。

妊娠中は誰でも情緒不安定になります。イライラしたら、我慢しないで愚痴を旦那さんなり友達なりに聞いてもらってください。そして、泣きたくなったら素直に泣いた方が良い気がします。

感染症の流行で自宅に缶詰め状態!

ぽこまま(30代後半)


第2子妊娠中、あと2週間ほどで予定日と言う時に、長男を通わせている保育園でインフルエンザが大流行してしまいました。今感染するわけにいかないので、しばらくお休みさせることに。同時にその頃、夫の仕事が激務を極め、長男と缶詰め状態でのワンオペ育児が始まりました。どこにも遊びにいけずストレスをためる長男に対し、申し訳なさと心配から私も情緒不安定に。長男がちょっとした我儘を言い始めた瞬間、私も何かの糸が切れ、長男の前で大泣きしてしまいました。

振り返ると、妊娠中常に安静指示が出ていた私は長男に我慢させることも多く、「申し訳ない」という気持ちをいつも抱えていました。それに妊娠中のホルモンバランスの変化も加わって、情緒不安定になってしまったのだと思います。今思えば、長男と二人きりで過ごせる最後の時間。もっとゆったりした気持ちで向き合ってあげればよかったです。

現在妊娠中で不安やストレスを抱えるママさんも多いと思いますが、妊娠中に抱えている心配事は、必ず解消します。赤ちゃんとの幸せな時間が待っているので、焦らず、少しでも落ち着ける方法を見つけて、ゆったりと過ごしてくださいね。

旦那の飲み会が不安でたまらない

かえ(24歳)


旦那が飲み会に行って帰りが遅くなると不安になって、思い詰めて泣いてしまいました。切迫早産で入院生活を2ヶ月半送っていて、24時の間点滴生活を過ごしたストレスが溜まっていた結果だったと思います。

思い返すと、旦那も早く帰ろうと努力してくれていたようですし、ノンアルコールにしてくれるなどの気遣いもあったのに、必要以上に責めてしまったと感じます。

妊娠中は分からないことや不安があると思います。情緒不安定になるのも無理ないことだと思いますが、旦那さんや子供を産んだことがある友達や家族に相談して、ストレスを溜めないようにすることをオススメします。

情緒不安定は無理のないこと。自分を責めないで!

妊娠中は、特に理由もないのに、イライラしたり、寂しさに襲われたり、悲しくなって涙が出てくることは珍しいことではありません。

まずは、自分なりのストレス発散方法を見つけ、信頼できる人に話をしましょう。どうやっても情緒不安定が改善しないようなら、心療内科を受診するなどの対策も有効です。

程度の差はあれ、妊婦さんなら誰もが経験することですから、「自分、どうしちゃったんだろう…」とあまり不安にならずに、まずは深呼吸をしてみましょう。

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