出産で里帰りしない理由・準備

出産時里帰りしない!家事や上の子のお世話を乗り切るコツ

出産で里帰りしない妊婦さんに向けて、これだけは準備しておきたい「買い物、料理、掃除、上の子のお世話」をご紹介します。出産後に里帰りをしない理由はさまざまですが、産後は予想以上に体が疲れて2、3時間おきの授乳や育児だけて精一杯…健やかな日々が過ごせるかは事前の準備にかかっています!

出産時里帰りしない!家事や上の子のお世話を乗り切るコツ

あなたは出産で里帰りする?しない?

実家から離れた場所に住んでいる方は、出産=里帰りが当然だと思っている方もいるかもしれません。しかし様々な理由で里帰りをせずに夫婦で産前産後を乗り切ったという方も!そのためには出産や産後の家事、育児に向けた事前準備がなによりも大切です。

出産で里帰りしない人は少数派?/里帰りしない理由

里帰りしない出産を選んだ妊婦

里帰り出産に関するアンケート調査を2011年に行った結果、41.2%の妊婦さんが里帰りしなかったことがわかりました。10年前は36.8%だったので里帰り出産する人の割合は増えていますが、出産に合わせて里帰りしない妊婦さんはやはり半数以下。
出産時に里帰りをしても特にメリットがなかったり、里帰りしなくても困らないのであれば、里帰りする必要は生じなくなりますが、出産時に里帰りしない理由はどのようなものがあるでしょうか?

出産できる産院が見つからない

産婦人科医や小児科医の減少が影響して、問答無用に里帰りがかなわないケースがあります。出産できる産婦人科自体が減っているため、「里帰りしたくても実家近くの病院が分娩をやらなくなった」など、泣く泣く里帰りを諦めている妊婦さんも。最近では特に個人の産婦人科で助産師の人数が足りないため、分娩を取りやめているケースも見られます。

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実家での生活が苦痛

出産まで長い期間実家と離れて暮らしている妊婦さんにとって、親とライフスタイルや価値観、考え方が変わってしまい、実家で産前産後の数ヶ月間を過ごすのは不安に感じてしまう方もいます。
「親だったら気兼ねなく、安心して甘えられる」が里帰りのメリットでもある以上、そういった面がないのであれば里帰りをする必要はなくなります。

親にお世話を頼めない

「親が高齢で家事や育児を頼めない」「親がまだ現役でバリバリ働いているため産後のお世話を頼める状況ではない」など、親に産前産後のお世話や家事を頼みにくいと感じている妊婦さんもいます。
「里帰りをすると親は気を使ってしまう、負担をかけてしまう」と思うと、里帰りを躊躇してしまうのです。

実家が遠方にある/赤ちゃん連れで自宅に帰る道中が心配

実家が遠方の場合、生後1ヶ月前後の赤ちゃんを連れて飛行機や新幹線に乗って自宅まで帰らなければならない問題が生じます。
まだ首も座っていない赤ちゃんを連れて、車内や機内で授乳をしたり、オムツ交換をしたりと考えると里帰りを躊躇してしまう方も。生まれて間も無い赤ちゃんを長時間外に連れ出すのに病気にかからないかと心配になってしまう方もいます。

パパが赤ちゃんと過ごせない/出産に立ち会えない状況を避けたい

里帰り出産をすると、生後1ヶ月間はパパと離れて過ごさなければなりません。それでなくても自分のおなかを痛めて出産するという経験をしない分、男性は「父親」になるという感覚がすぐに湧かないいと言われています。
そのため赤ちゃんが生まれる瞬間や、赤ちゃんが生まれてすぐの貴重な時期をパパと一緒に喜び、母性や父性を共に育みたいと考える方は出産で里帰りしない選択肢を選ぶことも少なくありません。

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出産で里帰りしないことによるデメリットは?

産院を検索する妊婦さん

里帰り出産が当たり前と言う認識を持つならば、実母や義母は口に出さなくても心のどこかで「里帰りをして出産するだろう」と感じているかもしれません。特に里帰りを待望する実家とは、「里帰りをしない」と告げると口論になることもあります。
また、わからないことばかりの育児をママひとりですることは、精神的な不安につながることもあります。

親と口論になることも

赤ちゃんが生まれることを楽しみにしているのはパパやママだけではありません。親も同じような気持ちで楽しみにしていることでしょう。特に初孫の場合は期待が大きいかもしれません。

当然のように里帰りをすると思っていた親に「里帰りしない」と告げたときに、「赤ちゃんが生まれたばかりはいろいろと大変なのよ!あなたも完全じゃないのにどうやって家事育児やっていくのよ、お母さんもお父さんもずっと家にいるんだから帰ってきたほうがいいのよ!」と、心配をするような体の言い草をされて口論になってしまった…という方もいます。

育児の不安を大きく感じてしまう

里帰り出産をしない大きな問題点として「産後直後の育児への不安を強く感じてしまう」ことがあげられます。里帰りをすれば、家事を親にお願いしたりある程度手伝ったりしてもらえますが、里帰りしない場合は全て自分がしなければならないと追い詰められるママがいることも事実です。

出産で里帰りしないまでも、親が近くにいれば子育てのアドバイスをもらうことや、不安に感じたことをすぐに質問できる環境にありますが、生まれて間も無い赤ちゃんとママが二人きりで過ごす生活は、不安をより大きく感じてしまいます。
限られた状況下、自宅で安心して育児をするには最も近くにいるパパの存在が何よりです。二人で協力して家事や育児を分担できるように事前に話しておくようにしましょう。

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里帰りなし、手助けなし!準備しておきたいこと/入院準備&家事の問題

「親の手助けなし…」「パパは育休も取れず頼りにならない…」そんな妊婦さんにとって、産前産後を自宅で乗り切らなければならない場合、事前に準備をしっかり行っておくことが産後の疲れたママの体をゆっくり休められるかどうかの鍵になります。
住んでいる地域や自治体ではどのようなサービスを受けられるかなど、下調べをしてしっかり計画をしておきましょう!

里帰りをしないときの入院準備

赤ちゃんの靴下を買い出産準備をするママ

産気づいたときに妊婦さんが自分で車や徒歩で病院まで行くのは不可能に近いことでしょう。たまたまパパが家にいる日に時間帯に産気づけばいいのですが、出産はそうそうタイミングよくいかないもの。産気づいたとき身近に誰かがいない状況が考えられるのであれば、事前にタクシー会社の電話番号を登録しておきましょう

お住いの地域に「陣痛タクシー」のサービスをしているタクシー会社があれば登録しておくこともおすすめします。産気づいたときに優先して送迎に来てくれ、事前に登録した病院へ連れて行ってくれるため、普通のタクシーよりも対応がスムーズに安心して病院へ向かうことができるでしょう。
タクシー会社によっては防水シートを敷いていてくれる場合もありますが、念のため破水に備えた準備の必要を確認しておくとさらに安心ですね。

入院セットは最小限を用意

陣痛を感じたら入院セットを自分で持っていけるように準備しておきます。ここでポイントなのが持参する荷物は最小限にしておくこと
出産後に必要なものは後からパパに持ってきてもらうように段取りをし、持参する荷物と、後から持ってきてもらう荷物の2セット用意しておくようにします。

移動中に破水することも考えられるため、破水対策に70L程度の大きなゴミ袋やタオル、お産用パッドは持参する荷物に含めておくことも忘れずに。

里帰りをしないときの家事も作戦を立てよう

買い物、食事の準備、掃除など、家庭内を切り盛りするにはやることがたくさん。しかし産後1ヶ月はママの体をしっかり休めないといけないため、ほとんど何もできないと考えておいた方がいいでしょう
何をやって何をやらないかを決めておくと、体も心も楽になります。食事の準備など必ずやらなければならないことは、もったいないとは言わずにサービスを利用する方向でパパともよく相談して決めておきましょう。

買い物作戦

1ヶ月健診までには、おむつやミルクといった育児に必要なもの、トイレットペーパーや洗剤などの日用品、食材など様々な買い物が必要となります。ですが、生後間もない赤ちゃんを連れて、産後すぐに出歩くようなことは基本的にはしませんし、赤ちゃんを連れて多くの荷物を抱えて買い物をするのも産後のママの体にはかなりの重労働になってしまいます。

最近はインターネットショッピングでも日知用品をはじめとするほとんどの買い物が揃いますが、産後1ヶ月間は少しでも手間等をなくするため、せめて1ヶ月分のストックは事前に用意しておくようにしましょう

産後に向けてストックしておきたいものリスト<育児用品/妊婦用品>

・おむつ
・おしりふき
・ミルク
・産褥パットやナプキン

産後に向けてストックしておきたいものリスト<日用品>

・トイレットペーパー
・ティッシュペーパー
・サランラップ
・食器用洗剤、洗濯用洗剤、トイレ用洗剤など洗剤類
・手洗いせっけん
・シャンプー、コンディショナー、ボディソープ

食事の準備

産後の疲れた体で、食事の支度と昼夜問わず泣き続ける赤ちゃんの面倒を見るのは想像を超えた大変さがあります。そのためできるだけ食事の準備をしなくてもいいように事前に宅配弁当などのサービスを調べておきましょう。

夕食だけでもお弁当やお惣菜を利用すれば、栄養もバランス良く摂取できます。朝食や昼食には、食パンやごはんをまとめて冷凍しておけばいいでしょう。お米は無洗米をストックして利用するのもありですね。
パパが早めに帰宅できるご家庭では、仕事帰りに毎日弁当やお惣菜を買って帰ってもらう手もあります。

なお、母乳をあげているママは食の安全性も気になって「手作りを」と無理をしてしまいがちです。地元で1店舗でしか営業展開していないなど事業の規模が小さいお総菜屋さんは、コンビニチェーンのお弁当と比較すると保存料等を用いる必要がないと考えられるため、比較的安心して利用できるのではないでしょうか?また、パッケージの裏面に表示されている添加物や産地をしっかり見てから選ぶとより安心です。

掃除は家事代行サービスを

掃除はしなくてもOKというママもいるでしょうが、赤ちゃんが生活する空間はきれいに保ちたいものですよね。民間企業が行っている家事代行サービスや自治体が行っているサービスを事前に調べておくといいでしょう。料金は会社や住んでいる地域によっても違いますが、1時間1,000円程度が相場です。

里帰りしないとき上の子のお世話はどうする?

妹ができて喜ぶ女の子

経産婦さんの場合、1人目の場合は里帰りしても、2人目のときは上の子が保育園や幼稚園、学校に通っていることも多く、里帰りせずに出産を迎える方も多いです。

しかし、上の子の食事の準備、遊び、送り迎えなど、産後にやらなければならないことは出産前と変わりません。協力者を見つけておかないと乗り切るのは辛いかもしれません。
退院後からすぐに自分で頑張ろうと無理をしすぎるなら、悪露が長引いて再入院したり、熱が出て寝込んでしまうことも考えられます。里帰りしなくてもせめて1ヶ月間は親や夫などに育児の協力をお願いしたいですね。

陣痛のとき、上の子のお世話は誰が見る?

まずは急に陣痛がきたときの上の子の預け先を考えておきましょう。休日や深夜などパパが自宅にいるタイミングであればそのままパパに預けられるので問題ありませんが、いつ産気づくとも限らないために、陣痛を感じたときにママと子ども二人きり!という場面も考えられます。そんなピンチなときはどうすればいいのでしょうか?

ベビーシッター料金はどれくらい?相場と利用方法を解説
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ベビーシッターの平均的な利用料金や相場、定期的な利用や緊急の利用の際にお得に使えるベビーシッターの派遣会社の利用方法を解説します。信頼できるベビーシッターを派遣してくれるおすすめの会社なども掲載します。

妊娠中から保育園に通わせ始める

共働きでなくても産前産後は保育園の入所が可能です。産前に保育園へ通えていると突然陣痛がきても安心ですね。
ですが、待機児童が多い地域では希望の保育園に入れないことも。少し遠い地域なら入園できる場合もあるので、まずはお住いの地域の市役所や希望の保育園に問い合わせてみましょう。

陣痛が来た日からのお迎えはパパが行けるように、パパの会社に話をつけておけば大丈夫!

近所に住んでいる親族や友達にお願いする

家から車で行ける距離に親族や信頼できる友達が住んでいる場合は、事前にお願いをしておいて、陣痛を感じたら家に来てもらった、子供を預けに行ったという先輩ママもいます。

出産日を調整できる?

上の子がいる場合で急な陣痛は心配な場合は、子宮口が柔なくなってきた段階で入院して誘発分娩を行ってくれる産院もいます。事前に預け先の約束をしておきたい方は一度病院に相談をしてみましょう。

ひとまず病院へ連れていく

どこにも預けられる先がない場合は、陣痛が来たときのことを事前に病院と相談しておきましょう。小児科がある病院などプレイルームなどがあればそこで子どもを遊ばせておいて、パパや親がくるまで待たせてもらえることもあります。

退院後にママが病気になったときは?

赤ちゃんをあやす保育園の先生

退院したあとに、ママの体調が悪くなって育児をするのがしんどくなる日もあるかもしれません。そのときにそのときに備えて産褥シッターや一時保育も調べておきましょう。
また、二人目や三人目のお子さんを出産するときに里帰りをしない方は、その場合上の子の面倒を誰がどう見るかという問題が出てきますよね。心配が募るような状況下ではママのメンタルの健康維持も気になります。

産褥シッター

産褥シッターとは産褥期のサポートをしてくれるサービスです。赤ちゃんのお世話を始め、料理や選択、買い物なども代行してくれる特徴があります。サービスを行っているのは民間のベビーシッター会社や自治体から紹介してもらえるヘルパー派遣など。
自治体によっては産褥シッターの利用補助制度もあるため、一度お住いの地域に問い合わせてみるといいでしょう。

一時保育

保育園や福祉センターでは一時保育のサービスを行っているところもあります。1ヶ月前頃から予約が必要だったり、利用スタートまでいつくかの手続きを踏む必要があることもあるため、近くのサービスを事前に調べておきましょう。
一時保育に預けるときも、申込書の記入、保険証や育児手帳のコピー、オムツ、着替えなどが必要な場合があるため、出産前に用意しておくといいでしょう。

実母VS義母!手伝いに来てもらうのはどちらがベター?

入院中や退院後に手伝いに来てもらえる人がいれば、その分パパやママの家事や育児の負担が減るためとてもありがたいですよね。ここで頭を悩ませるのが義母に頼むべきか、実母に頼むべきか…という問題です。里帰り出産しなかった先輩たちは、入院中と退院後の期間を分けてそれぞれに助けに来てもらった方が多いようです。

入院期間中は義母派が優勢!

上の子がいる場合、パパが休みをとれない&子供も保育園に通っていない場合は、誰かの手を借りるしかありません。そんなときはパパが気兼ねなく過ごせる義母に手伝いを頼む方が多く、実際に入院中はママがいないので、親子水入らず気を使わずに楽しく過ごしてもらったという感想が多いです。

退院後は気兼ねない実母派!

退院後はママの体は予想以上に疲れています。その上精神的にもイライラしてしまうことが多く、気を使わずに色々と頼める実母に来てもらった方が多数でした。
自分が育ててくれた実母とは子育ての方針も気が合うことが多く、子育てについてちょっとしたことを相談できる心強い存在になってくれるでしょう。

出産で里帰りしない方は事前準備が肝心!

出産で里帰りをしないケースでは、妊娠直後のママに家事や育児の負担が大きくかかってしまう問題点があげられます。

産後1ヶ月は体の回復に務めるべくできるだけ安静に過ごすことはもちろん、親や夫に協力してもらえる体制準備や民間や自治体のサービスをスムーズに活用出来るように手配し赤ちゃんのお世話に専念できる環境を整えておくことが大切です。安心して出産に挑むために、出産前にしっかりと情報をリサーチしてどこに依頼するのかきめ細やかに準備しておきましょう。
しっかりと準備をしてママが休める環境を整えて、精神的にも肉体的にも落ち着いた健やかな産後を過ごしてくださいね。

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