いきみ逃しの方法とは?

いきみ逃しの体験談~「いきみたい」衝動を我慢する方法

いきみ逃しの具体的な方法を紹介。陣痛が進むと、赤ちゃんを外に押し出そうと、本能的に「いきみたい」衝動に駆られる女性は少なくありません。しかし、子宮口が全開になるまでは、いきむことはできません。いきみ逃しに効果のあるソフロロジーなどの呼吸法や姿勢、マッサージなどを紹介します。

いきみ逃しの体験談~「いきみたい」衝動を我慢する方法

いきみ逃しの体験談~「いきみたい」衝動を我慢する方法

出産というと、陣痛に苦しむ姿、唸りながら赤ちゃんを産む姿を思い浮かべてしまいがちですが、実はもう1つ、乗り越えなくてはいけない大きなハードルがあります。

それがズバリ「いきみたい!」という衝動を抑えること。これを「いきみ逃し」と言います。

今回は、先輩ママにいきみ逃しで効果のあった方法を教えてもらいました。

出産のイメージトレーニングで安産になる?体験談15
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「いきみ逃し」はなぜ必要なの?

陣痛は、子宮が収縮し、赤ちゃんが通るための産道が広がります。徐々に赤ちゃんが下に降りてきて、子宮口が柔らかくなると、ママ自身は、赤ちゃんを早く外に押し出したいという衝動を覚えます。

いきんでしまう妊婦

しかし、子宮口が全開になるまでは、まだいきんではいけません。赤ちゃんが完璧に外に出られる状態になる前にいきんでしまうと、子宮口や会陰が裂傷を起こしたり、赤ちゃん自身も呼吸が苦しくなる可能性があるのです。

そのため、スムーズで安全な出産のためには、子宮口が全開になり、赤ちゃんが外に出る準備が完璧に整うまで、「いきみたい」という衝動を抑えなくてはいけません。

先輩ママが実践!効果のあった「いきみ逃し」の方法

先輩ママが実践した「いきみ逃し」の方法をご紹介。
「いきみたい」とはどんな感覚なのかも教えてもらいましたので、出産のイメージトレーニングの参考にしてください。

呼吸を意識した「いきみ逃し」

「いきみ逃し」の方法として、最も有名で効果が高いのが呼吸法によるもの。陣痛の痛みで体に力が入ると、どうしてもいきみそうになってしまいます。また、呼吸をとめると、かえって痛みが強くなるという悪影響も。

いきみ逃しの呼吸をする妊婦

ゆっくり息を吐き、体の力を抜くようにしましょう。ソフロロジー出産の呼吸法などを参考にしても良いでしょう。

とにかく息を吐くことだけに集中

仲野ゆきこ(26歳)


お腹の張りが五分間隔できていたのですが、陣痛に繋がらないので、陣痛促進剤の点滴をされました。30分もすると陣痛に繋がり、陣痛の波がくるたびにお腹がギュゥゥっとカチカチになり、下半身の骨が変形するかのような痛みがきました。

痛すぎて勝手に力が入ってしまい、いきんでしまうような感じでした。まだ子宮口が五センチしかひらいていなかったので、看護師さんに「まだいきまないでね~」と何度も言われました。

陣痛の波がくる時には、ふぅぅぅ~っと声を出さずに息をはきながらいきみのがしをしていました。いきみのがしをしている時はとにかく、何も考える余裕もなく、ふぅぅぅ~っと息を吐くことだけを考えていました。

いきみのがしをしてから1時間ほどで子宮口は全開になり、看護師さんに「いきんでいいよ~」と言われました。いきむのは硬い便を出す時のような感覚で、おもいっきり力をいれていました。私の場合いきむのは上手くできて、二回ほどいきんですぐに産まれてくれました。

ソフロロジー流のいきみ逃し

みおん(30代後半)


いきんではいけない時は、あまり息を吸わず、大きく体から息を吐いて、お腹に力を入れないように我慢していました。いきみ逃しをしている時は、とにかく赤ちゃんが無事に生まれてくることだけを考えていました。1回のいきみ逃しは、息を大きく吐く10秒間くらいだと思います。

「いきんでもいいですよ」と言われた時は、助産師さんが「息を大きく吐きながら、お尻の下の部分に力を入れるイメージで」と教えてくれたので、スムーズにいきむことができました。ソフロロジー法での出産でしたが、大きく息を吸って吐くことで、自分がリラックスしながら出産できたのでとても良かったです。

6時間のいきみ逃し

まいこ(42歳)


産婦人科で教えてもらった呼吸法で、いきみ逃しをしました。鼻から息を吸って、口からフーッと長く息を吐き出すという呼吸法です。出産前に練習しましたが、実際いきみ逃しの呼吸法をしてみると、最初はなかなかうまくいかず、苦労しました。

しかし、しばらくやっているうちに、上手にいきみを逃せるようになってきました。いきみ逃しの間は、苦しかったですが、おなかの中の赤ちゃんも頑張っているんだから私も頑張ろうと考え、赤ちゃんの顔を思い浮かべていました。

なかなか赤ちゃんが降りてこなくて、いきみ逃しを6時間くらいしていました。ようやく「いきんでいいですよ」といわれた時は、心底ほっとしました。

いきみ逃しの時間が長く、疲れてしまっていて、なかなかうまくいきめませんでしたが、4、5回いきんで、無事に赤ちゃんが生まれました。

呼吸でいきみを押さえる妊婦

やっぱり呼吸。息を細く吐く

ナオコ(42歳)


出産時の「いきみたい」という感覚は、例えば下痢の時の大便をがまんできないような、体の内側から押し寄せてくるような感覚です。波があって、初めての出産でも不思議と体がいきみたくなりました。

いきみ逃しは息を細く吐くようにすると上手くいくと思います。いきみ逃しをしている間は、とにかく無事に出産まで辿り着けることを考えていました。他のことは考える余裕はありません。時間でいうと5分くらいだったと思いますが、当時は必死なので、長く感じていました。

いよいよ 「いきんで!」と言われた時は、思い切りいきみました。出産前に、「大声出してくださいね!」と言われており、そんな大声なんて出るのかなと思っていましたが、実際はとんでもなく大声でいきんでいました。「上手よ!」と助産婦さんに乗せられて、これが人生のクライマックスだ、という気分で出産しました。

ろうそくを吹き消すようにしました

こゆ(30代後半)


陣痛の痛みがどんどんと強くなっていき、早く開放されたいという思いから「いきみたい」という気持ちが沸いてきます。その時の感覚というのは、マックスで腹痛に襲われているのにもかかわらず、何の出口も用意されていないし、トイレも使用不可な状況といった感じでしょうか。

先生からは「まだいきまない」で、と言われていたのでなるべく静かな呼吸を意識して、ろうそくの火を吹き消すような感じで呼吸をしていました。なるべく頭の中でろうそくの火にちゃんと息が当たるようにと集中して呼吸をし、時間にして数秒のその呼吸を何度か繰り返していました。

「いきんでいい」と言われたときには思いきり、呼吸の事など考えず体の中のものを全部出すような感覚で上手くいきむことが出来ました。

ラマーズ法が効果あり

するりん(30代後半)


私は、3人のママです。それぞれ出産は違いましたが「いきみたい」という感覚は、本当にどれも耐えるのに必死でした。まるで10か月分の便秘(汚くてごめんなさい)が出るに出ない感覚で、「いきんではダメですよ~」と看護師さんや助産師さんの言葉にもかかわらず、勝手に体に力が入ってしまう感じです。

それでも、いきみを我慢する際は「ひっひっふ~」と定番ではありますが、ラマーズ法が一番効果ありました。ちなみに、出産後もおなかが痛くなって辛い時は、この呼吸法を使っています。

いきみを逃す最中は「早く!早く!陣痛過ぎて!」「終わったらアイス食べたい!」などと考えながら、誤魔化していました。私の場合は、分娩台に乗ってからも2時間近く我慢してました。助産師さんの「いきんでいいですよ~」という声は、神の一声に聞こえました。

でも、今まで我慢した分、思いきりいきもうとしましたが、体力を消耗してしまい、上手にいきめなくて、「ほら!しっかりいきんで!」って言われたことを覚えています。

一人目の時は、まるで思わなかったのに…

みるみる(40代前半)


私は2回出産しましたが、2回目の出産のときに「いきみたい」という感覚を知りました。初めてのお産のときはつらい、痛い、苦しいというだけで、「いきみたい」とは思わなかったように思います。大変すぎて覚えていないだけかもしれませんが…。

いきんではいけない時のいきみ逃しは、とりあえず呼吸です。必死に呼吸に集中して、いきみたいのを我慢していました。特にいきみ逃しする際には何も考えていなかった、考えられなかったというのが本当のところです。いきみ逃しをしたのは10分程度だと思います。それ以上長かったら耐えられなかったかもしれません…。

「いきんでいいですよ」と言われた時には上手にいきむことができたと思います。「よっしゃー!」という感じでしxたね。結局、分娩台に乗っていきみ始めて15分程度で産まれました。

息は止めずに吐く

息は止めるのではなく、吐く!

ちいこ(30代前半)


いきみたい感覚は、大便をしたくなる感覚と似ていました。まだまだ子宮口が開いてなかったので、ただただいきみ逃しをするしかなかったのですが、助産師さんに「息を止めるのではなく、フーフーと息を出したら楽だよ」と教えてもらい、陣痛の波が来たときには、息を吐きだすようにしていました。

余裕がなく何も考えられない状態でしたが、長い陣痛は辛く、赤ちゃんも一緒に頑張っていると思い、耐えました。いきみ逃しは、時間的には何時間も行なっていたように感じられましたが、実際は3時間くらいだったと思います。

子宮口が全開になり、「いきんでいいですよ」と言われたときは、自分的にはいきんでいるつもりでしたが、「お尻の方まで力が来てない」と言われ、上手くいきむことができませんでした。最終的には、先生にお腹を押してもらっての出産になりました。

「いきみたい」衝動が来たら、別のことを考える

赤ちゃんのことを考える、バースプランで好きな音楽をかけてもらい、そちらに集中するなど、陣痛中は「痛み」以外のものに目を向け、自分の気をそらすというのも非常に重要です。

他のことに意識を向けました

秋山はるか(20歳)


出産時のいきみたいという衝動は、「もう少しで便が漏れてしまう!もう我慢できない!」、そんな感覚でした。でも、許可が出るまではいきめないので、なるべく力が入らないよう深呼吸を繰り返し、全身の力を抜くように意識していました。

病院側へバースプランとして、自分の好きな音楽を流すようお願いしていたので、その音楽を一生懸命聞いて、いきみへの意識を他に向けていました。いきみ逃しの際に、赤ちゃんも頑張ってくれてる、ここで私がいきんでしまったら赤ちゃんを締め付けて苦しませてしまう、と考えていきみ逃しをしていました。

1回のいきみ逃しは30秒ほどで、トータル1時間ちょっといきみ逃しをしました。いざ「いきんで良い」となったとき、初めは呼吸の仕方がわからず、思い切り力をいれることができなかったのですが、先生と助産師さんがサポートしてくれていたので、最後の方は思い切り力をいれることができました。

出産が楽しみになるバースプランとは?
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「次でいきみたい!」とずっと思ってました

くるみ(30代後半)


いきみたい!という感覚は、うんちがしたい感覚とほとんどと言っていいほど同じでした。お腹というよりお尻につきあげてくる感覚があって、今にも出てしまうという感じです。陣痛とはまた違う痛みでした。

お腹やお尻に力を入れないようにして、息をゆっくり吐いて、いきみ逃しをしました。いきみ逃しする際には、「この次は、いきみたいな…」「ここまで来たらあと少しだよね?」とひたすら思いました。あと「こんなに痛いなら次の子はないな」という気持ちも芽生えました。実際には、二人目も産みましたが(苦笑)

お産の進行が早かったのでいきみ逃しをしたのは、4分間くらいだったと思います。いきむときは上手にできました。

実はちょっといきんでました

りっぴ(20代後半)


1人目の時は『いきみたい』という感覚がよくわからず、ひたすら子宮口が開き、助産師さんが「いきんでいいよ?」と言うまで、なんとなく耐えてました。でも、2人目の出産になって、ようやくわかりました。陣痛が来た時に赤ちゃんを早く押し出そうと自然に力が入る感じで、我慢するのが大変でした。

実は生まれない程度に軽くいきんでいました。でも、特に何も言われなかったので、「いきみたい!」っていう私の気持ちが満足されただけで、たいして力は入ってなかったんだと思います。陣痛は数分で収まるので、あと1分だけ、あと30秒だけ、と考えていました。

いざ分娩となったときに、助産師さんに「お尻の穴をぐっと出す感じでいきんで」と言われたものの、で最初の数回はうまくいきませんでした。その後、助産師さんの指示に従って無事出産することができました。

マッサージなどで「いきみたい」衝動を和らげる

妊婦の腰をマッサージ

テニスボールやゴルフボールなどで腰をマッサージして、陣痛を和らげる方法はよく聞きますが、いきみ逃しにもこうした方法は効果的との声があります。夫など立ち会い出産を予定されている方は、少しは恥ずかしいかもしれませんが、事前にお願いしておくと、いざという時に安心です。

予想以上に辛い「いきみ逃し」

ダイエット娘(30代前半)


事前に母や友達から、「どういきみを逃すか」など、聞いていました。しかし、実際その場になり、いきみ逃しがどれだけ苦しいか実感しました。いきみたい感覚は、「排便したい」感覚に似ています。

いきみ逃しの際は、主人にこぶしで肛門のあたりを押してもらい、ついでに腰のあたりもグイグイマッサージしてもらい、いきみたい衝動と、陣痛の痛みから気をそらしました。時間は30分位だったと思います。

先生に「いきんでも大丈夫ですよ!』と言われてからは、2回いきんで、無事に我が子が生まれました。

自分にとって楽な姿勢を見つける

分娩時の姿勢もそうですが、いきみ逃しの際にも、やはり姿勢は重要な要素です。自分が楽な姿勢を見つけましょう。

陣痛よりもつらかったいきみ逃し

ゆゆ(20代前半)


「いきみたい」というのは、おなかが痛くなるような、便意をもよおしたような感覚ですした。最初は初めての出産だったこともあり、いきみ自体が分から、助産師さんに怒られたのを覚えています。

私は四つんばいになるのが一番楽だったので、ずっと四つんばいになりいきみを逃がしていました。辛い痛みの間は、これに耐えれば赤ちゃんに会えると考えていました。

時間がとても早く流れているように感じていたのですが、いきみ逃がしだけでいうと5時間くらいしていたようです。最終的に「いきんでいいです」と言われたときは、少しずつではありますが、上手にできました。

手のひらから外に押し出すイメージ

ふくママ(30代後半)


子宮口が柔らかい体質で、初産なのに破水してから1時間半で産まれました。そのため、いきみ逃しをする時間は短かったのですが、両手から外に押し出すように力を入れて、いきみたくなる衝動を逃がしていました。

しかし、急だったので病院のベッドのグリップの所が取り付けられていませんでした。結局、立てる間は堅い壁に手をついて、壁を押し出し、その後は仕方なくベッドのシーツをむしりとるように持っていました。

昔の出産って天井から紐がぶら下がってたらしいです。いきむ瞬間だけでなく、いきみを逃すためにも、手を使うというのは重要な気がします。

いきむ時は、看護師さんから凄~いと言われました。何が凄いのかわかりませんが…。ひといきみで頭が出てきたからかもです。2回いきんだら、産まれた感じです。

とにかくリラックスする

呼吸法と関連しますが、やはりリラックスすることがなにより大切です。
人によっては「いきみ逃し」を長時間行った結果、体力を消耗し、いきむ時には体に力が入らないという方もいらっしゃいます。

「いきんでいいですよ」と許可が下りたときに、しっかりいきめるように、陣痛中やいきみ逃し中は、少しでも体力を温存しましょう。

とにかくリラックスして力を抜く

しろんくまん(30代前半)


陣痛から始まり、破水した瞬間から一気にお産が進みました。とにかく「出したい!」という気持ちでいっぱいになり、痛みもあって常に全身に力が入っていました。少しでも油断するとすぐに下半身に力が入ってしまうのですが、深呼吸とリラックス、全身の力を抜くように呼吸を意識しました。

助産師さんが全身を上から下へとゆっくり撫でながら「全身の力をぬいて」と声をかけてくれたのでやりやすかったのを覚えています。とにかく全身の力を抜く、これだけを意識して深呼吸を繰り返していくと、必死に柵を掴んでいた手がゆるんでくれました。

破水したから生まれるまでが早く、40分位だったので、その殆どの時間がいきまないように呼吸を整えることに集中していたと思います。強い圧迫でいきみたくなる衝動に耐える時間と、解放されて呼吸を整える時間を繰り返しました。

今まで我慢していた分、いきんでいいよと言われた時には思わず叫んでしまったのですが、声を出さないように歯を食いしばって生みました。

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