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妊娠したかも…と思ったら

妊娠したかも…チェックすべき妊娠超初期症状19&妊娠知識

妊娠したかも…と思ったときは、生理の遅れや体調の変化を感じ始め嬉しさや不安でいっぱいかもしれませんね。病院で検査を受ける前に、妊娠超初期症状のチェックリスト・妊娠検査薬・診察内容や検診費用など、しっかりと予習しておいて、これから始まるかもしれない妊娠生活に備えてみませんか?

妊娠したかも…チェックすべき妊娠超初期症状19&妊娠知識

妊娠したかも…妊娠超初期症状と知っておくべき妊娠知識をチェック

「もしかしたら、妊娠したかも…」
そう思うのは、何か体の変化を感じたときでしょうか。生理が遅れている、熱っぽくて体がだるい、吐き気がする…?それは、すべて妊娠したことにより現れる症状です。

妊娠検査薬を使うのも、病院へ行くのも、まだ時期が早過ぎて、妊娠したかは想像の域から脱しない、そんなときは「もしかして」と期待したり、「違ったら」と不安になったり、モヤモヤとした気分になる人も多いかもしれませんね。

そして、初めて妊娠される方は、何をどうしたらいいのか、分からないことも多いでしょう。病院での診察の流れや、必要な準備などを予習しておけば、妊娠と判明してから慌てずに済むかもしれませんね。

妊娠と思われるサインと体の変化

妊娠のサインにまだ気がついていない女性

妊娠が成立すると、体の中では急激な変化が起こります。そのため、体調が優れないなど、さまざまな症状として現れることがあります。では、「妊娠したかも」と思われるサインや体の変化には、どのようなものがあるのでしょうか。

生理がこない

多く人が、生理予定日を過ぎても生理が始まらないことで、妊娠を疑うのではないでしょうか。生理周期の定義は28日ですが、個人差もあり、体調により変動することはよくあります。普段から、ご自身の生理周期や特徴などを知っておくようにしましょう。

基礎体温の高温期が2週間以上続いている

基礎体温を記録していると、妊娠の特徴を目で確認することができます。
通常の基礎体温は、生理開始から排卵までの約2週間が「低温期」、排卵から次の生理までの約2週間が「高温期」と、低温期と高温期がはっきりとしていて、それぞれの周期を交互に繰り返します。

妊娠すると、低温期に入ることなく、高温期が続きます。そのため、排卵日からの高温期が2週以上続いていたら、妊娠している可能性が高いといえるのです。

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妊娠超初期症状がみられる

妊娠と判明する前の、「妊娠超初期」と呼ばれる時期に、体調の変化を感じることがあります。妊娠の目安として、一般的によくみられる妊娠超初期症状を、チェックリストにしました。ご自身の体の変化と比べてみてください。

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ただし、まったく現れない人がいたり、いくつも当てはまる人がいたりと個人差があるので、確実な判断基準ではありません。

  • 少量の出血がみられる。(着床出血)
  • 普段とおりものの様子が異なる。
  • 微熱・寒気・倦怠感など風邪に似た症状がみられる。
  • 貧血がみられる。
  • 眠気が続く。
  • 腰痛がある。
  • 下腹部に痛みや違和感がある。
  • 下痢や便秘がみられる。
  • 吐き気・胸やけ・胃もたれなどの症状がある。
  • 肌荒れ・シミが気になる。
  • 頭皮や毛髪の乾燥が気になる。
  • 頻尿でトイレが近い。
  • おっぱいが張る・違和感がある。
  • 食欲の増加。
  • 臭いが気になる。
  • 味覚に変化がある。
  • 唾液の分泌が多い。(よだれづわり)
  • くしゃみや鼻水が出る。(妊娠性鼻炎)
  • イライラや情緒不安定がみられる。

妊娠週の数え方と特徴

妊娠週数の数え方を勉強するベビ待ち女性達

日本では昔から、「十月十日(とつきとうか)」といわれているので、妊娠期間がなんとなく10ヶ月くらいというイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
また、生理が遅れて2週間後に病院へ行ったら「妊娠6週ですね」と言われて、不思議に思ったなど、妊娠週の数え方に疑問を持っている方も多くいます。

妊娠超初期っていつのこと?

「妊娠超初期」とは、次の生理予定日の前後1週間(妊娠3週~妊娠4週)の計2週間のことをいいます。
妊娠2週に排卵が起こり、妊娠3週で着床がみられると妊娠が成立します。着床することで、赤ちゃんを育てるための環境を整えようと、体の中ではさまざまな変化が起こり、何らかの症状として感じるようになります。

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そして、一般的に、妊娠検査薬で妊娠の有無を確認できるのは、妊娠5週以降になってからです。
そのため、妊娠初期の中でも、着床から妊娠と判明するまでの期間のことを「妊娠超初期」と呼んでいるのです。

妊娠週の数え方

妊娠週は、次の排卵の準備が行われる、最終生理開始日を妊娠1ヶ月(妊娠0週0日)としてカウントし始めます。排卵日が、妊娠2週0日(最終生理開始日から14日目)前後に当てはまるため、妊娠0週~妊娠1週では妊娠していないことになります。もちろん、母体への変化はありません。

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妊娠週の定義

正常に妊娠・出産した妊婦さんに、妊娠期間の統計を取ったところ、平均が280日±15日であることが分かり、WHO(世界保健機構)によって妊娠週が定義されました。

  • 妊娠の正常持続日数は280日とする。
  • 28日を妊娠歴の1ヶ月とし、妊娠維持を10ヶ月とする。
  • 7日を妊娠歴の1週とし、妊娠維持を40週とする。
  • 妊娠週数は満で数える。

妊娠初期の子宮内の様子

妊娠初期は、子宮内の様子が目まぐるしく変化します。その様子を、妊娠週数ごとにみてみましょう。

妊娠1ヶ月(妊娠0週~妊娠3週)

妊娠0週~妊娠1週は、何の変化もありません。2週で排卵、3週で着床(妊娠)がみられます。早ければ着床後すぐに、妊娠超初期症状が現れます。

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妊娠2ヶ月(妊娠4週~妊娠7週)

妊娠4週が本来なら生理予定日です。5週から妊娠検査薬で陽性反応がみられ、胎嚢(たいのう)が確認できます。妊娠6週~妊娠7週で胎嚢の中に胎芽心拍が確認できます。

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妊娠3ヶ月(妊娠8週~妊娠11週)

妊娠8週あたりから人の形がみられ、胎芽から胎児へと呼び方が変わります。つわりがつらい時期になります。早ければ9週あたりから心音が聞こえ始めます。

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妊娠4ヶ月(妊娠12週~妊娠15週)

妊娠12週から徐々に低温期に入り、つわりが落ち着いてきます。16週からは妊娠中期となり安定期に入ります。

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妊娠検査薬を使ってみよう

妊娠を喜ぶ仲良しカップル

「妊娠したのかな?」と思ったら、病院へ行く前に妊娠検査薬を使ってみましょう。
妊娠検査薬は、薬局やネット上で手軽に購入でき、高確率で妊娠の有無が判明します。ただ、妊娠検査薬が有効に働くには、正しい使い方やタイミングがあるので、説明書に従って検査するようにしましょう。
また、妊娠検査薬はあくまで補助的な役割です。陽性反応が出たら、すぐに病院へ行って診察を受けてくださいね。

妊娠検査薬の正しい使い方とタイミング

妊娠検査薬の尿吸収体に尿をかけるか、コップに採尿してから浸します。しばらく置くと、判定窓に線が現れるなどして、妊娠の判断ができるようになります。
一般的な妊娠検査薬は、生理予定日の約1週間後(妊娠5週)から使えます。

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妊娠検査薬が反応する仕組み

妊娠検査薬は、尿中に「hCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)」というホルモンが含まれているかどうかを検査し、妊娠の有無を判定します。
着床がみられると、すぐに母体から酸素や栄養を得ようとして、「絨毛(じゅうもう)」と呼ばれる組織が、子宮内膜へ深く根を下ろし、hCGを分泌し始めます。

このように、hCGは、妊娠して初めて分泌されるホルモンで、妊娠週数が進むにつれて分泌量も増え、妊娠2〜3ヶ月をピークに、出産するまで出続けることで、妊娠の状態を維持します。
分泌量が増えたhCGは、尿中や血液中からも検出されるようになるため、妊娠検査薬では、この尿中のhCGに反応し、妊娠が成立したかを判断できるようになるのです。

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妊娠周期と尿中hCG濃度の推移

  • 2週:0.2mIU/mL
  • 3週: 20〜50mIU/mL
  • 4週:50〜200mIU/mL
  • 5週:200〜1,000mIU/mL
  • 6週:1000~6400mIU/mL
  • 7週:4000~12800mIU/mL
  • 8週:4000~256000mIU/mL
  • 9~10週:8000~256000mIU/mL
  • 11週~:12800~64000mIU/mL

一般の妊娠検査薬は、尿中のhCG濃度が50mIU/mL以上で陽性反応が出ます。早い人では生理予定日(妊娠4週)に陽性反応が出ることもありますが、hCGの分泌量には個人差があるため、生理予定日1週間後(妊娠5週)に検査すると確実です。

妊娠検査薬で分かること・分からないこと

妊娠検査薬は、尿中のhCG濃度が50mIU/mL以上であれば、陽性反応が出ます。
しかし、その陽性反応が、100%正常妊娠であるいう証拠にはなりません。「陽性反応が出たのに、病院で検査をしたら、妊娠していないと言われた」「陽性反応が出た数日後に、陰性に変わった」ということもあるのです。
また、正常妊娠だった場合でも、双子や三つ子など2人以上の赤ちゃんを授かる「多胎」や、子宮の細かい様子などまでは、妊娠検査薬では知り得ません。

妊娠検査薬で陽性反応がみられるケース

妊娠検査薬で陽性反応が出たとしても、すべてが正常妊娠というわけではありません。以下のような場合にもみられる可能性があります。
そのため、妊娠検査薬で陽性反応がみられたら、できるだけ早く病院へ行って診察を受けるようにしましょう。もし治療が必要な場合、早期発見に繋がり、重症化を防ぐことができるからです。

  • 正常妊娠
  • 異常妊娠(化学流産・子宮外妊娠・胞状奇胎)
  • 糖尿・たんぱく尿・血尿がみられる。
  • 不妊治療でhCG注射(性腺刺激ホルモン剤)などを受けている。
  • 卵巣がん・絨毛がん・胃がん・肺がんなどのhCG産生腫瘍がみられる。
  • 閉経期の場合。
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病院で診察してもらいましょう

妊娠の有無を判断してくれる産婦人科の医師

妊娠検査薬で陽性反応がみられたら、病院で診察してもらいましょう。
初めての方は、何を準備したらいいのか、何をされるのか、分からないことも多いかもしれません。スムーズな診察を受けられるように、前もって準備をしておくのがいいですね。

病院へ行くタイミング

 
妊娠検査薬で陽性反応が出てから、5週(生理予定日の1週間後)〜8週には初診を受けましょう。
このとき、特に異常がみられない場合でも、すぐに妊娠確定というわけではありません。
病院で妊娠と診断されるのは、「胎嚢(たいのう)」「胎芽」「心拍」の3つが確認される必要があるのです。

「胎嚢」

赤ちゃんが育つための袋のようなもので、子宮内に胎嚢が確認されることで、子宮外妊娠の可能性はなくなります。

「胎芽」

赤ちゃんの元となるもので、胎嚢ができてから数日後に確認することができます。胎芽が育つと「胎児」と呼び方が変わります。

「心拍」

赤ちゃんの心臓の動きで、心拍まで確認されると、赤ちゃんが育つ確率が高くなります。

この3つすべてが確認できるのが、妊娠5〜8週にあたるのです。
しかし、初診のタイミングで、これらがまだ成長過程で確認できないこともあり、その場合、確認されるまで数回の通院が必要となります。

病院へ用意していくもの

妊娠検査薬が陽性反応を示したため産院へ向かう女性

受付や診察のときに、忘れ物をして慌てないように、前もって準備をしておきましょう。

  • 健康保険証
  • 基礎体温表:記録している場合は持って行きましょう。
  • 最終生理開始日を答えられるように:分娩予定日の基準となるので、必ず質問されます。
  • 診察料約3万円:病院にもよりますが妊娠検査費用は保険適用外ということもあり、初診では少し多めに持っていれば安心です。
  • メモ帳:診察は緊張してしまうものです。質問したいことなどメモしておくと便利です。

診察の基本的な流れ

通院の度に、さまざまな検査を受けることになります。初診からの基本的な流れと、主な検査については以下の通りです。
ただし、毎回必ず受ける検査、定期的に受ける検査など、取り入れる検査の種類やタイミングなどは、病院によって異なります。また、治療が必要な場合など、人によって異なることもあります。

毎回行う検査

体重・血圧測定

妊娠初期は、妊娠前の体重を維持するように指示されます。妊娠中は、食べ悪阻や吐き悪阻などで、体重が増減しやすくなり、体への影響が心配されるからです。
妊娠時の低血圧は、貧血・めまい・むくみなどのトラブルが考えられます。逆に妊娠高血圧症候群になると、尿淡白を伴い、おなかの赤ちゃんや母体が、危険な状態になる可能性も出てきます。
体調の変化でつらい時期ですが、体重の増減に気をつけ血圧値を意識するようにしましょう。

尿検査

妊娠の有無・尿淡白・糖などの値をチェックします。
妊娠中は尿淡白が出やすくなります。重度の場合は、妊娠高血圧症候群が疑われます。
糖が高い数値で検出されると、妊娠糖尿病が疑われます。巨大児や羊水過多の原因になり、赤ちゃんが危険な状態になる可能性もあります。

内診・触診・超音波検査

妊婦検診では、内診のイメージが強いかもしれませんね。怖いし恥ずかしいと感じるかもしれませんが、膣や子宮に炎症や感染症がないかなどを調べる大切な診察です。ゆっくり息を吐いて、力を抜くようにして受けましょう。
医師による触診もありますが、子宮と卵巣の様子を確認するためです。
妊娠初期の超音波検査は、おなかの表面からでは胎嚢や胎芽が見えにくいため、経膣プローブという超音波の機器を挿入して、子宮内を確認します。

1.初診

内診と同時に、「子宮がん検査」「クラミジア検査」などの検査が行われます。

子宮がん検査

現在、20歳以上の女性を対象に、妊娠の有無に関わらず、子宮頸がん検診を受けるように勧められていますが、実際に受けているのは20%ほどだといわれています。妊娠して初めて産婦人科を受診する女性も多いため、妊婦検診で子宮がん検査をするようになりました。早期発見で、おなかの赤ちゃんも母体も守ることができます。

クラミジア検査

クラミジアとは、性感染症のひとつで、もし感染していたとしても、ほとんど自覚症状がないため、多くの女性が気付けずにいます。妊娠中にクラミジアに感染していると、母体に悪影響を与えるだけではなく、おなかの赤ちゃんが肺炎などになる恐れもあるため、この検査が導入されています。

2.再診

超音波検査で、赤ちゃんの胎嚢・胎芽・心拍が確認され、妊娠が継続できると判断されると、分娩予定日が決まります。母子手帳の交付を受けるように指示されます。

3.母子手帳の交付

住民票が登録してある市区町村の役所や保健センターなどで、母子手帳の交付を受けることができます。
母子手帳の交付には、妊娠届出書と印鑑が必要となります。妊娠届出書は、病院で記入した用紙をもらえる場合と、役所にある用紙に自分で記入する場合があります。各自治体で異なるため、病院や自治体のホームページなどで確認してみましょう。
また、母子手帳は外出時には常に持ち歩くようにしましょう。万が一、貧血で倒れたり、事故などで気を失ったとしても、妊婦である証拠となり、それに適応した処置を受けることができるからです。

4.第1回目の妊婦検診

妊娠10〜12週あたりに、母子手帳をもらってから受ける初めての検査です。以後、診察時には必ず母子手帳を持っていきましょう。「毎回行う検査」に加えて、「血液検査」が行われます。

血液検査

血液検査では、妊婦自身の病気や体質が細かく分かります。例えば、貧血・血液型(ABO式・RhD式)・血糖などがあります。
ママの血液は、赤ちゃんへ直接、酸素や栄養と一緒に感染症を運んでしまう恐れもあることから、感染症についても検査されます。例えば、梅毒・B型肝炎・C型肝炎・HIV・風疹などがあります。
これらの検査から、病気の治療や感染の予防など、必要な処置が行われます。

5.第2回目の妊娠検診

第1回目の妊婦検診から、約1ヶ月後に受ける検査です。「毎回行う検査」で、母体と赤ちゃんの様子を確認します。
以後は、定期検査となりますが、貧血や悪阻がみられる場合などには、点滴や治療、入院などが必要となることもあります。

病院への服装

妊婦検診では、毎回内診を受けることになります。内診は、下着を取った状態で、内診台という椅子のような特殊な診察台に乗ります。
スキニーパンツやオールインワンのような服装だと、着脱も大変で時間がかかってしまうので、スカートやワンピースなど、下着をサッと脱げる服装が良いでしょう。

診察料について

妊娠は病気ではないため、妊婦検診の費用は保険適用外となります。
悪阻による点滴など、妊娠中のトラブルや病気で、一部では保険適用になる場合もありますが、基本的にすべて自己負担となります。
しかし近年、国や地方自治体の公費で補助してくれる助成制度が導入されたことで、妊婦検診における負担額がわずかで済むようになりました。

初診から母子手帳を受け取るまでの費用

初診料、尿検査や超音波検査などのさまざまな検査費用で、1〜2万円ほどかかることが多いようです。病院や受ける検査内容によって異なりますが、再診以降も毎回1万円前後かかってきます。
そのため、お財布には余裕をもって、初診では3万円ほど、再診では2万円ほどを入れておくと安心です。

母子手帳を受け取ってからの費用

母子手帳と一緒に「妊婦検診受診券」が発行されます。
妊婦検診受診券とは、妊婦検診の費用を各自治体の公費で負担してくれるもので、受診券が冊子になったものです。自治体により助成額は異なりますが、この妊婦検診受診券を使うことで、毎回の検診費用の自己負担が数百円〜5千円くらいで済むようになります。

初めての妊娠でも慌てずに準備をしましょう

初めて妊娠する方は、嬉しい反面、不安も大きいのではないでしょうか。あれこれと想像して考えてしまうのも無理はありません。
しかし、妊娠超初期は、体調の変化も起こりやすい時期なので、リラックスしてゆっくりと過ごすことが大切です。

そして、いざ妊娠が判明してから、何をすればいいのか、何に気をつければいいのか、慌ててしまわないために、これから起こる体の変化や、おなかの中で成長する赤ちゃんの様子などを知っておくことも大切です。

ご自身の体ときちんと向き合い、しっかりと妊娠生活の準備を整えておくことで、おなかに宿った小さな命を守ってあげたいですね。