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子育ての基本インディアンの教え

インディアンの教え、シンプルで的確な子育て&親のあり方

ネイティブアメリカンに伝わる「インディアンの教え」。何百年という子育ての経験から生まれた子育ての基本となる原則を述べたものですが、様々な教育法やしつけ法などが取りざたされる中、シンプルかつ的確と注目を浴びています。悩みの尽きない子育て…インディアンの教えが道しるべとなるはず!

インディアンの教え、シンプルで的確な子育て&親のあり方

悩んだらインディアンの教え!シンプルな子育てのアドバイスに救われる!

メディアや専門書を読むと、様々な育児法が紹介されています。また、周囲の先輩ママたちやご自分の両親、義父母から育児について色々なアドバイスをもらうこともあるでしょう。あまりにも育児法が多すぎて、どのような方針で子どもを育てていけばいいのか分からないと悩んでいるママたちも多いのではないでしょうか?

育児に役立つインディアンの教え

そんなママたちがぜひ知っておきたいのが、『インディアン(アメリカインディアン)の教え』というものがあります。これも子育ての指針のひとつなのですが、非常にシンプルな内容にもかかわらず、育児の核心をついているとも言えます。では『インディアンの教え』とはどのようなものなのか、チェックしましょう!

子育て4つの基本!アメリカインディアンの子育ての指針4つ

元気に育ったカワイイ笑顔の子供

インディアンが教訓としてきた言葉は非常に多く、様々な本にまとめられて紹介されています。人生そのものを網羅するそれらの言葉の中でも、特に『子育て』に関しての言葉を大きくまとめると次の4つに集約されます。

4つの成長過程と子育てのポイント

・乳児は肌を離すな
・幼児は肌を離して手を離すな
・少年は手を離して目を離すな
・青年は目を離して心を離すな

子供は育てたように育つ!インディアンに学ぶ子育てと親のあり方

子どもの成長過程別の4つの格言以外にも、インディアンの教えには、子育てに迷ったときに助けになりそうな言葉がたくさんあります。いくつかご紹介いたします。

子どもの自尊心を奪い自信が持てなくなる理由

  • 批判ばかり受けて育つと、非難ばかりする子どもになる
  • 敵意に囲まれて育つと、争うことが好きな子どもになる
  • ひやかされて育つと、はにかみ屋の子どもになる
  • 恥ずかしさに囲まれて育つと、罪悪感を覚えながら生きる子どもになる

自分を愛し人を大切にする強く明るい子を育てるには

  • ほめられて育つと、感謝することを知る子どもになる
  • はげまされて育つと、自信を持った子どもになる
  • 公正な環境で育つと、正義感の強い子どもになる
  • 人に認められて育つと、自分自身を大切にする子どもになる
  • 寛容な環境で育つと、がまん強い子どもになる
  • 許容と友愛に囲まれて育つと、世界中に愛を見つける子どもになる

インディアンの教え基本の4つを生活に活かしてみよう!

インディアンの教えはとてもシンプルです。子どもをとりまく環境が子どもの人格を作るということを、的確な言葉で表現していると言えます。

子どもが良くない言動をすると、「なんでこの子はこんなことをする(言う)のかしら?こんな風に育てたつもりはないのに・・・」と親は感じるかもしれません。ですが、子どもに「なんでこんなことをするの?!」と叱るよりも、親自身がどのように子どもに接してきたかを振り返って見ることが、本当は一番必要な子育ての要なのかも知れませんね。

●子は親の鏡

日本でも、子どもは親の鏡といいます。知らず識らずに親がしている行動が、子どもの行動や考え方、発言と繋がっているのです。子育てに関するインディアンの教えの基本4つを、どのように生活に活かすことができるのか掘り下げて考えていきましょう。

インディアンの教え1.乳児は肌を離すな

赤ちゃんに愛情をたっぷり注ぐ母親

赤ちゃんは、親の愛情をどのように理解するのでしょうか?もちろん、「大好きだよ」「かわいいねえ」と声に出して愛情を表現することも大切ですが、抱っこすることやおんぶすること、手をにぎることなどのスキンシップによって、赤ちゃんは自分が愛されていること、大切に思われていることを知るのです。
何も知らない赤ちゃんのようですが、親の愛情はちゃんと分かっていますし与えすぎということはないのです。

また、いつも赤ちゃんとくっついていることで、乳児を危険から守ることもできます。危険を知らない赤ちゃんの行動によって起きる事故も未然に防ぐことができますし、微熱や鼻水といった病気の兆候にもいち早く気付けるというもの。そばで見ているだけでは分からない変化を、肌をくっつけていることで知ることができるのです。

インディアンの教え2.幼児は肌を離して手を離すな

幼児と一緒に公園に出かける母親

自分の足で動けるようになる幼児は、乳児のころと比べると出来ることが一気に増えていきます。危険な状況かどうかは考えず、とにかく興味を感じた方向へ一目散に進んで行きます。
幼児の好奇心や意思を尊重することは大切ですが、危険な状況かどうかを配慮し安全を確保するのは親や周囲の大人の役目です。
インディアンの教え「幼児は肌を離して手を離すな」のように、確かに子供としっかり手を繋いでいると突然の衝動に伴う危険から幼児の身を守ってあげることができますね!

もちろん、24時間ずっと手を離してはいけないという意味ではありません。安全が確認できる場所や状況では、子どもが自由に動き回ることも発育過程上大切です。ですが、交通の激しい往来を歩くときや、転倒が大きな怪我につながりかねない崖や岩道などを歩くときなどは、子どもが嫌がっても手を離してはいけないのです。

インディアンの教え3.少年は手を離して目を離すな

サッカーボールを抱えて楽しく遊ぶ姉弟

少年になると、安全に関しての概念も育ってきます。幼児期に親と手をつなぐことで、「どんな状況が危険なのか」「どのような状況のときは、いつもより注意することが必要なのか」について、身をもって学習してきているからです。

ですが、まだまだ大人と同じ程度には自分の身を自分で守ることはできませんし、自由に動き回るようになった分子供を取り巻く危険も多種多様になっていきます。手はつないでいなくても、いつも目を光らせて子どもが危険な状況にいないかを親が注意することが必要なのです。

子供を取り巻く環境の変化に伴う「危険」から守るには

もちろんこの言葉には、精神的な意味合いも含まれます。学校に通ったり、友だちと遊んだりするようになりますので、事実上、親の『目』が届かないところにも子どもは行くようになりますが、親がいつも自分を見ている(=自分のことを気にかけている)と感じることができる子どもは、犯罪などの反社会的な行動をしたり、他人を傷つけるような言動をしたりすることは少ないでしょう。

親も成長が必要なとき

また、この教えには、少々の子離れについての示唆も含まれています。幼児のころは手をつないでいることが理想的とされますが、少年になると『手』ではなく『目』と変化します。これは、親と子どもの距離が少し離れることで、子どもが好奇心や意思に基づいた行動を取るときに、親はその意思を尊重しなくてはならないということを指しているのです。

インディアンの教え4.青年は目を離して心を離すな

一家みんなで記念写真をとる家族

子どもの全ての活動に目(実際の目も、精神的な意味での目も)を配ることができなくなる青年期。それでも、親は子どもの幸せを第一に考え、また子どもの幸せを第一に考えていることを子どもに伝えることが必要なのです。

子どもの心の中に親が占める割合が減っていくのは、子どもが正しく成長している証でもあります。ですが、子どもに何か辛いことがあったときに、「お父さんはどう思うだろうか」「お母さんなら何と言ってくれるだろうか」と考えてくれるなら、親は青年の心を離していないということが出来るでしょう。

子育ては仕事ではありません。ですからゴールはありません。ゴールがないからこそ、一生をかけてかかわっていくことができる素晴らしい務めなのです。子どもが大人へと成長しても、心をしっかりと捉えることができるように大切に育てることの重要さをインディアンの教えは伝えているのではないでしょうか?

どの年代でも、子育ての基本となるのは愛情

大人になったときに、自分が愛されて育ってきたことに気付く人間に育てたいものです。そのためには、どの年代の子どもに対しても、愛情をベースとして、心は決して離さないで接していくことが大切だと言えるのです。