赤ちゃんの歯がためおすすめ素材

歯がためのおすすめ|赤ちゃんに安心素材&食材歯がため

歯がためは乳歯が生えてくる頃のムズムズ解消の必需品!歯ぐずりによる赤ちゃんがご機嫌ナナメかな?と思ったら歯がためを与えてみましょう!赤ちゃん目線で見た歯がための選び方、チョコやバナナの形がかわいい人気の歯がためからおすすめ3選、セロリなど野菜を歯がため代わりに使うアイディアも紹介。

歯がためのおすすめ|赤ちゃんに安心素材&食材歯がため

赤ちゃんに歯がためをあげよう【カジカジ】

歯がためは赤ちゃんにとっておすすめのおもちゃで、ご機嫌アップに役立つグッズです!
赤ちゃんは生後5・6か月ごとになると、下の前歯から可愛い歯が生え始めます。その生え始めはとてもむず痒くなんでもかじりたくなる歯ぐずりが起こる時期でもあり、歯ぐずりがみられたら「歯が生えてくるサイン」と思いましょう。

歯ぐずりがみられたら、赤ちゃんに歯固めを与えて、赤ちゃんのむずむずを解消し「かじりたい!」という欲求を正しい形で発散させてあげましょう。しっかりとしたおすすめ歯固めならかじり心地のよさをきっと気に入ってくれるはず!カジカジしたいお年頃の赤ちゃんに安全な歯がためのメリットや選び方を紹介します。

歯がためでむずがゆさを解消しつつ乳歯の成長をサポート

歯がためでかゆみを解消する赤ちゃん

まママはナゼ赤ちゃんに歯固めが必要なのかご存知でしょうか?
もちろん、何が何でも絶対に歯固めを用意しなければ…!というものではありませんが、メリットは多くあります。

歯が生え始める頃は、歯茎がむず痒くなる、痛みがある…など赤ちゃんにはあまり心地の良い状態とは言えません。赤ちゃんによってはご機嫌ナナメになったり、夜泣きをする、指しゃぶりや口の中や歯茎を気にする、タオルやおもちゃを噛む…など何でもかじりたくなります。このような行動は「歯ぐずり」と呼ばれ、赤ちゃんはむずがゆさの真っただ中!だからこそ歯固め専用のおもちゃを与えてあげることで、ご機嫌が良くなるのです。

歯固めは噛むためのおもちゃとして作られていて、適度な硬さから、歯茎のマッサージにもなり、乳歯の成長もサポートしてくれるというメリットもあります。

歯がための役割1.乳歯の成長&顎の力の発達

乳歯は下の前歯2本から生え始め、上の前歯2本と順番に生えてきて2歳半くらいで20本の乳歯がほぼ生えそろいます。しかし個人差があるので多少の違いには心配し過ぎることはありません。それよりも、この乳歯の生える時期は「噛む」動作がとても大事なのです。

徐々に乳歯が生えてくるこの時期は、赤ちゃんはとにかく歯茎がムズムズしています。そんなときに歯固めを与えてあげると、歯がためをよく噛むようになります。
赤ちゃんが歯がためをかみかみすると、適度に歯茎が刺激され、結果乳歯の成長も促され、さらによく噛むことは顎の発達にも、また脳の発達にも良いとされています。

おしゃぶりとは違う歯がための役割

おしゃぶりを歯がために代用するという人もいますが、おしゃぶりとはがためは全くの別物。赤ちゃんの「吸う」を軸に設計されたおしゃぶりでは歯がための役割は果たせません。

歯の生え始める時期は、赤ちゃんは「吸う」という行動が「噛む」という行動にうつる時期でもあります。だんだん離乳食も歯茎で押しつぶして食べる時期から、歯を使って噛みくだき食べるようにもなってきます。歯がためは、その噛む力を付けるためにも役に立つのです。

歯が生えたら、「吸う」から「噛む」にチェンジしていきましょう。

歯がための役割2.赤ちゃんのむずむずストレス解消

歯がためは歯茎や、乳歯、顎の発達といった成長のサポートもしてくれますが、なんといっても歯が生え始める頃のむず痒さからのイライラや夜泣きといった赤ちゃんの精神的なトラブルも解消してくれるところも助かりますね。

上にも書いたように歯が生え始めるのは5、6か月頃。そこから2歳半くらいまで、徐々に乳歯が生えそろっていくのですが、歯が生え始めてきたら歯茎のむず痒さも落ち着きだす子もいれば、生えそろう間むず痒さがずっと続いているのか、カジカジし続ける子もいます。
良質な歯がためをカジカジしてむず痒さからくるむしゃくしゃが解消されればママも何よりです。

歯がための役割3.お食い初めの風習「歯がための儀式」

お食い初めとは生後100日目ごろに行うもので、「子供が一生、食べ物に困らないように」というが込められており、赤ちゃんにお料理を食べる真似をさせる儀式です。まだ歯が生える前ですが、一緒に歯がための儀式も行います。「石のように丈夫な歯が生え、長生きできますように」という意味が込められているようです。

100日祝いのお祝い方法とは?祝い方とみんなの料理アイディア
100日祝いのお祝い方法とは?祝い方とみんなの料理アイディア
100日祝いとは別名お食い初めと呼ばれる平安時代から続く行事です。100日祝いの日の数え方や準備するお椀や、歯固め石、料理、と正式な祝い方、みんなの用意した料理を紹介します。

お食い初めの歯がための儀式では石を使用します。お宮参りの時に記念にくださるところあるようですが、ない場合はお宮参りをした神社の境内で石をお借りします。
石の大きさは1cm~5cmくらいで、1~3つくらい用意することが多いようです。正式には赤、白、黒といった3種類の石を用意するようですが、地域によっても違いますし必ずしもこれにこだわることはなく、無理なく準備できる範囲で十分です。

河原から拾ってくるという地域もあるようです。用意した石は使用前に煮沸消毒し、石に箸先を触れさせ、それを赤ちゃんの歯茎に当てます。かじらなくてもOK。
お宮参りで頂いた石は記念にとっておきましょう。お宮参りをした神社の境内からお借りした石は、お借りしたということで、儀式が終わったら元の場所に返しに行きましょう。

赤ちゃんに歯がためを与える時期の目安は「歯ぐずり」

ママに歯がためを見せつける赤ちゃん

「歯ぐずり」とは歯が生え始める頃に赤ちゃんがご機嫌斜めの時が多くなったり、夜泣きがひどくなったりすること。原因は歯が生える前の歯茎のむず痒さや痛みからなのですが、もちろん個人差があるので「歯ぐずり」がほとんど見られない赤ちゃんもいれば、急にどうしてこんなに夜泣きや、ご機嫌の悪さが続くようになったの?とママが困ってしまう場合もあります。

この歯ぐずりが気になりだす時期は、生後5、6か月頃で、下の前歯が生え始める時期でもあります。夜泣きがひどくなることも多いようですが、この行動、症状が見られた場合には歯ぐずりによる影響かも?とされる派の生え始めの時期の赤ちゃんの行動をピックアップしてみました。

歯の生えはじめの赤ちゃんに見られる兆候

・夜泣きが増える
・ご機嫌斜めの時間が増える
・指しゃぶりをする
・歯茎を気にするようになる
・歯茎をすり合わせる
・タオルやおもちゃなど何かを口の中に入れている
・よだれが増える
・歯茎が硬くなってきている
・食欲がなくなる

歯がためである程度は機嫌を直してくれたりするのであれば、安い出費です!歯ぐずりが疑われるときは、買い与えてみましょう。

歯ぐずりでイライラしている赤ちゃんをなだめる10の対策
歯ぐずりでイライラしている赤ちゃんをなだめる10の対策

赤ちゃん満足!歯がための選び方4項目

赤ちゃんが使った後に消毒されたおもちゃ

歯がためにはいろんな種類があります。見た目も可愛く、赤ちゃんの興味を引くようなデザインもたくさんあり、もちろんそれも選ぶポイントになりますね。しかし、歯がためを選ぶもっとも重要なポイントは、赤ちゃんに思い切り齧らせてあげられるかどうか、赤ちゃん自身がかじりやすいかどうか…というところ。素材、安全、衛生面を基準として歯がための選び方をチェックしていきましょう。

1.赤ちゃんがかじりやすいこと

歯がためとは、要は赤ちゃんがかじるためのおもちゃですので、赤ちゃんがかじりやすいデザインのものを選んであげるようにしましょう。歯固めだけでなくおもちゃとしても使えるものもおすすめですが、あまり装飾のあるものは赤ちゃんが噛む際に邪魔になってしまうことも…。
また、赤ちゃんの噛む力が強く噛み切ってしまいそうなら飲み込みも心配です。かじりやすさをチェックする上では歯がための耐久性もしっかりチェックしましょう。

2.赤ちゃんが握りやすいこと

歯がためは赤ちゃんが自分で持ってかじられるかどうかも重要。赤ちゃんが握りやすい形、大きさのものがおすすめです。握りやすいところを握ってみたら齧りやすいところがなくなってしまった…だなんて赤ちゃんを余計にむしゃくしゃさせないものを選びましょう。
外出が多いのなら、落としてしまう心配がないようネックレスタイプやストラップが付けられるようになっている歯がためが安心かもしれません。

3.凹凸が少なく洗いやすい

赤ちゃんがかじかじする…ということは衛生面も心配です。安心してかじかじさせられるかどうかは清潔さも大切なポイントとなります。歯がためはあまり細かいパーツがついていないなるべくシンプルなものなら、使用後に洗いやすいのでおすすめです。

4.赤ちゃんに安心して与えられる素材であること

赤ちゃんが思いっきりかじるために存在する歯がためです。塗装がはがれた、部品が取れた…など飲み込みの危険も避けたいですね。
また、赤ちゃんの健康を害するリスクから避けたい素材も。歯がための中には、弾力や柔らかさを出すために「フタル酸エステル」という環境ホルモンが使用されていることがあります。フタル酸エステルは長い期間摂取すると体に悪影響を及ぼす可能性があるとされているので、歯固めを選ぶときには気を付けるようにしましょう!

環境ホルモンとは

環境ホルモンは環境中に放出された化学物質で体内に取り込まれると、身体で分泌するホルモンをかく乱し健康に異常をきたすなどの作用があります。
環境ホルモンについては現在はまだ研究の段階ですが、ダイオキシン、農薬、殺菌剤、殺虫剤、プラスチックの容器などに含まれていることが多く、赤ちゃんに与えるものはこれらに気を付けるようにするのがベターです。

なにこれかわいい!おすすめ歯がため3選

歯がためには本当に色々な種類がありますが、赤ちゃんが使いやすいもの、安全で、しかもかわいいおすすめの歯がためをご紹介します。


純国産お米のおもちゃセットの画像
出典:www.people-kk.co.jp

純国産お米のおもちゃセット/ピープル

原料はお米で作られているので、赤ちゃんがお口に入れても安心です。
セットだから色々なかじり心地を楽しめます!


スマイルラボ歯がため チョコはがための画像
出典:shop.combi.co.jp

スマイルラボ歯がため チョコはがため/Combi

板チョコレート歯がためにかじりついている姿がかわいいですね!
形状からして喉につっかえる心配はありませんし、端っこをかじるってなかなか癖になりそうです。


カミカミBabyバナナの画像
出典:www.doctorpeople.jp

カミカミBabyバナナ/HAPPiDEA

バナナの形状は、歯がためが赤ちゃんのお口に深く入りすぎないようにするためのもの。程よくむず痒い箇所に届きます。

歯がためを衛生的に管理・お手入れ方法

驚いた表情で歯がためを使う赤ちゃん

歯がためは赤ちゃんがお口に入れるものですので、当然よだれが付き、それをそのままにしておくと細菌やウイルスが付着繁殖し、ホコリやもみも付きやすい状態になっています。ごみだらけバイキンだらけの歯がためはとても不衛生ですので、使用し終わったらきれいに洗い、赤ちゃんが安心して使えるよう清潔な場所に保管しておきましょう。

お手入れの方法は台所洗剤で洗い、消毒液に浸けおき

基本的には哺乳瓶などと同じく、ベビー用台所用洗剤でキレイに洗います。その後消毒液につけられるならなお良いですね。よく乾燥させたら、次回使うまでは清潔な場所に保管しておくこと。
熱湯消毒や電子レンジでの消毒は本体の変形、故障にもつながるのでやめましょう。

歯がためのお手入れはこまめに毎回が理想

お手入れは、使い終わった毎にしましょう。抵抗力の弱い赤ちゃんがお口の中に入れるものなので常に清潔は保っておきたいですからね。
またお口に入れることでよだれがついていてそのままにしておくと、バイキンやごみが付きやすく不潔です。少し大変でも赤ちゃんの健康を守るため手入れは都度するようにしましょう。

天然素材!歯がために代用できる食材

歯がためにも使える野菜スティック

歯がためと聞くと市販の歯がため用のおもちゃを思い浮かべますが、ニンジンやセロリは野菜スティック状にして歯がための代わりとして用いられます。
歯がための素材が少し心配…というママは食材を歯がため代わりに与える方法も良いですね!

野菜スティック歯がため

にんじんやセロリを赤ちゃんが持ちやすいように切って持たせてあげるだけ。
お野菜の味がちょっとだけするのでむずむずを紛らわす効果もあります。お野菜を選ぶときは、生食できる、それほどあくの強くない野菜を選びます。また、お野菜の食物繊維が多いと噛み切る心配も低くなり飲み込むリスクも下げられますよ。※但し、ぜったいに目を離してはいけません!

注意点

お野菜ということで、体内に入っても危険がないとされています。
噛み切ってしまった時に飲み込んでしまいのどに詰まらせてしまわないように、お野菜スティックを与えている時には赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。

その他の歯がため食材

歯がためとして、噛み応えのある食材を与えてみましょう。昆布はだしとして離乳食初期(5・6ヶ月)から使える食材ですし、さつまいもも初期から食べられる野菜です。ただし、かたさを考えると1歳以降じゃないと噛み切れなので、あくまでカジカジと口に入れるのを楽しむのがメインです。

だし昆布

だし昆布もちょっとやそっとじゃ噛み切れない食材です。
だし昆布の角が痛くないようにカットの仕方に注意してあげましょう。

ほしいも

さつまいもを原料とし天然の甘味があるほしいも。これも赤ちゃんにとってはうれしい歯がため食材です。


おしゃぶりかんころの画像
出典:soukaya.ocnk.net

おしゃぶりかんころ/草加家

赤ちゃん用のほしいもがあるのですね!

するめは塩分が高すぎるのでNG

顎の発達にスルメを噛ませると良いともありますが、するめは特に味を付けていなくとも塩分は多い食材なので控えましょう。

歯がためクッキーを作ろう!

手作りのクッキーも少し堅めに仕上げて歯固めにすることができます。よくかむことで顎の発達にもいいとなったら是非1度試してみたいですね。小麦粉を使用するので、パン粥デビューしたらおすすめです

作り方

材料

薄力粉×100g
バナナ×1
さつまいも×1cmの輪切り5カット(かぼちゃでもOK)

Step1

薄力粉に電子レンジで温めたバナナを混ぜます。

Step2

おなじくレンジ蒸ししたさつまいもまたはかぼちゃを生地上になるまで混ぜ合わせ、ある程度まとまってきたら生地を伸ばします。

Step3

型を取ったら、つまようじで空気穴をぷつぷつあけて、180℃に温めたオーブンで15分程度焼いたら出来上がり。
赤ちゃんの持ちやすいスティック状にカットしてもOK!

噛み噛みタイムを限定して!

小麦粉は生地の固さで調節します。
焼き上がった生地は堅くても噛んでいるうちにほろほろと崩れてくるので、虫歯予防の為噛み噛みタイムは限定しましょう。

安心歯固めで赤ちゃんの心身の健康をサポートしよう!

赤ちゃんの歯が生える時期は、とにかくむず痒くご機嫌も斜めで夜泣きも増え、ママもどうしたのだろうと心配になるかもしれません。ここで見てきたように、赤ちゃんの不機嫌さや、その頃の行動症状から、歯が生える時期だと察知し、歯がためなどを利用してみて、赤ちゃんのストレスを少しでも解消してあげられるといいですね。
またその時期に行われる、お食い初め、歯がためといった儀式も家族の大切な思い出になりますね。