赤ちゃんが毛深い原因

赤ちゃんが毛深いのは当たり前!産毛が抜けるのはいつ?

赤ちゃんが毛深いのは、お腹の中で産毛によって体を守っていた名残です。そのため、新生児は毛深いのが当たり前です!しかし、他の赤ちゃんに比べておでこや顔が毛深いと、特に女の子だと気になってしまいます。赤ちゃんの毛深さはいつから目立たなくなるのか、体験談も含めて紹介します。

赤ちゃんが毛深いのは当たり前!産毛が抜けるのはいつ?

赤ちゃんが毛深いのはなぜ?

ツルツルの肌で生まれてくると思っていた赤ちゃんが、思ったより毛深かった!
顔や背中にフサフサと産毛が生えていると、特に女の子の場合は気になります。また、他の子と比べてあまりに毛深いと「何かの病気なのでは?」と心配になってしまいます。

今回は、赤ちゃんが毛深い原因をご紹介します。さらに、赤ちゃんが毛深いのは遺伝や病気が関係しているのか?毛深いのはいつまで続くのか?といった内容もまとめてみました。原因を知って、適切に対処しましょう。

赤ちゃんが毛深い原因

産毛のはえた新生児

生まれたての新生児には、「産毛」というフワフワとした細い毛がたくさん生えています。産毛の濃さには個人差があり、ほとんど目立たない子もいれば、黒々とした毛が生えている子もいます。

しかし、産毛は、お腹の中ではとても重要な役割を担っていたという点に、変わりはありません。

お腹の中で赤ちゃんを守る産毛の役割

赤ちゃんは、ママのお腹の中で「胎脂(たいし)」と呼ばれる脂に包まれています。胎脂は、未熟な肌の代わりに胎児を守る膜のようなもの。その胎脂が羊水の中でも剥がれないよう、胎児の体にびっしりと生えているのが「胎毛(たいもう)」です。

実は、この胎毛の名残が産毛の正体。毛の濃さに個人差はあるものの、生まれたばかりの新生児に産毛が生えているのは自然なことなのです。

赤ちゃんが毛深いのは治る?いつまで続く?

産毛が濃い赤ちゃん

通常、胎毛は妊娠34週前後に抜け落ち、妊娠37週~妊娠41週の正産期の頃には目立たなくなります。胎毛が抜け落ちる前に生まれた赤ちゃんは産毛が多くなりますが、布団に擦れたり、皮膚が強くなることで自然と抜け落ち、徐々に薄くなっていきます。

生まれた時は、顔やおでこにびっしりと毛が生えていたという赤ちゃんも、寝返りを始める頃には抜け初め、いつの間にか目立たなくなったというケースは珍しくありません。産毛の抜け方には個人差があるものの、早い子では1ヶ月ほどで抜け落ち、遅くても3~4歳頃には落ち着くことがほとんどです。

低月齢の赤ちゃんが毛深くても大きな心配は要りません。特別な処理や治療をしなくても、自然と気にならなくなっていきます。

毛深い赤ちゃんに衝撃!その後はどうなった?体験談

眉毛が繋がりそうでした

ななみ(20代前半)


2人目の男の子は1人目に比べて、髪の毛や眉毛背中などが毛深くて驚いたのを覚えています。生まれたのは40週で通常通りでしたし、夫婦二人ともそこまで毛深くないです!助産師さんに相談をしたのですが、「体質もある」ということで、「もう少しすると気にならないようになると思うよ」と言われました。

実際に1歳くらいになると体も大きくなったからかさほど気にならないほどの毛量になりました。

女の子なのに毛深くてどうしようかと思いました。

あい(30代後半)


娘は妊娠38週で生まれました。赤ちゃんと感動の対面のはずが、我が子を見た第一印象は「毛深いな~」というものでした。上の息子があまり毛深くなかったので、余計に毛深いと感じましたね。特に頬っぺた、背中、腕、足が気になりました。

退院して沐浴をした時に、女の子なのにこんなに毛深くて、年頃になった時に困ったり悩んだりするんじゃないかと、実母に見てもらいました。「生まれたばかりだからそう感じるんだよ。すぐに気にならなくなるよ」と励ましてもらいました。

実際、生後3か月頃になると気にならなくなり、3歳になった今は少し毛が生えてるかな?程度で毛深くはないです。

女の子の赤ちゃん

おでこがもじゃもじゃ

あんずっこ(30代前半)


出産したのは39週のときでした。第一子で男の子がうまれたのですが、生まれたての赤ちゃんを見た時、おでこに毛がたくさん生えていて驚きました。抱っこするとうでや足なども結構毛があるんだなと気づきました。

私は女性の中ではかなり毛深い方だし、旦那も毛深い方なので見た時は遺伝だろうと納得しました。周りからもおでこの毛のことを言われることもありましたが、自分の中では遺伝だと思っていたのでとくに気にならなかったです。

ですが、うちの子はもうすぐ4か月になりますが、毛深いのが気になったのは2か月くらいまでです。今も毛は生えていますが結構薄くなったなと感じていますし、周りにもなにも言われなくなりました。
将来的にどうなるかはまだわかりませんが、新生児って特別毛深いものなんですね。

背中だけ剛毛

河原りこ(30)


38週で産まれた現在4歳の娘が、生まれた時に背中だけものすごく毛深かったです。沐浴の時間の時に背中を洗おうとしたら、びっくり!背中だけ剛毛でした。頭や腕などは他の赤ちゃんと変わらない感じだったのですが、明らかに背中だけ黒い毛がわさっと生えていました。

退院してから数ヶ月したら徐々に抜けていきましたが、「なぜ背中だけ?」と今でも不思議です。

お猿さんみたいな男の子

田中こずえ(32歳)


男の子を妊娠40週6日で出産しました。特におでこが毛深かったです。最初赤ちゃんを見た時、おでこの毛で、眉毛との違いが分からないほどでした。
周囲の反応も第一声が「お猿さんみたいでかわいいね」でした。褒めてないと思います(苦笑)

あまりにも衝撃だったので助産師さんに聞いてみたら、額が毛深いのは最初だけでどんどん薄くなるし、眉毛もしっかりしてくるとのことでした。

今赤ちゃんは生後2ヶ月を過ぎた頃ですが、1ヶ月を過ぎた頃から眉毛がしっかり分かるようになり、おでこの毛もまだ生えているものの、薄くなった気がします。
腕と背中も毛深かったのですが、普段服を着ているので気になることはないです。

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赤ちゃんが毛深いのは病気や遺伝の可能性も?

早産の場合は毛深い

赤ちゃんの産毛は胎毛の名残であり、ほとんどの場合が病気などの心配はありません。しかし、ごく稀にホルモン異常などの病気が隠れていることもあります。赤ちゃんが毛深い原因について、病気や遺伝の観点も含めてご紹介していきます。

早産で生まれた

体の中で赤ちゃんを守っていた胎毛は、妊娠34週前後に抜け落ちるため、早産で生まれた赤ちゃんは、胎毛が多く残り、毛深くなる傾向にあります。早産であっても、赤ちゃんが健康であれば毛深くても問題ありません。沐浴や着替えといった毎日の生活の中で、自然に抜け落ちていきます。

多毛症

成人女性の中にも、顔や腕の毛が濃いことに悩む方がいます。これは多毛症といって、女性や子供に成人男性の髭のような硬毛(こうもう)が見られる症状です。

多毛症の原因は、男性ホルモンの過剰分泌などが挙げられます。女性の場合、男性ホルモンは卵巣と副腎でつくられますが、それらに疾患があると多毛症になることがあり、特に「多嚢胞性(たのうほうせい)卵巣症候群」を患っているケースが多いです(注1)。

しかし、生まれつき多毛症である赤ちゃんは珍しく、思春期を迎えてから症状が現れるため、毛深いというだけで多毛症と言い切ることはできません。

女の子の場合、10代からの婦人科系の病気に起因して毛深くなることが多く、月経異常や声が太くなるといった他の症状も一緒に見られます(注2)。年齢を重ねて気になることがあれば、婦人科に相談しましょう。

ステロイド剤による副作用

ステロイド剤

薬剤の副作用により多毛になることもあります。アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患の場合、病院で処方される塗り薬にステロイドが含まれていることがありますが、このステロイドにも毛が濃くなるという副作用があるんです。

赤ちゃんに処方されるステロイド剤は作用の弱いものですが、用法用量を守って正しく使うことが大切です。ステロイド剤の使用により産毛が濃くなった場合は、処方を受けた小児科や皮膚科に相談しましょう。

また、市販のステロイド剤には、作用が強いものや赤ちゃんに合わないものもあるため、使用には注意が必要です。乳児湿疹などの肌トラブルは、医師に相談することをおすすめします。

両親の毛深さは遺伝する?

パパやママが毛深い体質だと、赤ちゃんに遺伝したのでは?と心配になりますが、両親の毛深さが必ず遺伝するとは限りません。実際に、同じ親から生まれた兄弟姉妹でも、毛が濃い子や薄い子、産まれた時は濃かったけど次第に薄くなった子など、違いが現れます。

両親や祖父母から遺伝する可能性はあるといわれていますが、毛深さは、食生活やホルモンバランスにも影響され、低年齢のうちは、成長の過程で変わっていくことも珍しくありません。パパやママが神経質になりすぎては、子供も気にしてしまいますので、あまり思い悩まないようにしましょう。

赤ちゃんが毛深いのが悩み…できる対策は?

赤ちゃんが毛深いと、周囲からの無神経な言葉に傷ついたり、毛深いのを隠そうとして赤ちゃんに不快な思いをさせてしまうことも…。そのため、脱毛や除毛などの対策を考える方もいるでしょう。

毛抜きやカミソリ、除毛クリームなど、毛を処理するアイテムはお家にもありますが、ホームケアで脱毛や除毛をするのはやめましょう。赤ちゃんのデリケートな肌を傷つけてしまうばかりか、誤った処理で、さらに毛が濃くなってしまうこともあります。

治療はいつから?

産毛が目立たない3歳の女の子

特に女の子の場合、見た目の問題はありますが、毛深いこと自体が体に悪いわけではありません。赤ちゃんの頃は毛深くても、3~4歳までに改善することもあります。子供のうちは、処理や治療をせずそのままにしておきましょう。

成長して、卵巣や副腎に原因となる疾患がある場合は、その治療を行います。疾患のない場合は脱毛治療を行いますが、本人が毛深いことを気にする年齢になったら、しっかり相談に乗ってあげることが大切です。知識のない子供が自己処理をすると、さらに症状を悪化させてしまいます。

思春期に入り、本人が強く希望する場合は、専門家による脱毛などを検討しても良いでしょう。最近では、小学生から脱毛できる美容皮膚科や脱毛サロンもあります。ただし、安全性や費用面の確認は親の責任です。リスクもしっかり考えた上で、医師や本人と十分に話し合って決めましょう。

赤ちゃんの毛深い悩みを記念に

赤ちゃんの産毛が濃いという悩みは、ほとんどの場合が低月齢時の一時的なもの。逆に考えれば、いつの間にかなくなってしまう、赤ちゃんの時期にしか見られないものです。赤ちゃんの産毛を記念に残す人もいるほどです。

赤ちゃんが毛深いことを気にしてばかりいては、子供にも悪影響を及ぼします。今だけの悩みと気持ちを切り替えて、笑顔で赤ちゃんと接してあげましょう。

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