母乳の出し方・マッサージとハーブ

母乳の出し方8!マッサージやハーブティーの効果は?

母乳の出し方を知りたい方へ、母乳の量が少なくてお悩みの方へ、マッサージや食生活の改善など母乳を増やす8つの方法をご紹介します。水分を多く摂ることや規則正しい生活も大切です。母乳が足りないときは、まずは母乳の出し方を工夫してみましょう。

母乳の出し方8!マッサージやハーブティーの効果は?

母乳の出し方を知りたい!マッサージやハーブティーは有効?

赤ちゃんには、満足するまで母乳を飲んでもらいたいですね。ただ、人によっては母乳の出が悪いこともあります。

今回は、母乳の出る量を増やす母乳の出し方を8つご紹介していきます。母乳が出る量には個人差があります。あまり、母乳のことで悩みすぎると赤ちゃんにも悪影響を及ぼしますので、おおらかな気持ちで授乳期を過ごして下さい。

母乳を出す準備は妊娠中から

ソファに座りリラックスしている妊婦

妊娠中に産院や自治体が実施している母親学級や両親学級に参加すると、「妊娠中からおっぱいマッサージをしましょう」という話をされる場合が多いです。

妊娠中からおっぱいや赤ちゃんがくわえる乳頭部分のマッサージをしておくことで、出産後すぐに母乳が出やすくなります。心と体がリラックスしているお風呂の中やお風呂上がりに行うと良いでしょう。

妊娠中からおっぱいマッサージを行うメリット

  • 乳頭の皮膚が柔らかくなり赤ちゃんが吸いやすくなる
  • 乳頭の皮膚が鍛えられ、亀裂などがおきにくくなる
  • おっぱいが刺激され、母乳の分泌が促進される
  • 母乳が乳頭で詰まらなくなる

おっぱいマッサージは、安定期に入っておっぱいが大きくなってきてからで良いです。ただ、妊娠中の体調によっては、体の負担となることがありますので、無理をしないようにしましょう。かかりつけの産婦人科医と相談しながら進めて行き、おっぱいマッサージにより気分が悪くなったり、お腹が張ってきたりした場合には、すぐにやめてください。

おっぱいや乳頭マッサージは、子宮収縮を促すホルモンの分泌を分泌させます。切迫早産の方やお腹に張りを感じる方は、特に医師と相談しながら行う必要があります。

母乳の出る量には個人差がある

赤ちゃんに母乳を与える母親

母乳の出る量には、個人差があります。また、一人目の子供の時はあまり母乳が出なかった場合でも、2人目の子供の時にはよく出たということもありますので、初めから諦めないようにしてください。

母乳の出る量には、お母さんの体格・体調・血液量・乳管の太さ・食べた物など、色々な要素が影響します。また、吸う力が強い赤ちゃんの場合には、たくさん吸ってくれるのでどんどん母乳が出てくれることもあります。

試してみよう!母乳の出し方8つ

母乳が出る量には、もちろん個人差がありますが、色々と工夫することにより、それぞれの母乳の出る量を増やすことができる可能性があります。出産直後は疲れやすくなっていますので、無理をせずに、自分の出来そうなことから試して見てください。

1.おっぱいマッサージ

おっぱいや乳頭をマッサージして、母乳を出す量を増やすとともに、赤ちゃんが吸いやすい乳頭にしてあげることができます。育児サイトや育児雑誌で勉強をして自分でマッサージすることも可能ですが、母乳マッサージをしてくれる助産師さんのもとへ通って行うことも出来ます。

桶谷式母乳マッサージ

母乳マッサージというと痛みを伴うというイメージを持つ方も多いかもしれませんが、桶谷式母乳マッサージは痛くないと感じる方が多いと評判です。

全国に桶谷式母乳マッサージの研修を受けて認定された助産師さんがおります。もし、セルフ母乳マッサージや専門家のマッサージで痛みを伴う場合には、桶谷式母乳マッサージを受けてみるのもよいかもしれません。桶谷式母乳マッサージでインターネット検索すると、お近くの助産師さんの相談室が見つかります。

オイルを利用する

乳頭はとても繊細な部分です。赤ちゃんに吸われて乳頭に亀裂が入るなどダメージを受けるとお母さんも痛いですし、赤ちゃんも吸いづらくなってしまいます。マッサージを行う時に、専用オイルを利用して日頃から乳頭のケアをしておくとより効果的です。

授乳の際に乳頭の洗浄を行いますが、念のため赤ちゃんが舐めても安心なオイルを選びましょう。育児用品専門店や育児用品専門のネットショップなので、おっぱいマッサージや赤ちゃんのお肌ケア用のオイルを購入することができます。

2.水気をたくさんとる

暖かい飲み物を飲む女性

赤ちゃんにおっぱいを飲ませた後にのどの乾きを覚えるという方も多いのではないでしょうか。お母さんの体は、母乳を作る時に多くの水分を消費しています。水分の補給と母乳の出は、深く関係しています。

授乳期間中は、こまめな水分補給を心がけましょう。授乳は、夜中でも行います。枕元に水筒やペットボトルなどを準備しておくと、夜中の授乳中など気づいた時にすぐに水分補給をすることが出来ます。

ただ、夏場にあまり冷たい飲み物ばかり飲み過ぎると体を冷やしてしまい逆効果です。体を冷やさないように、夏場でも常温または温かい飲み物を飲むようにしましょう。食事にも、お味噌汁やスープなど汁物を心がけて取り入れるようにするのも良いです。

3.赤ちゃんにたくさん吸ってもらう

赤ちゃんにたくさんおっぱいを吸ってもらうことで刺激され、母乳の分泌が促されます。初めのうちはお母さんのおっぱいを上手に吸うことができなかった赤ちゃんも、回数をこなしていくうちに上手に吸うことができるようになるので、効率よく母乳を飲むことができます。

昔は、「授乳は3~4時間おきに行うように」などと育児書にも書かれていましたが、最近では、「赤ちゃんが欲しがった時はいつでも授乳してあげましょう」と変わっています。赤ちゃんにたくさんおっぱいを吸ってもらって、母乳がたくさん出るようにしていきたいですね。

4.十分に体を休める

ゆっくり休息をとる女性

お母さんの体が疲れた状態だと、母乳をたくさん出してあげることが出来ません。育児と家事に追われ忙しい日々を過ごしているでしょうが、母乳の出をよくするためにできる限り体を休めて、疲れをためないようにしましょう。

赤ちゃんの月齢が小さく昼夜問わず授乳をしている時期は、睡眠不足になりがちです。体が疲れてきているなと感じたら、家事を後回しにして赤ちゃんと一緒にお昼寝することが大切です。

家の掃除は、赤ちゃんの過ごす部屋を重点的に行い、その他の場所は週末にまとめて行うなど、時には手抜きをすることも重要です。

5.体を温める

母乳を沢山出すには、体を温めて血液の流れを良くしてあげることが大切です。食事や日常生活にいて、体を内側・外側から温めてあげましょう。

食事で体を内側から温める

食生活においては、体を温める野菜を積極的に摂り、体を冷やす野菜を摂り過ぎないように気をつけましょう。

体を温める野菜

  • 大根
  • 人参
  • 白菜
  • ほうれん草
  • ネギ

体を冷やす野菜

  • きゅうり
  • ナス
  • トマト

体を外側から温める

体のためにも毎日の生活において体を温める工夫をしてあげましょう。女性は足元が冷える方が多いです。冷房の効いた部屋では、夏でも意外と足が冷えてしまいますので、気をつけてください。

また、夜中の授乳の際は、肩が冷えてしまうことが多いです。ショールなどを寝室に準備しておき、夜中の授乳中は肩からかけて赤ちゃんも一緒にくるんであげると、お母さんの肩も冷えませんし、赤ちゃんも寒くないです。

6.バランスの良い食事をとる

美味しそうにご飯を食べる女性

母乳に良い食事・悪い食事など色々と言われますが、基本的にはバランスのとれた食事を心がけるようにしましょう。

朝はパン派という方も多いかもしれませんが、出来れば朝・昼・晩の3食お米を食べる方が母乳の出がよくなることが多いです。ただ、同じお米でも、お餅は母乳が詰まりやすいと昔から言われていますので、お正月にお雑煮を食べ過ぎることのないようにしてください。じゃがいも・里芋・大根・サツマイモ・ゴボウなどの根菜類も、母乳がよく出る食べ物と言われています。

また、揚げ物も母乳が詰まる原因となりやすいです。おっぱいの味が変わり飲まなくなる赤ちゃんもいますので、注意してください。もちろん、揚げ物が大好きという方もいるでしょう。揚げ物を一切控えてしまうと逆にストレスになってしまうこともありますので、たまに食べるぐらいなら大丈夫でしょう。

7.甘い物を控える

母乳の出をよくしたい方は、甘い物を控えるようにしましょう。

甘い物は乳腺炎の原因に

母乳の味や状態は、お母さんの食べたもので変化します。甘い物を食べると、ベタベタとした母乳になってしまします。母乳がベタベタすると詰まりやすくなり、乳腺炎などおっぱいのトラブルの原因になります。

甘い物はおっぱいの味を変える

砂糖を含む甘いも物を食べるとおっぱいの味が甘ったるくなったり、逆に辛くなったりしてしまいます。赤ちゃんによっては母乳の味が変化しても平気なこともありますが、母乳の味がいつもと違うと一切飲まないという赤ちゃんもいます。

白砂糖には特に注意

苺が乗ったケーキ

甘い物の中でも白砂糖をたくさん使用したケーキなどのスイーツには、特に注意が必要です。白砂糖は、おっぱいに悪影響を与えるだけでなく、体を冷やす作用があるため、より母乳の出を悪くしてしまします。

授乳中は、ケーキなどスイーツの食べ過ぎには気をつけてください。ただ、甘い物好きな方が一切甘い物を控えてしまうと、逆にストレスとなってしまうこともあります。ケーキは砂糖を控えめにした自家製のパウンドケーキに変えてみるなど、砂糖をできるだけ摂らずに甘い物を楽しむような工夫をしてみましょう。

8.授乳する体勢を変えてみる

授乳する時の体勢を変えて見ると、赤ちゃんがおっぱいを吸いやすくなり母乳の出が良くなることがあります。

赤ちゃんが母乳をうまく吸えていないなと感じたら、授乳の時の抱き方を変えてみましょう。授乳クッションを利用するとお母さんも楽な体勢を取ることが出来ますが、普通のクッションや座布団などで代用も可能です。

首が座らない間はあまり姿勢を変えることが出来ませんが、首がしっかりしてくると色々な姿勢で授乳することができます。縦抱き・横抱き・ラグビー抱きなど、色々と試して見ると良いでしょう。

授乳姿勢をマスター!赤ちゃんもママも快適な基本の抱き方
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ハーブティーで母乳の出を促す

テーブルの上のハーブティー

母乳が出なくて悩んでいる方が活用しているのが、ハーブティーです。ただ、ハーブティーと言っても色々な種類があります。母乳の出を良くするハーブティーについてご紹介していきます。

ラズベリーリーフ

ラズベリーリーフは、母乳の出を良くするだけでなく、出産の痛みを和らげる作用があると言われ、昔から出産前後の女性に活用されてきました。ビタミン・鉄分・ミネラルが豊富に含まれているので、産後の体の回復を早めてくれます。リフレッシュ効果もあるので、育児で疲れ気味だなという方にもおすすめです。

フェンネル

フェンネルは、デトックス効果のあるハーブティーなので、体の血液の流れを促し、母乳の出を良くしてくれます。フェンネル単品だと、少しスパイシーな味わいになるため、ブレンドした方が飲みやすくなります。

ネトル

ネトルは、鉄分・ミネラルを含み、母乳の量を増やし、栄養価を高めてくれます。また、産後は貧血になる方も多いですが、ネトルは貧血防止の効果も期待できます。

タンポポ

たんぽぽ茶で有名なタンポポの根には、体の代謝を促す作用があります。体の代謝が上がると、血液の流れなども良くなり、母乳の出る量が増えます。

おっぱいの痛みは我慢せず母乳外来へ

母乳育児をしていると、おっぱいの悩みはつきものです。赤ちゃんにおっぱいをあげている時に、痛みを感じるようになった時や、おっぱいマッサージをしていて、いつもと違う痛みを感じるような時には、我慢せずに母乳外来に相談に行きましょう。

マッサージなどで回復することもありますが、解熱剤や抗生物質などを服用することもあります。薬を服用中の授乳については、かかりつけの医師と相談してください。

母乳が不足した時の対応

母乳を少しでも多く出すように色々と努力しても、やはり母乳だけでは赤ちゃんの栄養を補いきれないこともあります。赤ちゃんの体重の増加のスピードが遅い場合には、無理せずにミルクで母乳の不足分を補いましょう。ミルクを足す目安量などは、かかりつけの小児科医や助産師さんなどに相談しながら進めていくと安心です。

母乳が足りないサインに気づかせてくれる9つの特徴
母乳が足りないサインに気づかせてくれる9つの特徴

焦らず無理せず母乳の出し方を試していきましょう

母乳をたくさん出すために色々な工夫をされているかもしれませんが、まず、お母さん自身がストレスをためずにリラックスして母乳育児をすることが大切です。

お母さんのおっぱいを飲む赤ちゃんの可愛らしい顔を眺めながら、楽しい気持ちで授乳をしてあげましょう。たとえ、母乳があまり出ていなくても、赤ちゃんにとっては、授乳時間はお母さんと触れあう大切なひとときであることには代わりありません。

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