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ヘルパンギーナの保育園登園

ヘルパンギーナで保育園はいつからOK?登園許可が出る条件

ヘルパンギーナにかかったら保育園はいつから登園OK?ヘルパンギーナが完治するまでの経過を追い、保育園に登園させるタイミング、熱・口内炎・喉頭炎の状態など一般的な登園基準、医師の登園許可が下りる条件を解説。感染から何日程度欠勤・欠席になるかの予測にも役立ちます!

ヘルパンギーナで保育園はいつからOK?登園許可が出る条件

ヘルパンギーナにかかったら保育園はいつから通える?

小さな赤ちゃんがかかりやすい夏風邪・ヘルパンギーナ。お家でゆっくりと安静にしていれば1週間ほどで治っていく心配のない病気ですが、保育園に通っている赤ちゃんならできるだけ早く登園させたいと願うママも多いはず。

ママが知っておきたい「ヘルパンギーナにかかった子供を再び保育園に通わせるタイミング」について考えましょう。

毎年流行る夏風邪・ヘルパンギーナの症状

ヘルパンギーナにかかり熱を出す男の子

ヘルパンギーナは毎年7月に流行のピークを迎えるウイルス性の風邪です。患者の90%以上が0歳~5歳の赤ちゃんや小さな子供です。

症状1.高熱が出る

ヘルパンギーナは突発性の38~40度近い高熱が出るのが特徴です。咳や鼻水など、風邪をひいた様子もない赤ちゃんが急に高い熱を出した場合、ヘルパンギーナのウイルスにかかってしまった可能性が考えられます。

症状2.喉が腫れて痛む

ヘルパンギーナは咽頭炎を呼ばれる、喉の炎症を引き起こします。これによって飲み物や食べ物を飲み込むのが辛い痛みを伴い、食事をとれない子もでてきます。

症状3.口の中に口内炎や水疱ができる

ヘルパンギーナは上あごから喉にかけて口内炎や複数の水疱ができるのも特徴です。またこの水疱が破れてしまった後はそこがただれ、飲み物がしみる原因となります。

保育園に登園させるタイミング!登園許可がでる状態とは?

ヘルパンギーナが治り保育園に通う赤ちゃん

働くママにとって一日でも早く子供を保育園に戻したいのは皆同じ。しかし夏風邪といっても小さい赤ちゃんにとっては38度以上の高熱は予想以上にしんどいもの。特に新米ママたちは「いつから保育園に登園させてもいいのか」と悩んでしまいます。

まずはヘルパンギーナを発症させるウイルスの潜伏期間と症状の経過をチェックして登園させるタイミングの目安を立てましょう。

ヘルパンギーナが完治するまでの期間・5ステップ

1.ウイルスに感染!2~7日の潜伏期間がある
2.突然の高熱!38~40度くらいの熱が3~4日続く
3.上あご・口の中に口内炎や水疱・炎症が起こる
4.発症から1週間ほどで症状が回復
5.2~4週間ほどでウイルスが体外へ

保育園に登園するタイミングはいつが正解?

保育園で仲良く遊ぶ女の子と男の子

ヘルパンギーナは保育園や学校をお休みするような出席停止が公的に定められている病気ではありません。したがって登園できるタイミングは前項で挙げたステップ4の「発症から1週間ほどで症状が回復」の時期です
症状が軽ければ保育園の欠席は3日~4日で済みますが、症状の回復が思わしくない場合は、発症からやはり1週間~10日ほど自宅安静となります。

保育園への登園許可がでる基準

保育園の登園許可の基準

働くママにとって何日も仕事を休むことはたいへん。症状が回復に向かったら、すぐにでも保育園に通わせたいママがほとんどなのではないでしょうか。ヘルパンギーナにかかった子供が登園できる一般的な目安は以下の通りです。

1.熱は37.5℃以下!

ご存じの通り、多くの保育園が37.5度以上の発熱がある場合は預かり不可です。朝、起きたばかりの時間に37、5度以下でも、保育園で熱が上がり、結局はお迎えコールがかかってくることは珍しくありません。子供に活気があっても、熱が下がらない、もしくは微熱が続いている状態ではぶり返す恐れがあります。理想をいうなら、解熱後2日間は自宅で体力の回復に努めた方が良いでしょう。

ヘルパンギーナは38度を超える高熱が出るとわれますが、38度程度で済む子もいれば、40度近くまで上がる子もいます。発症時の熱の高さはもちろん、解熱のペースには個人差がありますし、週末を挟んだかどうかで欠席日数には大きな差がでることを覚悟しましょう。

2.食事がとれるかどうかもポイント

ヘルパンギーナ後に保育園に戻れるかどうかは、熱だけでなく、口内炎・喉頭炎の症状の度合いにもよります。熱が下がっていればOKとする園もありますが、保育園が給食の場合、口内炎・喉頭炎があるからといって、低刺激でのど越しの良いメニューが出るわけではありません。
口内炎や喉頭炎で満足に食事がとれない場合、体力が落ちているので他の病気をもらう可能性が高くなります。

3.医師の登園許可が必要な場合もある

大勢の子供たちが長時間同じ空間で過ごす保育園は、たくさんの感染症が流行ります。したがって保育園では独自の登園基準を設けています。子供の回復状態&親御さんの判断にお任せしている所もあれば、お医者さんからの登園許可を提出することを義務付ける保育園もあります。

もちろん子供に元気がなかったり微熱が残っているようなら登園許可が出ない可能性もありますが、一般的には上記で挙げたように、解熱から一定期間が経ち、食事がとれるなら医師は登園許可を出すのがほとんどです。回復経過を医師に診てもらえるというメリットもありますので、少したいへんですが、園側の登園基準に従いましょう。

他の保護者が「1ヶ月は登園させないで!」という理由

保育園の登園許可が下りず悩むワーキングマザー

赤ちゃんや小さな子供たちが集団生活で感染症にかかるのは仕方のないことです。本来うつったり、うつされたりはお互い様なはずですが、明確な登園基準を設けている保育園であっても、他の保護者から「ヘルパンギーナは症状が治まっても、1ヶ月は登園させないで!」とクレームが入ったという話も聞きます。
保育園を1ヶ月お休みというのは、働くママにとってまったく現実的な話ではありません。しかし、こういったクレームを入れる方は以下の点を懸念していると思われるので、おそらく根拠のない因縁をつけているわけではないことは理解しておきましょう。

理由1.回復してもウイルスは体の中に!

ヘルパンギーナの症状が治まっても、ウイルスが体の外に完全に出て行くには2~4週間かかります。したがって元気そうな赤ちゃんでも、他の子供にヘルパンギーナが感染するウイルスを持っていることになり、大勢のお友達とみんな一緒に過ごすことで、新たな感染者が出る可能性は否定できません。

理由2.月齢の低い赤ちゃんにとって厄介な症状

ヘルパンギーナによる発熱は38℃を超す高熱がほとんど。また、ヘルパンギーナ特有の口内炎や喉頭炎は月齢の低い子ほど脱水症状を起こしやすいです。1週間程度で治癒するといっても、まだまだ免疫が十分に形成されていない月齢・年齢の子にとっては辛い時間となるのは確かなので、つい神経質になってしまうのかもしれません。

理由3.保護者の認識&モラルの差

小さな子供の風邪に慣れているベテランママにとってはヘルパンギーナも「ただの風邪」。したがって多少具合が悪くても「すぐに治る」と保育園に登園させる人もいます。確かに感染しても数日経てば元気になる子供がほとんどですが、病気への認識の違いが保護者同士や保護者と保育園の関係を悪くする可能性も考えられます。そういった事態を防ぐためにも、保育園では登園基準を設けているのではないでしょうか?

また、お仕事がたいへんなのかもしれませんが、保育園側に発熱や体調不良を隠して子供を預ける親がいることも事実。重症化しやすい月齢の赤ちゃんもいますし、流行を防ぐためにも、園側の登園基準に従うモラルは必要です。

ただし、プールは1ヶ月NG

熱が下がりプールを楽しむ赤ちゃん

ヘルパンギーナは目・鼻・口の粘膜に触れて感染するため、パッと見は元気な子供でも体の中にウイルスが残っているとプールなどで他の子供にうつってしまうことがあります。登園できても、プールで遊ぶのは1ヶ月ほど我慢するのが賢明です。

子供の元気さも重要!保育士さんへの相談もOK

ウイルス感染は一度回復しても再びぶり返す恐れもあるため、子供の体調を一番に考えて保育園に通う時期を考慮してください。熱や食事がとれるかはもちろんですが、本人に活気があるかどうかも大切なポイントです。
赤ちゃんの場合は難しいですが、大人の話が分かる年齢の子には自分の病気を理解させる方向に働きかける方がよいでしょう。保育園の基準が曖昧な場合は、担任の保育士さんに相談してみましょう。