赤ちゃんのうちに英語をスタート

赤ちゃんの英語耳を育てる!低月齢から英語に触れさせるべき理由

赤ちゃんの頃から英語教育をさせたいときはいつから、どのように英語に親しんでいけばよいのでしょうか?低月齢の赤ちゃんが持つ音の聞き分け能力を失わないためには1歳までに英語に親しむプランの計画&実践が大切です。赤ちゃんのころから英語に触れさせるべき理由とバイリンガルの育て方を解説

赤ちゃんの英語耳を育てる!低月齢から英語に触れさせるべき理由

赤ちゃんから英語学習をはじめよう!バイリンガルに育てるコツ

大人になってから「英語をネイティブのようにスムーズに話したり聞いたりしたい!」と教室に通ったり教材を購入したりしても、なかなか身につかない英語。
「もっと早くから英語学習をしておけばよかった・・・」と思った経験があるなら、我が子は赤ちゃんのうちから英語教育を実践することに興味を持っていらっしゃるのではないでしょうか?英語が日本語のような発音にならないためにも、日本語と並行して英語を覚えさせたいと考える方も多いでしょう。

世界の子供達

赤ちゃんの頃から要点をおさえ英語教育を施していると自然と英語耳は育っていきますが、それには理由があるのです。赤ちゃんの英語教育はいつから、そしてどのように始めていくべきなのでしょうか?

月齢の低いうちから英語を聞かせるべき!理由と効果

赤ちゃんに英語を慣れさせるためには、月齢が低いうちから英語に馴染ませるべきだと言われています。なぜ月齢が低いうちから英語教育を始めていくべきなのか、また、赤ちゃんに英語を慣れさせるために大切な2つのことを見ていきましょう。

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赤ちゃんの言語習得能力はこの時期だけのもの

ワシントン大学の学習脳科学研究所の所長であるPatricia Kuhl氏が実施した実験によりますと、生後6ヶ月~8ヶ月の赤ちゃんに日本語では使い分ける必要のない『La』と『Ra』の音を聞かせて見ると、日本人の赤ちゃんの約65%が聞きわけていることがわかりました。同様に『La』と『Ra』の音をアメリカ人の赤ちゃんに聞かせても、日本人の赤ちゃんと同じく約65%が2つの音を聞きわけています。

生後6ヶ月~8ヶ月の赤ちゃんは『La』と『Ra』の音を約65%が聞きわけている

ですが、同じ実験を生後10ヶ月~12ヶ月の赤ちゃんに実施すると、日本に住む日本の赤ちゃんは55%ほどしか『La』と『Ra』の音の区別が出来なくなっているのに対し、アメリカに住むアメリカの赤ちゃんは80%以上が『La』と『Ra』の音を区別できるようになっていたのです。

母国語にない音を聞きとれなくなっていくのは、何も日本語を話す人だけに限ったことではありません。前述のKuhl氏は、中国語を聞いたことがないアメリカの赤ちゃんと、中国語だけの環境で育っている台湾の赤ちゃんに、英語にはない中国語の発音を聞かせて区別できるかの実験も実施しました。

この実験でも、日本語と英語の実験と同じく、生後6ヶ月~8ヶ月の赤ちゃんは、環境に関わらず6割程度の赤ちゃんが中国語の音の違いを区別することができましたが、生後10ヶ月~12ヶ月の赤ちゃんについては、台湾の赤ちゃんは聞き分け能力を伸ばしましたが、アメリカの赤ちゃんは聞き分け能力を下げてしまったのです。

1歳になるまでに聞き取れる言語は限定されていく

このことから、生後8ヶ月くらいまでなら周囲の環境には関係なく様々な音が聞き分けられていること、生後10ヶ月を超えると赤ちゃんの育つ環境で聞き取れる音が徐々に限定されていくことが分かりますよね。

出生から1年間の間で保育園に通っていない場合、赤ちゃんの世界の住人は主に家族。家族が赤ちゃんに話しかける言語によって赤ちゃんが聞き分けられる言語がどうかが変わってくるということにもなります。

英才教育の赤ちゃんイメージ

生後8ヶ月までの耳は英語耳を育てる上では最適の状態

『La』と『Ra』の音の違いだけでなく『S』と『Th』の音の違い、『B』と『V』の違いなども、聴力と理解力が大きく育つ0歳児の間なら難なく覚えていける耳を持っているということなのですが、大前提として、これらは微妙に音が違い、聞き分ける必要があるという無意識下での認識が必要です。

つまり、英語の音の小さな区別を聞きわけ能力を保つには、少なくとも生後8ヶ月ころには英語を聞かせはじめることが大切だと言えるのです。

英語の音を聞きわける力が育つと、英語を話し分ける力も自然と育っていきます。日本にいる日本の赤ちゃんも0歳のときに習得する単語は1~2語程度。母国語ですらおぼつかないこの時期から英単語の意味や文章を覚えさせるのではなく、日本語と同じように英語に触れていき英語に慣れ親しむ『英語耳』を育てることが英語教育の基本だとも言えるのです。

赤ちゃんに英語に慣れさせるために大切な2つのこと

早い段階で、なるべくなら0歳のうちに、赤ちゃんに英語に慣れさせることが重要だということが分かりました。では、赤ちゃんに母国語である日本語と同じように英語に慣れさせるために何をしていくべきでしょうか?

早い段階で英語を聞かせ、継続していくことが大切

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まだ、自分の意思で伝えたいことをスムーズに話して伝えることができない赤ちゃん。
言葉も理解していない月齢だとコミュニケーションは難しいように感じますが、耳は充分に成長していますので、お母さんやお父さんの声、CDやテレビの声などもきちんと聞き分けています。

言語を習得するときは、耳にも親しませることが苦労を少なく言語を習得していくコツですが、もちろん1度や2度英語を聞かせたからと言って、赤ちゃんの英語力が向上するわけはありません。英語を日常的に頻繁に聞かせながら英語の音に耳を慣れさせていくことが大切だと言えるのです。

目と耳からの刺激を意識しよう

目と耳から英語を取り入れる

英語の音を耳から取り入れるだけでなく、『目』を使って、赤ちゃんの脳に刺激を与えるのもオススメです。CDを使ってただ英語の音を流しているだけでは、赤ちゃんは意識して耳を傾けないかもしれませんが、音と映像を組み合わせるなら、赤ちゃんも興味や好奇心を持って英語の音を聞きますし、音の持つ意味や使われる場面などを漠然と理解していくことにもつながります。

また、人間の五感の中でも、視覚による刺激はもっとも脳にインパクトを与えます(=記憶に残りやすい)。視覚と聴覚を連動させるなら、効率的に赤ちゃんの脳は英語を覚えていきやすいと言えます。

赤ちゃんの英語耳を育てる方法【実践編】

では、英語耳を育てる実践的な方法について見ていきましょう。幼少期に英語耳がしっかりと育っているなら、途中で英語に触れない時期があっても、大人になってからでも容易に英語を聞く力・話す力を身につけることができますよ。

日常に英語を取り入れる

まず、親が英語の勉強を『特別なこと』と思ってしまうと、身構えてしまってなかなか生活にとりこむことができない傾向があります。

また、日常でないと赤ちゃんも英語を母国語のように認識してくれないかもしれません。あえて赤ちゃんに「英語は苦手・・・」という印象を与えてしまわないためにも、時間を決めずに英語の歌を部屋に流しておいたり、一緒に英語のDVDを見たり、英語の絵本を見ながら、英語で話しかけてみたりと、普段の生活に英語をとり入れることが、無理なく英語学習を続けるポイントです。

「楽しい♪」の延長戦であるためにママと一緒に聞く

月齢が低い赤ちゃんは、『英語』と『日本語』を明確に認識しないまま一緒くたに覚えていきます。
ですが、それも仕方がないと言えます。『英語学習』というよりは英語は楽しい遊びの1つだと言う風な印象付けを目指しましょう。ママパパと一緒に楽しめるなら、変に赤ちゃんの負担となることもありません。

英語で絵本を読み聞かせてあげよう!

絵本を見る子供

絵本を一緒に見ながら、文字や絵を指差して、表情豊かにはっきりと発音してみましょう。お母さんやお父さんの顔を見て、赤ちゃんが「楽しい!」「遊んでもらっている!」としっかりと認識していったのなら、その後の英語学習もきっと楽しいものとなるでしょう。

月齢が低い赤ちゃんの場合、ストーリーがある絵本内容のお話や展開は理解できませんが、話しを読んで聞かせるよりは、赤ちゃんが興味を持つ特定のページを繰り返して見せてあげて英語で話しかけることが、英語に興味を持たせたり英語耳を育てたりするためにより効果的な方法だと言えます。

CDやDVDは一緒に鑑賞しよう

CDを聞くときも、ただかけっぱなしにするのではなく、お母さんやお父さんが声を出して一緒に歌ったりして、赤ちゃんが歌に馴染むように仕向けて下さい。赤ちゃんが歌に馴染んで、その歌に反応するようになれば、お母さんがいないときに部屋のバックミュージック的に掛け流しても赤ちゃんの英語耳を育てる効果が期待できます。

DVDも同じです。子守り代わりにかけっぱなしにしておくのではなく、赤ちゃんが興味を持って見るまではひたすらお父さんやお母さんと一緒に観賞するようにしましょう。赤ちゃん自身がDVDの内容に興味を示すようになるのは7~8ヶ月頃でしょうが、興味を持ってくれるようになったら、一人でいるときに時間を決めて見せるのも有意義と言えます。

CDやDVDは一緒に鑑賞しよう

英語耳を育てる上での注意点

赤ちゃんの英語耳を育てるうえで、知っておきたい注意点もいくつかあります。

最初のうちは日本語と英語の区別がつきにくい

前述しましたように、赤ちゃんは月齢が低いときは日本語と英語を区別して聞いてはいません。ですが、出来る限り英語と日本語を混在させないように、具体的には英語の絵本を読んだりCDをかけるときは英語で話しかけ、日本語の絵本を読んだりCDをかけるときは日本語で話しかけるなどして、最初の頃から2か国語を意識的に区別してあげましょう。

英語も日本語もしっかりと使い分けることができるように誘導しながら言葉に触れさせることも大切です。

日本語でも話しかけること

英語のCDばかり掛けたり、英語のDVDや番組だけを見せたりするのみならず、日常生活でも全て英語でのみ話しかけていると、もちろん母国語である日本語がおろそかになってしまいます。2カ国語を習得させていくときは、ベースとなる言語(=母国語)もしっかりとできているかは大切なポイントとなりますので、日常生活では日本語でも話しかけるようにしましょう。

このとき、英語と日本語は混ぜてしまわないようにします。
赤ちゃんに2か国語を区別させる目的もありますが、大人のように、赤ちゃんの英語の処理が頭の中で「英語を聞く」→「日本語に翻訳する」→「日本語で答えを考える」→「英語に翻訳する」→「英語で答える」というステップを踏むようになってしまうと、英語をそのまま聞いて理解する『英語耳』を育てることができません。

2か国語を使用してもネイティブ同様、日本語も英語も「聞く」→「聞いた言語で考え答える」ことができるようにしていきたいもの。そのためにも、英語と日本語は混ぜないようにしましょう。

言語以外のスキンシップも忘れない

世界公用語である英語。グローバル化が進む将来を考えると英語教育は大切であり、赤ちゃんにとって、英語でも日本語でも言語でのコミュニケーションもとても重要です。
ですが、優れた聴力と理解力を持つ赤ちゃんとはいえ、赤ちゃんにとって言葉のコミュニケーションだけではスキンシップは不十分ですし、言語でのコミュニケーションの土台とも言えるそれ以外のスキンシップや遊び・運動・社会活動は決してないがしろにはできません。

スキンシップも大事

例えば、抱っこやハグ、手を繋いだりといったスキンシップも地球上すべての赤ちゃんの成長に欠かせない共通する重要項目
親子のふれあいを通じて赤ちゃんに安心感や安らぎ・信頼感といったものを感じさせ、また、体を使った遊びを通じ月齢に応じて運動能力を高めることも、言語の習得と並行して大切ですね。

そして何より、赤ちゃんが心身ともに健康を保ち栄養十分に成長していってこそのコミュニケーションですので、月齢に応じた十分量の母乳やミルク、離乳食はもちろん、散歩をしたりベビーカーでお出かけしたりして、日の光を浴び外の空気を吸わせ精神的にも健康を保ってあげましょう。

パパママの英語力に自信のないときは…

赤ちゃんのときの「習慣的に英語を聞く」「習慣的に英語を話す」「習慣的に英語の絵本などに触れる」習慣が、将来的には英語に困らない大人に成長するベースを築く可能性は十分にありえるでしょう。

大人になって英語を学んだとしても『英語耳』を習得することは非常に難しいとされるため、聴力と理解力が柔軟な赤ちゃんのうちに英語に親しませたいものです。

教材を選ぶときのコツ

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お母さんやお父さんがネイティブあるいはネイティブレベルに英語を話せるなら問題はありませんが、英語力に自信がない場合は、良い英語教材を選ぶことで、赤ちゃんの英語耳の育成が実現できます。教材を選ぶときには、何に注意すると良いでしょう?

流すだけのCDやDVDはNG

「赤ちゃんの部屋に流しておくだけで、自然に英語が聞こえるようになる!」などの文句で宣伝している教材は、オススメできません。先程も述べましたように、赤ちゃんの早期教育にはお母さんやお父さんとのかかわり方が重要になりますので、親子が一緒に学ぶ方針を前面に出していない教材はちょっと問題があると考えられます。

ストーリーが中心のものもNG

0歳児の赤ちゃんは、まだストーリー(物語)を把握する力を持っていないため、物語には興味の矛先は向きません。ストーリーよりも楽しい音楽、つい口ずさみたくなるリズムの方が、シンプルに赤ちゃんの脳に刺激を与えてくれます。
音楽が中心のもの、赤ちゃんが喜びそうな楽曲が詰まっているものを選ぶようにしましょう。

日本語が混ざっているものもNG

英語と日本語を区別して覚えさせるためにも、英語と日本語が交互に流れるようなCDはあまりオススメできません。

赤ちゃんのときの習慣で、英語に困らない大人に育てよう!

英語を聴く赤ちゃん

大人のように苦手意識も何もない生後1年までの赤ちゃんの耳は英語をそのまま受け入れてくれます。乳児のうち、早期に日常の一部に英語を習慣づけていき、幼児期ころには『日本語』と『英語』を認識させてあげられるようにサポートしてあげながら、その後の小学校中学校でも英語環境を失わないように英語とともに成長していくプランを実践していけば、英語耳を失わず日本語も英語も習得していけるでしょう。

ですが、先にも述べたとおり赤ちゃんとの関わりは言語を教えることだけが重要なのではありません。
バランスがとれた人間として育てていくためにも、お母さんやお父さんが積極的に色々なことに挑戦させ、色々なことに興味を持たせるように仕向けていきましょう

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